ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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お待たせしました。本格的にレジェンドルート、ロドニアのラボ編です。
今回を含めて四話か五話を予定しています。

今回は潜入捜査と、サブタイ通り遂に本編にてゼットのメインヒロインである彼女が登場。
久々のゼットのやらかしをご覧下さい。


それでは本編をどうぞ。


勇者と少女

 ――深夜0時。

 

 件の連合の施設の裏側にはレジェンドとゼット、ガイにアポロンゼストが身を潜めていた。

 

 

「時間的にはそろそろか?」

 

「ああ。貴方の姿隠しの秘宝があるとはいえ、あまり長時間の潜入は見つかる危険も高くなる。先刻も言ったが今回の最優先事項はコロラトゥーラの捕獲だ。欲張って余計なリスクを負う必要は無いだろう」

 

「しかし建物の裏側がやたら高い、敷居的な壁だけとはな。余程警備に自信があるのか、文字通り高を括ってるのか……どちらにせよ不用心だな」

 

「俺とか超師匠なんて普通に飛べますし」

 

 

 敢えて付け加えるなら、基本やろうと思えば何でも出来るレジェンドのような化け物が本来C.E.にはいないからだろうが……そもそもレジェンドと同格がノアやキングしかいないので、この施設は運が悪かったと言わざるを獲ない。

 

 

「連中の考えてることなんざ俺達の知ったところではない。舐め腐った馬鹿どもが己の至らなさで後悔しようが後の祭りだ。それよりここから先のことは全員頭に入ってるな?」

 

 

 レジェンドの問いかけに三人は揃って頷く。

 

 

「コロラトゥーラの捕獲は俺がやる。念の為にとゼットも含め、お前達に貸したその姿隠しの秘宝は余程ヘマをしない限りハイテク機械さえ欺ける代物だが……透過するわけじゃないから当然ぶつかるし、大きな音を立てたりすれば当然訝しむ奴や気付く奴もいる。過信せず隠密行動だということを念頭に置いて行動しろ。特にゼットはアストラル体を維持、絶対に実体化するなよ」

 

「それさえ守ればお前が一番この作戦に向いてるんだからな」

 

「ラジャっす超師匠、オーブ先輩!」

 

「作戦予定時間は万が一を想定し、約一時間を目安に行動しよう。通信は控えめに、脱出は可能なら各々で。脱出経路は常に確認を怠らないようにしてくれ」

 

「休息の時間も必要だ。全員が時間内に出来る限りの情報を得られることを期待する。行くぞ……!」

 

 

 かくして、詳細不明の連合の施設……通称『ロドニアのラボ』への潜入捜査が開始された。

 

 

 

 

 ――Side︰レジェンド――

 

 

「思った以上に人がいないな。こういう場所は大概深夜だろうが割と内部は行き来が激しいものと、経験から想定していたが……」

 

 

 長年の経験を踏まえ、最大限の警戒をしていたレジェンドだがあまりに内部の人通りが少なく拍子抜けしてしまう。

 

 

(アポロンゼストはコロラトゥーラがかなりの役割を負っていると言っていた。警備もそれ任せになっているのか? だとしたら……)

 

 

 レジェンドは誰かが来てもぶつからないように隅に寄って思考していたが、何かが来る気配を察知して咄嗟に気配を殺したまま天井に張り付いた。

 

 通路の曲がり角の向こうから現れたのはやけに細い手足の人を模した顔を持つ自動人形……そう、コロラトゥーラである。

 

 

(あれがコロラトゥーラ……なるほど、聞いていた通りの外見だ。あれが巡回しているからここの職員は余程じゃない限り外に出なくても……いや、まさか逆に()()()()()()()のか?)

