ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
オムニバス形式で色んなキャラの様子を描いていきたいと思います。
あのキャラのあんな一面が……なんて光景をイメージしながら、ごゆるりとお楽しみください。
◯レジェンドさんちのカルデア事情
「ふはははははは!! やはりグランドアーチャーは我であったか! 当然よな! QP大盤振る舞いも我だからこそ実装されたようなものよ! そしてウルティメイトな我はその更に上を行く! そうら聖晶石だ持っていけ!!」←聖晶石約7'000'000個バラマキ
「しっかり蛍をグランドアーチャーにしたぞ。当然絆礼装もセット済だ」
「……なんかセイバーがアーチャーになってて、セイバーと呼んだら違和感あると思ったら『イッセーも私をアルトリアと呼んでくれればいいのです』ってなって、結局大惨事に……」
「まあ、ランサーでメリュ子と清姫がバトったことを考えればマシだろ。勇治のとこのエクストラ戴冠戦なんて悲惨じゃ済まなかったぞ。ムーンキャンサーやアルターエゴが総じてエクストラクラスだし」
それではどうぞ。
――惑星別荘バカンス・初日――
到着後、軽い説明をしたレジェンド・メタトロン・リリスが部屋にて正午まで爆睡していた時。
それぞれ部屋が決まってその部屋に移動しようとしたが、施設の大きさ故に部屋の位置と移動先によってはかなり距離がある。
どうしようかと思った一同だったが「面倒ならこれを使え」と言わんばかりに各所に転送ポートが設置されていた。
「さすが我が夫、こういったサービスも万全とは」
(……まさかお母様、光神様に『自分の身体でサービス返し』とか考えてたりする? 胸を自分で持ち上げて頷いてるし……ってか周りの一部の野郎連中は鼻の下伸ばしてんじゃねーよ。お母様(と私や沙耶)にそういう視線向けたりサービス受けるのが許されるのは光神様だけだっつーの)
月王国先代女王陛下モルガン、発言はまともだがその後の行動が周囲の煩悩を刺激。
そんな彼女を守るべく長女バーヴァン・シーが周囲にメンチを切っている……沙耶のパートナー怪獣であるルナチクスのペット形態を抱えた状態で。
なおそれにビビッた団員だが、実はバーヴァン・シーの背後に霊体化したケルヌンノスが滅茶苦茶威圧してきたのが本当の理由である。
(の〜〜す〜〜)
(((((ヒィィィィィ!?)))))
――そして荷物を部屋に置いた参加者達は、予定を立てる者や早速出掛ける者などすぐさまバカンスのための行動を開始。
その様子を覗いていってみよう。
☆
既にサウナではサウナ通と呼ばれ出したデリフォードを筆頭に、イングウェイやキリシュタリア、ローラン。
加えて杏寿郎にパム治郎とテスカトリポカや、カミナにキタンにロージェノム、そしてタイタスとレオニダスという暑苦……もとい熱き漢達が集結していた。
「皆、無理はせぬように! 『ととのう』とは無理をした後の褒美にあらず!」
「ああ。この後の水風呂と休憩を含めて三セット、大体それくらいでいい。俺達は苦行をしに来たわけじゃないからな」
デリフォードの言葉に補足するようにイングウェイが告げる。
彼もまたベテランサウナ通の一人。
「イングウェイの旦那、ととのう感覚ってのはどんなんなんだ?」
「そうだな……強いて言うなら、詰まり物が綺麗さっぱり解消され、スッキリ感に満ち溢れた感じだ」
「最高じゃねえか!」
「いいねえ、こいつを発明した奴はビジネスの天才だ。しかし……杏寿郎は勿論だが、パム治郎。お前も根性がある。俺らに比べて体毛が多いのによく耐えるもんだ」
「パムー」
「うむ! テスカトリポカ殿の言う通りだパム治郎! 我慢のしすぎはよくないが、我慢強いのは立派だぞ!」
サウナマットの上で汗をかきつつちょこんと座るパム治郎は、このむさくるしい光景の中で唯一の癒しであった。
それから少しして水風呂に入るサウナ組。
とあるサウナには『
一応、まさかレジェンドは極低温の水風呂が苦手……と考えたものの、そもそもレジェンドの得意技の一つ『アブソリュートレジェンド』はマイナス一兆℃の冷気エネルギーを纏った鉄拳であったことを思い出した。
