ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
今回は新章の導入部ですが、序盤に懐かしい方がゲスト出演してます。
それでも本編をどうぞ。
新たなる世界へ
バカンスを終え、数日後には新たな修行の地となる異世界――コズミック・イラの世界へと旅立つことになっているウルトラ騎空団。その最終準備を進めている最中なのだが、今日は珍しい訪問者がやってきた。
その人物とは――。
「どうやら私の教えをしっかり守っているようだな、ゼット。初めて修行をつけたあの日とは雲泥の差だ」
「ありがとう……ございますっ……!アタル師匠!」
キン肉マンソルジャー、真の名をキン肉アタル。
地獄のタッグマッチ後にレジェンドに頼まれていたとはいえ、自らゼットの修行相手を買って出た漢。レジェンドの光気の影響で他の超人達同様、肉体が全盛期の頃に戻った彼の実力・技量は正義・悪魔超人その他を統合しても最高クラス。
今もロックアップ状態だがゼットは必死にも関わらずアタルは平然と維持。実はこの日、ゼットの修行をつける少し前にタイタスがその肉体を見て是非にと挑んだものの、必殺のナパーム・ストレッチをまともにくらい完封ノックアウト。
これには一誠やタイガ、フーマの血の気が一瞬で引いた。これまた早起きしていたしのぶが今も看病している。
「ヤバ過ぎだろあの人……!あの旦那が真っ向勝負であっさり撃沈って」
「うう……」
「タイタスさんだから無事だったようなものですね。両手両足の関節を極められた上で胸部を強く叩きつけられる……最悪肋骨が全部粉砕骨折ですよ?」
「よ……よくカラータイマー壊れなかったな」
「そんな人にゼットさん稽古つけてもらってんのか……!」
なお、レジェンドの必殺技であるウルティメイトギガバスターはこのナパーム・ストレッチより遥かに危険な技で、ウルツァイトハイパワーを発動した悪魔将軍だから耐えられたとしか言えないほどのもの。以前超人帝王なる相手(例の如くバド星人、他よりは強かった)に炸裂させた時は、両手両足粉砕骨折・首背骨骨折・頭蓋骨陥没骨折・各部筋肉断裂などを一度に起こし、更に内臓も飛び出しかけていて即死だった。
マジで悪魔将軍半端ねぇ。
「おー、やってるなアタルにゼット」
「つーかタイタスあの人に勝負挑んだのかよ。あの人、俺のコーチしてくれたジャスティスマンって人も認めるぐらいスゲー人だぞ」
そこへ二人の様子を見に来たレジェンドとレイト。レイトをコーチしたジャスティスマンは完璧超人始祖……その中でも屈指の実力者。派手さより堅実さを重視し、徹底して基礎となる身体能力を鍛え上げ、シンプルながらも効果的な技を使用する骨太超人だ。
「あいつ目立った弱点ないからな。文字通り連続して大ダメージ与えることで畳み掛けるくらいしか勝つ方法ないぞ」
「だよなあ……それだけじゃなくて無茶苦茶硬いんだよ。ウルトラキック戦法試したけどロクに通じなくて、『素の硬さと捻り、加速も足りん』ってボロクソに言われて叩きのめされてさ、そっからアドバイスもらったんだ。その結果生まれた技がゼロマッハキックなんだぜ」
「防御されたとはいえ、あのゲンが吹っ飛んだもんな」
なお、ゼロマッハキックは試しに空の世界の魔物に打ち込んでみたところ、吹っ飛んでる最中に爆散。そんなもんを食らって吹っ飛んだ程度で済んでいるゲンは何なのかと小一時間悩んだ結果、考えるのをやめた。
そんなことを話しているとゼェゼェと本気で疲れているゼットに肩を貸しながらアタルが特訓用リングから下りてくる。
「やっぱウルトラハードだけど……アタル師匠の特訓は自分が上に上にと行ってる実感がするぜ……!」
「小さい事からコツコツと、だ。欲張っていきなり強くなろうとすれば必ず何処かでその反動がくる。ウルトラマンとして、お前はまだまだ若い部類なのだろう。焦る必要はない」
「はい!」
「……なんかアザゼル先生より顧問してほしいんだけどこの人。矢的先生とツートップ張ったら無敵じゃね?」
一誠の呟きにその場にいた殆どの者が頷く始末。頑張れアザゼル、毎回毎回比べる相手のレベルが高過ぎるのはある意味不幸だろうけど。
☆
