ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
またも約15000文字の長尺に。これ終盤アベレージ3万文字になるんじゃなかろうな……。
今回はギャグちっくな場面もあります。ただしダイゴさんはシリアス担当。
SEED原作TV版でアルテミスの連中に嫌な感情を持った読者の方々も多いと思われますがご安心下さい。
本作では彼らにとんでもない災難が襲いかかります。
それでは本編をどうぞ。
クルーゼ隊、そしてアズナブル隊の撃退はアークエンジェルのクルー……特に連合所属の者にとって信じられないものだった。何せ活躍した者達のうち、ムウ以外はキラを始めとした学生やレジェンド率いるウルトラ騎空団に属する者達だ。
特に多くの相手を手玉に取ったゼット、エゼキエル・シャホールとイージスを同時に相手取り圧倒したダイゴ、そしてシャアのサザビー・リビルドを小破させ、同時にこの世界で無敵と言われたシャアを相手に初めて引き分けたレジェンド……この三人はいずれもウルトラ騎空団所属(かつウルトラマン)。
まさに『ウルトラ』な面子である。
帰ってきて早々もみくちゃにされるかと思ったレジェンドだったが、そうされる前にコックピットから降りてきてどことなく具合が悪そうにふらついてるロスヴァイセを抱き止めた。
「……やはりいきなり実戦であの加速は堪えたか。サイバスターよりも激しく動いてたからな」
「すみません……戦闘中はどうもなかったんですけど、終わってここに戻ってから急に……」
「あれじゃないですかね、戦っている間はアドレナリンがどーたらこーたらで」
「かもしれん。ともかく、今はゆっくり休め」
ライン・ヴァイスリッターの変態機動は案の定ロスヴァイセにはまだ早かったらしい。二重の意味で。
なお、加速度で言うならアルトアイゼン・リーゼの方がヤバい。後にレジェンドが最新のシミュレーターですら「(実際にかかるGが)足りない」と言い切り、ガチでかかるGを設定したところ……三日月が苦悶の表情になった程だ。正直、耐えられる三日月も相当凄い。ついでに試したサーゼクスは失神、アザゼルは吐いた。
それはそれとして、格納庫に集まっていた今回の出撃メンバーからは称賛と謝罪を口にされる三人。謝罪は一誠、リアス、タイガ、そしてキラからだ。オカ研の三人は相手を侮って窮地に陥ったからだと分かるが、キラは多少ゴネたもののちゃんとダイゴやサーガの言う通りに帰還し、無理に再出撃もしなかったというのに。
「僕は……戦い方もなっちゃいないのに、あの赤いMSと戦おうとしてて、それで……」
「自惚れるなよ、キラ」
「!」
「元々、多少戦い方を覚えたぐらいでどうにかなる相手じゃない。仮にお前がストライクを使いこなしたとして、奴は本気で墜としにくるだけだ」
まだアルトアイゼン・リーゼは左腕が稼働できなくなっていたが使っていない武装と弾薬を残していたし、サザビー・リビルドも同じく左腕とシールドを失ったものの他の武装はマウントしてあった。アムロと互角にやり合えるレジェンドが手加減してもこれなのだ、今のキラが一人前になったとしてもさすがに経験の差は埋められない。
「一人で戦局が決するような力を持つ者は少ない。あまり自分を追い込み過ぎると、知らず識らずのうちに焦りで取り返しのつかないことをしでかすぞ」
「は……はい」
「甘えられるうちは甘えておけ、過度でない程度にな」
「そうそう、お前さんはまだ子供なんだ。そう悲観すんな、俺なんてキャリアもあるのに手も足も出なかったんだぜ?ま、俺の機体にはハナっから手足は無いんだけど」
ムウが戯けて言うと、漸くキラも含めて笑顔になった。何だかんだあってもムウの本質は面倒見のいい兄貴分ということなのだろう。初対面の印象は良くなかったが、話していくうちに彼の人となりが分かったレジェンドもそう邪険にはしない。だからブリッジでも彼に悪態をついたりはしなかったのだ。
「それでだ、休む前に君達にちょっとやっておいてほしいことがあってな」
「機体のプロテクトだろう?」
「さすが団長さんだ。そう、機体を君達以外が動かせないように……それも厳重に頼む。ストライクも含めて」
「ストライクもですか?」
キラだけでなく、ゼットやロスヴァイセらも首を傾げる。俺達は仕舞えばそれで終わりだが、とレジェンドは続けるもアルトアイゼン・リーゼの左腕は本気で修理の必要があるため、他の機体のように収納ブレスレット内で自動修復に任せるわけにもいかない。
「……まさかとは思うが、派閥が違うのか」
「ああ、相変わらず察しがいい。その通り、艦長から聞いたがこの艦は大西洋連邦に属し、これから向かう軍事要塞アルテミスはユーラシア連邦に属してる。正直、組織内で潰し合いしていないだけマシでな、あまり仲が良いってわけじゃない。そこへトップシークレット扱いのこの艦とストライクが来たとなっちゃ、力づくで接収しようとしてきても可笑しくないのさ」
