ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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お待たせしました。
今回のメインはレジェンド一行のアガスティア脱出です。
補足は……あまり無いかな。


それでは本編をどうぞ。


旅立ちの季節

 レジェンド一行が二人の少女を一家の一員に迎えた頃、無事にクロガネはエリアル・ベースと合流。

 同時に我夢の方へ知り合いから連絡があり、そちらでオカ研や一部のメンバーを保護しているとの情報もありクロガネの乗員一同は安堵のあまり一気に脱力。

 何人かはお餅状態になっている。

 

 

「あ゛〜……出だしから疲労がフルバーストだぜ……」

 

「同感だ……こりゃもう片方も合流したら修行前にバカンスに洒落込みたいな。どうせそのバカンス中だってトラブルの一つや二つだろうしよ。……主に旦那の不憫で」

 

「違いねえ。しかもそのくせ基本的に自分一人であっさり解決出来ちまうあたり、感性が相当鈍ってるかもしれないぜ?んな厄介事当たり前に起こるようなもんじゃねえっての」

 

 

 レジェンドがこの場にいたら間違いなく強制修行へと連れて行かれるだろう台詞を笑顔で言い合うオルガとレイト。

 しかし、エリアル・ベース……いや、ウルトラ騎空団において『レジェンドやゼットがいない』というのは致命的なことであることを彼らは知らなかった。

 その理由はとりあえず顔合わせという名目で最初の交流が行われた時に発覚した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、どうして団長がいないの?」

 

「団長の旋律が何処からも聞こえない……」

 

「ソーンもニオもちょっと落ち着いてくれない!?今回は俺関係ないよね!?俺の責任じゃないよねえええ!?」

 

 

 ソーンとニオにそれぞれの武器(ただしニオは琴で直接攻撃するわけではないのでビットみたいなモノ)を突きつけられ汗を滝のように流しながら弁明している十天衆頭目にして団長代理のシエテ。

 なお、レジェンドをちゃん付けして甘やかしたがるナルメアは合流したクロガネでクロエを見つけてレジェンドに代わる甘やかし対象に認定したためまだよかった(のか?)。

 他にもアンスリアやクラリスが目に見えて落胆したり、ユイシスなどは「(かしら)を攫った奴らを突き止めたら問答無用でカチコミをかける」とまで言い出してそれに賛同する者(しかも大半が女性団員)が大勢出たりと天然ジゴロなレジェンドのおかげで大変な事態になりつつある。

 

 そしてある意味それよりヤバいのはゼット絡みであった。

 ヤイアや十二神将の一人であるアンチラを始め、子供達はまだゼットに会えないと知って泣き出す子がいたりするくらいだからいい。

 問題は……

 

 

「おのれぇぇぇ……!この儂の修行相手を務めてくれると言ったゼット殿を拉致するとは!!このガンダゴウザが拳をもってその腐った性根を叩き直してくれようぞ!!」

 

 

 巨大な隕石を拳でぶっ壊す古今無双の大拳豪ガンダゴウザがブチ切れて。

 

 

「あたしもやるぞー!そいつらまとめてぶっ飛ばしてやる!!」

 

 

 それに便乗して怪力乱神な十天衆のサラーサまで参戦。

 

 これだけでまず並の一国の軍隊を容易に壊滅出来るのだが他にもフェザーやらランドルやら次々と武力ないしメンタルがヤベー面子が名乗りを上げ勢揃いして捜査に乗り出してしまう。

 

 

「ゼットの奴、何でこんなヤベー奴らと親しそうになってたんだ……!?」

 

「まあ、彼は特に子供達に人気あったし」

 

「ガイアってか我夢も落ち着き過ぎ……何だその格好!?」

 

「ああ、今の僕のジョブは『ドクター』だから。ちなみにあそこで虎視眈々とシエテさんの尻を槍で狙ってる藤宮は『アプサラス』のジョブだよ」

 

「ジョブって何!?それよりソイツ団長代理だろ!?何で藤宮はソイツの尻を狙ってんだよ!?」

 

「色々あったんだ、うん」

 

