ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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大変お待たせしました。やっと本編更新です。
バラージ編最終回……とはいかず、次回に持ち越しになってしまいました。申し訳ない……このままだととんでもなく時間がかかってしまいモチベを下げてしまいそうで。

ただ、タイタス主役ということで今回やりたいことはしっかりやれた上に今回から次回にかけてのサプライズがあります。是非最後まで読んで頂ければ幸いです。


それでは本編をどうぞ。


WISE MAN'S PUNCH

 ディスペアントラーとミニオン・ラース……それぞれに立ち向かうウルトラ騎空団とアークエンジェルのクルー達は苦戦を強いられていた。

 

 リアスらと戦っているミニオン・ラースの放つ『術』は威力もさることながら、恐ろしいほどに発動が早くほぼ連射状態で撃ってくるのだ。術としては下級に分類される『ヘルファイア』『シャドウボルト』等も立て続けに撃ち込まれればさすがに危険。しかも下級術であるがゆえに燃費もいい。

 

 

「ふぅむ、これは中々に厳しいな!私もある程度は警戒していたが予想以上だ!」

 

「笑いながら言う事かしら!?」

 

「いや失礼、しかし参った。これでは近付くことさえ一苦労だぞ!」

 

 

 辛うじて花のお兄さん(仮)の魔術で防御出来ているため被害は殆ど無いが、あまりの猛攻に仕掛けるスキも無いのが現状だ。ほんの少しでもどうにか出来たなら、凄まじい速さを持つしのぶが一気に斬り込めて活路を見出だせるのだが……。

 

 

「う〜ん……ダイゴさん、そのGUTSハイパー……でしたっけ。それで狙い撃ちとか出来ます?」

 

「出来なくはないけど、良くて命中させるのが精一杯かも。それも魔術障壁とかそんな感じのもので防がれる可能性があるし」

 

「それでも構いません。少しの間でも気が引ければどうにかなりますから」

 

 

 こう言い切れるのは元鬼殺隊最速とまで言われたからだろうか。彼女の姉は歴代女性柱最強とまで言われ、今や日の呼吸まで体得したオカ研の決戦兵器なのだから血筋を考えると当然かもしれない。

 

 

「ならここで私の滅びの魔力が役に立ちそうね。私の滅びの魔力を、ハリベル姉様に教わった『虚閃(セロ)』に混ぜ込んでアイツに放つわ。仮に障壁とかで防がれても、障壁そのものは無効化出来る」

 

「それを狙って僕がGUTSハイパーで奴を撃つ」

 

「最後にそれで出来たスキをついて私が一気に踏み込み、型を打ち込む……現状出来る最良な戦法ですね」

 

「そうなると他のメンバーは援護ということになるかしら。私もお母様やお姉様のような高等魔術が使えなくはないけれど……得意なのは白兵戦だし、補助その他はまだしも戦闘用は対怪獣戦を想定した大規模なやつが殆どなのよ」

 

「それを言われると、私は沙耶さんよりも得意じゃないから……魔術とかもウルトラ騎空団に来るまで全くの無縁だったし」

 

 

 アズが少々落ち込み気味だが、ぶっちゃけ彼女は悪くない。というかこういう状況に当たり前に対処出来るウルトラ騎空団自体が異常なのであってアズはむしろまともな方だと言える。

 

 

「ともかく今はあの勇者の石を取り返すのが最優先です!倒すことは二の次にしましょう!」

 

 

 ニトクリスの言葉に全員が頷く。

 

 

「何か決まったかい!?なら早いとこお願いするよ!今は防御出来てるけど、古傷が痛み出してね!」

 

「古傷!?貴方、どこか怪我を――」

 

「まあ実はそんな大袈裟にするものではないんだが、先刻女王陛下に思いっきり蹴られた股間が――

 

「知ってる?私の変身アイテムは近接武器にもなるの。腕次第だけどスティックカットやボールカットだって出来るってこと、その身に直接教えてあげましょうか?」

 

「あ、今どことなく先代陛下っぽく聞こえたぞぅ!それはそれとしてカットは勘弁していただきたい!」

 

 

 度重なる発言で割とマジになっている沙耶の怒りを感じたか、戦闘に集中し守りを固める花のお兄さん(仮)。右手を突き出して魔力を集束し虚閃の発動準備を行うリアスと、タイミングを合わせるべく照準を合わせるダイゴ。しのぶも呼吸を整え、すぐに駆け出せるように意識を集中する。

 

 

「私とアズ、ニトクリスは援護だけど……この作戦においてまともに援護可能なのはニトクリスだけね」

 

「ごめんなさい、何か役立つアイテムとか空の世界から持ってきていれば……」

 

「気を落とさないで下さい。この状況でしっかりと冷静に周囲を見れるということは、足手まといにはならないということですから」

 