(そういうところは悪魔や堕天使と同じなのね)
ムウが説明すると、リアスは改めて悪魔や堕天使も人間と変わらないのだと認識した。堕天使はコカビエルが例外だったのだろうが、悪魔の方は今も多くの派閥が存在している。逆に天界の天使の方はスペリオルドラゴンの下、一致団結して新たに歩み始めているのだから頭が痛くなる話だ。
「ましてや団長さんは赤い彗星を撃退した張本人、アルテミスまでの距離を考えると恐らくそれは向こうも確認してるはずだ」
「俺をユーラシア連邦とやらに取り込もうとしてくる可能性も考えられるわけだな」
「つーかレジェンド様は拉致られても壊滅させながら自力で脱出してきそうだよな」
「「「「「否定出来ない」」」」」
一誠の意見に満場一致で納得され、レジェンドは若干むくれる。何にせよ、レジェンドとキラ、それにダイゴは機体にプロテクトを掛けることにした。尤も、アルトアイゼン・リーゼは認証が必要なタイプになっているし、Sガンダムの方はそもそもRENAがダイゴ以外許さないだろうが。
割り振られた部屋に戻ってきた彼らが見たものは――
「ぎゃあああああ!?」
「はーい、ちゃんと神経通ってますね」
額に青筋浮かべながら影を落とした笑顔でラスティの脇腹を掴み、メキメキと締め付けているしのぶだった。頼みの綱の三日月はカップ麺の出来上がりをミゲルと共に待っており見て見ぬ振り、ルリアやアマリ、アズは恐怖で隅に寄っており、沙耶は読書中。タイタスとフーマはエクササイズしているという混沌とした光景。
「おお!目を覚ましたんだな、ミゲル!」
「ん?ああ、ウルトラマンゼットか。覚悟してたのに全部無駄になったが、まぁなんだ……世話になってる?ってのが正しいのか、今は」
「気にすんなって。で、これどういう状況?」
「これか?これはつまり斯々然々で――」
「つまりそこの奴が完治していないのにベッドから抜け出そうとしたらタイタスの尻見て絶叫したところ、しのぶに見つかって診察も兼ねた制裁を行ってるわけだ……しのぶ、鬼の頸は斬れなかったかもしれんが握力腕力常人超えてないか?」
「どうでしょう?レジェンド様から賜った日輪刀の効果もあるかもしれませんし」
「こういうの見ると、ナチュラルだのコーディネイターだの考えてた頃の自分がバカみたいに思えてくるぜ」
レジェンドとしのぶのやりとりを聞きながら、ミゲルは三日月と一緒になってカップ麺を啜っている。まだ万全じゃない怪我人が食べていいものか心配だが、それはさておき。
「ウルトラマンゼットには先に名乗ってあるが、ミゲル・アイマンだ。救助と治療の件で世話になったな」
「ラスティ・マッケンジー……ってだからミゲルは何でそんなに落ち着いてんだよ。ここ、連合の艦なんだろ」
「そこは心配いらん。お前達二人の処遇に関しては俺達ウルトラ騎空団が全て受け持っている」
ウルトラ騎空団?と聞いてくる二人にレジェンドは周りの者達を見るとどうやら彼らも納得しているようで、二人に自分達がどういうものなのか、そして現状がどうしてこうなったのかを説明する。同時に、他言無用と念を押して。
最初は信じられないようなミゲルとラスティであったが、ミゲルの方は直接戦ったZガンダムの性能やゼットのリカバリーオーラなどで耐性がついていたからか割と早く理解してくれた。ラスティが納得したのは……言わずもがな、タイタスの尻としのぶの診察(拷問)。何故だろう、釈然としない。
「「「っていうか何で
「いきなりあんなの見せられたらそうなるっつーの!」
「それこそどういう状況だったのよ……」
一誠、タイガ、フーマのツッコミは尤もだし、額を押さえるリアスもお馴染みになりつつある。しのぶが関わった方は分かる、ナチュラルなのにコーディネイターより強いんじゃないか的な握力を直に受けたからだろうし。
「おかげで艦内の一室がブリーフィングルームじゃないのにここまで広いのも理解出来た。そりゃジンじゃ太刀打ち出来ないわけだ」
「それにしても、多種多様の種族が色々な垣根を超えて……か。ありえないよな、俺達の世界じゃさ」
頭の裏に両手を回しながらボスンと枕に倒れ込むラスティ。確かにナチュラルとコーディネイター、二つの種族で争っている今のコズミック・イラでは夢のような話に聞こえるだろう。
「けどよ、こうして話してみるとそうでもないんじゃないか?ラスティだっけ、俺ら普通に話せてるじゃん」
「あれ……?言われてみればそうだな」
「ただ世の中の情勢から敵だと決めつけ、分かり合うことを拒絶する……何処かで相手を知ろうという気持ちがあればまた違った道が見えてくるはずだ」
一誠とサーガの言葉を聞いたラスティ、いやミゲルも含めてその場にいたレジェンド以外の者は感慨深くそれを聞いていた。言葉の通じない存在との対話を成功させた人物を人間としてのベースにしたからか、特にサーガの言ったことは重みがある。