実はこのバカンスとは別に作ってもらえないかシエテが聞いてみたところ……。
『そんなに冷たいのが欲しいなら
……という台詞と共に、前述の理由を告げて却下されたそうな。
そりゃ当然である。
そして水風呂から出た後は少しの休憩を挟んで、再び掛け湯をしてサウナへ――それをイングウェイが言ったように最初も数えて3セット。
その結果――。
「「「「「ととのったー……」」」」」
もう全員満足気かつ穏やかな笑顔であった。
あの杏寿郎ですら大声ではなく、休憩場のビーチチェアに寝そべりお腹にパム治郎を乗せてのんびりしている始末。
「デリフォード、イングウェイ、礼を言うぞ。正しきサウナの入り方ならばこれ程の極上を得られるとは長く生きてきた儂も予想だにしなかったわ……」
「知られているようで知られてないもんさ。気にしなさんな、ロージェノム」
「イングウェイ殿の言う通り。私も最初は全くの無知識だったものだ」
「そうだお前ら、ここの入口に『飲め』とばかりに自販機が置いてあった。もう少し休憩したらサウナ上がりに一杯頂こうぜ、兄弟達」
「いいねえ。やっぱり風呂やサウナから上がったらコーラ、牛乳は欠かせないな」
「酒は夜まで取っとくぜ。ここは一つ、コーヒー牛乳にすっか」
テスカトリポカの発案で、休憩を終えたサウナ組一行は自販機で飲み物を購入して近場のラウンジで談笑。
今後の予定を賑やかに決めるのだった。
☆
――ショッピングモールならぬ、ショッピングエリアでは早速キャストリアと彦斎がおにぎりを買いに来ていた。
リスト上とはいえ、画像付きでズラリと並ぶ無数の種類のおにぎりは正に圧巻の一言。
「焼きおにぎりあった! やっぱり自動で温めてくれる機能も付いてるんだ!」
「すじこにネギトロ、いくらやうにまで……ツナマヨ発見」
「えーとショップの稼働時間……24時間! お夜食にも対応、やったー!!」
「あと飲み物も……ほうじ茶ミルクティー? ちょっと美味しそう」
この二人、一応恋敵同士ではあるが好みが似ているためか『
故にこういう場で一緒になっても特にトラブルは起きないのだ。
……そう、彼女らだけならば。
同じ場所に赤龍帝の取り合いをする、同じ顔というかアルトリア顔というかアルトリアそのものと頭ドラゴンな(もはや自称な)つよつよドラゴン、そして安珍様もとい赤龍帝様ラブな姫君に赤龍帝本命たる紅蓮の滅殺姫が集結しているという事態さえなければ。
「だからなんで貴女達がピンポイントでここにいるのよ! イッセーと予定を立てたのは私で、誰にも喋ってないのに!」
「甘いね。僕とイッセーはドラゴンセンシズで繋がってるから予定を知る事なんて朝飯前さ」
「私はファーストサーヴァントかつ、ブリテンの赤き龍……つまり赤龍帝であるイッセーとのシンクロ率は常に100%を超えてるのです」
「私は単に勘ですわ。それよりリアスさん以外のお二人はそれ、ますたぁのプライバシーの侵害ではないですか?」
清姫の正論宝具がメリュジーヌとセイバーアルトリアに炸裂する。
正直ちゃんと予定を立てていたリアスや、恋する乙女の勘恐るべしで済まされる清姫と違い、上述のことが事実ならマジで清姫の言う通り一誠のプライバシーを侵害しているが……そんなことでこの二人が止まるなら苦労なんてハナッから存在しない。
「分かってないなぁ。僕達の間にそんな遠慮不要なんだよ」
「ファーストサーヴァントですので。彼にも私の情報が分かるのですからイーブンです」
んなわけねーだろ。
一誠は心の中でツッコんだ。
直接口に出せば確実にカリバーされるのは目に見えているから。
「……まあ、貴女達がいるのは別にいいわ。少なくともイッセーは今、私と過ごすのだし」
「リアスさん、この状況でそれがまかり通るとでも?」
確かにリアスの主張は尤もだが、清姫の言う通り彼女も含めあとの二人も納得するかと言えばNOである。
イリナやレイヴェルがいないだけマシだが、本作イッセーハーレム中最強の戦闘力とガチモンのエクスカリバーを持ってる騎士王が揃ってる時点でもはや詰みだ。
そこへ遂に救世主が現れる――!