 

 ニトクリスの言う通り、闇雲に動かないだけでも十分な貢献だ。それに沙耶やアズが周囲に気を配ってくれれば、しのぶ達は目の前のミニオン・ラースに集中出来る。特に二人とも何かと勘が良いので警戒にうってつけなのだから。

 

 

 そして、遂にその時がきた。

 

 

「何かをしようとしているようだが、待ってやる義理も必要もない。さっさと――」

 

「準備完了!行くわよ、ダイゴさん!しのぶさん!」

 

「了解!」

 

「あちらも言っていますし、さっさと済ませましょうか」

 

 

 リアスが放った『虚閃』は真っ直ぐにミニオン・ラースへと向かっていく。バカ正直にフェイントもなく放たれたそれにミニオン・ラースは警戒し、魔術障壁を強化するが……そもそもリアスの狙いはその魔術障壁の方だ。滅びの魔力を付与された虚閃は障壁に直撃すると、いとも簡単にそれを消滅させる。これにはミニオン・ラースも驚きを隠せない。

 

 

「……何!?」

 

「よし、定石通り!ダイゴさん!」

 

「……ッ!!」

 

 

 間髪入れず、ダイゴのGUTSハイパーがミニオン・ラースを狙う。

 

 ここで魔術障壁を強化したことが裏目に出た。強化するということはそれに対するリソース(この場合、魔力)が多く必要となり、もし破られた場合のデメリットも大きくなる。

 とどのつまり、消費した魔力が大きく再び障壁を張るための魔力の補給が間に合わなかったのだ。最低限の障壁ならば展開可能だろうが、それでは怪獣相手に撃ち込んでいたようなGUTSハイパーを防ぐことなど到底不可能。

 

 GUTSハイパーがミニオン・ラースに直撃し怯んだのと同じタイミングでしのぶが一気に駆け出す。普通の人物なら間に合わないかもしれないが、呼吸剣士であり元・鬼殺隊最高位の『柱』……その中において最速であったしのぶならば問題ない距離だ。

 

 

「早っ!?彼女サーヴァントとかじゃないよね!?」

 

「先生いわく『弾かれ者』らしいし、向こう側では死亡したって話だから似て異なる者じゃないかしら」

 

「っとぉ!話し込んでたらまたお叱りを受けそうだからブーストブースト!さあ、蝶の剣士よ!遠慮なく行きたまえ!」

 

 

 花のお兄さん(仮)の魔術により、一時的に身体能力を増したしのぶが想像を超える速度でミニオン・ラースを肉迫。しのぶはミニオン・ラースを既に鬼と同じく討つべき存在と認識している。

 

 故に、狙うは一撃必殺。

 

 

「レジェンド様から賜ったこの専用日輪刀があれば、やれる……!」

 

「貴様ッ……!!」

 

「蟲の呼吸 鞘翅(こうちゅう)ノ舞――」

 

 

 速度と突きを重視していた蟲の呼吸において、専用日輪刀の補助を得たことで実現可能となった初の『斬撃』の舞。

 

 

穿天甲角(せんてんこうかく)!!」

 

 

 カブトムシが角を突き上げるが如き、今までのしのぶからは考えられぬだろう豪快な一閃。それを受けたミニオン・ラースは血の代わりなのか傷口からドス黒い闇を噴き出し片膝を着いた。

 

 

「グッ……!」

 

 

 小柄な女の細腕、そう思い油断したのだろう。予想外の痛手を負ったミニオン・ラースの手から勇者の石がこぼれ落ちる。それを見計らい、ここまで目立った動きをしなかった沙耶とアズがニトクリスの援護(実行はメジェドーズ)を受けて即座に勇者の石を回収。

 

 

「出ませい!出ませい!」

 

「ヌウ……!」

 

「三つ、確保……!アズ!」

 

「こっちも二つ、確保しました!」

 

「この……小娘共がァァァァァ!!」

 

 

 よりによって奪ったはずの勇者の石を全て取り返され、遂にミニオン・ラースはその名にあるように憤怒を露にした。まだ近くにいたアズに向け、術を放とうとした瞬間――。

 

 

「!!」

 

「……え?」

 

「……バカな……この世界に、おられるはずが……!?」

 

 

 アズを近くで見たミニオン・ラースが何故か驚愕と恐怖に震えだす。当のアズ本人はどういうことか分からず、首を傾げながらもチャンスだと思い即座にその場を離れる。

 

 一応言っておくが、別にアズは記憶喪失だったりとかそういうことはない。過去に色々あったが、今までのことはちゃんと憶えている。だからこそ、ミニオン・ラースがあのような反応する理由が思い当たらないのだ。

 

 とにかく、勇者の石を奪還出来たリアス達だが……もう一つの戦場は厳しい状況であった。

 

 

 

 

