何がなんでも走り抜けるという強い意識を持って走るRTA、もうはじまってる!
えー、画面には蝶☆倍速でスシ君の練習の様子を流しております。気圧調節室(仮)で女研究者としか会話もしないんで、等速で流す必要性は皆無です。ほらいくどー。
おかしいんですよねぇ(唐突) ナニがかといいますと、スシ君の戦レベルの爆上がり具合とA.Tが馬鹿みたいにブッ壊れることです。
重力子のぉ、A.Tってぇ、各々に最適に作られてるんじゃないんですかぁ?そこんとこどうなってるんですかねぇ、女研究者さん。クーリングオフするぞ(豹変)
いやまあね、スシ君がいろんな道を走ったり、ビックリする速度で成長してるから直ぐにA.Tが合わなくなるっていうのは分からなくは無いんですが、それにしたって毎日毎日整備し直す必要があるっておかしいでしょ。
まあ、最後にはちゃんとしたのを貰えるなら……許しましょう。私の心は空より広いのです(ラスボスにあらず)
さて、ぼちぼち一ヶ月もこもってますね。もう良いでしょう。流石にWソラもスシ君のことを忘れて……じゃないです。間違えました。気圧調節室(仮)でやれることはやりつくしたので、キリク達とのバトルに切り替えます。
はい、等速。
〉〉久々にトレーニングルームに足を踏み入れた。既に部屋の中にはキリクとシムカがいた。此方から頼んだというのに待たせてしまっていたようだ。キリクは笑っているが、シムカは頬を目一杯膨らませており、分かりやすく機嫌が悪そうだ……とりあえず、キリクに再び付き合ってくれることへの感謝を伝える。
「僕は全然構わないよ。君と一緒に走るのは楽しいからね……それより」
〉〉キリクは目線だけを自身の横へ向ける。その視線の先には不機嫌なシムカ。目が彼女と合う。その責めるような視線に思わず、目を泳がせてしまう。たしかに二人を待たせてしまったが、別に時間に遅れたわけではないというのに……どうする?
なんでシムカが怒ってるのかよくわかりませんが、とりあえず謝っとけ。大体のことは素直に謝れば解決するんだよ、あくしろよ。
〉〉すまない、と謝罪した。
「何がすまないなの?シイナは何が悪いと思って謝ったのかな?」
えぇ……
〉〉……余計に怒らせしまったようだ。謝ったのになぜ怒ったのだろうか?キリクに助けを求めようと目を向けるが、彼は触らぬ神に祟りなし、とでも言わんばかりに顔を明後日の方向へ向けている。
「どこ見てるの」
〉〉両手で顔を挟まれ、強制的に顔を合わせられる。
「今話してるのはキリクじゃなくて私だよ。で、さっきの続き。私が怒ってるのは分かったから謝ったんでしょ。シイナは私が怒ってる理由を理解してるの?」
〉〉……分からないけど謝ったことを素直に伝えた。
「はぁ……もういいよ」
〉〉怒気を幾分減らしたシムカの手が此方の頬から離れる。解放されたと思ったのも束の間、シムカの右手の人差し指が此方の鼻先に突きつけられる。
「ただし!今度からはもっとこまめに顔を見せること!いい?同じ塔の中にいるんだから、そんなに手間でもないでしょ?」
え、やだよ(即答) 普通にロスじゃん。
〉〉しばらく会わなかったことに怒っていたようだ……なぜそんなことで怒るのか尋ねたら、また怒られそうな気がするのでやめておく。素直に頷き、事なきを得る。此方の様子に満足したのか、シムカは満足げな顔をして離れていく。それと入れ替わるようにキリクが此方に来た。
「それじゃあ、始めようか」
〉〉……よくわからないが、無性にキリクを負かしてやりたいと思った。
はい、バトルスタートと同時に倍速だぞ~。
ていうか何?シムカはスシ君を束縛したいの?止めてください何様ですか!我々が縛られるのはタイムだけで充分なんですよ!