 

 

 ある仮説を立てたものの、まだ詳しく調べていない以上決めつけるには早いと判断し……レジェンドはコロラトゥーラ捕獲は一先ず後回しにして施設の調査を続行することにした。

 アポロンゼストの調べでコロラトゥーラは複数体存在することが判明しているため、時間的な余裕を持って捕獲を実行する必要はあれどすぐに実行する事もないと判断したのである。

 

 

(コロラトゥーラの外見は記憶したし、今まで通ってきたルートや確認したルートも完璧に覚えている。捕獲や帰還にはそれらを参照にすればいい。だが……奴からした()()、これは――)

 

 

 

 

 ――Side:アポロンゼスト――

 

 

(やはりコロラトゥーラは元の位置、元の数に戻っている。レジェンド団長に任せたとはいえ、彼もコロラトゥーラについては薄々勘付いているかもしれん)

 

 

 前回調査したときと同様の施設の状況にアポロンゼストは己の中である確信に至った。

 しかし、それはこのあと帰還してから確かめるとして彼にはしなければならない事がある。

 

 

(前に潜入した時だが、施設の地下に反応があった。まるで……その上に施設を建てたような反応か。可能ならばそこへの入口を見つけねば)

 

 

 科学者としての勘か、アポロンゼストはそれが何か重要なものであることに気付いていた。

 

 ――そしてそれこそが、現在のC.E.の根幹に関わる重大な事実とは知らぬまま。

 

 

 

 

 ――Side:ガイ――

 

 

(施設の通路とかは然程迷うような作りじゃない。どちらかといえば部屋の数がやたら多いのが気になるが……)

 

 

 ガイが捜査しているあたりはどうやら左右に部屋が多くあり、どれもそこそこ大きい。

 

 

(入ってみたいところだが……この姿隠しの秘宝、機械にも効果あるしな。反応しないし、仮に入れても反応して開いたことで怪しまれてバレないかと不安もある。都合良く誰か通ったら後ろを着けさせて……お、噂をすれば)

 

 

 どうするかと悩んでいたガイに救いの手というかカモというか……研究員らしき職員が奥にある一室へ入ろうとしており、ガイもそれに便乗して入室する。

 

 ――そこで『それ』を見たガイは絶句した。

 

 

(何だよ、これは……!)

 

 

 左右に一面の棚に広がるのはケースに入れられた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(脳……! ここら一帯、ケース全部!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――人間の脳髄。

 

 夥しい数のそれがケースに入れられて並んでいたのだ。

 あまりの光景にガイすら声を出しそうになるほどだというのに、研究員はあたかも当然だと言わんばかりな表情で黙々と作業をしている。

 

 

(ティガさんから聞いていたが、こんなのはナチュラルとコーディネイター以前の問題だぞ! 何とも思わないのかよ、ここの連中は!!)

 

 

 今にもオーブリングかオーブカリバーで変身して暴れてやりたいところだが、ガイもそこは弁えている。

 レジェンドに迷惑を掛けるわけにはいかないし、先輩としてゼットにも情けない格好も見せられない。

 

 どうにか怒りを抑えつつ、出来る限りの情報を仕入れてレジェンドに直談判すべくガイは己の役目を果たすのだった。

 

 

 

 

 ――Side:ゼット――

 

 

「抜き足……差し足……フーマ先輩足……」

 

 

 ……他の三人とは違いアストラル体という絶好の切り札を持つゼットは、気を付けているもののそこまで自身が見つかるかもと危機感を抱かなくていいのでリラックス気味。

 

 一昔前のコント番組の如き動きで壁際を移動し、天井スレスレを飛んでみたり壁に張り付いてみたり結構好き放題動いている……一人だけ趣旨変わってないか。

 

 

「いやしかし研究員ばっかだな。そういう施設なのは分かるんだけどもっとこう、ウルトラ衝撃的なのがドドーンと出てくるんじゃないかと身構えてたのに拍子抜けだぜ」

 

 

 レジェンドやガイは正にその状況真っ只中にいるのだが……それぞれ別行動なので仕方ない。

 特にガイの方はゼットが見なくて良かったものだ。

 

 しまいには……。

 

 

「俺はゼット〜ウルトラマンゼットぉ〜♪ 未来のスーパーエース〜♪ ダダダダダ〜♪ 胸に抱くはZのおうわあああああ!?」

 

 