「ここで暴れてはいけないわ。マスターに叩き出されてしまうわよ?」
「「「「「!!」」」」」
剣 式 降 臨 。
根源接続者で直死の魔眼持ち、おまけに剣術も一級品な彼女。
下手に喧嘩売れば敗北必至、さらに彼女のマスターはレジェンドなので彼女を通じて情報がレジェンドに伝われば、正しく彼女が言った通りの事態になってしまう。
「あ、剣式だ」
「貴女も買い物?」
「ええ、お団子とかないかと思って」
「ちょっと待ってね。和菓子カテゴリーあったっけ?」
「まず菓子に統合されてるか、そこから分かれてるかもしれない」
固まっているリアス達を尻目に、剣式も交えキャストリアと彦斎はショッピングを再開。
……化け物揃い、というかシャルロットなどの比較的非戦闘系なメンバーや千代女らのような支援が得意なメンバーを除き、レジェンドのサーヴァントは化け物しかいない気がする。
メソポタミア最強チームの三人やメタジャン、この場にいる彦斎や剣式などがいい例だ。
そんなレジェンドサーヴァンツ(彼のサーヴァントの中でレジェンドLOVE勢の女性陣の総称)の2名……、それも片方は全サーヴァント中最強クラスである剣式に喧嘩を売るほどイッセーハーレムの四人は馬鹿ではなかったらしく、一先ず大人しくなっている。
ただし……当の一誠は初日、しかもまだ午前中というのにこんなトラブルに巻き込まれ、既にこのバカンスに不安を感じたようで壁に寄りかかり真っ白になっていた。
さらば安息。
☆
「うっわ、レジェくんってばリリちゃんにディス・アストラナガン渡したんだ。 ……ん? あ、そっか。アレって動力源的にリリちゃん相性良過ぎなんだよねぇ。むしろリリちゃん以外じゃヤバい影響受けそう、ってか何でレジェくんあんなん積んだのやら」
束はホテルの自室でのんびりとベッドに寝そべりつつ、新しい機体授与者及び新造機体リストを眺めていた。
まずリリスにアストラナガンの兄弟機とも後継機とも言えるディス・アストラナガン。
あの機体はノアやキングの『エリア』では元の機体の誕生した経緯が特殊なため、後継機だが後継機と言い切れないというか……ともかく関係ある機体なのだが、レジェンドの『エリア』では似た武装を持つ兄弟機という方が正しいかもしれない。
そもそも動力源のディス・レヴがとんでもなくクセモノなので、最悪レジェンドが乗るしかないか……と思ったところにベストマッチするリリスの召喚に成功。
問答無用で彼女へと託されることになったのだ。
「んー……ゴッドグラヴィオンはまだ選考中かぁ。アレも搭乗資格がかなり特殊だしね。下手なパイロット乗せるよか寝かせていた方がいっか」
実はその機体、とある陣営に贈ることが決まっているのを束はまだ知らない。
「あー……予想通りだね、カーくんにダイターン3。彼、ちゃんと言うかなぁ……」
――日輪の力を借りて! 今、必殺の! ヴァサヴィ・シャクティ!!
