ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
月王国にカルデアが出来たのでまずは一人ずつ召喚してみよう、ということで何人か呼びました。
果たしてその結果は!?(分かりきってる人物が約1名)
それではどうぞ。
皆さんお忘れではないだろうか。
オカルト研究部部長であるリアスはまだ女王・騎士・戦車・僧侶・兵士がそれぞれ一人しかいないことを。
女王は当然として、兵士の一誠も駒8個分だから仕方ないとしよう。それを差し引いても騎士・戦車・僧侶がそれぞれ後一人ずつは欲しい。
しかしながら、現在無期限中止状態のレーティングゲームは再開の目処が立っておらず、代わりに『三大種族関係者でなくとも参加可能な新レーティングゲーム』をソーナが提唱し始めている。それに備えて少しでも手札を用意しておきたいのはレーティングゲームに関わる全員が思うところだろう。
新レーティングゲームでは問題視されている『悪魔の駒』の役割ではなく、ゲーム毎にポジションを割り当てる『編成システム』を採用するらしい。
それによって今までの駒が無意味なものになってしまうのでは、という懸念もあるためそこを調整中だ。
そういうわけで、リアスは上記に加えて兵士七つ分、そしてソーナは兵士三つ分の駒のメンバーを補充することが可能となる。
……とは言っても、理由が理由だけに参加してくれる人物を探すのは大変手間がかかるし、異世界修行も行いながらでは機会も限られるだろう。休む時間や自由時間も大事にしたい。
そこで沙耶が提案したのが、月に出来た比較的新しい組織である『人理継続保障機関フィニス・カルデア』の『守護英霊召喚システム・フェイト』による英霊召喚。
何でもヤプールと、例によってレジェンドまで絡んで完成したらしい。本来ならば記念すべき最初の英霊召喚はレジェンドが行うはずだったのだが、レジェンド自身「いや俺一人で何でも出来るから別にいいや」と簡単に召喚権を放棄。
加えてモルガンの「我が夫には私がいるのでサーヴァントなど不要です」という意見や、アルトリアの「ほら私『キャスター』ですし?もうレジェンドの最愛の英霊は私でいいじゃないですか。ちゃんとパートナーですし」との言葉で結局流れてしまったのである(御存知とは思うが、彼女らはサーヴァントではない。月星人だ)。
まあ、そんなわけでヤプールが真っ先に召喚することも躊躇ったため、どうしようかと今までズルズル来たわけだが先のリアスらの話を聞いてこれ幸いにと提案した。
☆
「というわけでやってきました
「え、何で?あのレジェンド様LOVEな先代女王が早退って……」
「俺が保護してたハベにゃんがどうやら知己の人物だったらしくてな。会わせた直後に無言で涙しながら抱きしめちゃったもんだから、空気の読めるレジェンドお兄さんはハベにゃんの月王国へのお引越しも兼ねて二人でお話させてあげることにしたのだよ」
ハベにゃんとはハベトロットのことであり、旧名はトトロット。まだモルガンがトネリコだった頃の友人なのだが訳あって記憶も何も失った状態で惑星レジェンドにいたという。そこで暫し過ごした後、モルガンから話を聞いていたレジェンドが試しに連れてきたところ、前述の通りになった上に記憶まで戻ったという
なお、ハベトロットのお仕事は簡単に言うと衣装作り。実は以前映画撮影でレジェンド一家の使った衣装はいずれも彼女の渾身の逸品。今頃それを聞いたモルガンが同じ雰囲気の服を強請っているかもしれない。
それはさておき、沙耶の提案によるカルデアでの英霊召喚。実は希望者が殺到した為、何回かに分けての実行となった。初回はリアスらオカ研メンバー+α。説明各種やトラブルシューティングにレジェンドとアルトリア、ヤプールに妖精騎士三人、そして発案者の沙耶。
ウッドワスはモルガンとハベトロットの為の空間を用意すべく奔走、ミオリネはスレッタを含む面々と共にペガサスAに突撃。後者はどうやって嗅ぎつけたのかムジナとそれに引き摺られてる怪獣使い同盟+ガウマ隊+グリッドナイト同盟(つまりその三チームはムジナ以外全員が引き摺られてる)まで合流。
流は婚約者が目覚めた時を夢見て現在までの冒険の内容を執筆中……あれ?今回まともだぞ火野映司2nd IGNITION。