 ……自作の妙な歌を歌いながら歩いていたら、偶然にもコンソールがある場所に手をついて、これまた偶然盛大に頭からすっ転んだ。

 しかも何故かコンソールが反応して扉が開き、どこかの部屋に入ってしまったらしく……自力で出るには力任せの強行突破(見つかる可能性激増)しかなくなってしまう。

 

 やはりアホの子である。

 

 

「え、ちょ……!? まさかのピンチ!? ウルトラヤバい感じ!? 超師匠ー! オーブ先輩ー!! ゼッさーん!!! どうしよう俺今度こそやらかした!? 誰かー!!」

 

「……誰……?」

 

「!!!!」

 

 

 心臓というかカラータイマーが外れかねないような衝撃を受けつつ、ゼットは恐る恐る後ろを向くと……そこには眠そうに目を擦る金髪の少女がベッドから上半身だけを起こしていた。

 

 

(え、今あの子誰とか言わなかった? もしかして俺の声聞こえたりする? 視えてたりする? いやいやそんなバカなバナナ。 今の俺はアストラル体。実体のある超師匠とオーバーレイしてるわけじゃあるまいし……)

 

「……?」

 

(……ちょい待ち、本当に視えてたりとか? 試しにやってみよう。ムーンウォークからのー、高速トリプルスピン! はいビシッと指差し!)

 

「!」

 

「視えてる?」

 

「うん!」

 

 

 何故か意味不明なゼットの動きを興味津々で見て、目を輝かせた少女。

 アストラル体なのにどうしてとか気にはなったものの、視えると分かったからにはまだ混乱しているがゼットはやらねばならないことがある。

 

 それは……。

 

 

「ナイストゥーミーチュー。私は、ウルトラマンゼット」

 

 

 恒例の御挨拶。

 

 

 

 

 

 ――凡そ十分後、二人は簡単に打ち解けた。

 

 

 

 

 ――四人が潜入してから、約一時間後。

 

 まず最初に合流したのはアポロンゼストとレジェンド。

 アポロンゼストが指定した場所にいち早く到着し、その後レジェンドがコロラトゥーラを一体機能停止させて肩に担いで到着。

 

 

「さすがだな。コロラトゥーラの方までほぼ無傷で捕獲するとは」

 

「お前、まさかこれの中身知ってて捕獲してくれとか言ったんじゃないだろうな? 匂いで分かったが人によっちゃトラウマ出来るぞ」

 

「確証は無かったが、コロラトゥーラについて調べたことを繋ぎ合わせた結果そういう答えに行き着いた。私としては直接見ていないからまだハッキリと断定出来ないが、その反応だと間違いなさそうだ」

 

「ルリアやアマリには中身見せるなよ。可能なら女子全員は外せ」

 

 

 二人はどうやらコロラトゥーラの正体を知っているようで、特にコロラトゥーラを担いでるレジェンドは物凄く嫌そうな表情をしている。

 

 そんな中、ガイが少々怒り気味に合流。

 

 

「くそ……今程サンダーブレスターで滅茶苦茶にしてやりたいと思ったことは無いぜ……!」

 

「どうやらそっちもそっちで碌でもない何かを見たようだな」

 

「レジェンドさん、お疲れ様です。それがコロラトゥーラですか?」

 

「ああ。ハッキリ言って中身は最悪だ。ペガサスAに戻ってから調べることになるが、とりあえず女子には見せないようにしたいと話していた」

 

「だからレジェンドさんから怒気が発せられていたのか……」

 

 

 情報交換も程々に、残る最後の一人……ゼットを待つ三人。

 

 ――しかし。

 

 

 

 

 

「あのバカ、何処で油を売ってるんだ!? 集合時間をもう30分もオーバーしてるぞ!!」

 

「もしかすると迷っている可能性もある」

 

「或いは捕まっているか……いや、さすがにそれは……あり得ないとは言い切れないな……」

 

 

 案の定、集合時間を大幅に過ぎても帰って来ないゼットにレジェンドはお怒り、アポロンゼストは冷静、ガイは若干遠い目をしている。

 

 

「仕方ない、俺が直接連れ戻す。幸い中と外の双方にビーコン代わりがいるから楽だ。いつもは額に片手の人差し指と中指を揃えて当てつつ使うのが様式美なんだが、今回は諸々の理由があるので省略!」

