ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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久々のサーヴァント召喚回ですが……連続エピソードってことで今回は一人だけ。色々濃くなったので。
ついでにアンケート絡みの話題が少し。
メリュ子、お前……w

召喚希望アンケートにあったキャラは可能な限りやってあげたいので上位は優先的にといった感じです。


 ◯レジェンドさんちのカルデア事情


「モルガン、おはガチャや呼符で少々回数重ねてたとはいえ……11連でバーヴァン・シー連れての来てくれてありがとう! 祝・二人目☆5宝具レベル4!」※一人目はエレちゃん

「えええええーっ!?」←55連で一枚も来なかったキャストリア

「これが愛の差です、アルトリア(ドヤァ」

「しかも二枚目は本人こそ来なかったが、バーヴァン・シーが来てくれて宝具レベル3になりました。とっても良い子のバーヴァン・シー」

「さすが我が娘。で、アルトリアは?」

「ううう〜!」

「来たよ、アルトリア」

「「!!」」

「セ イ バ ー の 方 が」※しかも☆5

「――」←屍・究極英雄王

「……」←絶望キャストリア


 それではどうぞ。


特別編・サーヴァントを呼ぼう!〜ヤベーやつにはヤベーやつをぶつけんだよ!〜

「久方ぶりに召喚(ガチャ)の時間だ!! ふははははは!! 色々あって暫し出来なかったが今後に備えて戦力増強・拡充は怠ってはならぬということよ!」

 

 

 師父たるレジェンドに召喚されたときのみの超限定オンリーワンクラス・ウルティメイトなギルガメッシュの言う通り、久々の英霊召喚。

 ゴルドルフやシオンはそれをホイホイ行いトンデモ英霊を呼び出しまくるウルトラ騎空団に頬を引き攣らせているが、色々吹っ切れたオルガマリーは英霊召喚がどんなものかを詳しくハマーンに説明中。

 ハマーンも知識欲はあるため、自分なりの考察を交えつつ理解し時折オルガマリーに質問し、彼女もそれに答える。

 頼られるだけでなく、しっかり学んでそちら方面でも会話が成り立つようになっていくハマーンにマリーちゃんますます心酔。

 

 

「ふむ……やはり完全な形となると団長クラスでなければ厳しいか」

 

「あの人まではいかずとも、相当な魔力や技術が必要でしょう。こちら側でいう『魔法使い』レベルならどうにかなるかもというぐらいですから」

 

「そもそも団長自体が冠位の英霊すら遠く及ばぬ頂にいるからな。無理に狙うものでもあるまい。まずは意思疎通が可能であるかどうか、そこが重要だ」

 

 

 もはや女帝専属のアドバイザーに見える、とはロマニの談。

 とはいえ、生き生きしてるオルガマリーは悪くない……と思ったのも束の間。

 

 

「ところで今日の召喚は団長さんがやるのかな?」

 

「いや、今のところは師父がその者に聖晶石を渡して召喚させる方法だ」

 

「団長さんがやらないなら私はやらないっと。じゃあロマニ、あとは頑張ってくれたまえ! 私は団長さんと私で絡みまくる成人向け同人誌作ってるから」

 

「「「「「!?」」」」」

 

 

 万能の天才にしてもはや完璧に思考まで女性化してるダ・ヴィンチちゃんの爆弾発言にレジェンドガチ恋勢が一斉反応。

 しかしレジェンドのアレは反応しなかった……。

 

 

「ちょっと待てダ・ヴィンチー! そういうとこだぞダ・ヴィンチー!!」

 

「アルトリアの言う通り待ちなさい、ダ・ヴィンチ。参考までにマスターである私にも見せるように。私も我が夫と私……即ちレジェ×モルR-18同人誌を描いて個人的に楽しみます」

 

「いやここは『戦国恋慕綺譚』という題でこの謙信ちゃんとマスターのイチャラブストーリーにすべきでは? てなわけで私も閲覧希望でーす! にゃー!」

 