一日とはいえ「自分にとっても修行になる」という理由で直弟子のゼットを始め、多くの者をみっちり鍛えたアタルはレジェンドから沢山の土産とゼットを筆頭とした教え子達から感謝の言葉を貰い、「光神祭を楽しみにしている」という言葉を返して元の世界へと帰っていった。
彼の教えを心と身体に刻みつつ、今日はレジェンドとダイゴから新たな異世界であるコズミック・イラについ説明がされることになる。事前に情報を共有していたレジェンドとダイゴだが、続々と集まる団員達を前に二人はある懸念を抱いていた。
「チーフ……彼らは戦争というものをどれだけ知っているんでしょうか?」
「一応、うちの団には大なり小なり戦争を経験した奴がいるがな。そこら辺は当人達が遭遇した戦の規模や状況によるだろうし、何より聞いた程度で体験していない連中の方が大半だろう。実際普通の戦いと戦争では似ているようでいて大きく違う」
彼らは戦争を直接体験していない者達が、戦争を単なる『大きな戦い』としか認識していないことを危惧している。これから向かう世界では正しく戦争真っ只中、発言次第では一瞬で周りの者が全て敵になりかねない状況にだってなりうる世界だ。
実を言うと、アムロとの関わりやシミュレーターに没頭していたこともあり、意外にもゼットはそういった面で他の戦争非体験者より理解出来ている。例外としては戦争を体験した父から直接聞いたリクなどもそうだ。
「俺がいつでも力を振るえば万事解決、というわけではないことを理解させなければ、身体より先にまず心が壊れるような事態が多々あるだろう。戦争とは人伝に聞くことと体験することに大きく違いがあるからな」
「……そうですね」
ダイゴ――ティガとしても、超古代文明において巨人同士の戦争を目撃、いや闇の巨人として参加したことがあり、その経験からくるものがあるようだ。目の前で命を落とし、積み上げられる多くの屍。燃え上がる大地。勝敗如何に関わらずそこかしこに爪痕を残すもの、それが戦争。
「何にせよ、行き先の世界情勢を説明してから改めて覚悟を問う。聞いた限りではナチュラルよりもコーディネイターと言った場合の風当たりが強そうだからな。何だそのブルーコスモスとかいう、
「僕は寧ろチーフに喧嘩売ってるような名前だと思いましたけどね」
「主義主張を声高にほざくのは結構だが、コーディネイターというだけであーだこーだ言った挙げ句命を狙うような連中が清浄などと片腹痛い。俺から言わせてもらえばそいつら自身が汚物にしか見えんし、そんなものが闊歩している時点で清浄もクソもあるか」
このレジェンドのどこか怒りの含んだ発言は、彼の治める惑星レジェンドが種族生まれ関係なく全てのものが平等であり、助け合って生きていることから来たものだ。少なくとも先代九極天のモスラは怪獣、鬼灯は鬼神、ドギーはアヌビス星人、ユーリら紫天一家に至っては当初プログラム(今はレジェンドのおかげでそれぞれが一つの命だが)であり、最近モスラの後任で九極天に就任した卯ノ花も死神ときた。
ついでと言ってはなんだが、同じく惑星レジェンド在住であるサーガの神衛隊はまだ獣人とかでマシな方で、スペリオルドラゴンの所などSDガンダムだらけ……おそらく惑星レジェンド全体を調べれば他の種族もわんさかいるだろう。ポケモンとか。
「まあ、こちらから手を出すとしたら余程の場合に限る。無論、仕掛けてきたら地獄に叩き込んでやるがな」
「彼らの罪状を見た鬼灯さんが纏めて適当な地獄にぶち込みそうなんですが」
「それでも構わん。正直、鬼灯を日本地獄の最高責任者にしつつ、ちゃんとした環境を整えて人材を揃えた方が、今よりストレスなくなって仕事も上手く循環しそうな気がするくらいだ」
他はともかく閻魔大王マジ仕事しろよ、とレジェンドは深く溜め息をつき、そんな彼をダイゴは苦笑しつつ眺めていた。
☆
レジェンドとダイゴはヒリュウ改のブリーフィングルームにおり、そこからクロガネ、エリアル・ベースのブリーフィングルームのモニターへとリアルタイム通信状態にして説明は行われる。グランサイファーはまだ内部を徐々に改装している段階なので、その機能はまだ搭載されていない。新旧の良さを織り交ぜた騎空艇にするため、色々と試行錯誤中なのだ。
説明に関しては事前にダイゴから報告を受けていたレジェンドが主だって行い、ダイゴが補足するという形でつつがなく進んだ。質問に関しては説明後に受け付けるということで、まずは一通り話を聞いてもらう。