そんなとき突然ドアが開かれ、連合の兵らしき者が二人で銃を突きつけてきた。
「全員動くな!」
「「「「「は?」」」」」
「おい、何だこの部屋!明らかにスペースが合ってないぞ!?どうなってるんだ!?」
「分からん!ともかく全員来い!そこの奇怪な奴らやザフトの捕虜もだ!」
奇怪な奴ら、と言われてカチンときたタイガやタイタス、フーマにゼット。加えて相棒や兄弟と言っても過言ではない彼らをそう言われた一誠やリアスも頭にきたようで、銃を向けられているというのに思い切り反論する。
「テメーらの方が奇行してるくせにタイガ達をそんな風に言うんじゃねえ!!」
「いきなりやってきて強盗みたいなことやってる貴方達に従う理由なんてないわ!」
「なんだと!?」
「いいから来い!ほら!」
「痛っ……!」
兵士の一人が近くにいたアズの腕を強く掴んだことで、ぶちっと何かが切れる音が聞こえた。
その直後――
「ゴベェェェッ!!」
「「「「「!?」」」」」
アズの腕を掴んだ兵士が顔を拉げさせながら壁に激突し、白目を剥いて気絶した。気が付けばレジェンドがアズを片腕で抱き寄せつつ、もう片手の拳がバチバチとスパークしている。
「あ……」
「大丈夫か、アズ」
「う……うん。ちょっと強く掴まれたけど」
「貴様!何を――」
そう言いかけた兵士の持っている銃が粉々になる。
「貴様らこそ何のつもりだ?突然押し入って来て銃を向け脅迫、挙げ句は婦女暴行か。何処の軍だか知らんが犯罪者もいいとこだな。あ゛?」
「な……わ、我々は!ゴキィッ!!ぼげ!?」
「謝罪以外聞く気は無い。する気が無いなら黙れ」
(((((謝罪すら聞く気無くね?)))))
もう一人の兵士を拳と壁で挟むように容赦無く横っ面を殴り飛ばし、同じく白目を剥きながらズルズルと力無く床にずり下がったそれをレジェンドは、騒ぎを聞きつけやってきた連中に人間ブーメランとしてぶん投げた。
「「「「「ぎゃあああああ!?」」」」」
纏めて吹っ飛んで壁に激突しては気絶していく兵士達。ミゲルやラスティは口をあんぐり開けたまま、それを見て固まっている。
レジェンドに抱き寄せられているアズはというと、頬を染めながらさり気なく両手をレジェンドに添えてみたりと、傍から見れば明らかにヒロイン状態。今もアメノミハシラでぷんすこー娘が何かを感じ取りぷんすこーしていることだろう。
「ゼット、お前の超師匠……だっけ?とんでもないな……」
「あんなん序の口でございますよ、ミゲル」
「殴っただけだもんな。マッスルリベンジャーってのとかやらない分、良心的じゃねーか?」
「下手すりゃタワーブリッジで背骨終わるかもしれないし」
「……ナチュラルってなんだっけ……?」
ラスティが何か哲学について考えだした。無理もないとは思うのだが……。
「まさか、こいつらが格納庫で言ってたアルテミスに駐在してるユーラシア連邦の兵士か?いつの間にアルテミスに着いてたんだオイ」
「……?確かユーラシア連邦って連合所属じゃ……」
「フラガの話だと上層部が出し抜きあってるんだと。ナチュラルだのコーディネイターだの喚く前にこういうとこちゃんとしろというのに全く……」
「俺達がこんなことをされたということは、他の避難民達も拘束されている可能性が高いな」
呆れ返るレジェンドと、冷静に分析するサーガ。実際その通りで、ダイゴやキラ、トール達も食堂に集められている。マリュー、ムウ、ナタルのみがアルテミス内に招かれ、軟禁されている状態なのだが彼らはそれを知らない。
「……どうする、先輩」
「決まっている。こちとらある世界じゃ初代奪還屋の一人として色々取り返してたんでな。アークエンジェル、中から取り返してやろうじゃないか」
「寧ろこのメンバー、明らかに生身での戦いの方が得意そうだもの」
沙耶の意見、完全同意である。レジェンドやサーガ、沙耶は変身せずとも強いのだ。前者二人は光神だし、沙耶の場合、母親である先代女王がぶっ飛んでた(しかも原因の一端がレジェンド)ことに始まり周囲の者達も似たようなものだった上、レジェンドにほんの少しとはいえ修業をつけてもらった……つまり環境がアレだったから。
「よし、今から徐々に制圧していくぞ。ミゲルとラスティは部屋で休んでろ。護衛は……ゼット、お前が一番二人が気を許しそうだ」
「了解!そっちはお任せしますでありますよ!」
「ああ。よし、お前達……相手が男なら股間を狙え」
「「「「「攻撃容赦無さ過ぎだろ!!」」」」」
しかもデモンストレーションで気が付いた兵士の一人の股間を思いっきり踏み抜いたレジェンド。その場にいた男子全員が顔を青くして股間を押さえつつ内股になるくらい凄まじい一撃だった。なお、踏み抜かれた兵士のアレは当然の如く潰れたらしい。南無。
ちなみにレジェンドはその部分まで超防御。割と腰は逝きやすいのに何なんだこの御仁。
かくして、アークエンジェル逆制圧作戦がヤベーやつらによって実行に移された。