「タイトルはまともなのに内容は滅茶苦茶私欲全開じゃないですか! 恋愛イコール愛イコール愛の神である私、カーマを差し置いて何言ってるんです貴女達」

 

 

 案の定馬鹿騒ぎ開始……モルガン、個人的にとは言ったがこの場でそんな発言すれば嫌が奥にも内容が知れ渡るということに気付かないのだろうか。

 

 ちなみに当のレジェンドだが……『ハベにゃん工房ブライダルキャンペーン』なるもののアンケート用紙をハベトロットから受け取って説明を受けている真っ最中。

 ギルガメッシュやエルキドゥも近くにいるため、本日はハベにゃんが特等席ゲット。

 

 

「我は当然セイバーに一票よ」

 

「う〜ん……僕はエレシュキガルにしよう。お世話になったし」

 

「俺は今回のアンケートは立場上選べるのが少ないんだよなぁ……いや、ハベにゃんを選べば問題ない」

 

「ぅえっ!? ボク!?」

 

 

 レジェンドの一言にハベトロットが動揺するも、現時点でレジェンドのみの回答であるハベトロット自身のことを『これはナシ!』等と言わず、恥ずかしがりながらもしっかり計上しているハベにゃん真面目っ娘。

 

 今回のアンケートを回答する際、レジェンド(や一誠などハーレム勢)はハベにゃんセンサーによる『彼らへの好意や恋慕の情を持つ女性』……つまりそれぞれのガチ恋勢への票は入れられなくなっている。

 あっちを立てればこっちが立たず、にならないようにしているのだ。

 そうしないとレジェンドは自力でどうにか出来るが、一誠辺りは悲惨な事になりかねない……主に腹ペコ王と頭ドラゴンなノーパン剣豪の所為で。

 

 一先ずそれは置いておくとして、いよいよ英霊召喚……なのだが。

 

 

「いやリラックスしすぎではないかね!? こういうのはもっとこう……期待と緊張で厳粛とまではいかずとも真剣な雰囲気になるはずでは!?」

 

「え、いつもこんな感じだけど」

 

 

 サーヴァントを召喚するということが何を意味するか知っているゴルドルフはウルトラ騎空団の英霊召喚を知らないためツッコむも、もはや慣れてしまったロマニにウルクシェイクを飲みながら平然と返されてがっくり項垂れる。

 同じくシオンも汗を垂らして周りを見渡し――。

 

 

「蛇倉苑すげえな! 丼物の弁当タイプじゃない、駅弁タイプの弁当まで始めたのか!」

 

「こっちは宅配専用みたいね。まあ、その方が差別化出来ていいか」

 

「経営戦略としては悪くない。それによく見ると俺達三人は同じものを頼んだが、おかずが微妙に異なっている。どうやらメイン以外はいくつかの種類からランダムで入っているようだ」

 

「好き嫌いはともかく、アレルギー等も注文時に告げれば配慮してくれるそうです。しかし肉野菜炒め弁当……予想以上に美味い」

 

「温かいまま熱が逃げてないのが凄いですよね。冷めないうちに食べちゃいましょう」

 

 

 ……テーブルを囲んで蛇倉苑の新商品を食べているチーム・クレシェントが目に入った。

 なんで食堂やフードコートのノリで英霊召喚に参加してるんだと思ったが、どうやら――。

 

 

「それにしても、クラウドって英霊召喚に参加希望出してたんだ。どんな人が来たら嬉しい?」

 

「さあな」

 

「あ、今日は『興味ないね』じゃないんだ。確かに興味ないなら希望出さないもんね」

 

「ふむ……古のチョコボとかはどうだ?」

 

「「「ぶふうっ!!」」」

 

「おい、アンジール!?」

 

 

 クラウドが参加希望を出して受理されたらしい。

 付き添いでエアリスやティファ、ザックスにアンジールも来ていた。

 そのアンジールの発言により、クラウド以外の三人が噴き出す……というか、聞こえていた周囲の面々も噴き出す始末。

 

 

「まあ、クラウドが呼び出すのがチョコボなのは良いとして」

 