ライモニは月王国に着いたら揃って別行動。おそらくデートだろう、と誰かが溢した途端に何処からともなくレオスが現れ二人を追っていった。何がしたいんだアイツ。
そんなこんなでヤプールの先導により英霊召喚ルームに到着した一行を待っていたのは――。
「やあ諸君!はじめまして、こんにちは、久しぶり!皆の大好きなマーガゴッ!!ぶふぉっ!?」
「おい誰だァァァ!!コイツここに通したの!!もうやる気無くなっただろーがコルァほら撤収だ撤収」
「「「「「いや待って帰らないで!?」」」」」
よりにもよって、レジェンドが見たくない人物の中でも上位にランクインする
「だってさァ……サーガから聞いた話じゃ俺がモルガンとバーヴァン・シーをレジェンドキネシスで支えながらおぶって部屋まで送ったことを誂おうとしたらしいし、それ以外にも余罪がスフィア宜しくモリモリ出てくるしでコイツが直接絡んでくると良いことなんて一つもないんだけど。例えて言うなら最低☆3×10の☆4×1は保証されてる11連ガチャで☆1×1しか出ないくらい最悪な感じ」
「最低以前に個数すら合ってねーじゃん!!え?何この人そんなに最悪なんスか!?」
「は?お前お母様と光神様笑い者にしようとしたわけ?ふざけんなよマジでそのモッサリした頭丸刈りにしてやろうか、あ?」
「さり気なく姉様も馬鹿にしようとしてたわね。丁度いいわ、アルテミス要塞で鍛えられた対変態格闘術でも試してやろうかしら」
「見事に私への印象が最悪みたいだね……そりゃあ千里眼を使って様子見してた時に偶然そっちのアルトリアの脱衣シーンを覗き――」
「くたばれゲス野郎!!」
――見しそうになった、と未遂だったのだがアヴァロン状態のアルトリアの神聖剣ウルティメイトカリバーン(レジェンド作・アルトリアいわく愛の絆)による一撃が炸裂。マーリンは意識を刈り取られた。
唯一ヤプールだけは穏便に済ませようとしていたが、バーゲストはすぐさま警備隊を手配し、メリュジーヌはマーリンの足を掴んでズルズルと表に引き摺っていく。どんだけ信用ないんだよコイツ。
どうせ逃げるんだろうが、警備隊へマーリンを引き渡したメリュジーヌが戻ってきてから簡単な説明が行われる。どうやら一体化した相手が魔力持ちの場合、ウルトラマンも相手の魔力を利用することで召喚が可能になるとのこと。ゼットならレジェンド、トライスクワッドなら一誠といった具合に。
魔力を利用……と言っても直接使うわけではなく、本人に適した英霊選抜を行うための情報をフェイトに送るために使う、言わば電話やネットの回線みたいなもの。よって極小で済むので魔力量の少ない一誠でも問題はないのだ。
ただ、完全な形になったとはいえ一度も慣らし運転をしていないのでとりあえずは一人一回ずつということで決定。ここでレジェンドが今回最初の不憫……魔力のないカナエの分まで負担するということになる。それはよかったのだが……つまり、魔力があろうがなかろうがレジェンドのを使えばいいとなってしまい疲労が必要以上に蓄積される羽目になった。……あ、マーリンと遭遇したことで既に不憫だったか。
「ふざけんなバカヤロー」
アーシアやアルトリア、バーヴァン・シーらが必至でレジェンドを慰めてあげたのは納得して頂きたい。
さて、いよいよ英霊召喚だがそれには呼符や聖晶石なるものを使う。しかし当然開発者であるヤプールや直接関係してるレジェンドぐらいしかこの場では持っていないので――。
「「「「「……じぃ〜……」」」」」
「お前らいい加減にしろよコノヤロー。俺は財布でも石の貯蔵庫でもねーんだよォォォォォ!!」
やっぱりヤプールではなくレジェンドに視線が送られる。しかもオロオロしてるバーゲストはいいとして、メリュジーヌまで参加する始末。更に今回はサーガがいないので止めるのに一苦労。
例のごとく献身娘達の頑張り、そしてコストはヤプールと折半する案で一先ず落ち着いたレジェンドであったが、今度はこっちで問題が発生。
その理由が――
「いつまでグダグダやっている。この
「「「「「誰ェェェェェ!?」」」」」
光り輝く玉座に座って左手で頬杖をつき、尊大に振る舞うレジェンドの姿。いやマジで何があったの。
「いや、どうしてそうなったの?スレたの?スレジェント?」
「たわけ、民草に財を擲つのが王。ならばその王を愉しませるのは民草の責務よ。良きリアクションを期待する」
(((((性格変わり過ぎィィィ!!)))))