☆
アークエンジェルの食堂ではダイゴがキラ達やクルー、避難民達と共に座らされて軟禁状態にあった。不安がるミリアリアと、それに寄り添うトール。他にも未だ困惑しているカズイなど、やはり現状を理解しきれない者達の方が多数だ。そんな中、ムウから話を聞いていたダイゴとキラは小声で相談する。
「ダイゴさん、やっぱりこれって……」
「うん、フラガ大尉の言う通りだったんだろうね。ただ、チーフ達が連れて来られてないから……多分、独自に動き出してると思う」
そもそも、あの面子が銃を向けられた程度で動じるとも思えないし、返り討ちにするのが簡単に予想できる。その後はやはり報復に動くだろう……とダイゴは考えており、正にそれが現在進行系で実行されているとまでは予想していなかった。
そこへ、空気を読まないというか、命知らずというべきかアルテミスの司令官であるジェラート・ガルシアが護衛を引き連れてやってくる。
「この艦に配備されているストライクとやらのパイロットは誰だ?それに他の機体の所在とパイロットは?」
「ストライクの方はフラガ大尉ですよ。他の機体に関しては我々の協力者の管轄ですので、こちらでは分かりかねます」
アークエンジェルの操舵士を務めるアーノルド・ノイマンがそう応対するも、さすがにそこまでバカではなかったのかガルシアはメビウス・ゼロが出撃していたことを指摘し、キラが乗っていたことがバレるのも時間の問題になってしまう。
そこでやはりダイゴが矢面に立つよう、ガルシアの前に立ち塞がった。
「何だ貴様は?」
「オーブ連合首長国の特務大使、ダイゴ・マドカです。ストライクはともかく他の機動兵器はオーブが雇い入れているウルトラ騎空団という団体の個人所有物であり、こちらの艦には成り行きで同乗していたことで有志として御助力頂きました。よって、そういったことの交渉は彼らの方にお願いします」
オーブの、と聞いてガルシア他護衛達は顔色が悪くなるも、ならばストライクというMSはと聞いてくるがここでダイゴはこう答える。
「あれは僕がテストパイロットを務めています。連合へ技術協力を行う代わりに、連合が開発したMSのデータの一部をモルゲンレーテ社に譲渡することになっていました。本来なら奪取された他の四機も含めた中から一機を選ぶ形になるはずだったのですが、残されたのがストライクだけだったので、止む無くこういうことになったわけです」
(ダイゴさん……!?)
「なるほど、確かにそれならば納得がいく」
銀河遊撃隊の切り札は頭の回転も早かった。Sガンダムのパイロットが誰かは相手方に判明しておらず、かつ上手くモルゲンレーテと絡めることで自身がストライクのテストパイロットであると信じさせたのだ。
無論、ここでそのままガルシアに話を続けさせるダイゴではない。何かの拍子に相手が不審に思うようなことになればそこから崩されかねないため、こちらから相手を自分のペースに持ち込む。
「それで、ここまで赴いたということは何かストライクに関して知りたい、もしくは既に調べて不可解な点があって問い質しに来たということでしょう?」
「あ……ああ。こちらとしても情報はおろか、上から連絡の一つもなかった艦とMSが計らずもこのアルテミスにやって来たのだ。補給と引き換えに少しでもこちらのプラスになるものが欲しいと思うのは当然だろう、特務大使殿?」
補給と引き換え、という言葉にノイマンらクルーは歯軋りする。ガルシアの嫌らしい笑みを見て、情報開示等を行ったとして本当に補給を受けられるかどうか信用ならないからである。
だが、ダイゴは内心「掛かった」と考えていた。こういう輩は目先の
「分かりました。この艦にはザフトの捕虜もおり、万が一脱走されて奪われるかもしれないと機体にプロテクトを掛けていましたが、この艦で保護している避難民の方々の事もあります。補給を受けさせて頂けるのであれば、プロテクトを解除して僕が今まで蓄積したストライクのデータをそちらに譲渡しましょう」
「おお!さすが特務大使殿、話が分かる御方だ。では早速そのMSの元へ向かうとしよう」
静かに席を立つダイゴを心配そうに見つめるキラ達に対して、ダイゴは「大丈夫」と変わらぬ笑顔で返す。彼が言ったことはハッタリの時間稼ぎだ。ガルシアが補給を素直に行うなどハナっから思っていない。彼が信じたのはアークエンジェルの制圧に動いているであろうレジェンド達の方である。
(キラ君や皆をお願いします、チーフ)
☆
一方、ヴェサリウスを欠いたままアルテミスを目前にしたガモフは一時後退することを選択した。正確には離れた場所で待機している。というのも、アルテミスの防衛機構である『アルテミスの傘』と呼ばれる全方位光波防御帯は、内側からも攻撃不可能という欠点こそあれ、外部からの攻撃を完全に遮断する厄介なもの。