「いや待てレジェンド! 良くないぞ、何で英霊召喚まで俺はチョコボと関係付けられなきゃいけないんだ!?」

 

「此度の召喚も休憩を挟み、分けて行う。というのも確定組と抽選組でなかなか面白い面子が揃ったのでな。愉悦も適度にせねばという我らの個人的な趣向からそう決めた」

 

「聞けよ!」

 

 

 クラウドをガン無視かつ思いっきり自己都合を暴露するギルガメッシュにほぼ全団員が『やっぱりか』と納得してしまうがそこは御愛嬌。

 

 

 

 

 

「さて、ではいよいよ召喚である! 師父よ!」

 

「ん」

 

 

 レジェンドがハベにゃん工房ブライダルキャンペーンの投票数確認のため、そちらから目を離さぬままパチンと指を鳴らし虹色の波紋から聖晶石を落とす。

 

 ――新たなマスターとして選ばれた者のもとへ。

 

 

「今、師父から聖晶石が贈られた団員が今回よりマスターとなることが決まった者だ! 当然我らは全て把握しているから呼び出された者は召喚サークルの前に来るがよい!」

 

「つーか嫁ネロはもうウエディングドレス着てるよなアレ。しかしメリュジーヌ……」

 

 

 頬を引き攣らせつつ呟くレジェンドを尻目に、ギルガメッシュが告げた。

 

 

「まずは――おおとりゲン!」

 

「「「「「来たァァァ!!」」」」」

 

 

 レジェンドとセブンに鍛えられ、ゼロを鍛え、一誠を更正しタイガ達の成長にも貢献したウルトラ兄弟随一の拳法家が遂に選ばれた。

 彼を尊敬するメビウスやゼロ、一誠らが揃って声を上げるが当の本人は「大袈裟だな」と苦笑する。

 

 

「師匠に春が来ますように師匠に春が来ますように師匠に春が来ますように」

 

「イッセー!?」

 

 

 ゲンことレオの壮絶な人生を知った一誠はどうにか彼が幸せになれるように念を飛ばす。

 ……自分の修羅場などどうでもいいと言わんばかりなその姿に、バディたるタイガらは涙した。

 

 

「個人的には切磋琢磨出来る英霊がいいんだが」

 

「ストイックぅ! ちょっぴり欲出してもいいんじゃない?」

 

 

 どうもMAC全滅以来、そういったものがあまりなくなったゲンは少々困りながらも聖晶石を投げ入れる。

 

 ウルトラ騎空団を代表するバグトラマンが呼び出したのは――?

 

 

 

 

 

「ふむ、どうやら私であって私でない存在がいるようだな」

 

「「「「「はい?」」」」」

 

「まあよい。影の国の女王、スカサハだ。私のマスターだというなら腑抜けは許さんぞ?」

 

「ゲェー!!」

 

 

 

 

 

 何と初っ端からビッグネーム……影の国の女王、即ちクー・フーリンの師匠でもあるスカサハが召喚されたのだ。

 そしてクー・フーリンが嫌そうな叫び声を上げ、スカディはレジェンドに「我が伴侶は私の方を見てくれるな?」と涙目で言いつつ裾を引っ張っている。可愛い。

 やっぱり瓜二つの外見であちらに行かれる可能性があるかもと不安らしいが、別にレジェンドはあちらに靡く気など毛頭ない。

 

 

(ん……確かあいつは……おいギル、下手したらあいつゲンと相性最悪じゃないか?)