「――以上がダイゴの調査による『コズミック・イラ』の情勢だ」
「向こうの方ではオーブという国の重鎮の方と協力関係を結ぶ事が出来ました……が、やはりと言うべきか国相手である以上、一枚岩ではないでしょう。僕がいた頃とは状況が変わっていることを念頭に置いておく方がいいと思います」
「オーブ、ねえ……クセがありそうな名前だな?」
「俺を見ながら言うなよジャグラー」
先日からかわれた仕返しなのか笑いながらガイに視線を送るジャグラーと、ムッとした表情のガイ。とはいえ、その国――オーブ連合首長国がクセのある国であるというジャグラーの推測は間違いない。5大氏族はまだしも宰相家のセイラン家が厄介そうだ、というのが現時点でのダイゴの判断。もう一つ、サハク家も懸念材料ではあるが……養子だという姉弟、弟はともかく姉の方はまだ話が出来そうなのでそこはレジェンドにどうにかしてもらう算段だ。
レジェンドの事だからまた何か不憫な目に合いそうではあるが……。
「遺伝子操作で生まれた人種……僕とは違うの?」
「リクの場合は遺伝子を用いて生み出されたわけだから、元々生まれてくる者の遺伝子を弄っているというわけではない。似ているようでいて実際は全く違う」
どちらかというとリク=ジードは試験管ベビーに近い。遺伝子を組み替えたりしているわけではなく、あくまでベリアルの遺伝子を使って生まれただけである。彼の場合、似た存在としてはクローンがそれに当たるだろうが、テロメアの問題等がないため完全な上位互換と言っても差し支えない。
当然そんな存在のリクは非力だった頃に狙われまくっていたのだが、ベリアルとゼロが容赦無く返り討ちにしまくっていた(ついでにレジェンドが後始末としてその連中の拠点を虱潰しに消滅させていた)。
「それにしても……戦争なんて」
「実感沸かねえ……って思ったけど、レヴィアタン様とかガブリエルさん、あとアザゼル先生はレイブラッド事変の時に経験してるんだよな」
「それだけじゃねえが、まあ今考えてもアレが一番とんでもなかったぜ。俺らはゾフィー達に助けられたクチだが、それでも死んだ奴の数が半端じゃない。正直聖剣だの何だのを向けられるより死を覚悟したね、俺は」
一誠の発言に応えたアザゼルだが、普段と同じ口調とは裏腹にその表情は真剣そのものだ。究極生命体の二つ名に加え、無数の怪獣超獣宇宙人を従えて二天龍を始め戦場にいた者達を蹂躙したレイブラッド星人の恐ろしさを直に感じたからだろう。勇治がレイブラッド星人(と同じ身体)と知った時など本気で顔が青褪めていた。
「それも戦争における一つの形だな。蹂躙、それならまだマシな方かもしれんが虐殺というのもある。一番タチが悪いのは軍が無抵抗の一般人に対してそれを行う場合だ」
「「「「「!!」」」」」
「とりわけ、コズミック・イラではナチュラルとコーディネイターという、人種間の差別は当たり前のように存在する。戦争の原因の一つでもあるからな、そこは。そしてその結果起きたのが『血のバレンタイン』と呼ばれる事件だ」
「それって歴史にもあった『聖バレンタインデーの虐殺』というものかしら?」
リアスがレジェンドに言ったのは西暦1929年2月14日に起きた事件のことであるが、それとはまた別物。レジェンドにそれではないことを告げられ、その後を引き継ぐ形でダイゴによる解説が行われた。
「ナチュラル側とコーディネイター側、両軍の戦闘が宇宙での交戦中に、地球連合軍……ナチュラル側の軍隊が農業プラントであるスペースコロニー『ユニウスセブン』に核ミサイルを撃ち込んだことで、そこに住むおよそ24万人の民間人が犠牲になりました」
「「「「「ッ!?」」」」」
「農業プラントというくらいだ、あったとしても戦力なと申し訳程度だろう。何より敵味方入り乱れる戦場で核を平然と使う神経が俺には理解出来んな。もはやコーディネイターの殲滅には何をしても構わないという思考なのやもしれん」
その日がC.E.70年の2月14日、即ちバレンタインデーであったことから上記の呼び名が付けられたのである。これを聞いて悲痛な表情をする者、激しく憤る者、思い悩む者など、聞いていた者達に様々な感情が巻き起こった。
「何でだよ……!何でそこまでするんだよ!?そいつらが何かしたのかよ!ただ普通に暮らしてただけだろ!?」