 

 その色々も結局レジェンド絡みとは言えない。

 レイトの事だから薄々勘づいてはいるだろうけど。

 ジョブに関しては他の皆と合流してからと言われたが、オカルト研究部その他はともかくレジェンド達との合流はしばらく掛かりそうな気がする。

 

 

「我夢、少しいいか」

 

「ジークフリートさん、どうかしましたか?」

 

「ああ。実はまたフェードラッへに起こっている不可解な事件があってな。ここからだと時間がかかるからせめて知恵だけでも借りたいとランスロットから連絡があった。……ただ、今回は俺よりも我夢の方が手助けになれそうな案件でな」

 

「もしかして怪獣関係で?」

 

「そう決まったわけではないが、可能性はある。俺達との合流までにあちらは一波乱あるかもしれん」

 

 

 我夢は隣にいたレイトとも顔を見合わせて頷き合うと、ジークフリートから詳しい事を聞く。

 後にフェードラッへで御伽話として伝わるようになるその事件はこう呼ばれた。

 

 『血を吸う花は少女の精』と。

 

 

 

 

 ルリアとアマリ、二人の少女が外の世界へと旅立つ決意をしたアガスティアでは、改めて互いに自己紹介を行っていた。

 

 

「まずは俺か。ウルトラマンレジェンド、この世界を含む【エリア】を全てを統括している光神だ」

 

「手っ取り早く言うとあらゆる意味で一番偉いウルトラ凄い御方なのでございますよ。そして俺が!ご唱和ください我の名を!ウルトラマンゼーット!」

 

「???お二人ともウルトラマン?なんですよね。なんで貴方は私達と同じ人間の姿なんですか?」

 

「こっちの方が普段の生活で便利な上、今はコイツと一心同体みたいなものなんでな。まあ、そこは追々説明していく」

 

 

 ルリアが頭から?マークを飛ばしながら小首を傾げ、人差し指を顎に当てて考えつつ質問してくる。

 うん、可愛い。

 

 

「次は私ですね。アーシア・アルジェントです。レジェンド様の巫女をやらせて頂いています」

 

「我、無限の龍神オーフィス。レジェンドの嫁」

 

「「お嫁さん!?」」

 

「違うからな。俺はまだ独身だ」

 

 

 表情一つ変えずに淡々と言い放ったレジェンドを彼女は最近の定番「ぷんすこー」しながらポカポカと叩く。

 ルリアとアマリは微笑ましく見ているが、後にオーフィスがここまで感情を出すようになったのも比較的最近だと知って驚くことになる。

 

 

「それからこっちの、今は小さくて愛嬌あるが真の姿はもう『ダメだ俺こいつに勝てねーわ』と絶望させるほどラスボス超えて隠しボスの親玉張れる雰囲気出しまくる俺の愛機……」

 

「魔神様です!」

 

『マジンガーZEROだ。巫女と同じく我を尊ぶならば我がこの無敵の光子力を持って守り抜いてやろう』

 

 

 ちっこいままでドーン!と効果音が付きそうな腕組み仁王立ちをするマジンガーZERO。

 レジェンドが乗った場合、ZEROスクランダーを土台に相手を見下ろしたりするから半端ない威圧感になる。

 ついでに以前はZEROスクランダーを乗ったまま巨大化させて下にダイナミックファイヤーぶっ放しながら、ルストハリケーンを吐きまくりつつZEROスクランダーをそのまま高速横回転……つまりコマのような状態にして恒星に匹敵する大きさの要塞をそりゃもう無残な形にしたこともあるバケモノだ。

 

 

「「よろしくお願いします、魔神様!」」

 

『うむ、良き返答なり。レジェンド、式での我の席は当然最前列で頼むぞ』

 

「あいよー。……ん?式?」

 

 

 最前列、というからにはめでたい式だろうが何の式かはレジェンドは気付いていない。

 やれやれと主の将来に若干不安になりつつマジンガーZEROが肩をすくめていると、最後にアーシアは笑顔で、オーフィスはドヤ顔でゴモラとゴジラを抱えて見せた。

 