「そら、所望の聖晶石だ。受け取って各々のサーヴァントを呼ぶがいい。尤も、我の弟子であり友であり……そして我が子とも言える者は呼べぬだろうがな。フハハハハハ!!」
空いていた右手の指をパチンと鳴らすと、リアス達の目の前にドッサリと聖晶石が落ちてくる。マジで誰だコイツ。アーシアやアルトリアなどは「ストレスのあまりレジェンドがおかしくなってしまった」と自分達のケア不足を嘆いているが、バーヴァン・シーは熱っぽい目で見ている。どうやらこの状態のレジェンドはより彼女のハートに突き刺さるらしい。
もうこうなったらやるしかない、と真っ先に名乗りを上げたのはやはり部長のリアス。
「ほう、やはり貴様か『脱げまくりプリンセス』。略して脱げプリよ」
「誰が脱げプリよ!?」
「フハハハハハ!脱ぎまくりの間違いであったか!惚れた男の隣で毎晩キャスト☆オフしているのだからどちらでもよかろう!……やっぱ疲れるわこの喋り方と態度。アイツに反面教師として見せたけどモロ受け継いじゃったんだよな。育ての親として反省せんと」
「「「「「元に戻ったァァァ!?」」」」」
唐突に元のレジェンドに戻ったことに混乱と安心がゴチャ混ぜになる一行。バーヴァン・シーだけはちょっと残念そうだ。というかリアスの癖の一端が盛大に暴露されたわけだが……一先ずスルーしてもらいたい。
「各員手順は頭に叩き込んだな?これから呼び出すのはお前達のサーヴァントだ。俺は問題が起きたときだけ対処してやるから、あまり当てにするなよ。まあ召喚で問題が起きるなんて殆ど無いだろうが」
寧ろレジェンドがいることで恐怖のあまり英霊側が萎縮して召喚に応じないとかそんなとこだろう、問題があるとすれば。
「さあ脱げ☆プリよ!さっさとその石で召喚サークルを起動させるがいい!」
「いい加減その呼び方やめて頂戴!しかも何か悪い意味で進化してる気がするし!」
聖晶石を使い、装置を起動させると途端に凄まじい反応が起きる。
「な……何!?」
「まさかいきなり失敗とか!?」
「んなわけあるか。しかしまあ一発目から凄いの来るぞこれは」
「マジでございますか!?」
相変わらず玉座で頬杖をついて若干気怠げなレジェンドの言葉に、誰もが期待を込めて輝くサークルを見つめる。そして凄まじい光が一瞬強くなった後、そこにいたのは……。
「良いよなあ、この『るりふぃすさやぴー』!僕が熱中出来るのはマギ☆マリぐらいかと思ったけど想像以上じゃないか!どの娘も可愛くて頑張ってるけど僕としての推しはやっぱりセンターの沙耶ちゃんかな、うん……え?」
何かドルオタでネットいじってる、新しい勇治ボイスの色黒が召喚されてた。
「…………」
「「「「「…………」」」」」
「あ、こいつソロモンじゃん。魔術王ソロモン」
「「「「「えええええ!?」」」」」
双方気まずい雰囲気になりながら、少しの沈黙が場を支配していたがレジェンドがあっさり真名をバラして大絶叫。古代イスラエルの王であり、ソロモン72柱と呼ばれる悪魔を使役したとされる魔術王。そんなものをリアスは呼び出したのだ。
「え!?初対面なのに僕の名前バレてるの!?しかも全然気にすらしてなさそう!ってここカルデア!?ちょっと待ってカルデアは滅んだはずだし僕も巻き込まれ……駄目だ情報量多すぎて何から手を付ければいいか分からない!教えてそこの偉い人!」
「お前だってその偉い人だろうが。後でまとめて説明するからリアスの後ろでネットやっとけ」
(((((かの有名過ぎる魔術王を物凄く雑な扱い――!?)))))