それを突破する手段がブリッツにあるというニコルの案に乗り、アルテミスの索敵範囲外からその機能――ミラージュコロイドを使用し、アルテミスの傘を解除させた状態でアルテミス内部に侵入。そのまま陥落させるという作戦だ。
イザークやディアッカは「臆病者には丁度良い」と笑っていたが、この場にベリアルがいれば『狡知』たる彼のこと、大層称賛しただろう効果的な戦法。
何故ならばアルテミスに駐在している連合の将兵は、ガルシアも含めて皆アルテミスの傘の防御能力を過信して油断しやすいのである。
「ぶっつけ本番で上手くいくかどうか……」
ガモフから単機出撃したブリッツのコックピットで、ニコルはミラージュコロイドを展開するべくコンソールを叩く。このミラージュコロイド、フェイズシフト装甲の展開との選択になるため、片方展開中はもう片方が展開出来ないという欠点がある。同時にフェイズシフト装甲同様、バッテリーを食うため長時間の展開も不可能。
故に、失敗すれば二度も通じるか分からない以上、必ず成功させねばならない。臆病者とイザークやディアッカに言われる彼だが、責任感の強さはクルーゼ隊でも随一。
無事ミラージュコロイドを展開し、姿形はおろかレーダーからも反応を消したブリッツは静かにアルテミスへと忍び寄る。鉄壁の要塞と言われたアルテミスが陥落するまで、あと僅か――。
☆
その頃のアークエンジェル――
「マッスルインフェルノーッ!!」
「アーッ!?」
レジェンドのフェイバリットホールドの一つがアークエンジェルを制圧した連合の兵士に炸裂する。……が、流石にキン肉族三大奥義が一つたるマッスルインフェルノはやりすぎだと思う。
そう思われたのだが……。
「私が受け継いだのはハリケーンミキサーだけではない!受けるがいい、私のウルトラマッスルを!!超人十字架落としーッ!!」
「ドゥアーッ!?」
「光線ばかりじゃ芸がないからな!くらえ、空気手裏剣!!」
「おわあああ!?」
それぞれ師となったバッファローマンとザ・ニンジャの技を遠慮なく軍人とはいえ人間相手に叩き込むのは如何なものか。というよりゼットやタイガに続いてバリバリ人前に姿を晒しまくっているが、もはやレジェンドは諦めた。そう、自身が名乗った己の人間名をあらゆる面で殆ど呼ばれないと分かった時と同じく。
「な……何だこいつらは!?」
「まだ拘束出来てない奴らがいたのか!すぐ――」
「させませんっ!」
「隙だらけですね」
「「あぴゅんっ!?」」
兵士が銃を構えるも、引き金を引かれるより圧倒的に早くロスヴァイセとしのぶが意識を刈り取った。レジェンドが言ったように、二人して兵士の股間を鋭い突きで狙って。
そういえば、ロスヴァイセはともかくしのぶは方法こそ違えど似たようなことをした前科があった……三大種族会談でギャスパーが狙われた時だ。あの時の相方はマリーダだったが。
「ッ……また来た!」
「はわわ……!」
「IGENESTッ!!」
「アバァァァァァッ!?」
こちらでもアマリのドグマが兵士に炸裂した。当然股間にだ。とりあえず男の象徴が物理的に燃えてるのは見ていて青褪める光景だろう。
「……よしっ!」
アズとルリアは思う。『ある意味アマリが一番容赦無いんじゃないだろうか』と。まあ、今アレが燃えてる兵士は彼女らを舐め回すように見て下卑た笑みを浮かべていたので、良からぬ事を考えていたのは間違いないから自業自得でいいか。
「うおおおおっ!」
「どけよ、お前らっ……!」
「邪な視線をこっちに向けないで」
サーガと三日月は勇ましく兵士をぶっ飛ばし、沙耶は回し蹴りで兵士の尻を蹴飛ばすたびに「ありがとうございます!」と言いながら壁に激突し、恍惚とした表情で気絶していく兵士達を冷たい視線で見下ろしていた。
「……私が倒した連中が漏れなく変態ばかりなのだけれど」
「「……ドンマイ」」
「この場合、御愁傷様とどちらに言えばいいのかしら」
近くで一人の兵士にダブルボンバーを叩き込んでいた一誠とタイガは慰めの言葉を口にし、リアスはぶっ飛ばされた側とぶっ飛ばしたのが変態だった側のどちらに憐れみを向ければいいのか悩む。アルテミスにいる兵士は一定の割合で変態なのかと。
沙耶が攻撃する部位が尻なのもおそらくその原因の一つだろうが、それはさておき。
襲ってくる(というか逆に襲ってる)兵士達を千切っては投げ、ガチでアレを千切りかけたりとしているうちに、キラ達が集められている食堂に到達したレジェンド一行。
「な……何だ貴様は!?」
「何だツミはってか。そうです、俺がウルトラ騎空団団長です。ゥアタァ!!」
「あべし!?」
大勢が見ていようがお構い無しに兵士の顔面へ鉄拳を打ち込み顔を変形させるレジェンド。倒れたところに無慈悲な鉄槌(玉潰し)を躊躇なく行い、戦意と意識を喪失させる。ついでに兵士の別のモンも無くなった。
「レジェンドさん!?」
「お、キラ。友人達も無事そうで何より……ん?ダイゴはどうした?」
「それが……」
(((((今の光景スルー!?)))))