 圧倒的攻守を兼ね備えたディスペアントラーと正面から戦えるのはもはやタイタスのみ。しかし、そのタイタスですらその戦闘力の前に追い詰められていた。

 

 

「ギジャァオッ!!」

 

「グゥアッ!!」

 

 

 ディスペアントラーの背から生えた巨腕で吹っ飛ばされるタイタス。鍛え上げられたタイタスでさえこうなのだ。ダ・ガーンXはギリギリ耐えられるかもしれないが、バルバトスやストライクは特殊な装甲であるとはいえMSであることとサイズ差を加味すると一撃で戦闘不能……最悪スクラップにされないとも限らない。

 

 

「せめて、効果がある部位でも分かれば……!」

 

「死中に活を求めるとかいうけど、逆にそれを狙って無策で突っ込んだら死ぬしかないよね、アレは」

 

「地理的にも奴に有利だ。何より我々には守るべきものがあるが、奴は奴だけしか優先すべきものが無い……!」

 

 

 いよいよもって焦りが出てきた彼らだが、追撃せんとするディスペアントラーの目に高速で何かが直撃し、短く悲鳴を上げて後退った。その何かとは、マリューの指示によってタイミングを合わせ撃たれた投石機による岩。関節すら狙っても効果が無いだろうと思ったマリューは、難しいことは覚悟の上でディスペアントラーの目を狙い撃つことを決め、実践し……見事成し遂げたのだ。

 

 

「助かった……!今のうちに立て直すぞ!」

 

「でも、今のパワーじゃ誰もアイツに決定打を与えられない。もっと強烈なのがないと」

 

「沙耶さんの機体のあれ……いや、駄目だ。逆に威力が高過ぎるし、範囲も広い。それに見た感じ月の有無が関係ありそうだからそもそも使うこと自体出来るかどうか……」

 

「ともかく、試せる方法を手当り次第やってみるしかない。戦力不足な現状では――!?」

 

 

 ダ・ガーンXがそう言いかけてディスペアントラーの行動を凝視した。何故なら、攻撃の矛先がマリューやバラージの民へと移行しているからだ。どうやら先の攻撃で彼らもディスペアントラーにとって脅威ないし障害だと認識されてしまったらしい。

 

 ――これはまずい。

 

 自分達でさえ食らいつくのがやっとのディスペアントラー、生身のマリューらがどうやっても敵う相手ではない。もし逃げ遅れでもすれば……そんな思考を中断させるかのように、ディスペアントラーは翅を羽ばたかせてマリューらへと飛んで突撃していく。

 

 

「ッ……総員退避!急いで!!」

 

 

 マリューが急ぎ指示を出すも、ディスペアントラーは巨体にそぐわぬ速度で彼女らを屠らんと迫る。バルバトスやストライク、ダ・ガーンXの攻撃では勢いを殺すことさえ叶わず……遂に――。

 

 

 

 

 

「ギジャァァアアア!!」

 

「「「「「ッ――!!」」」」」

 

 

 

 

 

 ――間に合わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――バルバトス、ストライク、ダ・ガーンX()

 

 

 

 

 

「グッ……グゥッ……!」

 

「「「「「タイタス(さん/兄貴)!!」」」」」

 

 

 そう……三機は間に合わなかったが、タイタスだけは間に合ったのだ。ディスペアントラーに背後を向けるようにしてマリューらやバラージの民をその身体で庇っていた。今も大顎の元からあった巨大なハサミは何とか防げているが、その上下に増えた二対のハサミがタイタスの身体に食い込んでいる。

 

 

「ギィィィ!!」

 

「グ……ウゥゥゥ!!」

 

 

 タイタスの鍛え抜かれた身体にさえ、ディスペアントラーの鋭利なハサミが更に食い込む。流血こそしていないが、傍から見ても激痛が奔っているだろうことは想像に難くない。

 

 

「タイタス兄貴……俺達を守るために……!」

 

「あのアントラーを刺激したのは私達……彼は、その巻き添えを――」

 

「そうでは、ない……!」

 

 

 苦しみながらもタイタスは自責の念に駆られているマリュー達に語り掛ける。カラータイマーが点滅し出しており、プラズマスパーク・ブレスの補助があるためエネルギー不足ではなくダメージによる体力の消耗の激しさを示していた。

 

 だが、そんなことはどうでもいいとばかりに彼は胸の内を吐露した。

 

 

「私は……かつて、私の心の弱さ故……兄弟同然に育った友を、マティアを失った……!」

 

 

 マティア――タイタスが養子として引き取られたU40の高官・ザミアスの息子。彼はヘラー軍団のU40侵攻の際にレジスタンスとしてタイタスと共に活動し……パルナスオス山における突入作戦で合成獣キシアダーによって殺害された。

 

