ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
ついでに今回、店長が実に活き活きしております。
〇レジェンドさんちのカルデア事情
「グランドルーラー・上杉謙信とグランドプリテンダー・プーリン戴冠&宝具レベル5おめでとう!」
「「やったあああああ!!」」
「そしてオルガマリー、宝具レベル6超おめでとう!!」
「「「「「!?」」」」」
「正確には私じゃないけど……」
「あと狙ってた水着リップ、33連で来たのはいいが……その過程で何故か11連でロウヒ来た。どうしようムッコ育成素材足りなすぎ」
「我が夫お休みほしいです」←周回スタメンモルガン
「夏休み〜夏休み〜」←周回スタメンキャストリア
それではどうぞ。
「今回の召喚における前回のあらすじ!」
〇レジェンドが三人呼んだ&二人増えてた
「以上!」
「何が以上だたわけ! 雑にも程があろうが! だから貴様はバカなのだ!」
「なんだとギルガメェ! いよいよアルトリアの面影すら無くなってるぞギルガメェェェ!!」
初っ端から言い争いを始めるギルガメッシュとキャストリアだが、さすがに今回はキャストリアが悪いので仕方ない。
せめて誰を呼んで誰が増えたかくらい説明すればこうはならなかったろうに。
「いや呼んだのは確かに私を含めて三人だけど実質四人だよね」
「何で?」
「ほら」
トロンヌが蛇倉苑の弁当を食べながら横に視線を向け、同じく蛇倉苑の弁当を食べてるリリスがそちらを覗き込むと……。
「……何か?」
特大パフェを食べるトロンヌ(裁判長)。
「もう一人の私もセットだし。あと一人だけデザート食べるなー、不公平だー」
「私の分のお弁当が無かったのでその代わりです。よって公平なので問題ありません、あむっ」
「問題そこじゃねーし!?」
リリスのツッコミはかつてのメソポタミアの頃と変わらず絶好調。
「さも当然な如く『最初からいました』的に振る舞ってるけど、姿現したのぶっちゃけ前回が初めてだから! 前々回は管理人が一人で大騒ぎしていたようにしか見えてないからね!?」
「召喚されてないのに見えてたんだ。座ってばプライバシーの侵害当たり前なんだね」
「だから問題そこじゃねーってこの怠惰ァ!!」
「ふ……私には褒め言葉」
圧倒的ツッコミ力、これがレジェンドの妻であった実績を持つリリスである。
それを流すトロンヌ(怠惰)……こっちはエルキドゥ属性のようなスルースキル。
そして黙々とパフェを食べるトロンヌ(裁判長)に同じく弁当を食べてる『両儀式』、最後に仲良く隣り合って食事中のメロイプ姉妹がレジェンドの新サーヴァントでは一番平和か。
「さてと、んじゃ残り三人……誰からにするか」
「ふう……あ、ダーリンそろそろ? アテシ的にはあそこのハーモニカ吹いてそうなウルトラマンからがいいと思うなー」
「何でオーブニカ吹いてることやウルトラマンなことがあっさりバレてるんだ!? 俺まだ自己紹介してないし紹介だってされてないぞ!?」
「キリエライトが教えてくれたー。何でもキリエライトの働いてるトコの店長がライバルなんだって? いやもー、実力の方はいいとして……カリスマ的に負けてない?」
リリスの指摘に「うぐ」と声を上げるウルトラマンオーブことクレナイガイ。
今やジャグラーはレジェンドの『エリア』全域に少しずつその名を広めている丼物チェーン店『蛇倉苑』のオーナー兼本店店長兼ウルトラ騎空団総合料理長。
自ら店員の勧誘・見極め・教育まで行うアグレッシブな店長として各所に名を馳せている。
最近気の合うオーナー補佐や可愛いウェイトレスを二人、個人的に養う事になったが財力も自宅の部屋も問題無し。
ついでに嫁候補も見た目良し性格もさっぱりしているとか。
ジャグラスジャグラー、勝ち組街道爆進中。
「ここで当たり引いとかないと後々キツくなってくるよ。せめて麻婆豆腐は出さないようにしないと」