 

(相性最悪だと? それは……ああ、そういうことか。事と次第によっては我らが横槍を入れねばなるまい)

 

 

 ……そう、スカサハは所謂『死にたがり』だ。

 先のことは即ち『己を殺せる勇士を心待ちにしている』ことに由来し、逆に『故郷であるL77星を滅ぼされ、その時に父は己を庇い消滅、母は行方不明で弟は生き別れ、地球では師(注・結局セブンは生きてた)など多くの仲間を目の前で失い、恋人や後輩や知り合いの兄妹のうち妹の方まで失った』という経歴から生死に敏感なレオ――ゲンとは対照的で、何かの拍子にそれを知ったら……。

 

 

「お主がマスターか。ふむ……中々どうして神代クラスではないか。もしかすると私を殺せるだけの実力があるやも――」

 

「おい師匠! そんな発言ホイホイ言うもんじゃ……」

 

「……………………は?」

 

「「あっ」」

 

「遅かったァァァ!! 悪ぃマスター! 折角事前に教えてくれたのに間に合わなかった!!」

 

 

 ……早速スカサハは地雷を踏んだ。

 否、地雷どころかライトンR30爆弾を力の限り踏み抜いた。

 レジェンドとギルガメッシュが「マジかアイツ」な顔をし、クー・フーリンはマスターの祐斗に合掌しつつ頭を下げて謝罪。

 ちなみにスカサハは不敵に笑っているが……当のゲンは怒りのあまり夥しいほど血管が浮き出ており、一誠やトライスクワッド、レイトやミライ……あろうことかダンまで抑えに回る始末。

 

 

「師匠ォォォォォ!! 落ち着いて下さい! 気持ちはわかるけど落ち着いて下さい!!」

 

「タイタス、フーマ! 全力でレオさんを抑えろ!! 彼女死ぬぞ!!」

 

「アンタの怒りは尤もだがよ! 今のアンタが本気でやったらマジスプラッタになっちまうぞ!?」

 

「レオ兄さん! 熱くもクールに! 僕を諭してくれたときみたいに!!」

 

「熱くなりすぎるな、レオ! 俺の特訓を乗り越えた時を思い出せ!!」

 

「「「「「いやソレ逆に怒りが増幅しません!?」」」」」

 

 

 ……かもしれない。

 

 実力者総勢7名によるブレーキすらもはや明鏡止水の境地に至り生身ハイパーモードすら可能な、特殊特異点修復に参加した際に偶然遭遇した長い金髪で眉毛の無い自称『正義の死神』を一方的にフルボッコにしてしまったゲンを止められはしない。

 

 

「……おい」

 

「む、何だ?」

 

「構えろ」

 

「腕試し、というやつか。よかろう、お主の――」

 

 

 そう言ってスカサハがクー・フーリンと同じくゲイ・ボルクを構えた瞬間――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スカサハの視界が反転した。

 

 ゲンの拳が異常な速さでスカサハの顔面を直撃し、その場でスカサハが回転したからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「がッ……!?」

 

「な……!? 師匠相手にあの距離を一瞬で詰めやがっただと!? それどころかモロに一発叩き込んだ!!」

 

 

 己の師の実力を知るクー・フーリンも驚きを隠せない。

 回転中に体勢を立て直そうとするスカサハだが、それすらもゲンの回し蹴りを受け妨害される。

 

 

「ごふっ!?」

 

 

 想定外の威力に思わずゲイ・ボルクを手放してしまったスカサハだが、ゲンは決して手を緩めない。

 吹っ飛んでいくスカサハに余裕で追いつき、土手っ腹に正拳突きをぶち込んだ。

 

 

「イヤァッ!!」

 

「ぐはあッ!!」

 

 

 一発一発が正に必殺の威力。

 それを的確かつ迅速に無駄のない動きで放ってくるゲンに、スカサハは成すすべもなく地面へ叩きつけられた。

 

 ゲン――レオはレジェンドから『至高の拳』を伝授されている。

 至高の拳とは突きや蹴りにおいて究極のレベルまで精度を極めた体術の極意であり、重心や体移動、力の伝達などで一切の無駄を無くし最速にして最大の威力の攻撃を行うというもの。

 その威力は通常の攻撃すらかの発勁に匹敵すると言われ、明鏡止水の境地に達した彼が使用すればその威力は想像に難くない。

 

 そんな攻撃を三連発で直撃したスカサハが身動きを取れないのも納得である。

 

 

「けほっ……けほっ……!」

 