 当時、己の存在意義と戦う意味を見出だせず、変身可能でありながら変身を躊躇ったタイタスを庇って。

 

 マリュー達の状況はキシアダーに対抗出来ずタイタスを残し壊滅したレジスタンスと似ていた。予想外のパワーアップを遂げたアントラーと、突如現れたキシアダー……ケースは違えど力及ぶ相手ではないということは共通している。そして、無謀にもそれに挑んだことも。

 

 

「彼は私にこう言った……『戦う理由とは何かを守ること』……そして……!」

 

 

 激しい痛みに耐えながら、タイタスはディスペアントラーの大顎を弾き飛ばすように腕を思い切り広げてその危機を脱した。

 

 

「『私の心は、私だけのものだ』……!今の行動はただ『私が君達を守りたい』……そう思ったからこその結果だ!何も君達は責任に感じること必要などない!」

 

 

 痛みが残る身体に鞭打って、タイタスはディスペアントラーへと向き直り――咆える。

 

 

「さあ、来なさい!どれだけ苛烈な攻撃をしてこようとも、彼らには触角の先さえ触れさせんぞ!!」

 

 

 ――力の賢者の信念、そして決意。それこそが『大地』を目覚めさせる最後の引き金(トリガー)だった。

 

 

 

 

 ミニオン・ラースが奪い返された勇者の石を再び奪わんとした時、沙耶とアズが確保していた勇者の石が眩い輝きを放ち始めた。それだけではない。

 

 

「な、なに!?」

 

「あれは……!」

 

「ウルトラマンノアの石像が、光ってる……!?」

 

 

 勇者の石と共鳴するかのように、石を祀られていたウルトラマンノアの石像も輝き出したのだ。この時を待っていた――そう言わんばかりに。

 

 

 ――託すべき者は現れた――

 

「「「「「!!」」」」」

 

 ――大地の輝き、今ここに――

 

 

 何処からともなく声が聞こえると、沙耶とアズの手元から勇者の石が飛び立っていく。その声の告げた託すべき者、即ちタイタスの元へと。

 それを見たミニオン・ラースは短く舌打ちすると、霧状になって消えていく。

 

 

「これ以上の戦闘は無意味だな。やはりあの光神の縁者共、ああ忌々しい……怒りが収まらん……が、所詮ディステニィストーン本体ではなく代替品。別のモノを用意出来れば問題無い」

 

「ッ!待ちなさい!」

 

「フン……代替品は持ち帰れなんだが、他のミニオンと共有せねばならない情報が手に入ったのは僥倖だった」

 

 

 そう言って消え行くミニオン・ラースは未だ混乱気味なアズを一瞥して完全にその場からいなくなってしまう。それと入れ替わるようにチャータムらが呻きつつも起き上がった。

 

 

「う……皆さん、何が……」

 

「チャータム!」

 

「勇者の石は……!?」

 

「託すべき者、とか聞こえたわね。それに――!?」

 

 

 焦るチャータムへ沙耶が現状説明しようとした時、さらなる衝撃が巻き起こる――。

 

 

 

 

 タイタスの内、即ちインナースペースにて一誠の持つダイレクターが迫る勇者の石に呼応して輝きを放つ。

 

 

「おわっ!?」

 

「何だコレ、ダイレクターが!」

 

「あれ……何か聞こえないか?」

 

 

 タイガが言うように、ダイレクターから声が聞こえてくる。ダ・ガーンの声ではない。全く別の声が、それも複数。

 

 

『おい、聞こえてんのか!?……っかしーな、まさかあっち壊れてんじゃねえだろうな』

 

『俺達が壊れてるって線は?』

 

『だとしたら俺らのが使いもんにならねーだろ!あってたまるか!』

 

『そもそも、そうだとしたら俺達ゃどこが壊れてるってんだ?』

 

『『『……頭?』』』

 

『言ってて悲しくならねーのかテメーら!?』

 

『しかもよく考えたらその頭もねーよな、まだ身体が無いんだしよ』

 

 

 何かワイワイやっている『彼ら』に一誠やタイガ達は一瞬でこう思った――。

 

((((……めっちゃ気が合いそう!!))))

 

 

 ボケもツッコミもいけそうな、おそらく四人分の声を聞き一誠らは即座にガッツポーズ(しかも真顔)。最近ボケが増えつつありツッコミが足りなくなって――って、今はそれどころじゃなかった。

 

 

「こっちは聞こえてるぜ!」

 

「お前ら頭の方は大丈夫か!?」

 

「フーマお前物凄く失礼なこと言ってるぞ!?」

 

『おお!?やっぱ通じてんじゃねーか!返事が遅ぇーんだよ!』

 

『とりあえず頭は問題ねえ。……俺だけは』

 

『何一人だけ抜け駆けしてんだテメー!?』

 

『しかも何クールぶってんだ!お前バリバリのスピード狂だろうが!』

 

(((((何だろうこの親近感……!)))))