「麻婆は!」「ハズレでは!」
「「ありません!!/ない!!」」
「……いや誰?」
突如激辛麻婆豆腐現れたたぬきと神父にツッコまざるを得なかったリリス。
ちなみに少し離れたところではカレンがエリクトやプロスペラと普通の麻婆茄子弁当を食べていた。
なお、麻婆茄子弁当は蛇倉苑に注文したものだが麻婆主従が食べているのは自前である。
「ともかく回してみ。こればかりは天のみぞ知るというやつだ。俺、その天より上にいるけど」
「ついでにダーリン、不憫なのは置いといて運とかそういうのぶっちぎって狙ったもの引き当てるからね」
「不憫は余計だぞー」
「えへ」
このレジェンドとリリスのやり取り、レジェンドガチ恋勢すら「これが(過去に)正妻となった余裕……!」と戦慄するほどのおしどり夫婦っぷり。
『人になれなかった』リリスの手を握り引き上げた『決して人になれずとも、誰よりも人であろうとした』レジェンド……似ているようで違った二人が心から結ばれたのはある種の奇跡と言える。
それはさておき。
「「やる気出ないー」」
「むっ……誰ー? 私と台詞被せた思いっきり似たような声出したのはー」
「おっとそれは私、万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチちゃんさ!」
「そう告げておきながら団長さんの番を終えた途端にボクにまた丸投げなのはどうなんだい?」
怠惰なトロンヌと同じ状態のダ・ヴィンチちゃんに呆れるロマニだが、元々それは想定内なのでさっさとポジションチェンジ。
ガイが聖晶石を投げ入れてすぐシステムを起動出来るよう即座に準備を終えた。
「気の合う英霊だといいんだが」
「ハーモニカ吹けるような?」
「一緒にラムネ飲めるような?」
「オイ誰だこの和風美人にラムネのこと教えたの」
リリスは予想していたが、今度は何故か『両儀式』が小首を傾げて聞いてきた。
言っておくと犯人はエルキドゥであるが。
「よいかメロイプよ。瓶ラムネはな、これを……こうして! 開けるのだ! 見るがいい、王の一気飲みを!」
「わー!」
「これをこう……うぅ……いきなり噴き出したりしないわよね」
「振ったらダメだよ。もし振ってしまったらギルの方へ向けて」
これみよがしにラムネ飲んでるギルエルメロイプがいるので完全にエルキドゥが犯人とも言い切れない。
……何か何処かでロードの二世がくしゃみしてそうだが気にしないでいこう。
相変わらずレジェンドの周りが騒がしいのは放置しておいて、ガイが聖晶石を投げ入れてロマニがシステムを起動する。
「霊基反応……何だこれ!? プリテンダー!?」
「あ、私やお姉ちゃんと同じ!」
「実を言うと私もプリテンダーになれるんだよ、マイロード」
「クラスを誤魔化しているクラスか」
いつの間にやら取り出した爆盛フライドポテトを摘みながらその光景を見てるレジェンドだが、彼からしてみれば特別気にすることでもない。
さり気なくリリスも摘み、もきゅもきゅしている。
そんな緊張感のない場面で召喚されたのは……。
「サーヴァント、プリテンダー……トラロック。召喚に応じやってきました、よ」
「あ? おう、ハチドリか。お前も戦士の匂いに導かれたってトコだな?」
「何で召喚一番に見るのが兄様の顔!? マスターは!? 私のトラマカスキは!?」
「……なあ兄弟、今俺は自分でも理解不能なダメージを受けているんだが」
「きっと照れ隠しだろう! 気にすることはないぞテスカトリポカ殿!」
「パムパム」
最初に反応したのはガイじゃなくテスカトリポカ。
同郷のサーヴァントらしいが、ぞんざいな対応にショックを受けて杏寿郎とパム治郎に慰められる全能神……。
「そ……それで、私のトラマカスキは……?」
キョロキョロと周りを見渡すが彼女が見たのは……