「あれ!?もしやあそこにいるのはるりふぃすさやぴーの沙耶ちゃんかい!?じゃあここはるりふぃすさやぴーの世界なのか!ということは二人も――」
……能力的にもそうだが、性格的にもヤベーのかもしれない。そもそもまともな性格だとキャラが埋もれそうな気がするくらい濃いメンツが揃ってるけどな、オカ研。
「彼、本当にソロモンなのかしら……」
「マジだぞ、ドルオタだけど。ちなみにマギ☆マリというのはさっき引き摺られていった――」
「はい!ではちゃきちゃき行きますよ!次!」
一応当たりを引いたリアス。レジェンドがとんでもないことを口走ろうとしたのをアルトリアが滝汗流しつつ強引に終わらせ、次に英霊召喚を行う朱乃を呼ぶ。そしてリアスと同じように聖晶石を使い、召喚サークルを起動。
その結果来たのは……。
「わーっはっはっはァ!!いよいよ受肉!顕現!降臨!第六天魔王織田信長の凱旋じゃあああ!!長かった!実に長かった!だって地獄からどうにか出ようと考えてるときに限ってあの鬼神から『バカなこと考えるな』とか言われるし!せめて上司に話してくれてもいいじゃろ!?わしの言葉を聞けばその上司もイチコロに――」
「やってみろ大うつけ」
「ぎゃっふァァァァァ!?」
織田信長、またも有名なのが出てきた……のはいいが、何故に女性なのかとかいやにハイテンションだなとか、結局ソロモンと同じく中身の方が大分問題ありのようだ。なお、予想通りだろうが彼女の言っていた鬼神と上司とは即ち鬼灯とレジェンド。閻魔大王?知らんな。
「誰がイチコロだ言ってみろ」
「じゃからあの鬼神の……もしかして」
「俺がその上司だよ尾張の大うつけザル」
「ちょい待てェェェ!!サルが!サルが混じっとるじゃろ!?前半部分はまあ是非も無しとして……いやいや無くないぞ!わしは――」
「やかましい。尺の都合もあるんだし、朱乃の後ろで黙ってろ」
「この人でなしー!!」
バーゲストによって引っ張られていく信長。とりあえず躾は朱乃に任せることにしよう。別の部分で覚醒してしまいそうな気もするが。
アルトリアも楽しくなってきたのか「次の召喚!次の召喚!」と急かしている……アヴァロン状態で。色々シュールだ。
次は祐斗。多分彼に関してはセイバーかバーサーカーが来そうな気がする。早速サークルを起動。
しかしてその結果は……。
「サーヴァント、ランサー参上したぜ。まあ仲良くやろうや、マスター」
「「「「「兄貴属性キターッ!!」」」」」
祐斗が呼び出したのはランサーのクー・フーリン。『クランの猛犬』と呼ばれたアルスターの英雄。またも有名所を呼び出すとは凄いぞオカ研。
「この感じからしてマスター達の何人かは人外か。見た目もそれっぽいのがいるし……つーかあそこの金ぴかならぬぴかぴかは何もんだ?まるで勝てる気がしねぇ」
「神様とは別格の光神様です。ところで人外って……私も?」
「ん?そりゃ当然だろ」
「ガーン!!」
クー・フーリンは言い淀むこともなく、ハッキリとカナエを人外扱い。初対面なのにそう言われてますます凹むオカ研最強女子。
「カナエがあの調子じゃ召喚後回しだな。次は(俺の)本命のアーシア!あの娘はクるなこれ。確実に」
レジェンドが明らかに当たりを確信しているアーシアの召喚。想い人に期待されてるとあって若干緊張気味だが、サークルを起動させたら後は野となれ山となれ。
彼女が呼び出したサーヴァントは……。
「ルーラー、ジャンヌ・ダルクです。これから宜しくお願いします、マスター」
「「「「「聖女が聖女呼んだァァァ!!」」」」」
「え?聖女が聖女?」
ある意味予想通りというべきか、アーシアが呼び出したのはジャンヌ・ダルク。当のジャンヌは自分を呼び出したのが聖女と聞いてキョロキョロと周りを見回し、アーシア、そしてレジェンドの姿を発見した。
「……ぁ」
「あ、あの……これから宜しくお願いします!」
「はい、こちらこそ」
何故視線を向けられたのか分からないレジェンドだったが、良いコンビと思った直後あることに気がついてしまう。
(ウルトラ騎空団にも『ジャンヌダルク』いるじゃねーかァァァ!!しかも光と闇の二人!!)