 

 

 ――どうやら、全員(ただしタイタスは戦闘に集中しているため不在)の心が一つになったようだ。切っ掛けはどうしようもなくヘボい気がするが。

 

 

『っとぉ!こうしちゃいらんねえぜ、大将!』

 

「た、大将……?俺が?」

 

『他に誰がいるんだよぉ、このスットコドッコイ!』

 

「いや……ほら、タイガとかフーマとか、戦ってるタイタスとか。あと(一応)ドライグ」

 

『何か含みあったろ、相棒』

 

『『『『…………』』』』

 

 

 どうやら彼らは一誠達が一心同体だと今初めて気付いたらしい。『どうすんだ』とか『今までこんな例は見たことも聞いたこともねーぞ』とか、そんな感じの声がダイレクターの向こう側で飛び交っている。

 

 そしてその結果――。

 

 

『まあ、大将は大将ということで良しとする!!』

 

『『『応ッ!!』』』

 

 

 ものすごい雑だった。いいのかそれで。

 

 

『何にせよ、大将達が今ピンチなのは分かる!今そっちに向かってるからな!』

 

「え……!?」

 

『けど、さっきも言ったが今の俺達には身体が無い。いや、有るには有るが、何というかこう……石だし』

 

「「「『あぁ〜……』」」」

 

『そんなわけで、俺達の身体をイメージしてくれ!出来たらパワフルな感じで!』

 

『四人分な、四人分。そこまで言えば、あとは分かるだろ?』

 

 

 やっと一誠らは理解した。彼らこそ、勇者の石に封じられていたダ・ガーンの仲間だと。身体をイメージする、というのも彼を顕現させた時と同じ方法だ。

 それは良いとして、石は五つあった。なのに声から言われた数は四人分……あと一つは?

 

 しかし、今は一刻も早くディスペアントラーをどうにかしなければならない。彼らは五つ目の石のことを頭から離し、彼らの身体をイメージする。

 

 

「何ていうか、喋り方からして土方仕事の親方チックな感じがしたんだよな……やっぱトラック、いやキャリアカーがリーダーっぽくないか?」

 

「じゃあ今回は陸地関係か……ドリル戦車?そうだ!ガオファイガーのドリルガオーⅡみたいな!」

 

「パトカーはダ・ガーンだろ、あとボルフォッグ。ってことはスポーツカーはどうよ?」

 

『ここまでミキサー車とかは無し……そういえば聞いた話だとGGGにそういうロボがいるらしいから、F1カーなら被らんだろう。多分』

 

 

 タイタス抜きではあったが、ちょうど一人一つ考える感じで簡単に決まった。奇しくもそれが良い感じにはまったのは僥倖と言えるだろう。

 一誠らは頷き合うとダイレクターを通して四人分……車なので四台分のイメージを向こう側へ飛ばすように念じる。

 

 

『来た来た来た!お、俺はこのデカいのだ!』

 

『俺はこいつだ!正に漢のボディ!』

 

『うし決めた!俺はこのイカした奴な!』

 

『消去法になっちまったが、こりゃ俺も文句無しだ!トップは譲らんぜ!』

 

 

 こっちもこっちで揉める事無く決まったようだ。口調は荒いが、ダ・ガーンの仲間だからか基本的に良識はあるということが分かる。まあ、一誠らと心底同調してそうな面子ばかりだし……。

 

 

『じゃあ、折角身体をもらったんだし改めて自己紹介といくぜ!俺はビッグランダー。自慢じゃねえが力なら誰にも負けやしねぇぜ!』

 

『俺の名はドリルランダー。土の中なら俺の専門だ。イメージには大将達のとこにゃ他にもドリル関係者がいるらしいな、会うのが楽しみだぜ!』

 

『俺の名はターボランダー!全開バリバリ、そっちの青い大将とは気が合いそうだ!』

 

『俺の名はマッハランダー。大将、早速だけど命令を言いなって!』

 

 

 それぞれにイメージが重なり身体を得たことで名前もハッキリした。誰も彼もが力強い意思に満ちている。

 最後に名乗ったマッハランダーが言った――命令を言え、と。下す命令は一つしか無い。

 

 今、表で戦っているトライスクワッド最後の一人……ここにはいないタイタス、そして共に戦う仲間達。

 彼らが相対しているのは恐るべき進化を遂げたディスペアントラー。

 

 

『俺達『ランダーズ』の初陣だ!景気良く頼むぜ、大将!』

 

「……よし!ランダーズ!今アントラー……ゴツい怪物と戦っているタイタスや皆を助けるんだ!」

 

『『『『おう!!』』』』

 

 

 一誠の迷い無き指示を受け、いよいよ彼ら――ランダーズが戦場に立つ時が来たのだ。

 