 

「それから私達のカプセル怪獣です!この子は古代怪獣ゴモラのゴモちゃんです!」

 

『よろしくー』

 

「我の方はゴジラ。怪獣王ゴジラ。きょーじんむてきさいきょー」

 

『粉砕玉砕大喝采ー!フハハハハ!!ってやらすんじゃねえよ』

 

 

 とは言うが某社長の言ったことを実現出来る能力があるからとんでもない。

 ぬいぐるみのような扱いの2匹にルリアもアマリも抱っこさせてほしそうな目をしている。

 なお、マジンガーZERO同様本来の姿はデカいことを教えたら案の定驚いた。

 ルリアに至ってはゴモラを抱えながら「小さいままの方がいいです!」と力説するほどに。

 

 そしていよいよ二人の番。

 

 

「もう知ってると思いますけど、私はルリアっていいます。これから、よろしくお願いします!」

 

「絶壁仲間ー」

 

「ま、まだ成長期です!ご飯もいっぱい食べますし……」

 

「……我もご飯たくさん食べる。我も成長期?」

 

「そうです!オーフィスちゃんも成長期です!だからきっと身長とか胸もぼーんっ!て大きくなりますよ!」

 

「ん、我とルリア成長期ー」

 

 

 わー、と二人手を取り合い喜ぶ絶p……貧n……純粋コンビ。

 彼女ら、騎空団との合流時に凹むんじゃなかろうか。

 

 

「私はアマリです。アマリ・アクアマリンがフルネームです」

 

「綺麗なファミリーネームですね!それに猫耳みたいなリボンも可愛いです!」

 

「まあ何故ルリアにファミリーネームが無いのかはこの際どうでもいいか。気のせいかどっかの姉妹のピンクな方と声が似ているように聞こえるな」

 

 

 レジェンドは九極天の一人が星の再生を手伝いに行った原因の一つというか一人を思い出す。

 あと、先日束とセラフォルーがその姉妹のコスプレしてたし、ガブリエルはなんか黒いハイレグみたいなやつで男子がほぼノックアウト。

 凶悪なスタイルがさらに強調されて破壊力が凄まじ過ぎた。

 

 

(そういえば「そろそろ終わるので帰りますー」とあの娘は嬉しそうに連絡してきたな。他の三人も含めると……ナルメアあたりは間違いなく世話を焼きたがるだろう)

 

 

 更に修羅場化待ったなしの状況になるなど全く思ってもいないのはプラスなのかマイナスなのか。

 

 

 

 

 

 兎にも角にも自己紹介は終わり、次に考えなければならないのは脱出方法。

 

 

「どうしましょう……入口は一つしかないし、部屋の近くに見張りはいないみたいなんですが」

 

「そういえば先程から気になっていたが俺達がやたら騒いでいようとまるで誰かが来る気配も無いな。それもカタリナとやらが言ったのか」

 

「はい。レジェンドさんの言うように私達と深く関わって余計な感情を持つ事がないように、という理由みたいでしたけど……」

 

「仮に世話係がその余計な感情を持ったら理由を付けて離せば済むから、といったところか。気にくわんな」

 

『加えてこの娘らの性格では逃亡など考えないと高をくくっているのだろう。でなければ見張りでなくとも巡回なりはするはずだ。そんな様子も無いというのはよほど舐め腐っているということだな』

 

 

 マジンガーZEROの言葉でレジェンドは脱出方法の構築が完了した。

 

 

「そうか、逃亡出来ないと思っているのか。ならば()()()()()としよう」

 

「「「「「え?」」」」」

 

「さて、実行する前にこの部屋のものは全て頂いて行くか。何せ()()()()()()()()わけだし、勿体無いし」

 

「「「「「えええええ!?」」」」」

 

 

 ニヤリと笑ったレジェンドは彼女らに作戦の概要を話し、予備の収納用ブレスレットを二人に渡すとベッドやら本棚やらも全て収納し、いよいよ実行に移す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカアァァァァァン!!!