 

 

 コロラトゥーラをアポロンゼストに任せ、レジェンドは軽くゼットにテレパシーで説教した後……レジェンドシフト(とどのつまり瞬間移動)でその場から消えた。

 

 

 

 

 一方ゼットはというと少し時間を遡り……。

 

 

「――というわけでやけに強い魚、カツウォヌスとの壮絶な戦いの末に俺達はカツウォのタタキに辿り着いたわけでございますよ」

 

「そんなお魚いるの!?」

 

「いやホントヤバかった……ガチムチのタイタス先輩が吹っ飛ばされるとか何だアレ」

 

 

 出会った金髪の少女と滅茶苦茶談笑していた。

 あまりに少女が目を輝かせながら話を聞いてくれる上にゼットが元々エピソードを面白可笑しく話すのが上手いからか、集合時間をすっかり忘れて話し込んでいる。

 

 ……と、平和な時間は突如として終わりを告げた。

 

 

『おいゼット! お前今何処で何してる! 集合時間を大幅オーバーしてることに気付かないのか!?』

 

「超師匠!? 集合時間……あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」

 

「ゼット?」

 

「スイマセン超師匠! 何か部屋入ったら出られなくなっちゃって、そこにいた子と話し込んじゃって! とどのつまりヘルプミー超師匠

 

『このウルトラ馬鹿たれが!!』

 

「スイマセンスイマセンスイマセン!!」

 

 

 その場でビシッと直立し、猛スピードでヘコヘコ上半身を曲げ謝罪するアストラル体のゼットは少女から見ても不可思議な姿であった。

 

 

『今そこに行くから動くな! いいか、絶対動くなよ!』

 

「超師匠、それって『押すなよ、絶対押すなよ』と同じ『本気でブチのめすぞお前』すいませんっしたー!!」

 

 

 圧倒的な威圧がテレパシーを通して感じられた次の瞬間、腕組み仁王立ちしたレジェンドが一瞬で目の前に現れゼットは本気で腰を抜かす。

 

 

「早っ!? 超師匠めっちゃ早っ!!」

 

「グダグダ言ってないでとっととずらかるぞ。そこの少女、こんな真夜中に悪かったな。お詫びと言っては何だが短時間の睡眠で十分な休養が取れる魔法を掛けてあげよう」

 

「そんなんあるなら超師匠、自分に使った方が良くないですか……あ、いえ何でもないですウルトラすいません」

 

 

 小言を言ったゼットに無言の圧を掛けたレジェンドは少女を見……る前に空いているもう一つのベッドを見て気になった。

 比較的つい最近まで使われていた形跡があり、この施設の現状を省みると夜中出歩いていていない……とは考え難い。

 

 

「……こっちのベッドを使っている、いや使っていた者は何処にいる?」

 

「そういえばもう一つベッドあったんだった。殺風景な部屋だから気付かなかったでございます。明かりも月明かりしかないし」

 

「……成績が悪いからコロラトゥーラにされちゃった、って言われた」

 

「何だと……!?」

 

「?」

 

 

 少女は悲しそうに、ゼットはイマイチ理解しておらず……コロラトゥーラの正体を知るレジェンドは驚愕と共に怒りが込み上げてくる。

 

 

「ゼット、思った以上に見過ごせん事態だ。早急に戻って作戦を練る、同時にギャラクシーレスキューフォースへ緊急連絡。ここはこのままにしておけん」

 

「え、あ、了解であります!」

 

「……行っちゃうの?」

 

 

 即座に行動に移そうとしたレジェンドとゼットだが、少女の寂しそうな一声に再び意識を彼女へ向けた。

 

 

「あ……ああ、仕事だからな」

 

「もっと、お話したかった……ゼットとお話するのも聞くのも楽しいのに」

 

「あう……その、えぇ〜っと……(超師匠、マジでヘルプ!!)」

 

「(お前の責任だろうが)……ったく、君に最後の質問をしたいんだが、ここには君と同じような子がいるのか?」

 