 

 

 

 勇者の石がタイタス達の下へと迫ってきていたのはマリュー達の目にも確認出来た。その光景だけでも十分ファンタジーじみているが、そのうち四つが一つになったかと思えば突如勇者の石がより強く輝きドリルカー・スポーツカー・F1カーを積んだキャリアカーへと変化したことに目を丸くする。

 

 

「は?え?な……何なの、あれは!?」

 

「すいません艦長、俺らにも何が何だか……」

 

 

 しかもその後、積まれた三台の車がキャリアカーより発進し――。

 

 

「「「「チェェェンジ!ランダァァァズ!!」」」」

 

 

 ――ダ・ガーンよろしくロボットに変形。相変わらずトール達は目を輝かせているが、マリューやマードックは顎が外れた。石が光りながら飛んできて、一つになって、車になったらロボットに変形した――こんな事が立て続けに起これば常人ならマードックの言う通り『何が何だかよくわからない』状態になるだろう。

 

 唯一つ、分かることは――。

 

 

 

 

 

「……とチェンジしたとこまではいいけどよ、相手もやたらゴツくねーか!?」

 

「「「よし行けパワーファイター!」」」

 

「ふざけんな!お前らも道連れだ!!」

 

「この感じ……!やはり私と同じか!」

 

 

 カッコ良く出てきたのにコントを始めたランダーズにダ・ガーンXはツッコミを入れることなく真面目に主観を述べる。一応リーダーであるビッグランダーはダ・ガーンXの存在にこれ幸いだと言わんばかりに食いついた。

 

 

「おお!細かい自己紹介は大将何人かと済まちゃいるが、とりあえずあの野郎をどうにかしようぜ!」

 

「しかし、あの変異したアントラーの防御力は並大抵の攻撃ではビクともしない。防御を無視する攻撃か、或いは単純に防御力を上回る攻撃力がなければ……」

 

「それに関してはどうにか出来る。んで、それには大将達の協力が不可欠っていうか大将達が主軸になるっていうか……まあ、そんなとこだ!」

 

 

 ダ・ガーンに何とも曖昧な返答で返したビッグランダーは、辺りを見回してタイタスの姿を見るや他のランダーズに指示を出してタイタスへと駆け寄る。

 

 

「よう大将!あんたが大将達と一体化してる大将だな!一目見て分かったぜ!」

 

「おいビッグランダー、大将がゲシュタルト崩壊してんぞ」

 

「つーか大将すげぇ筋肉だな!」

 

「中の大将達、聞こえてるか?」

 

 

 矢継ぎ早に捲し立てるランダーズに困惑しながらも、タイタスは今自身の中にいる一誠達からの情報でランダーズの事を知らされる。

 

 

『――ってわけなんだ!』

 

「なるほど、事の顛末は理解した。何よりこの状況は一人でも多く味方が欲しかったところだ」

 

「おうよ!任せてくれ!って言いたいのはやまやまなんだが……どうにもあの野郎は俺達がバラバラのままじゃ悔しいが太刀打ち出来ねぇ」

 

「バラバラのまま……ダ・ガーンの仲間……勇者……!つまり!」

 

 

 タイタスの声色に一誠らも気付き、ランダーズもそれを見てニヤリと笑う。ここまでくれば答え合わせなど必要ない。ランダーズの願いを察した彼らは心を一つにする。かつて、ゴーデスとの決戦の折にダ・ガーンを今の姿へと変えたように――。

 

 

 

 

 

「『『『『ランダーズ、合体(フォームアップ)

 

 バディィィ!ゴォォォッ!!』』』』」

 

「「「「おう!!!!」」」」

 

 

 

 

 

 一誠の持つダイレクターから指示が送られ、返事と共にランダーズは合体シークエンスへ突入。

 

 まずリーダーのビッグランダーが変形し下半身全てを形成。そこへ上半身と下半身を繋ぐ部位としてマッハランダーが覆い被さるようにドッキング。その上に胴体を形成するターボランダーが重なり、最後にドリルランダーが分離し両腕を形成する。

 然る後に猛牛が如き角を持った頭部が出現。

 

 

「合体ッ!」

 

 

 最後にキャノン砲がガシン!と両肩に背負われるようにセッティングされ――。

 

 

「ラァァァンドバイソォン!!」

 

 

 ここに、ダ・ガーンXに続く新たな『陸の四体合体』ランドバイソンが誕生した。

 

 

 

 

 

『『『おおお!!マッシブタイプの合体ロボォォォ!!』』』

 

「うむ!実にガッシリしていて良い!」

 

「ありがとよ大将!さてと……俺のもう一つの仕事を先にやるとするぜ。アンタを見た瞬間に分かった。コレはアンタの為にあったんだってな」

 

 