 

 

「な!?何事ですネェ!?」

 

「ポ……ポンメルン大尉!例の二体の研究体のいる棟が爆発して、それで……!」

 

「ええいまどろっこしい!要点だけを手短にハッキリと言うんですヨォ!」

 

「で、でしたらあれをご覧下さい!!」

 

「一体何が……あっ!?あれは!?」

 

 

 エルステ帝国の軍人であるポンメルンが見た光景、それは空に禍々しい魔法陣が浮かび上がり、そこに気絶したルリアとアマリが光の球体に包まれ引き寄せられているというものだった。

 

 

「あ……あれは一体何なんですネェ!?いや、それよりも早くあの研究体を奪還するんですヨォ!!」

 

「それが、あの魔法陣の下には何らかの防御結界のようなものも展開されているらしく近付く事さえ出来ないようです!!」

 

「んなァ!?」

 

 

 打つ手無しのポンメルンを始め右往左往する帝国兵。

 そんな時、アガスティア全土に低く、威圧感のある声が響き渡る。

 

 

「己が目的のためにうら若き乙女達へ卑劣な行いを繰り返す者共よ。今この瞬間よりこの乙女達は神々のモノと相成った」

 

 

 ギョッとしたエルステ帝国の軍の事などいざ知らず、声の主は言葉を紡ぐ。

 

 

「今後一切この乙女達に危害を加える事は許さぬ。先程の光は天罰と知り、己が行いを悔い改めよ」

 

 

 ポンメルンだけでなく数多の兵士が棟を見てみると、そこにはルリアとアマリが隔離幽閉されていた部屋が無残にも吹き飛ばされ、もはや原型を留めておらず声の言っていることが嘘ではないと信じさせるには十分であった。

 

 呆然とする彼らを嘲笑うかのように、魔法陣はルリアとアマリを呑み込み小さくなりやがて消失する。

 エルステ帝国の最重要研究対象であった二人は神々の元へと送られて行ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……というのも強ち間違いではない。

 

 

「よしよし、効果覿面だな。今のうちに正規ルートで脱出するぞ」

 

「アイアイサー!」

 

「いえっさー」

 

「「「は……はいっ!」」」

 

『認識阻害も問題なく発動している。障害は周囲数十キロの範囲まで存在しない。余計な騒ぎさえ起こさねば何事もなく行動可能だ』

 

『早く行こー』

 

『こんな辛気臭ぇトコとはさっさとおさらばしようぜ』

 

 

 先程の魔法陣はおろかルリアとアマリも完全に幻影であり、本物やレジェンド達はまだそこから殆ど動いていなかった。

 つまり、神々の元へという意味でならレジェンドの元へということで合っているが、他にやったことは文字通りあの部屋を盛大に吹き飛ばしたことぐらいで、あれらは全てでっち上げである。

 天の声的なものもアマリの魔法で一時的かつ適当に変えたレジェンドの声でそれっぽく言ったにすぎない。

 かつて小芭内が『大規模な幻術』発言をしたことを思い出したレジェンドがそれを実行に移したというわけだ。

 

 

「灯台もと暗しという。あれだけ大々的にやってやればまさかその場にまだ二人がいるとは思わんだろう」

 

「しかし超師匠、あんまりグズグズしてるとこういう場合『跡地を調査して何か有益な情報を手に入れろ』的なことを連中がしてこないとも限らんですよ?」

 

「そのための認識阻害、そして――」

 

 

 レジェンドが意味深に言いつつ取り出したのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダンボールだ」

 

「「「「何故にっ!?」」」」

 

 

 オーフィスやマスコット状態の三体以外が一斉にツッコんだ。

 

 

「古来よりダンボールは荷作りの必需品にして最強の隠密兵装と言われている」

 

「前半はともかく後半は聞いたことないんですけど!?」

 

 

 メタルギアソリッドならぬメタルギアレジェンドをやろうとしているのかこの光神。

 何気に語呂もいいのはどうでもいいか。

 こんな複数人がダンボールで身を隠しつつ移動したらそれはそれで奇妙なものにしか見えないと思う。

 

