ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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お待たせしました。
いよいよ今回から「劇場版ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」準拠のエピソード章となります。

今回は導入編、ほのぼのとギャグにてお送りします。
次回から割とシリアスな展開になりそうなので。


それでは本編をどうぞ。


ウルトラマンティガ&ウルトラマントリガー 光の世界の戦士たち
新しい日々


 様々な出会いと出来事を経て、ヒリュウ改にクロガネ、エリアル・ベースとダ・ガーンジェットは無事誰一人欠けることなく合流を果たした。

 

 予想通りというか、レジェンドはもみくちゃにされ、ゼットは子供達に囲まれ、シエテはオーフィスの八つ当たりでドロップキックされる始末。

 

 

「ちょっ!?俺の扱い変わんないんだけど!?」

 

 

 トリガーことグランや、オリジンこと前宮流を中心に新メンバーの紹介を終えて彼らがまず取り掛かったのはグランやジータらがメインに使う騎空艇の確保。

 

 これはポートブリーズにあったグランサイファーと操舵士のラカムを紆余曲折の末、加入させることに成功。

 さらに勢いに乗って、バルツ公国でイオという魔法使いの少女を、アウギュステ列島でオイゲンというベテランの銃士を、そしてルーマシー群島ではロゼッタという美女まで仲間に引き入れる。

 

 その後、城塞都市アルビオンでカタリナをお姉様と慕うヴィーラが、ゾンビ(なのに妙に明るい)ばかりが住んでいた霧に包まれた島では幽霊少女(だけど普通に物に触れたり出来る)フェリを、さらにガロンゾという職人の島ではグランサイファーを作ったという人型の星晶獣のノアまで加入(名前のおかげでレジェンドや一部の者が騒いだのは言うまでもない)。

 

 一気に団員が増えたこともあり、それぞれがメインに生活する艦艇が以下のように決まった。

 

 まず、レジェンド一家やオカルト研究部関係者はヒリュウ改が拠点となる。

 親衛隊や遊撃隊の所属ではないため、ここに更に凱や命、ボルフォッグらGGGや流=オリジンも同乗。

 

 続いて、クロガネにはサーガやその直属の神衛隊の乗艦となり、彼らと親しいレイト=ゼロやミライ=メビウスもこちらに乗ることに決定。

 

 エリアル・ベースは我夢や藤宮、シエテが中心となりそのまま空の世界出身メンバーによって運用されることになった。機動兵器の格納数が少ないため、人数が多くても何ら問題がないからである。

 

 そしてグランサイファーはその名の通りグランをリーダーに、ジータやビィ、カタリナを軸に上記の加入メンバーで構成され、そこにムサシとアサヒも加わる。

 

 各艦艇間は転送装置によって自由に行き来が可能だが、部屋に関してはレジェンドや一部の者が各々のメイン艦艇以外にも持っている場合を除き、それぞれメイン艦艇のみに存在。

 一応、部屋主の承諾があればお泊り自由。

 

 当然のようにエルステ帝国には目をつけられるも、ザンクティンゼルの時とは次元が違うレベルの戦力やコネのある彼らウルトラ騎空団を相手にまともに戦えるわけもなく、見過ごされるようになっていた。

 喧嘩売ったら壊滅必至だから。

 

 さて、そんな彼らだが実はグランが自らの意思でトリガーに変身するとき、例の如くというか、トラブルがあった。

 都合良くレジェンドや流がグランサイファーに来ているときにその瞬間が訪れたわけなのだが、順を追って説明していこう。

 

 

 

 

 

「まずはこれをここに差し込んで……!」

 

 

 ティガと関わりがあるレジェンド命名による、GUTSハイパーキーをGUTSスパークレンスにセット、ボーパルブレードの要領で軽く回転させた……のだが、差し込みが甘かったのか、GUTSハイパーキーがすっぽ抜けた。

 しかも見事にここは空の上、すっぽ抜けた先は……即ち。

 

 

「わあああ!!ちょっと待っ……てうおああああ!?」

 

「「「「「グランんんんんん!?」」」」」

 

 飛びつきキャッチしたが、空の底へとダイビング……する直前に。

 

 

「させん!」

 

「超師匠!」

 

「3人とも!」

 

 

 グランの足をレジェンドが掴み、続けてゼット、そして流の順に足を掴んでトーテムポール状態に。

 そのまま手すり部分から若干身を乗り出すくらいの流に比べ、残りの三人は下手すりゃ空の底へダイビングしかねないような宙ぶらりん。

 何というか、パー○ンみたくなっている。

 

 

「死ぬ!死にますよねコレ!!」

 