「立て!! 貴様は先程腑抜けは許さんなどと言っていたが、俺からすれば貴様こそ腑抜けている!!」

 

「何……!?」

 

「この世には生きたくても生きれない、生きれなかった者達が大勢いる。難病や不慮の事故、事態……己だけではどうしようもないことによってな」

 

 

 ゲンは続ける。

 

 

「だがそれでも明日のために精一杯足掻き、努力する。俺はそういう人々を何人も見てきた。俺の教え子である一誠もそうだ。かつてレーティングゲームにおいて、出来る限りの努力を重ね結果を出した……諦めが少しでも混じればあの結果は出なかっただろう」

 

 

 最初は反目していた一誠だが、レイトの言葉とゲン自身のことを聞き……今や自他共にウルトラマンレオの弟子だと証明出来るまでに至った。

 

 

「ところが貴様はそれだけの力を持ち、弟子を育て上げながら『自分を殺せる』だと? ふざけるな! そんなに死にたければその手にした槍で自害なりなんなり好きにしろ! 他者を巻き込んでまで馬鹿げたことをするんじゃない!!」

 

「死ねぬから……求めるのだ……! 私を……殺せる勇士を!」

 

「だから死ぬ殺せるを安易に言うな!!」

 

「へぶう!?」

 

(((((そこは理不尽ー!!)))))

 

 

 ある意味バーサーカーなゲンにそんなことは通用しない。

 仕方ない、とレジェンドがハベトロットを隣に下ろし重い腰を上げてある構えを取った。

 

 

「手伝ってやろうか? ただし、即消滅だぞ」

 

「「「「「師範以上に止めてください!!」」」」」

 

 

 つまりスパークレジェンドの構え。

 何処ぞの素晴らしき指パッチンと似たようなセリフでそれ以上にヤバいことをしでかそうとしてたレジェンド。

 さしものゲンとスカサハも真っ青、二人を即戦闘中断させたのはさすがレジェンド略してさすレジェ。

 

 

「ともかくだ。死にたいのはお前の勝手だが他人を巻き込むなってことだ。ついでに言っておくがウルトラ騎空団において無茶無謀はどんと来いだが死にたがりは御法度だというのも覚えておけ。嫌ならとっとと退去しろ」

 

「師父の言う通りよ。我らは明日を夢見る者にこそ意味を見出すが、それを捨てたものは雑種と同じかそれ以下の扱いしかせん」

 

 

 途方も無い時を生きてきたレジェンドと、神から人を独り立ちさせたギルガメッシュだからこその説得力。

 スカサハは黙らざるを得なかったが、冷静になったゲンからある言葉を告げられる。

 

 

「そんなに死にたくても死ねないなら、反対に生きたいと思うものを探してみろ。その手伝いなら幾らでもしてやる」

 

「……!」

 

 

 ……これぞレジェンドの弟子が総じて持つ女性特効の必殺技。

 

 即ち『殺し文句』であるッ!!

 

 弱ったところにこんなん直撃したら、耐性のあるものでなければ確実に落ちる。

 彼の至高の拳はこんなところにも炸裂するのでした。

 

 

「生きたいと思うもの、か……それは割とすぐに見つかったぞ」

 

「そうか、まさか俺との勝負とか言わないだろうな?」

 

「それは副次的というやつだ。ところでクー・フーリンとフェルグスがいたのはちょうどいい」

 

「へ?」

 

「む?」

 

 

 さり気なくフェルグスも呼ばれたことに怪訝な表情をするクー・フーリンだが、その後の言葉には顎が外れた。

 

 

「儂は今まで強者たる勇士に殺されることを望んだが、気が変わった。ときにマスターよ、お主の年齢は?」

 

「歳か? 今いくつだったかな……」

 

「とりあえずお前がMACにいた時だったら確か当時1万歳だろ。今は結構経ってるからなー」

 

「「「「「いちまん!? 当時!?」」」」」

 

 

 当時はまだまだ若い方でした

 ついでに一例として現在タイガは4800歳、ゼットが5000歳……そしてぐっちゃんパイセンだいたい2000歳。

 

 

「うむ、申し分ない。改めて宣言しよう。儂は文句無しの勇士のマスターと夫婦の契りを結ぶ事にする!!