色々と衝撃的なモノを見せられたのに平然としているキラ、順調にメンタルアップしているようだ。
そんな彼から事の顛末を聞いたレジェンドは少し考えた後、彼とサーガを連れてストライクの元にいるであろうダイゴと合流すべく動くことにした。その他の面々はアークエンジェルのコントロールの奪還、並びに侵入してきたアルテミス所属兵の追い出しに当たる。
なお、レジェンド達がやってきた方向を見た全員が戦慄したのは言うまでもない。
☆
ガルシア以下護衛を連れ、ストライクの元にいたダイゴはコックピットでプロテクト解除と譲渡するデータの選定……ではなく、そう見せかけた即席の偽造データを作成していた。その完成度はかなり高く、あたかも本当にストライクの戦闘データに見える。尤も、詳しい者が見ると「ん?」と気になる箇所が意図的にバラして作成されているのだが、自分にプラスになることしか考えていないガルシアがそれに気付くことはない。
「ふう……とりあえず、まずは一段落です」
「見事な手際の良さですな、特務大使殿」
「戦場では一刻を争う場面が多いので。とはいえ、こうして落ち着いて作業が可能なのもアルテミスの防御機構のおかげです」
「ご理解頂けて何より。このアルテミスの傘は何者にも破られぬ鉄壁の守り。安心して作業の続きをして欲しい」
(……今はそれを稼働させていないのか。もし相手にペガサスAのようなステルス機能を持った機体や戦艦があれば簡単に攻め込まれるぞ。見たところ内部はそう防衛能力に優れているわけじゃなさそうだ)
アルテミスの傘の性能に慢心し、ストライクのデータを手に出来ると思い込んでいるガルシアに、ダイゴは内心アルテミスは間もなく墜ちるだろうと予測している。
フェイズシフト装甲同様、アルテミスの傘は膨大な電力を消費するのは少し考えれば分かること。そんなものを常時展開しているはずがなく、おまけに大した防衛設備が無いとくれば、位置的にもこのアルテミスの戦略価値は良くて連合の艦が航行する上での中継地点程度でしかない。もしくはアルテミス自体が傘の実験施設という意味合いを持たせられているのか……。
どちらにせよ、自分達が相手にしているのはザフトでもトップクラスに厄介な連中。アルテミスはそう長くないだろうと、ダイゴは目的の行動を起こすタイミングを狙っていた。
そして、その時が遂に訪れる。
ミラージュコロイドを展開し、接近していたブリッツがいよいよ攻撃を仕掛けてきたのだ。アルテミスの傘を稼働させたとしても、既にその効果範囲内に侵入しているため無意味な状態。強固な外壁に守られている場所ほど内側は脆い、とはよく言ったもの。満足に弾幕どころか対空砲火さえ不可能なアルテミスは姿を消したブリッツによって徐々に痛手を受けていく。
「な……何だ!?まさか敵襲か!?どういうことだ、まさかアルテミスの傘が突破されただと!?」
正確にはアルテミスの傘を突破されたのではなく、警戒を緩めすぎたのが原因なのだが……言ったところでこの男には分かるまい、そう思いダイゴはほとほと呆れてしまう。
先刻の戦いを確認していたならば、デュエル、バスター、ブリッツとの戦いでハイパー・メガ・ランチャーを攻撃ではなく分断修正に使い見事戦法を成功させたゼットを少しは見習ってほしいとも思った彼だが、今はこの混乱に乗じて為すべきことがある。
「あ」
「……!?特務大使殿、何が――」
ダイゴが何かに気付いて声を上げると、その瞬間ガルシアは――
「イヤァッ!!」
「ふぉあぁぁぁぁぁ!?」
ドゴォォォン!!