「グランんんん!絶対にソレ離すなよ!冗談抜きで離すなよォォォ!!」

 

「超師匠もグランの足離さないで下さいよォォォ!!」

 

「さ……三人分はこの体勢だとキツッ……」

 

「「「頑張れオリジンんんんん!!!」」」

 

「普段は流って呼んで下さ……ちょっ、そろそろヤバ……」

 

「レジェンドとゼット、空飛べる」

 

「「あ」」

 

「「え?」」

 

 

 レジェンドにくっついて来たオーフィスが言った一言でレジェンドとゼットは思い出した。

 最近生身ないし人間大サイズで飛んでいなかったからすっかり忘れていたが、そもそも二人は前回来た時にオーフィスとゼットがやらかして空の底へレジェンド諸共落ちていく直前だったのだ。

 

 

「「シュワッチ!!」」

 

「「「「「えええええ!?」」」」」

 

 

 ゼットはレジェンドの足を離して両手をピンと伸ばし、レジェンドはグランの片足を掴んだまま普通に空を飛ぶ。

 グランはあまり変わらないが、今度はゼットの足を掴んでいた流がゼットにぶら下がる格好になってしまう。

 

 

「おおおおお!?俺飛んでる変身しなくても飛んでるってそうじゃなくてぇぇぇ!!」

 

「すみませんレジェンドさん……僕ちょっと……頭に血が……」

 

「「あ、ヤベ」」

 

 

 すぐにグランサイファーの甲板に降りたのだが、やはりそこで「飛べるなら最初からそうしろ」と責められることに……なったのだが、普段は多少なりとも謝るレジェンドがこの日、ここ最近のストレスの積み重ねによって爆発した。

 

 

「唯一ちゃんと助けようとした上に最後まで踏ん張ってた流に言われるならまだしも、お前達はアタフタしていただけだろうが!!俺にあーだこーだ言う前にすべきことがあるんじゃないのか!?あ゛!?」

 

 

 その迫力はグランが変身しようとした理由である、現れた怪獣のギコギラーすら怯み、攻撃を一時中断してしまう程で、これはマズいとレジェンドに謝るも……

 

 

「俺じゃなくて助けが必要だったグランや一人甲板で踏ん張ってた流にだ!!!」

 

「『四人ともすみませんでしたぁっ!!!』」

 

 

 ここで二人にだけだとまた何か言われそうなので、全員が素直に四人に謝ることでことなき事を得たという。

 

 

「……それから、ゼットはよくやった」

 

「あ、ハイ。どうも……で、仕切り直し変身しません?」

 

「だな」

 

「下手に格好つけるのやめときます……」

 

(あれ?何か忘れてるような……?)

 

 

 とりあえずギコギラーも空気を察して別の艦に攻撃を仕掛けに行ったのは良かったのだが、今度は別の問題が巻き起こる。

 しっかりとGUTSハイパーキーをGUTSスパークレンスにセットし、ゆっくりと前方に半円を描くように見せつつ、左腕を右腕に乗せ――

 

 

「未来を築く、希望の光!ウルトラマントリガー!!」

 

 

カチッ

 

 

「「「……あれ?」」」

 

 

カチッカチッ……カチカチカチカチ

 

 

「そんな!何の反応もない!!」

 

「バカな!プロセスは完璧のハズだぞ!?」

 

「トリガーとかハイパーキーも問題ないでございます!マジでコレはイカれてないスかね!?」

 

「……あ」

 

 

 騒ぎ出した三人を見て、流は忘れていた何かとやらを思い出した。

 彼もGUTSハイパーキーとGUTSスパークレンスに似た感じの変身アイテム『メモリーキー』と『マジックギアレンズ』を使うのだが、それが功を奏したというべきか、グランのそれが動かない理由に心当たりがあったのである。

 

 

「ちょっといいですか」

 

「ん!?どうした!?」

 

「えーっと……とりあえずハイパーキー抜いて……こう」

 

 

カチッ

 

『Ultraman-Trigger Multi-Type!』

 

 

「「「あ」」」

 

「やっぱりそうだ。ここ、ここ。ここ押してキーを起動して待機状態にしないと駄目なんですよ。俺のもそんな感じだし。これでもう一度セットしてみて」

 

「あ、はい」

 

 

『Boot-up!Zeperion!』

 

 

 もはや三人は( ゚д゚)の表情で顔を見合わせ、そのまま流の方を向いて彼を本気でビビらせてしまう。

 そんな彼ら三人の背後ではRPGでレベルアップ時にかかるような短いBGMがオーケストラアレンジされて流れ出しており、彼らから目を反らし……もとい、離しているギコギラーにとってそれは処刑用BGM一歩手前な代物。