 

「「「「「はあああああ!?」」」」」

 

 

 どーん☆と効果音が聞こえてきそうなことをぶっちゃけた影の国の女王、ゲンの方も宇宙猫状態。

 

 

「ちょっと待てテメェ子持ちだろ!!」

 

「関係ないもん!」

 

「急に年齢退行起こしてんじゃねえよ!! 見ろ、アンタのマスターなんて変な状態になってんぞ!?」

 

「弟子の分際で儂の結婚を妨害するかセタンタ……!」

 

「見事なまでの責任転嫁だなコンチクショー!!」

 

 

 やいのやいの馬鹿騒ぎに発展したが、そんなものウルトラ騎空団では当たり前の光景。

 意識を取り戻したゲンはというと……。

 

 

「まずはお友達からだ!!」

 

「うむ」

 

(((((いやマスターとサーヴァントからじゃね?)))))

 

 

 恋人亡くして相当時間が経っていた所為か、恋愛能力はほぼ無い状態に戻っていたので改めて初期状態からのリスタート。

 スカサハはまんざらでもなく、ボコられたことよりも結婚の芽が出そうなことに喜んでいる。

 そしてそんな光景を見せられたスカディがレジェンドへのアプローチを強めるようになったのは言うに及ばず。

 

 僅かな時間に色々あったものの、まずは成功と言っていいだろう。

 

 ちなみにこのウルトラ騎空団、血の繋がりは別としても子持ちだらけである。

 

 

 

 

 

「さて次は……と言いたいところだが、予想以上に尺を使ったため次回に持ち越しだ」

 

「「「「「ええーっ!!」」」」」

 

「案ずるな皆の者! 次回というのは次回の召喚という意味にあらず、次話という意味よ! ふははははは!! 何処ぞの復讐者が言った『待て、しかして希望せよ』というわけだな!!」

 

 

 思いっきりメタい発言をかましつつ、いつものように豪快に笑い飛ばす究極英雄王。

 

 はたして次は誰がどんな英霊を喚ぶのか――?

 

 

 

 To Be Continued……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――おまけ――

 

 

「それでは、今日からお願いします! 店長さん!」

 

「こういう可愛い系は似合わんというのに……」

 

「いやバッチリだ。マシュとステラに続く蛇倉苑の看板娘コンビの誕生ってな」

 

「頑張ります! にゃんこー!!」

 

「早速影響されてんなー!!」

 

 

 ……蛇倉苑創業者ジャグラスジャグラー、彼のサーヴァントの二人目、というか新しい二人は阿曇磯良(あすみのいそら)の疑似サーヴァントとなった日比乃ひびきと桂木千鍵……うら若き乙女である。

 彼女らの持ち場は当然の如くウエイトレス。

 

 そんなわけで蛇倉苑は良い意味で更に賑やかになったのだが、後日彼女らを目撃したアザゼルとマーリンが泣きながら悔しがったのは言うまでもない。




一人と言ったな、アレはおまけ抜きということだ(言い訳)。

 レオ兄さん→スカサハ
 ジャグラー店長→ひびちか

が新しく加入、フェルグスはともかく兄貴は泣いていい。
相性最悪かと思われたが師範の熱血説教で落ちましたスカサハ師匠。
だってレオ兄さん背負ってるエピソードが重すぎだもんよ……短期間に精神崩壊起こしてもおかしくないエピソード起きすぎだもんよ……メンタル強過ぎだろこの人。

そしてある程度ですが生身ゲン師範(明鏡止水)の実力が明らかになりました。
所謂ピンクの魔人編当時の最強無敵の合体お父さんクラスの実力がないと(人間態を)倒すことが出来ません。
マジで何なんだこのバグトラマン(レジェンド達を除けば本作で一番バグった漢)。

やったね店長! 店員が増えたよ!


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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