〇決意のエヴァ初号機&ネコ
〇復活のフルチンローラン
〇グランドロクデナシに拾ったスラッガー投げるフォウくん
〇堕天使総督に無限殺しするオーフィス
〇グランドカーニバルするグランド猫達
「何なのよここ!?」
あまりに混沌とした光景にさしものトラロックも涙目で叫ぶしかなかった。
残念ですがウルトラ騎空団では当たり前の光景です。
そんな中、気まずそうにガイが挙手しながらトラロックに声を掛ける。
「あー……混乱してるとこ悪いが呼んだのは俺だ」
「あ、よかったマスターはまともそう」
「濃い人が異常に濃いだけで、ここまともな人も結構いるからな!?」
「いやこの光景でそんなこと言われても……」
ガイは抗議するが正直トラロックの方が正しい。
と、ここでレジェンドがトラロックに対して質問してきた。
「……ちょい待ち。お前、トラロックとは関わりあるがトラロックじゃないな」
「!」
「「「「「!?」」」」」
「ざっと見たところあとウィツィロポチトリが混ざっている……いや関係ある、か。んでクラス・プリテンダーだってことを合わせて考えると……あ、お前の真名どっちでもなくてどっちとも関係あるテノチティトランだろ」
「もうちょっとドラマティックな場面で真名判明するんじゃないの!?」
フライドポテト摘みながら真名暴露したレジェンドに、いよいよ本気で泣きそうなトラロックもといウィツィロポチトリもといテノチティトラン。
神霊ではなく、なんと水上都市の擬人化たる英霊……というか都市霊とでも言うべきサーヴァントであった。
正確には都市であるテノチティトランと同化した精霊なのだが、それはさておき。
「相変わらずダーリンってばスキル使ってないのに相手看破しすぎー。それから次バター醤油のパウダーかけよ」
「私の真名判明、フライドポテトの味以下!?」
「だって真名判明してもアテシのスキルとかに別段関係ないし」
身も蓋も無いリリスの返答にがっくり項垂れるテノチティトランだったが、そんな彼女の肩を確固たる決意と共に叩いたのはマスターたるガイ。
その理由は彼の持つ異名の一つにあった。
「テノチティトラン、その名を聞いてピンときた」
「え……?」
「俺は銀河の風来坊。それ故にあちこち放浪しているため、定住の地を持っていない。銀河遊撃隊のガーディアンベースにあるのもあくまで別荘のような扱いだ。俺に足りないもの、そして必要なもの……それは――」
ここまで言われ、テノチティトランは気づく。
彼が必要としているもの、それ即ち。
「定住の地ならぬ、安住の地。つまり――」
「マイホーム……!」
「そうだ。いつでも安らげる場所が共に在るということは俺にとって極上の環境……テノチティトラン、俺のマイホームになってくれ!」
「トラマカスキ……!!」
(オイ、ガイは単に『安心出来る場所で寝たい』的な意味じゃね? 何でプロポーズみたくなってんだ)
(しーっ、ダーリン口に出さないでね。その方が見てて面白いから。ほら、あれあれ)
(……あー)
何かブッ飛んだ内容で女性陣は顔を赤らめてキャーキャー言ってるし、男性陣は「漢だ……!」と尊敬の念でガイを見ているが……レジェンドやリリス、一部の者は大体理解している。
そしてレジェンドとリリスが気づいたのは。
「よう、ガイ。おめでとさん、若い美少女とゴールインとはなぁ?」
「…………え?」
聞き覚えのある、否聞き慣れた声がすぐ背後から聞こえたガイがギギギ……と大量の汗を流しながらゆっくり振り向くとそこにいたのは当然、ジャグラー店長。
めっちゃいい笑顔である、それこそ絶好のネタ見つけたような。
「ジ……ジャグラー……」
「おぉっと前言撤回とかないだろ? まさかウルトラマンオーブが自分から言ったことを反故にするなんて愚劣な奴に成り下がったりしないよな? しないよなぁぁぁ?」
(((((店長、凄く楽しそうなんですが!!)))))