 合体した姿を褒められたランドバイソンは、気を良くしつつも彼に託されたあるものを一誠達――正確にはタイタスへと譲渡する。

 

 それは、残された最後の石。

 

 ここで彼ら――ゴーデスとの戦いに参加した者、見守っていた者達は気が付いたのだ。あの決戦の場にてダ・ガーンの復活は何と共にあったのかを。

 

 

『まさか、それは……ッ!!』

 

「今こそ、勇者――否!賢者へとこの大地の力を!」

 

 

 

 

 最後の石が砕けると、その中から現れた光はタイタスの中へと吸い込まれるように消えていき、インナースペース内の一誠の持つタイタスキーホルダーが眩く輝き出し――タイガ・フォトンアースキーホルダーのようにタイタスキーホルダーも変化した。

 

 

「タイタスのキーホルダーが……!」

 

「旦那もパワーアップするってのか!?」

 

「……ってことは、もしかしてフーマのもあるってことじゃ……」

 

『何にせよ、今が好機だぞ!相棒!』

 

「うぉっしゃあああ!!」

 

 

 新たな仲間、新たな力。ここまでテンションが上がる事が起きて黙っていられる一誠ではない。当然、タイタスの新たな姿を発現させるべくタイガスパークを再起動。

 

 

『カモン!』

 

 

 まずは新たに追加された赤い部分――。

 

 

『マッスル!』

 

「「「『へ!?』」」」

 

 

 まさかのマッスル名のフォームになりそうなことに間抜けな声が出てしまった三人と一匹だが、即座に気を取り直し次は同じく追加された銀の部分を。

 

 

『ギガント!』

 

 

 今度はちゃんとそれっぽい単語が出てきた。これならばと生まれ変わったタイタスキーホルダーを掴むと、タイガ・フォトンアースキーホルダーがウイングだとすればこちらはアーマーを展開した形になる。

 

 

「大いなる大地の鼓動を!」

 

 

 フォトンアースと同じ様に、タイタスの身体へ鎧が装着されていく。タイガのフォトンアースはまだスマートさがあったが、タイタスの場合はより重厚な物だ。しかしながら筋肉を圧迫せずに柔軟な動きが出来る形状。

 それだけでなく、装着が終わると同時に一瞬タイタスの身体が光りほんの少しだけ全体的に大きくなったように感じる。

 

 

 

 

 

「バディィィ!ゴォォォォォッ!」

 

 

『ウルトラマンタイタス

グランドマッスル!』

 

 

「ヌゥン!!」

 

「「「『フォーム名マッスル入りィィィ!?』」」」

 

 

 グランド――その表現は『大地』のみにあらず、『冠位』也――。

 

 

 

 

 新たな力――グランドマッスルの姿となって現れたタイタスは凄まじい闘気……いや、筋肉に満ち溢れていた。新しく装着されたヘッドギアもその雄々しさ引き立てており、クィン・マンサのショルダーバインダーを小さくしたようなショルダーアーマーも迫力を醸し出す。

 

 息を呑むダ・ガーンX達と、警戒するディスペアントラー。そして――タイタスが動いた。

 

 

「ムゥン!」

 

 

 ――そう、お決まりのマッスルポーズ。それだけなら変わらないのだが、タイタスがポーズを決める度に一瞬身体全体が輝くのだ。『この筋肉を見よ!』と言わんばかりに。

 

 普通ならズッコケるだろうが、タイタスと絆を育んだバラージの漢達や三日月、そして新たに加わったランドバイソンは違う。ある者はその場で、ある者はコックピットで。共にマッスルポーズを決めていく。

 

 

「「「「「兄貴! 兄貴! 兄貴! 兄貴!」」」」」

 

「イカしてるぜマッスル大将!俺達はこんな大将を待ってたんだ!」

 

「よし、後で昭弘に自慢しよ」

 

 

 世界も人種も立場も、果ては生身と機械の違いという垣根さえ取っ払って団結した――筋肉の絆。言葉にするとアホっぽく聞こえるが、基本的に誰もが持ち得るものによって紡がれた『その気になれば誰とでも結べるもの』である。

 

 無論、インナースペース内でも一誠らがしっかりマッスルポーズを行っていたりする。

 

 

『師匠や先輩と修行してて、いつの間にか筋肉付きまくってた今の俺の身体はどうだ!』

 

『父さんの細マッチョぶりが羨ましいし、爺ちゃんの大胸筋も凄いぞ!』

 

『俺もやっぱ細マッチョ路線で……いやいや、グリージョちゃんはどんなのがタイプかな……』

 

 

 更には――。

 

 

「ところで女王陛下、私がこう……ビシッとムキッとしたらどうだろう?」

 

「先生と違って気持ち悪くしか見えないわ」

 

「ぐふっ!!」

 

 