ラリアットの体勢で突っ込んで来たレジェンドによって、アルテミス内壁にクレーターを作る羽目になった。そのままグイグイと頭を壁に押し付けられ、衝撃のあまり気絶してしまうガルシア。
何というか、レジェンドがかつて赴いた世界で伝説のなんちゃらと同族の王子が同じ事になってそうな気がする。
「ガ……ガルシア司令ッ!?ハッ!?」
「(物理的)対話!!」
「ぶげぇ!?」
ガルシアに気を取られた隙に、サーガによって護衛も排除される。それにしても、物理的にぶん殴るのはそもそも対話とは言わない。俗に言う「拳で語れ」は話し合いではないと思う。
ともかく完全に自由になったダイゴは、レジェンドとサーガに同行したキラと対面。
「ダイゴさん!」
「キラ君!ナイスタイミングだ!」
「すみません、僕がちゃんと名乗り出ていれば……でも、感情的になって出しゃばったらダイゴさんが考えてることを無駄にしてしまうような気がして……それで……」
「でも君は僕の意志を汲み取って、最後まで我慢出来た。だからこうして僕が時間稼ぎしてる時に、チーフ達が間に合ったんだ。君の優しさを考えれば僕が言っている間にあれに言いたかっただろう、よく我慢してくれたね」
沈黙して逃げたと思われても仕方ないはずなのに、逆にダイゴはキラを笑顔で褒めた。しかもガルシアをあれ呼ばわり。あくまで自分のことを考えてくれているダイゴにキラは目に涙を滲ませつつも、しっかりと頷いて返す。
「二人共よくやった。軽く
「視えるんですか!?」
「俺には鮮明にな。大した機能だが俺には通じん。何にせよチャンスには違いない、どのみち補給なんてこの状況じゃろくすっぽ出来んだろ。とっとと脱出するぞ」
「了解です、チーフ。キラ君、操縦交代頼めるかい?」
「はい!任せて下さい!」
ダイゴは座席の後部にまわり、キラが改めてストライクのシートに座る。そして凄まじい早さでプロテクトを解除して起動、幸いにもアルテミス内部ということでソードストライカーを装備してあったのが吉と出た。
レジェンドはアルトアイゼン・リーゼを取り出しすぐさま搭乗、同じくサーガもダブルオークアンタに乗り込み、作戦を伝える。
「クアンタはアルテミスの外で待ち構えてるだろう敵艦の警戒、ストライクはいつも通りアークエンジェルの護衛だ。相手がブリッツだけならそう難しくはあるまい、混乱に乗じて脱出してくるだろうラミアス艦長らの乗艦とブチのめした兵士らをほっぽり出し終わったら即座に出港するぞ」
「あの、レジェンドさん。まだその機体は左腕が……」
「修理は完全ではないが、カートリッジ交換のために動かす程度なら問題ない。ブリッツへの攻撃は俺が担当する」
これを聞いて三人はブリッツのパイロットを憐れに思ったが、敢えて口にしない。姿を消して奇襲してくるぐらいだし、バレたら集中砲火される覚悟はあるだろう。
アークエンジェルのブリッジも占拠されていたものの、ロスヴァイセとしのぶが超神速の斬撃で意識を刈り取り、他に漏れず沙耶が叩きのめすと満足げな表情で倒れた。
「……もう、嫌……」
本気で泣きそうな沙耶を全力で慰めるロスヴァイセとしのぶ。同性として色々来るものがあるのは十二分に理解出来る。というかここまでやられたら男でも嫌になるぐらいだ。
気を取り直し、クルーが席に着いた後は鬱憤を晴らすかのように沙耶は指示を出す。
「相手の姿が見えないけど、ザフトにそんな機体はあるの?」
「いや、聞いたことはないな」
「なら奪取されたG兵器ね。あの手のステルス機能は攻撃まで不可視にすることは出来ないわ。ましてやバッテリー消費型の機体では尚更。友軍でストライク以外で確認出来る機体は?」
「アルトアイゼン・リーゼ、ダブルオークアンタと呼ばれてる二機だ」
「だとしたらあと一人はストライクに同乗してるのかしら。ともかく、出港準備を急いで。艦長さん達が戻り次第、機関最大で脱出よ。先生でもそうするはずだから」
伊達に女王の立場にあるわけではない。レジェンドや先代女王にはまだまだ及ばないものの、指揮の一つや二つ問題無く出せる。
準備を進めていくうちに、案の定アルテミスのどこかに閉じ込められていたマリューやムウ、ナタルがブリッジに入ってきた。
「……!貴女は……」
「思ったより遅かったわね。皆発進準備を終えて貴女達を待ってたわよ」
「そう……ごめんなさい。少し迂闊だったわ」
「別に気にしてないわ。私が気にしてるのは、この要塞の兵士が変態ばかりだったことよ」
そのことを話す沙耶はどんよりとした空気を纏い、一瞬でその美しくも可愛いとも言える顔がげっそりやつれる程に憔悴していた。ブリッジに残っていたロスヴァイセとしのぶがまたもメンタルケアをすることになり、理由をしのぶから聞かされた三人は本気で沙耶を気遣ったという。