 

 

 その後、無事アイテムを使った初変身を遂げたトリガーが、変身時の勢いを殺さずギコギラーの背中に蹴りを叩き込むと、ギコギラーは島に落下。

 

 

 

 

 

 するかと思われたが、位置がズレて島どころか空の底、赤き地平まで落下していった。

 さすがにそこまで降りたくはないので放っておいたのだが、元々弱点が背中だった上にそこへ不意打ちしたこともあり、ついぞギコギラーは戻って来ず。

 近くの島に着地したトリガーはチラリとギコギラーが落ちた辺りを見て静かに佇んでいた。

 その背中は少しばかり哀しげだったという。

 

 こうして、初登場ではビシッと決まったのに、初変身では何というか……勝ちはしたものの、哀愁漂う結果になってしまったトリガー。

 初登場時、プラズマスパーク・ブレスを忘れて、地球来訪直後に人間大で正座したままカラータイマーを鳴らすハメになり、レジェンドと一体化することで窮地を脱したゼットよりはマシかもしれない。

 

 

「今日の教訓……GUTSスパークレンスはクルクルさせてはいけない」

 

「俺とゼットの見せ場なかったな。せっかくベルトにメダルセットしてスキャンするとこまで来てたのに」

 

「超師匠、何でゼットライザーじゃなくてベルトにセットされてんですかね」

 

「だってそこに明日のパンツいるんだしオマージュしないとダメだろ」

 

「オマージュどころかウルトラメダルである以外まんまなんですけど!!」

 

「それより俺どうして明日のパンツとか言われてるの!?」

 

「だってお前タロウ・トレギア・バロッサ星人のメダルでタトバコンボになるんだろ?」

 

「「物凄くバロッサ星人だけ浮いてるんですが!!」」

 

 

 味方なら誰であろうと自分達の日常に引き込んでいくレジェンド一家、既にグラン達や流までその空気にどっぷりハマってしまっている。

 

 

 

 

 とある日のエリアル・ベース。

 

 束の八つ当たりによって何名かが放り込まれて強制訓練させられた機動兵器シミュレーターだが、レジェンドらが合流してからは一気に好評となっていた。

 理由としては、まあ大半がレジェンド絡みだが、店長ことジャグラーのザンクティンゼルでの無双ぶりに触発された者や、一足先に合流していたクロガネ組の訓練風景から興味を持った者、更にはウルトラマンとして闘う我夢を手助けしたいというジークフリートのような者などが頻繁に利用しているからである。

 

 

「ふんふん、なるほどなるほど〜……へえ、やるもんだねぇ」

 

「束、そろそろ降りてくれ」

 

「えー!?だってここ数日レジェくん不足なんだよ!?だからもうちょい!」

 

 

 現在、束はレジェンドの膝に座ってシミュレーターの成績データを確認中。

 ウルトラ騎空団メンバーで空の世界出身者のみに絞ってチェックしているが、数名抜きん出た成績保持者がいる。

 前述のジークフリートはその筆頭だ。

 

 

「上位陣のスコアは接戦だけど、彼は十分合格レベルだね。殆どがMSとか使ってるのに特機かあ……確かにウルトラマンと並んで立つなら大きい機体の方がベターかな」

 

「こうして見ると空の世界出身は特機、それ以外はMSやPTに寄る傾向が見受けられる。藤宮はともかく我夢も特機寄りだ」

 

「ふ〜ん……あ、ゼッくんにアレ届いたんだよね?スコアの伸びがとんでもないことになってるよ。やっぱ自分で考えた機体が現実のものになるとかマックスハイパーテンションになっちゃうもんね〜」

 

 

 束が操作した全シミュレーター総合成績で見ると、神衛隊勢や専用機持ちを除くとゼットがいつの間にかトップに載っかっていた。

 

 

「他の子も結構伸びてるね〜ってか、しのちゃんホントに大正から来たの?いやきょーくんにも言えるけどさ。普通にスコア高いんだけど」

 

「適性の問題だろうな。小猫のフェアリオンのスコ……あ?何だこれ相方レイヴェル?アーシアじゃなくなったのか」

 

「アーちゃん元々戦闘向きじゃないし。主に性格がね」

 

「シミュレーターでデュラクシール引き当ててたけどな」

 

 

 そんな会話をしながら二人はあることを決める。

 

 

 

 

 あくる日の正午、レジェンドがヒリュウ改から、束がエリアル・ベースから『第一回レジェくん&束さんのウルトラ騎空団・新パイロット選抜結果発表会』なるものが放送され始めた。