さて、一ヶ月の個人訓練はもちろん無駄ではありません。具体的に言うと戦レベル121にまでなりました。やりますねぇ!
空母戦での
体格や経験といったものは戦レベルにだいぶ影響を与えます。なので、塔時代でこれ程強ければ将来は安泰と言っていいでしょう。
……まあ、まだまだ足りませんけどねっ!Wソラから逃げ切るためです。妥協なんて出来るわけねーだろ!(号泣)
「驚いた……いつの間にこんなに強く……」
〉〉『士、別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし』と答える。全く越えられないと思っていたキリクという壁の天辺に指一本……ようやく掛けられたような気がした。
「これは僕もうかうかしてられないようだ」
〉〉キリクの気配が好戦的なものになる。少しは此方のことを脅威だと思ってくれたのだろうか?
はい、ふたたび倍速バトルですよ。相手が本気モードに切り替わりましたので、経験値もさらにうま味です。ありがたや~(拝み)
倍速中暇なんで、スシ君の“虚の道”についてわかったことをお話ししますね。
何となく察している方もいらっしゃるとは思いますが、この道……いろいろな道を走れる複合型なんですねぇ。
vsニケで魅せてくれた「扉」を開いたカズみたいなもんです。
カズの方はサ○ーウォーズでコイコイしてるのに対して、スシ君は写輪眼で勝手にコピーして使ってるくらいの違いはありますが。まあ、似たようなもんですよ(ガバ)
ただですねー、いろんな道走っていると最初に言ったようにA.Tが馬鹿みたいにブッ壊れます。これ脱出までにちゃんと玉璽作ってもらえるんですかね……いや、作ってもらえなかったことは無いんですが、普通に心配になってきました。
お、一日が終わったようです。特に何もないのでさくさく日付を倍速で進めていきましょう。
おうおう、スシ君が久々に出てきたからか他の
等速でお届けするのは面倒なので、以下ダイジェストでお届けします(手抜き)
「なんやお前、面白いことしとんな。ワイとスピの道だけやのーてキリクの道まで走れるなんて……お前の本気、ちょっとワイに見せてみろや」
あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!お客様困ります!割り込みなんてあきまへん!
一週間くらい音沙汰なかったから油断してた……ていうか、覗き見なんてしてんじゃねぇよ!それでもラスボスか!(偏見)
あ~あ~、見られたからには仕方ないですよね。道縛りなんて止めて全力でやりましょう。
色々できるのに黙ってたことで好感度下がってるでしょうからね、これより下がるようなことがあったら目も当てられませんよ。
「……また相手したるわ」
二度と来んじゃねぇ!ぺっぺっ!塩まけ、塩!
また別の日。
「今日はワイが相手や。ボコボコにしたるから覚悟せぇよ」
あぁ、兄貴がスシ君に構うので面白くないんですね、わかります……もうほんと来ないでください!
またまた別の日。
「なんか疲れてない?シイナはもう少し自分に甘くてもいいと思うよ」
やっぱりスピ(ホモ)はいいやつだなぁ(しみじみ)まあ、休みませんが。ほら、お前にはもうちょっとで勝てるんだよ!あくしろよ!
さらに別の日。
「ねー。今日は久々に私と走ろうよ」
え、いやだよ(即答) シムカ全然経験値美味しくないんですもん……あ、スシ君止めなさい!そんな生温い走りはもうしなくて良いんです!
私はきみをフェミニストに育てた覚えはありませんよ!(ロス)
はーい、こんな感じで二週間ですね。
戦レベル172……これって勲章ですよぉ!正直、キリクにももう負ける気がしませんね。というか実際、一回勝ちましたし……まぐれですが(小声)
いやーそれにしても、まだゲーム内の時間的に三ヶ月経ってないのにこれですよ?まだ子供ですからこれ以上はあまり伸びないかもしれませんが、塔脱出まであと半年以上ありますからね。いやはや、今後が楽しみです。
──コン、コン
〉〉夕食後、自室で本を読んでいるとノックの音が聞こえた。誰だろう?先生にはさっきA.Tを渡したばかりだし、シムカは朝方に勝手に侵入してくる、というか彼女はノックなどしない……どうする?