「……ダメだ、宝具名叫んでサン・アタック言わなそう」
勇治のサーヴァントの一人であるカルナも無事彼にピッタリな機体が決まったのだが、どうにも必殺技が別物になりそうな予感。
「テノちは元々ロボ持ちだからナシ。ま、そうだよね。そーれーかーらー……ジェアン? デア? 何これ?」
リストの中の機体に予定外のものがリストアップされているが、それらの機体はいずれもウルトラ騎空団で使われるものではなく、ゴッドグラヴィオン同様別陣営に託されるもの。
「んー……別に誰に渡しても不利益無いし、気にするほどでもないかあ。さてさてお次は……BBちゃん絡みの申請めっちゃ多っ!? まだ申請段階だけど何この多さ! BBちゃんに始まって、ドバイちゃんメルトちゃんリップちゃんプロテアちゃんにプロテア・オルタちゃん……あとなんかもう一人いるとか言ってたような……」
※カズラドロップはまだ未入団です。
「あ、申請まだあった。シャルくん……『カッコいいやつ!』これは結構簡単だねえ。アスちゃん……『すごいやつ!』うちのは全部凄いから。ローくん……『脱げるやつ!』どんなのそれ!?」
さしもの束すらビビるローランの希望機体。
何だアイツもしやフルティンでコックピットに座って操縦する気か!?
「束様、ジュースと軽食をお持ちしました」
「クーちゃんありがとー!! 束さん理解が追いつかなくてどうしようか悩んでたんだー! 休憩しよ休憩!」
「……つかぬ事お伺いしますが、どのような……?」
「脱げる機体だって」
「!?」
束と同室のクロエも全く理解不可能な希望。
ガンダムヴァーチェとかそういうののことを言っているのか、まさかコックピット内に脱衣出来るスペースが欲しいと言っているのか悩む要望である。
とりあえずこの場で悩むよりローランを矯正した方がいいと思います。
無理だろうけど。
☆
そして今話最後を飾るは勿論――。
「ふふははははは!! 正にゴージャスよ! この部屋を我一人で使えるのはやはり我の立場故の特権よな! しかしながら広い個室に一人というのもほんの少しばかり味気無い。ここにセイバーがいれば間違いなく夫婦の営みだけでバカンスが終わりそうなものだが」
思いっきりシモの話題を一人ごちる究極英雄王。
「さてどうしたものか。おそらく師父はあの二人と遅めの二度寝を洒落込んでいるだろうし、エルキドゥもこの様子では何処で何をしているのか見当もつかん。であれば我も適当にぶらつくとするか」
部屋を出、すぐ目についた自販機でスパークリングゴールデンアップルというギルガメッシュの心の事線に触れる炭酸飲料を購入し、当てもなく歩いているとアザゼル&マーリン&フェルグスに遭遇。
「何故によりによって貴様らなのだ。これならバカトリアの方が幾分マジではないか。イシュタルではない分、そこは良かったが」
「出会い頭にディスんなよ英雄王……」
「まあまあ。そうだ! ギルガメッシュ王もどうだい、温泉。アルトリアが入浴中かもしれないよ?」
「たわけ。覗きなどしてセイバーから好感度が下がったらどうしてくれる。そもそもセイバーが入浴中というのも単なる希望であろう。それに我が入浴するのは夜に星空を眺めつつ盃を傾けるため、自室の露天風呂と決めておるのだ」
「ふ、さすが英雄王だけあって風情があるな」
「やはり比較的まともなのは貴様だけかフェルグス……」
師父に強制送還されぬようにしろ、と言ってギルガメッシュはその場を後にする。
ちなみに、その後三人は予定通り温泉へ。
フェルグスは何故か入浴中、ポージングに熱中してしまい……アザゼルとマーリンで覗きを敢行したものの――あと一歩のところで女湯からゲイ・ボルクが二本飛んできて避けるために落下。