 花のお兄さん(仮)も影響を受けたが沙耶の一撃でダウンした。沙耶の母親や姉が今の台詞を聞いたら本気で仕留めにかかりそうだ。想像した結果、気持ち悪さで。

 

 ランドバイソンの加入と、強化形態タイタス・グランドマッスル――味方の戦力は大幅に上がったが、もし可能なら後ひと押し欲しい、そう願った時――。

 

 

 

 

 

――言の葉を紡げ――

 

――□−□□□□−――

 

 

 

 

 

「「「「「!?」」」」」

 

 

 何処からともなく聞こえた声と、宙に映し出された何かの文字を入れるだろう暗号文のような文面。チャータムやバラージの民すら首を捻るそれを、マリュー達が分かるはずもない。

 

 

「何かの文字を入れるのでしょうけど、そもそも何の文字を入れるのかってことから考えないと……」

 

「……いえ、何となく分かります」

 

「ニトクリスさん?」

 

 

 ここで予想外の返事をしたのはなんとニトクリス。もしやエジプトに関する文字なのかと思ったが、その答えは別のところにあった。そもそも何故彼女がこのバラージに呼ばれたのか……それが今まさに、目の前の暗号を解く最後にして最大のヒントだったのだ。

 

 

「かつて、かの光神より教わりました。多くの者が集いし戦場において、逆境の跳ね除け勝利を手にするために必要なものは何か」

 

「必要なもの……気合いとか、気迫?」

 

「確かにそれもありますが、多くの者が集った……つまりただ一人だけ強ければいいわけではない、というところが重要なのです」

 

「……私、分かった気がする」

 

 

 ここでアズも気付く。答えはもうこの場で出ていたということを。

 

 

「今のニトクリスさんの言葉で私も分かりました。何より、正しく今のタイタスさんがそれを体現してくれてますしね」

 

 

 しのぶも微笑みながら答えに辿り着いたことを告げる。奇しくも、しのぶとアズはニトクリスと特に親しくなった者達だ。

 

 そこにまさかの花のお兄さん(仮)が最後の決め手となる一言を付け加える。

 

 

「ウルトラ騎空団、そしてアークエンジェルのクルー諸君。あの暗号文に入る文字、それは既に大なり小なり君達が手にしているものさ。特にウルトラ騎空団なんかはね」

 

「「「「「……!」」」」」

 

「君達の大いなる旅路はまだまだ始まったばかり。これから歩んでいく上で困難に直面した時、これに勝るものは無いだろう。そしてこれは――あの光神を表す言葉でもある。それに関しては君の方がよく知っているはずだよ、ファラオ・ニトクリス」

 

 

 そう言ってニッと笑う花のお兄さん(仮)は、飄々とした感はあれど雰囲気は至極真面目。

 ――もはや、答えを疑うべくもない。『彼ら』に救われ、共に戦い、そして別れ……かの光神との思い出を胸に、彼女はこの地に召喚された。全てはこの時の為に。

 

 そんなニトクリスの左右の手を握ったのは、しのぶとアズ。ファラオであろうとした彼女だから気付く。かつて先に逝ったカナエのようになろうとしたしのぶ、先のミニオンとの戦いにおいて気付かされた――何かのとてつもないものを背負っているだろうアズ。

 彼女らは本当の意味で出来たニトクリスの『友達』であると。

 

 

「我、ファラオ・ニトクリスが言の葉を紡ぐ――」

 

 

 二人の友に背中を押され、支えられ――多くの者が見守り、願う中……揺るぎない決意と自身を持って、彼女は叫ぶ。

 

 

 

 

 

「絆−ネクサス−!!」

 

 

 

 

 

 その言葉にウルトラマンノアの石像が反応し――石像より光が飛び出す。その光はディスペアントラーへと近付くと、光は徐々に姿を変える。

 

 それは、かの光神が遺した希望。

 

 バラージが平和であれとの願いを込めて遺した己が影法師。

 

 

 

 

 

 ――ウルトラマンネクサス。

 

 

 

 

 

 【エリア】という壁を超え、絆の巨人はバラージとそこに生きる者達を守るために顕現した。

 

 

 

〈続く〉




祝!タイタス・オリジナル強化フォーム!

新クラス・グランドマッスル!FGOもクロスしてるしタイタスと張り合えそうな筋肉って超人オリオンとかヘラクレスぐらいだろうし……ということで。最初は〇〇バラージとか考えてましたが、何かパッとしないなと。

ランダーズ、一誠とトライスクワッドのように会話が弾む弾む。セイバーズだと真面目過ぎてこうやれるかどうか……。

最後にして最大のサプライズ、【エリア】違いの問題から登場が絶望的だったウルトラマンネクサスのスポット参戦!それに因んでニトクリス大活躍!

次回、本当にバラージ編クライマックスです!


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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