「何というか……私達がアルテミスに向かおうなどと言わなければこんなことにはならなかったと思うと、やるせないわね……」
「ここの連中、男として可哀想なことになっちまってたしな……」
「それをやったのは先生の指示だからよ。私はそっち以外を狙って攻撃した結果があの始末」
いや確かに月世界の女王様だけども。ちなみに先代女王の場合、こんなに優しくはない。レジェンドを見習ってニコニコ笑顔の鉄拳で壁にめり込ませるぐらい普通にやる。
「ともかく、アルテミスから脱出します。出ている機体の収容準備を!」
「機関最大!アルテミス共々落とされる気はないぞ!」
マリューとナタルも指定の席に着き、やっとクルーが揃った。ムウはというと、機体(というか主に武装)がまた損傷したため整備班を手伝うことにしたらしい。
☆
外をダブルオークアンタ、アークエンジェルをストライクに任せ、アルトアイゼン・リーゼはミラージュコロイドを展開したままアルテミス内部に侵入してきたブリッツをピンポイントで狙う。当然、ブレなく一直線に自分に突撃してくる赤い機体をニコルは驚愕の表情で見た。
「まさか……見破られてる!?」
「相手が悪かったな」
「ッ!この機体、アズナブル隊長を退けた……」
「判断が遅い……!」
ニコルは相手が何者かを理解し、ミラージュコロイドの解除とフェイズシフト装甲の展開を行おうとするが、その驚異的な加速で迷いなく突撃してきたアルトアイゼン・リーゼのリボルビング・バンカーが容赦無く右腕に撃ち込まれる。
カートリッジが炸裂し、衝撃で内部構造にダメージが入ったことで、ブリッツの右腕――即ち攻盾システム『トリケロス』が装備されている方を破壊されてしまう。
「しまったっ……!」
「こちらに似て右が主兵装なのはすぐ分かった。アルテミスの連中はその『傘』とやらの性能に胡座をかいていたようだが、お前も似たようなものだったな。ブリッツのパイロット。光学迷彩一つで手練のいる戦場を掌握出来るほど、戦いは甘くないぞ……!」
「くっ……今は撤退するしかないっ……」
背中から撃たれるかもしれないとは思ったものの、いつまで経っても追撃が来ないことを怪訝に思うニコルだったが、直後にメッセージが送られてくる。無論、送り主はレジェンドであり、そこには「拾った命、精々無駄に使わんことだ」と短く書かれていた。
「……見逃してくれた、ってことなのかな」
どちらにせよ、自分の敵う相手ではない。専用機に乗ったシャアを退けたということは、そのシャアにアカデミー時代双方訓練機だったにも関わらず、一対複数でコテンパンにされたメンバーの一人であるニコルが単体で勝てるはずがないのだ。
残りのメンバーだが、言わずもがなアスラン他現クルーゼ隊の赤服(ラスティ含む)である。
そんなレジェンドに見逃されたことで、悔しさ以上に別の感情が入り交じったニコルは元来の性格もあって素直にガモフへと帰還する。
レジェンドの方も「まだアルトアイゼン・リーゼの左腕が万全でない以上、不用意な追撃は控えるべきだった」と言い訳も利くのでブリッツ撃退後はそのままアークエンジェルへと帰還。そのままストライクやダブルオークアンタも回収され、アークエンジェルはアルテミスから出港し、全速で離脱した。
☆
時を同じくして、ある存在が皇帝の命を受け、コズミック・イラの世界に災厄を解き放つ。
「行け、スコーピス共……」
堕天司、プラントとブルーコスモス双方の重役の異変……そしてそこに今、新たな勢力が加わり、コズミック・イラはさらなる激動の時代となる。
〈続く〉
過剰防衛の気もするけど、先に手を出したのは相手だし銃構えてるし、逆にレジェンド達が武器にしたのは素手とか空気とかだから!
何よりお得意の戦争だから別にいいよね、人質もとってないし正面からゴリ押ししただけだもん(暴論)。
サイが暴行受けないため、フレイの出番無し。おかげでキラが差し出されることもなく、ダイゴの株が上がるという状況になりました。
自分はそこも鍛えているから敵の股間を攻撃しろというレジェンド団長。それを嬉々として実行する団員(しかもサーガ組ではなく、よりによってレジェンド一家)。
侮るなかれ、変態も紛れているぞ。見事に全員沙耶にぶっ飛ばされたけど。
よく考えたらウルトラマンは殆ど透視能力持ち……ミラージュコロイド無意味じゃねーかァァァ!!
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)