「うん、すごくたくさん」

 

 

 少女のこの言葉を聞いてレジェンドは決意した――必ずここを、徹底的に粉砕し木っ端微塵にしてやると。

 

 

「……よし、じゃあ俺達が皆を助けてやる!」

 

「え?」

 

「銀河遊撃隊希望の新星、ウルトラマンゼットの言葉に二言は無い!」

 

「いつから希望の新星になったんだお前は。トラブルメーカーの間違いだろ」

 

「ちょ……少しはキメさせて下さいよ超師匠〜!」

 

 

 腕を組み呆れたように溜息を吐くレジェンドに訴えるゼットだが、今この状況はゼットが作り出したものなので当然といえば当然。

 ついでに忘れがちだが、ゼットがレジェンドと一体化しているのはゼットがやらかしたからだということを思い出してほしい。

 

 

「と……とにかく! 俺達が君達を助け出す! もうコロ何とかに怯える必要は無いぜ!」

 

「また安請け合いを……だがまあ、今回は俺も同意だ」

 

「……ホント?」

 

「ああ! だから少しの間だけ我慢してお別れだ! ……えっと……超師匠、この子の名前何でしたっけ……?」

 

「知らねーよ!! お前のが先に会ってるし、俺はそもそも名前を聞いてもいないし名乗ってもおらんわ!! てかお前まだ名前聞いてなかったんかいィィィ!!」

 

「あだだだだだ!! 超師匠テキサスクローバーホールドはキツい!! 痛い!! ヤバーイ!! そして騒ぐのもヤバーイ!!」

 

「騒がせてんのはお前が原因だ馬鹿者! そして俺周辺には遮音フィールドを張ってるからこの部屋の音は周囲に漏れん! よって制裁続行じゃあああああ!!」

 

「ア゙ーッ!?」

 

 

 もはやコントにしか見えないその光景を少女は笑いながら眺めた後、再度口を開く。

 

 

「ステラ」

 

「「へ?」」

 

「わたし、ステラ・ルーシェ」

 

「お、おお! ステラだな! ステラ……ステラ……よし、覚えたぞ!」

 

「ゼットは知ってるだろうから俺も名乗ろう。俺はウルトラマンレジェンド、とっても偉くて凄いと覚えてくれればいい」

 

 

 一通りのやり取りの後、ギブアップによってぐったりしたゼットは解放されパタリとその場に手足を伸ばした状態でうつ伏せに倒れた。

 しかしそこはド根性ゼット、何とか起き上がりステラに小指を差し出す。

 

 

「……?」

 

「必ず助ける、約束だ」

 

「……! うん!」

 

「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーます!」」

 

 

 一人の少女と、一人の勇者(ウルトラマン)の交わした約束。

 その光景をレジェンドは温かく見守る。

 

 

「さ、気は済んだな? ステラも今は眠りなさい。ゼット、約束した以上これから救出まではミス一つ出来んと心得よ」

 

「うん」

 

「了解!」

 

「さ、お休み。ステラ」

 

 

 ステラが布団に入ったのを確認し、彼女の額にレジェンドが手を置いて軽く発光させるとすぐに穏やかな寝息が聞こえてくる。

 それを見て安堵したゼットは、レジェンドの言葉に従い一時的に同化し施設を脱出。

 

 二人はアポロンゼストやガイと合流し、無事ペガサスAへと帰還を果たしたのであった。

 

 

 

 ――真実まで、あと僅か。

 

 

 

〈続く〉




レジェンド、アポロンゼスト、ガイがしっかり任務をこなす中、一人盛大にやらかすゼット。
やはりこうでなくては。

しかしながら天然のヒーロー気質と(精神年齢が寄ってるからか)子供の扱いが上手いことなんかもあって、第一印象は良い感じ。
そして炸裂するレジェンドのお兄さんorお父さん属性。

次回はコロラトゥーラの中身が何なのか(もう皆様大体予想は出来てるでしょうが)、いよいよ決行されるロドニアのラボ突入。
気になるスポット参戦の増援は!?
……本編にも出てるし、残りは特別編に出てます。


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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