 シミュレーターのスコアを中心に各種項目を審査し、総合的に優秀だった者が晴れて機動兵器を扱う機動部隊の一員になれるというものである。

 

 

『なお、私のアシスタントにクーちゃんが!そしてぇ!』

 

『俺のアシスタントにはミツバが参加してくれている』

 

『『よろしくお願いします』』

 

『んじゃま早速行ってみよう!まず見事機動部隊入りが決定したのは〜……ジーくん!』

 

「「「「「誰?」」」」」

 

 

 束お決まりのあだ名呼びであった為、大半の者が?マークを浮かべてしまう。

 

 

『ジークフリート様です』

 

「「「「「あ、納得」」」」」

 

 

 クロエのフォローのおかげで理解出来た団員達は、頷きつつ「さすがジークフリートさん」という声が聞こえてきたがいつものことなので割愛。

 

 

『乗機はあとで発表するからね!あと、選抜メンバーは束さん枠とレジェくん枠があるから』

 

「何か違うのかな?」

 

『束が時間欲しがってるから俺の方は一括開示する。詳しく聞きたければ個別に聞きに来るように』

 

 

【機動部隊入隊許可・レジェンド枠】

 

◎特別推薦枠[ウルトラマンゼット]

 

○今回最優秀枠[朝倉リク]

 

○優秀枠[胡蝶しのぶ]

 

○候補枠[リアス・グレモリー]

    [兵藤一誠]

    [ウルトラマンタイガ]

 

 

「ん?特別推薦枠?」

 

『神衛隊第四分隊機動部隊隊長にして神衛隊最強と呼ばれるアムロ・レイ大佐直々の推薦状がある。加えて束とコジローのもな。それに元々こいつの成績はほぼトップ争いレベルだ。問題ない』

 

「アムロ教官殿直々とは……やるな、ゼット殿」

 

「やられて精神的にキたりしなかった?」

 

「へ?いや俺なんかまだまだペーペーの新米パイロットですし、負けたら負けたで次どうすっかなーぐらいにしか思ってませんでしたけど」

 

 

 アホの子ポジティブ補正がいい感じに働いていたらしく、レイトや黒歌と違ってプラスに捉えていたようだ。

 巌勝や三日月らと話が弾んだらしく、「ファンネルどうした?」「狙っても避けられるんでこっちも避けに徹しました」など早速お互いの戦闘を振り返っている。

 

 

「リク兄さんおめでとうございますぅ!」

 

「あはは、ギャスパー君ありがとう。僕と合った機体使えるようになってからかなぁ、成績伸びたの」

 

 

 リクが最近シミュレーターで使用可能になった機体、ガンダム試作3号機。

 スーパーロボットをも超える圧倒的スケールと、それに見合った大火力に予想外の機動性を兼ね備えた化け物である。

 先日の対戦モードでジータやアルベール、ユエルらを一方的に蹂躙し、ジータからは「ずるーい!」、ユエルからは「何やの、あの星晶獣よりタチ悪いデカロボは!?」などと文句を言われるぐらいの。

 

 

「わー!しのぶちゃん凄い凄い!」

 

「煉獄もかなりのもののはずだが、何故名前がない?」

 

「それはおそらく既に頑治郎があるからだな!加えて一応俺は神衛隊所属でもある!」

 

「しのぶが入ってたのは嬉しいけど、私がかすりもしてないのはどうしてぇ!?」

 

「姉さん、あの日リアスさん達とシミュレーターしに来るまであまりやってなかったでしょ?」

 

 

 元鬼殺隊の面々は総じて良い成績を残しているが、やはりしのぶは抜きん出ている上、レジェンドの調べで念動力の資質もあったようで、本格的なヒュッケバインMk-Ⅲのパイロットデビューも遠くないかもしれない。

 ちなみに彼女の次に上手いのは小芭内。

 カナエお姉ちゃんはもっと頑張りましょう。

 

 

「イッセー!リアス!俺達の名前が!」

 

「うっしゃー!候補枠だけど頑張った甲斐あったぜ!」

 

「三人で何度もコンビネーションの練習したものね。努力が実を結んだわ!」

 

 

 タイタスとフーマはMF枠なので、名前が入ってなくとも気にならないらしい。

 タイタスは最近やたら砲丸投げしたがるし、フーマはやたら回転しまくっていて不安にはなるが。

 それはともかく、彼ら三人の近くでは先輩として、はたまた教官として成長を見守ってきたレイトやマリーダも喜んでいる。

 

 

「一人一人じゃまだまだだが、あいつらはコンビネーションで光るからな。これで個人で一人前になれりゃ文句なしってとこか」

 