 

「まあ何だ、騙されたと思って装備してみろ。実力行使は最終手段としても穏便にいけるならそれに越したことはない。転移出来そうな場所までの辛抱だ」

 

「本当に大丈夫なんでしょうか……」

 

「アーシアさんの心配は最もなんだけど……ルリアは楽しそうね」

 

「はい!今までこういう事したことなかったし、楽しいですよ、アマリ!」

 

 

 ダンボールを被りニコニコするルリア。

 早速現状を楽しむとは意外とメンタル強いのではないだろうか。

 

 

「よし、行くぞ。認識阻害を過信するわけではないが、敢えて人通りのない場所ではなく人通りの『少ない』場所を目指す。全くない場所はそれゆえ逆に調査される危険もあるということも今後の為に頭に入れておけ」

 

「「「「はいっ!」」」」

 

「ん、わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マジでウルトラ有能な隠密兵装だったぜ……!」

 

「フッ……ありきたりな物に認識阻害をかけ、更に俺達自身にも認識阻害をかけた二段構えの作戦だ」

 

「ダンボールにもかけてたんですか!?」

 

 

 何事もなく無事人通りの『少ない』路地裏に来れたレジェンド一行。

 監視や尾行などをされている形跡や気配もなく、正しく隠れ込めている。

 認識阻害ダンボール超有能。

 

 

「ふむ……ここからならどうにか転移出来そうだな。念のためにここに入る前に人払いの術式を発動したのも功を奏したか」

 

「……ってことは」

 

「ああ。さて二人とも……ここからは文字通り何が起こっても不思議じゃない未知の世界だ。それこそ気を抜けばすぐに命を落とすような事態が起こるかも分からん所へ行くかもしれん」

 

「それでもです!私、ずっとカタリナに甘えてました。だから今日はこことだけじゃなくて、今まで甘えていた自分ともさよならするんです!」

 

「私も今まで自分に自信がなくて、いつも一歩踏み出せなくて……でも、今日ルリアと二人で頑張ってみたら簡単に出来て。一人じゃない、でも一人でも出来るようになりたい。変わりたい。だから今日、私はここから旅立ちます。自分自身の意思で、自分のために。そしてルリアと、私達を思ってくれていたカタリナのために」

 

「俺が最後まで言う前にそう言い切るとはな。ならば何も言わん。いや、違うか……俺についてこい」

 

「「はいっ!!」」

 

 

 二人の力強い返事にゼットやアーシアも笑みが溢れ、転移を行うべく全員が手を握り合う。

 

 

「何かドキドキしますね、アマリ!」

 

「そうね、とりあえず普通に島の大地に足が付けばあとはなんとかなるかしら」

 

「超師匠、不憫の発動はナシでお願いしますよ!」

 

「おい不安になるような事言うなよゼット。俺だって好きであんな目に合ってるわけじゃないんだぞ」

 

「我とアーシアとルリアとアマリも刺さる?」

 

「「初対面をぶり返さんでヨシ!!」」

 

 

 そんな会話も程々に、レジェンドは皆を連れ転移を敢行する。

 光に包まれた彼らが転移し光が収まると、認識阻害や人払いの術式も自然に解除され少しだが人が通るようになっていく。

 

 かくして、二人の少女は光の神とその家族に連れられ、未知なる世界へと足を踏み出した。

 

 旅立ちの季節――新しい自分を始めるために。

 

 

 

〈続く〉




一騒動あるかと思われましたがダンボールのおかげで何事もなく脱出。

「さすがダンボールだ何ともないぜ」

上記の台詞をゼットに言わせようかと思いましたがゴッグに関する元ネタだと分かる人がどれだけいるだろう。

そしてお気付きでしょう、あのトラウマエピソードをタイガ主役でやってやろうと思案中です。
多分ガイアやアグルが主役張った回より長くなるかもしれないことを先に宣言しておきます(しかし長くならない可能性もある)。

いつも通り、新アンケートの『その他』に関しては前回アンケートの結果を書いた活動報告までどうぞ。


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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