そう、ジャンヌダルクは既にいたりする。まあジャンヌダルクとジャンヌ『・』ダルクで違いはあるが、どちらもジャンヌ呼びなのでややこしいことこの上ない。また呼び方を考えねばと変なところで苦労する羽目になりつつ、一誠の番となった。
「ドラゴンだーめ、ドラゴンだーめ」
「何言ってんのお前」
「ドラゴン関係が来ないように念飛ばしてるの」
何やら妙な願掛けというか、自分以外のドラゴン系は一誠の相手に不要と言うメリュジーヌにバーヴァン・シーは呆れつつ、また大きな溜め息を吐いているレジェンドを内心気遣っていた。
そんなメリュジーヌの念飛ばしの結果――
「問おう、貴方が私のマスターか」
「「「「「え?」」」」」
「サーヴァント、セイバー。アルトリア・ペンドラゴン、これより貴方の剣となりましょう」
「「「「「とんでもないモンキター!!」」」」」
「剣ドラな私ー!!」
「腹ペコ王の原点か」
まさかの青セイバーことアルトリア・ペンドラゴン――騎士王と呼ばれしアーサー王その人である。腹ペコ王だけど。
ここでメリュジーヌがガクッと両膝を着いた。一応剣ドラ(命名・キャストリア)もドラゴンが絡んでいるのでメリュジーヌの願いは外れたことになる。しかもそれだけではない。身分(リアス)、金髪(レイヴェル)、騎士(イリナ)、そしてドラゴン絡み(メリュジーヌ)と全ての属性を兼ね備えた圧倒的ヒロイン力。そんな彼女が一誠のサーヴァントになるとあって一誠ラバーズの面々は戦慄していた。
「すみません、召喚されたばかりなのに恐縮なのですが……」
「な……何か困ったことあるのか?」
「はい。お腹が空いて力が出ません」
やはりアルトリア属性であった。先程の凛とした態度は何処へ行ったのか、この時の一誠やトライスクワッドは今後レジェンドが味わっていた苦難(主に食事関係)を、まさか自分達も味わうことになるとは思いもしなかったという。
「……ここいらで一息入れるか」
「「「「「えぇぇぇーっ!!」」」」」
「やかましい。毎度解説しなければならん俺の苦労も考えろ。しかし……そうだな、多少興がのったし俺も一回だけやってみるか。家事が出来たりする奴が呼べれば万々歳なんだが」
そら、と聖晶石を遠慮なく使うレジェンドだが、その場でレジェンドを日常を知る者なら誰もが思うだろう。それはフラグだ、と。
リアスが起こしたような超反応が発生し、そこから現れたのは色んな意味で衝撃的な人物だった。
その人物とは――
「やあ、はじめまして!これからこのマーリンお姉さんと一緒に冒険に出掛けようじゃないか☆」
女版マーリン、或いはレディ・アヴァロンとも呼ばれるプロトマーリン……通称プーリン。本来ならばサーヴァントではないのだが、ノリで好き勝手にサーヴァント化しては何かとちょっかいかけてくるという、マジで見た目が違うだけの中身マーリンな『グランドクソ女郎』。
唖然としながら全員がレジェンドを見ると、『銀魂 ショック顔』で検索したら出てくるような、この世の終わりの如き表情になっていた。是非も無いよネ!
「…………」
「『マーリン』で『アヴァロン』で『女性』……トリプル役満ですね」
「え?あれ……キャスターのアルトリア?って何その聖剣、私知らないよ?」
「知る必要はありません。これからその首を刎ねますから」
「いきなり物騒だね!?助けてマイロード!」
「待ちなさい!マーリン共々粛清してあげます!」
ドタバタと走り回るアルトリアとプーリン、魂抜けたレジェンド。今回大丈夫なのかこの主人公。
ウルトラ騎空団の台所事情(主に剣ドラことセイバーアルトリア)やレジェンドの精神的・肉体的事情(元凶プーリン)、その他諸々の問題が一気に襲い掛かってきているこの状態で、彼ら(主にレジェンド)は後半まで持つのだろうか。
――おまけ――
現在の蛇倉苑・主戦力
○ジャグラー(オーナー兼本店店長)
○ローアイン、エルセム、トモイ(空の世界支店・店長代理)
○サギリ・サクライ(広報宣伝部長)
○セワスチアン(各種指導役)
○エルメラウラ(厨房主任)
○マシュ・キリエライト(看板娘)←New!
○フォウくん(専属マスコット)←New!
○エミヤ(ジャグラーのサーヴァント、オーナー補佐)←New!
「この調子で戦力・業務拡張していくぜェ!」
※今回のベストマッチ・ジャグラー&エミヤ
リアス→ソロモン(中身ドクター)
朱乃→ノッブ
祐斗→槍クー・フーリン
アーシア→ジャンヌ
一誠→セイバーなアルトリア
レジェンド→プーリン
ジャグラー→エミヤ(蛇倉苑のオカン)
第一回はまとめるとこんな感じ。冗談抜きでレジェンドの胃が心配になってきたコレ。絶望的にツッコミが足りねェェェ!!
しかしノッブの「この人でなしー!」からの槍ニキ召喚はフラグか?
本日最高の当たりは色んな意味でエミヤでした。さらにマシュちゃんフォウくんも加わってウルトラ騎空団の食堂及び蛇倉苑はますます繁盛!……いつの間にか店長が言ってた「飯テロサクセスストーリー」になってる気がする。
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)