「連中にとっては何の害も無い一般人だろうが憎しみの対象なんだろうさ。コーディネイターというだけでな」
「そんなの……間違ってるわ」
「お前達はそう考えていても、連中はそうは思わないんだろう」
一誠やリアスの言葉に冷静に返していくレジェンドだが、納得のいかない面々に対してダイゴと相談していた『覚悟の是非』を問う。
「これから行く世界では他にもこういった出来事に遭遇する可能性はある……寧ろ高い。下手すればそれ以上のものを目にする事だって有り得る」
「「「「「…………」」」」」
「故に俺は行く事を強制しない。行ったところで得るものがあるかは本人次第だし、逆に失うものがわんさか出るかもしれん。尤も、俺とダイゴが行くことは決定事項だが」
そのレジェンドの言葉に真っ先に反応したのは、まさかのゼットだった。これだけ聞かされても普段のポジティブシンキングな精神は健在らしい。褒めるべきかどうかは別として。
「俺は行きますよ超師匠!」
「……やる気満々なのは結構だが、お前の手で人間を撃つことになるかもしれんぞ」
「そこ、最初は悩みましたけど……よく考えたら俺ら既に似たようなことしてませんかね」
「ほう?」
ゼットの発言に興味を引かれたのか、レジェンドがその理由を知りたそうにしていると、それを察したゼットが発した言葉はその場にいたウルトラ戦士を中心とする者達が愕然とするものだった。
「だって人間だって怪獣や宇宙人と同じ、命じゃないですか。そう考えると平和を守るって名目で、俺達もう人殺し的なことをしてるのと同義だと思うんでございますよ」
「「「「「!!」」」」」
「なるほど……よくそこに気が付いたな。あまり難しいことは考えずに動くタイプだと思ったが」
「超師匠ヒデェ!?」
「それはともかく……ゼットの言うように命に色は無い。力の有無は関係なく、俺達は既に命を奪った経験があるということを自覚しろ。『相手が凶悪な怪獣や宇宙人だから』『超常的な存在だったから』などと線引をするな。命は等しく命だと頭に叩き込んでおけ」
自分が命を奪ったことを自覚し、それでも前に進む事を止めぬ者だけが付いて来い――レジェンドはそう言いたかった。次の世界では否が応でも戦争と関わっていくことになるだろう。確実に命のやり取りをすることになるのは分かりきっている。ならばこそ生半可な心構えではいられない。
「俺と神衛隊、それからユウキとアカネは同行する」
サーガが迷いなく告げた。そもそも神衛隊は戦争経験者が大半であり、鉄華団などその最中に命を落とした者ばかり。さらに、ユウキやアカネも人の生き死にはわりとよく見ている。サーガに付き添って彼方此方行ったからとはいえ普段ならそう頻繁に見るものでもないのだが。
「ヒリュウ改の搭乗メンバーはほぼ全員レジェンド様と共に行きます」
ミツバが告げた『ほぼ全員』の中にはルリアやアマリなども含まれている。一人じゃない――それだけで彼女らは前に進む事を恐れなかった。レジェンド一家は悩む必要など殆ど無かったようだが……。
「エリアル・ベースは基本
何だかんだ言いつつもウルトラ騎空団団長代理として上手くやっているシエテ。あとの懸念はヒューマンはともかくエルーンやドラフ、ハーヴィンその他の種族の外見的問題だが……それはその時考えよう。認識阻害など手段は豊富なのだし。
「僕達も、旅に出たときからそういう覚悟は決めてます。ただ、話を聞くとグランサイファーは宇宙ってとこには行けないみたいで……」
「それに関してだが、グランサイファーは一度惑星レジェンドに送り、そこでグランサイファーを核とした戦闘母艦への回収を行う。この先トリガーと共に戦う以上、戦力の増強は必須なのでな。だからしばらくグランサイファーは使用不可になる上、操舵士のラカムと……そうだな。ノアもそちらに同行してくれ」
「分かったぜ団長。待ってなグラン、お前を助けられる力を
力強いラカムの言葉にグランも笑顔で頷き、ジータは「口だけだったら『ラカムゥゥゥ!!』させるからね!」と半ば脅迫じみたことを笑いながら言っていた。なお、ラカムゥゥゥ!!とはとどのつまり爆発である。
そして、最後は――
「……行くわよ、皆。そもそも私達は修行に来たんでしょう?困難が絶えず降り掛かってくるなんて予想出来たことじゃない。こういう時こそ一致団結して乗り越えるべきよ」
「部長の言う通りだぜ!そりゃ、一人だったらガクッときそうだけど……」