再チャレンジしようとしたところ、祐斗やクー・フーリンと共に入浴中だったメフィラス星人ジェントに肩を掴まれながら圧をかけられ……。
「少し
「「ヒィィィィィ!?」」
ゴツい外見に反して紳士的なジェントによるお説教を正座で受けるハメになりましたとさ。
「はい、クー・フーリンさん」
「お! いいねえ、風呂上がりのコーラか!」
「父さんは牛乳派なんですが……あの様子じゃまだ渡せないなぁ……」
「リアスの嬢ちゃんにも言ったが、お前さんら苦労してんな……」
もう片方の顧問である矢的の方はオルジュナ共々模範的で、むしろ見習おうと思うのだが……。
そんなオープンスケベなダメ男達はさておき、ギルガメッシュは再びぶらつきを始めて少しするとオーフィスに遭遇した。
「あ、ギル」
「む……オーフィスか。一人とは珍しいではないか」
「ゴジラも一緒」
『一応、コイツに預けられてるしな』
「ふむ、ここで会ったのも縁よ。そこな自販機で売られている軽食でも奢ってやろう」
「ギルありがとー」
「ふはは、棒読みだが動きで喜びが丸わかりだぞ。昼食もある故、控えめにせよ」
「はーい」
そうして二人と一匹(?)はチーズマカロニグラタンを購入。
待ち時間に期待からかゆらゆら左右に揺れるギルガメッシュらは見てて微笑ましい、ついでにそれを目撃したエミヤが少しの間宇宙猫状態だった……『あれは本当にあの英雄王なのか』と。
「コンビニとそう変わらぬ量があるではないか。小腹を満たすには丁度よいな。うむ、後で露天風呂用のツマミでも探しに行くか。ぶらついていたら思わぬ目的が出来たぞ、さすが我! ふははははは!」
「いただきまーす」
『こういうときはミニマムサイズで良かったと思えるぜ』
ホテル側別荘の一角は、全く性格の異なる三名ながら楽しげな雰囲気を放っていたのだった。
まだまだウルトラ騎空団のバカンスは始まったばかりである。
――おまけ――
……バカンス明けの
何故なら――。
「「「「「リムル様とシズさんとヴェルドラ様が専用機持ちになったあああああ!?」」」」」
「うんっ!」
可愛らしく応えて証拠を見せる笑顔のリムル。
証拠として見せられた写真……操縦資格修得の記念写真には、苦難の末の修得だったと分かるような、涙目で笑顔を浮かべるリムルとシズ、そして号泣しつつ右拳で涙を拭っているヴェルドラに加え、リムルに顎を乗せヴェルドラとシズの頭を撫でている笑顔のレジェンドまで写っている。
そして三人の手にはしっかりと専用機操縦資格認定証が額縁付きで所持されていた。
「そう、我ら三人はあの最高位光神直々に特訓・資格修得試験を受けて見事合格し! それぞれ専用機を貰い帰還したのだ!!」
「私がデア・ブランシュネージュで、悟さん……ううん、リムルさんがジェアン・シュヴァリアー、それからヴェルドラさんがストゥディウムって機体なの」
「三機ともすっごいんだぜ! 俺とシズさんのは小型戦艦並みの大きさだし、ヴェルドラのは飛竜形態に変形するんだよ!」
「正しく我に相応しい機体というわけだな! クッハハハハハ!!」
三人は既にそれぞれの愛機でデビュー戦を華々しく飾っている。
ヴェルドラはストゥディウムの変形シークエンスや武装をやたら気に入っており、少々誇張気味だったが大体合ってるのでリムルとシズも笑顔で見守っていた。
「実は姉上向けな機体もあったのだが、我らと同じ動力のやつは最高位光神が懇意にしている女性魔王に既に譲渡済みだったのだ。ファービュラリスといったか? それから相手は……」
「セラフォルーさんだよ。セラフォルー・レヴィアタン、冥界の四大魔王の一人で氷を操る魔王らしいの」
「めっちゃギィとヴェルザードの特徴足した感じだよな。妹いるらしいし……あと『魔王少女』だっけ?」