「機体の特性が上手い具合にバラけていて、役割分担がハッキリしているのが彼らの長所だ。伸ばすならそこの方がいい」

 

 

 しかし、喜ぶ者がいれば落ち込む者もいる。

 肩を落とすものや、奮起する者など様々であったが、レジェンドが付け足した一言が皆に希望の光を灯す。

 

 

『言っておくが、今の発表は規定の合格ラインに『達した』者の発表にすぎない。呼ばれなかった者達も訓練の積み重ね次第で随時入隊出来る可能性がある』

 

 

 要は教習所みたいなもんだ、と締めくくったレジェンドに歓声が聞こえてくる。

 ザンクティンゼルでの闘い以降、これから戦力になる者はいくらいても困ることがないからだ。

 他にも堕天司やトレギアなど、多くの難敵と戦うことにもなるだろうし、戦力が多いに越したことはない。

 

 

『レジェくんのが終わったみたいだし、次に残りの束さん枠ねー。まずセラちゃんとソーちゃんの姉妹でワンツーフィニッシュ!』

 

「え……?」

 

「やったあああああ!!」

 

 

 先日合流したばかりの生徒会メンバー、その筆頭たるソーナと、姉で魔王で束のマブダチなセラフォルーが見事機動部隊入り確定。

 ソーナもしのぶ同様、念動力の資質が確認されたのでそっち方面も育成していく方針らしい。

 

 

『あ、セラちゃんの機体はレジェくんの担当ね。ファービュラリス、あれエレメント系だから私よりレジェくん向き』

 

 

 ……もうセラフォルーが喜びのあまり鼻血噴出。

 駄目だこの姉何とかしないと。

 

 

『それからねー、ゼルガードはアマちゃんルリぴっぴ、ヒュッケ30がアズにゃん』

 

「「「ええっ!?」」」

 

『何故だ……アズにゃんと聞くと小猫がイメージされるのは』

 

『……アズに猫コスさせます?』

 

「!?」

 

 

 レジェンドの呟きに対するミツバの一言にアズが戦慄した。

 だが戦慄するにはまだ早い……このウルトラ騎空団、ファッションおもちゃにしてくる面子が多過ぎるのだ。

 乱菊然り、セラフォルー然り、サギリ然り。

 

 その日、就寝時にアズはレジェンドの部屋に入った瞬間ロックをかけ、レジェンドにしがみついて震えながら寝たらしい。

 翌日落ち込んでいるミツバが見られたそうな。

 

 閑話休題。

 

 

『ちょっちその2機特別でねー、理由は追々機会を見てお話しするので今回はスルーで!』

 

「アマリ、理由って何でしょう?」

 

「気になるわね……星晶獣絡みならルリアだけだし」

 

「我と同じでぺったんこー」

 

「!!」

 

 

 何がとは言わないが、小ささトップからオーフィス≒ルリア>アマリ>アズ≒アーシア>>>ミツバ。

 大体こんな感じである。

 

 

「うん、私は大丈夫……」

 

「アズさん!何が大丈夫なんですか!?わ、私はぺったんこじゃないです!」

 

「ルリアさん、貧乳はステータス、です」

 

「小猫ちゃん!?」

 

 

 もはやガールズトークに突入してしまっている面々も出てきたため、その後は搭乗機体の説明をざっとするだけで第一回は終了。

 当然、空の世界出身で初のパイロットとなるジークフリートの乗機がグルンガスト零式と判明した時は大反響だった。

 

 

 

 

 

 その日から数日後、彼らはとある怪獣を迎撃すべく奮闘することになる。

 

 同時にそれは、空の世界にとって恐るべき脅威が訪れる前兆でもあった。

 

 

 

〈続く〉




映画をご覧になったことがある方々なら、次回登場する怪獣はご存知でしょう。
ただし、空の世界の技術力的な問題もあるので場所が異なります。

ついでに今日、BEYOND GENERATION:03やってきました。
収穫はビヨンドキズナカードが5種類にURがトリガートゥルース、ウルティメイトシャイニングゼロ、アブソリュートタルタロスにパラレル再録のガイアSVと満足です。
SECのゼットさんは当たらなかったけど、前弾のデルタライズクローあるし、ティガのSECはあるから良しとしよう。
ダブらなきゃ構わないのさ。

尚、トリガートゥルースはトリガーダークを除けば作者が唯一持ってるトリガーのURです。代わりに闇の巨人はヒュドラム以外ダブりまくり。そして前々弾のレジェンドは結局出なかった。サーガはダブったのに……。


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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