「そういう時は支え合い、だよな!」
オカルト研究部の中心的存在のリアス、一誠、タイガに賛同する形でオカ研や生徒会メンバーも覚悟を決めた。これ以上のことはその時にならねば分からないだろうが、一応誰一人欠けることなく全員が決意し、同行する。とりあえずエリアル・ベース組は入れ代わり立ち代わり、という形を取ることになるが。
「ところでティガ先輩、話はまたどんな世界かに戻りますけど……ニュートロンジャマー、でしたっけ?それ、俺らの機体とかエネルギーの面で大丈夫でございますかね?」
「ああ、それは大丈夫。僕のEx-Sガンダムも問題無く稼働してたし、先刻チーフに聞いてみたら僕達の機体とか戦艦とかはチーフ達の特別製だから、装甲材質とかそういうところでマイナス面に耐性とかプロテクトがかかってるから平気なんじゃないかってさ」
まあ、そうでなくてもレイトのダブルオーザンライザーやサーガのダブルオークアンタフルセイバーのようにGNドライヴとか使ってる機体や、サイバスターはフルカネルリ式永久機関、ネオ・グランゾンなど対消滅エンジンに加え、最近何やらとんでもないものまでレジェンドは搭載したらしい。別に核融合だの何だのをしなくても問題無いのだ。
最も強引な解決手段として、地球の地底へと撃ち込まれたニュートロンジャマーをレジェンドが物理的に取り出してしまう方法もあるが、それをやったら核がまたバカスカ撃たれまくる可能性が無きにしもあらずなのでやろうとは思わない。
「何にせよ、こっちの戦力はちゃんと運用出来るってことでそこは安心していい」
「やっぱり
リアスの呟きに反論する者は誰一人いなかった。
かくして二日後、レジェンド率いるウルトラ騎空団はコズミック・イラへと旅立った。その際、エリアル・ベースとグランサイファーからの同行メンバー選定に一悶着あったのは言うまでもない。
――おまけ――
一悶着というのは大体こんな感じ。
「レジェンド君。どぞ、よしなに」
「…………はぁ」
自力で宇宙に行く事を夢見るハーヴィンの少女であり十二神将の一人、マキラ。彼女にニコニコされながら服を掴まれているレジェンドは溜め息を吐く。
だが、彼女はまだマシな方で。
「グランサイファーが改修のために不在となったら、まともにこっちじゃ身動きとれないので私達も行きまーす!」
元気よく言い切るジータとその後ろで申し訳無さそうに頭を下げるグラン。とりあえずジータは少しでいいからグランを見習おう。この兄妹(姉弟)もまあ、理由としては納得だ。
問題は――
「話を聞くと目が良い方がいいわよね。私とシルヴァならその点、安心よ?」
「そんな世界だとやっぱり色々大変だろうから、レジェンドちゃんもお世話してもらった方が疲れを取れると思うの。お姉さん、張り切っちゃうから!」
「いざという時、機動兵器に頼れないかもしれないし……しっかり頭を守れる人が必要じゃない?あ、その……私、精一杯頑張るから、選んでくれたらな〜なんて」
上からソーン、ナルメア、ユイシス……他にもレジェンド絡みで同行したがる者多数(例外なく女性)。ぶっちゃけ全員コーディネイターよりヤベー実力者。
男性陣も立候補しようとしたがその大半は女性陣の迫力に飲まれ辞退。結局卯ノ花が本気でキレかけて、ことなきことを得たそうな。
「これ以上争うなら日本地獄で鬼灯さんにお仕置きしてもらいますよ」
「「「「「ごめんなさい!!」」」」」
レジェンド、かの女傑相手にフラグ立ちそうな予感。
キン肉アタル、ゼット他数名を鍛え上げる。これ連合にせよZAFTにせよ敵対した時点で地獄を見るパターンじゃないだろうか。
Nジャマーキャンセラーよりヤバいのを一部列挙してみると、
○ネオ・グランゾン→ブラックホール撃ってくる。
○ターンX→文明を砂に変えるナノマシン。
○ネオ・バルバトス→物理なめんなフェイズシフト。
○ガンダムゴッドマスター→明鏡止水。
○マジンガーZERO→もう色々アウト。
機体もそうだがパイロットがどいつもこいつも埒外しかいねえ。これ原作序盤はアークエンジェルが不利だったのにZAFT側が難易度EXハードじゃんコレ。
まあちゃんとそこら辺は調整しますけど。
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)