「なんと! リムル様が魔法少女風の格好を!?」
「いや何でだよ!?」
なんかディアブロが曲解したらしく、変な発想を大々的に口にしてしまったため……それを想像した連中が顔を真っ赤にしたり鼻血出したりと阿鼻叫喚の地獄(?)絵図に。
「いえ、このフェアリオンであれば! リムル様とシズ殿でロイヤルハートブレイカーの際にゴスロリ服のお二人が見れるのではないかと!!」
何故かやたらフェアリオンを推してくるディアブロ……ついでに他にも何名か推してきたので、とりあえずその一人であるゴブタに拳骨。
シュナと紫苑はゴスロリのリムルを妄想して鼻血出しつつ幸せそうな顔で気絶しただけので、まあ良しとする。
一方、定期交流会のために魔国連邦に来ていたブレーザー一行とペンギン一行だが……。
「嫌なのだ! 絶対にレジェンドお兄のところに留学に行くのだ! ワタシは単身赴任するのだー!!」
「こら暴れんなミリム! フレイも止めろよ!」
「別にいいんじゃないかしら」
「テンペスト・ラピュタの一番高いトコ購入したからって最高位光神を贔屓にすんなや!?」
「ミリム……こっちはどうにでもなるから、あの御方に御礼を伝えてくれる?」
「任せるのだ!」
「オイこら! 勝手に話進めんな!」
駄々をこねるミリムとそれを諌めるカリオン、そしてそれを優雅に眺めるフレイという三角関係モドキを見つつ……そろそろ止めてやるか、と仕方なくブレーザーとペンギンが動くのだった。
……後日、魔王レオン・クロムウェルがレジェンドへ『専用機を手に入れる機会を作ってほしい』と直談判したと聞き……クロエとシズにフルボッコされたという。
あと、ミリムはシズがウルトラマンレジェンドのディフォルメぬいぐるみをプレゼントしたら機嫌が良くなったそうな。
「あとゴッドグラヴィオンとかいうのも貰ったんだけど合体ロボでさぁ。俺達はもう専用機あるし、皆で話し合って決めてくれ。あ、ベニマルは俺ら三人とシミュレーターで模擬戦な」
「何故ですかリムル様!?」
「いやさ、別に先に専用機貰ったのはいいんだよ。羨ましいだけだし。問題はそれを俺達に報告しなかったことだ!」
こうしてベニマルは他の者達がゴッドグラヴィオンを構成するマシンのパイロット権争奪の最中、リムル・シズ・ヴェルドラというレジェンドの直弟子三名に模擬戦と言う名の一方的な制裁をされましたとさ。
「それからグランカイザーとグランディーヴァのパイロットはレジェンド様のとこ行って指導受けるように! あとグランフォートレスって双胴大型輸送機もあるからそっちの乗員も決めてくれな」
なんか「声的に我輩がメインパイロットでは!?」とガビルが必至だったけど、誰も気にしなかったらしい。
グラブルのイベ『おじさんサウナ人生』絡みに始まり、ほのぼのからお決まりなアザゼル&マーリンのこち亀的展開まで詰め合わせてもらいました。
ゴッドグラヴィオン、声的にはメビウスが……と思われますが、ちゃんとミライになってますし。
ちなみにベニマルはレジェンドに指導されたわけではないので、リムル達三人とは天と地ほどの差があります。
ちなみに本作オーフィス、かつてヴェルドラやヴェルザードを特訓でボコボコにした過去あり。
何とかまともに相手出来たのはヴェルダナーヴァだけでした。
……そんなオーフィスを特訓してやったレジェンドヤベェ。
リムル達の乗機三機についてはYouTubeで戦闘アニメの動画があるので、そちらを参照の程。
めっちゃぐりんぐりん動きますので。
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
-
真ゲッタードラゴン(大決戦版)
-
真・ゲッター1(スパロボα仕様)