入って、どうぞ。
〉〉ロックを解除し、扉を開ける。目の前には少し顔を伏せたキリクがいた。珍しい。
「少し……部屋に入れてもらってもいいか?」
〉〉顔を伏せたまま、そう言ってきた……どうする?
夜這いか!?入れよ(歓迎) あ、でもケツとかは……勘弁してくださいね(棒読み)
〉〉とりあえず、部屋の中へ招き入れる。部屋には椅子が一脚しかないので、キリクにはそっちに座ってもらい、自分はベッドに腰かける。早速用件を聞くことにした。
「あぁ、実はね……聞いてしまったんだ」
ナニを?
「……研究者の一人が外部と連絡を密かにとっていたんだ。内容は、僕たち重力子について。アイツは、僕たちのデータを外の人間に売るつもりらしい」
〉〉俯きながら話しているためキリクの表情は伺えない。しかし、正面で組んだ指に力が入っているのがみえる。
「大人は勝手だ。僕たちを勝手な理由で産み出しておいて、使えないと判断したら勝手に処分しようとする……あげくの果てに僕たちを裏切るだって?冗談じゃない。僕たちは“ヒト”なんだ、決して意思なき“モノ”なんかじゃない」
〉〉キリクは椅子から立ち上がり、此方へ歩み寄る。ようやく見ることのできたキリクの瞳には、決意の色が浮かんでいた。
「シイナ、力を貸してくれないか。このまま大人達の行動に唯々諾々と従ってるだけでは、いつか本当に取り返しのつかないことになってしまうかもしれない」
〉〉キリクが右手を此方に伸ばしてくる。何故か先生の姿が脳裏を掠めた。その顔は一度も見たことが無いような、悲しげなものだった。
「シイナ」
〉〉……どうすれば?
いや、脱出しなきゃだから握るよ?握るけどさ……
「信じていたよ、シイナならわかってくれるって……他のみんなにも話さなきゃいけない。三日後、アイツが外部に接触する日に僕らも動く。心の準備をしておいて欲しい」
〉〉握っていた右手をゆっくりほどくと、キリクは部屋から出ていった……三日後、か。
……何がどうなったら半年以上先の予定が三日後になるんですかねぇ!?(発狂)
その日は小さな違和感から始まった。
「あら、今日は彼女いないのね……珍しい」
彼の一ヶ月の無茶苦茶な個人訓練の間以外は毎朝訪れていた彼女が居なかった。別に毎日来る約束があるわけでも無いので問題ないが……なぜか釈然としない。
考えても仕方ない。とりあえず、彼にA.Tを渡すためにノックをして部屋に入る。
ここでも違和感。
私を見つめる彼の瞳が、僅かながら揺れていた。
「シイナ君どうかしたの?」
動揺を隠して尋ねる。あの日から感情を表に出すことが殆ど無くなったはずの彼。しかし、今彼の瞳には疑念や困惑、躊躇のようなものが確かに浮かんでいた。
「なんでもありません」
「うそ、何もなくてそんな顔しないでしょう」
棒立ちしている彼の前に立ち、持ってきたA.Tを床に置く。膝をつくと、彼を少し見上げるような形になった。
左手を肩、右手を頬に添える。
「話してくれないかしら」
「……」
「大丈夫、私を信じてちょうだい」
「───」
彼の言葉を聞いて思わず固まる。
彼は私の手を振り払い、床に置いてあったA.Tを乱暴に拾い上げ、走って部屋を出ていった。
直ぐに言葉をかけてあげることが出来なかった自分が、酷く情けなかった。
『先生は僕を裏切ったりしませんよね?』
あと二、三話かなぁ……
タイトルどないする?
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タイトル詐欺、ダメ、絶対(変更あり)
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そんままでかまへんやろ(変更なし)
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なぜ走らないのか(悪魔)