『蛇』倉苑の店長だけに、蛇のように舌をチロチロさせながら煽っているような光景を幻視してしまう一同。
今までサギリとのことで散々からかわれてきたので、その仕返しとばかりに攻めている。
「ふっ……まぁ仲良くやれよ。結婚式は特大のウェディングケーキを作って祝ってやるからな」
「ちょ!? おい飛躍し過ぎだろ!?」
「それはどうかな?」
ジャグラーが笑みを浮かべながらテノチティトランの方を指差すと。
「トラロックとウィツィロポチトリに加えて、新しくウルトラマンオーブを祀って……もうこれは結婚です、ね」
「!!」
顔を真っ赤にして一人思い耽ってクネクネとしてるテノチティトラン。
いつの間にかテスカトリポカのような現代風になっている。
「さーて面白いもん見れたし今日の歓迎会は張り切って用意するか。じゃあまた後でな、銀河の風来坊改め水上都市の守護神! ciao〜♪」
「「「「「それ店長違いィィィ!!」」」」」
「……エボルト……」
『安心しろはくのん。何故か俺までお前と一緒の、二人で一人的なサーヴァントにされてるからな! これなんてダブル?』
「何でいるのぉぉおおお!?」
「……? 何騒いでるんだはくのん?」
……何処ぞの奴もはくのんと一緒のサーヴァント扱いで召喚されていたらしい。
彼女がバトスピで高レアがそいつ関連のカードしか出ないのは恐らくそいつの呪いだろう、きっと。
なお、今のところ彼女にしか気付かれていない……が、どうにでも出来そうな面子(例・最高位光神、スーパー月星人3など)がいるので心配無用。
颯爽と帰っていくジャグラーをガイは絶望的な表情で見送っていたのだが……そこは勇者の聖剣を持つウルトラマン、何やら決意を固めたらしく。
(毒を食らわば皿までという言葉がある。こうなった以上とことんまでやってやるさ。毒を克服してこそ勇者というもの!)
何かものすごくテノチティトランに失礼な気がするし、ついでに勇者を間違えてそうな気もしないでもないが……ジャグラーのおかげでガイは変な方向に前向きになってしまったようだ。
「え、ハッピーエンドなんだろうけどハッピーエンドじゃないような……何コレ」
「アテシも完全に予想外。吹っ切れた上に一周回って変なポジティブ化してるよね」
レジェンドとリリスは「ジャグラーが来たとき、ガイに教えてやればよかったか」と思いつつ……。
「「ま、いっか」」
メソポタミア最強チームお約束の感覚を発揮して、スルーすることに決めたのだった。
残るはいよいよ、誰を呼ぶのか見当もつかない中でも取り分け純粋&お人好しなミライと光である。
覚悟を決めていざ!
……という時になって。
「あ、やっぱムリそう」
「「「「「え?」」」」」
「いや召喚自体がじゃなくて、どうもミライと光の召喚で色々ありそうだからこれ今回じゃ収まりきらない……というか馬鹿みたいに長くなりそうだから結局分けざるを得ないって話」
「「「「「めっちゃメタい理由!?」」」」」
「え、呼んだ?」
レジェンドによるメタ発言の内容が理由で、ミライと光の召喚は次話に持ち越しになってしまうのだった。
あと、怠惰トロンヌの方が反応が早いってどういうことだおい。
――おまけ――
「あ、そうだ。ダーリン、さっき店長歓迎会がどうのとか言ってたけど」
「こういった催しでウチの団員が増えると決まってやるんだよ。あとはこっちで歓迎会時に流すVTRでも選んどくか」
「じゃあアテシとかメタジャンとか式とか呼んでるダーリンので良くない?」
「よろしい。では少々思うところはありますが、我が夫がアルトリアと妖精國を旅していたときのものを流しましょう」
「何かいきなり出てきたんですけどこの先代女王」
「いや師父はともかくバカトリアの活躍なぞ観てもなー」
「どーゆー意味だ金ガメー!!」
「貴様こそ何だその呼び方はー!!」
歓迎会で流すVTRで揉め始めた一行だが、今回はぶっちゃけ種類が多過ぎる。
「ほう、修行シーンもあり今後に役立つマスターの記録以外に適切なものがあると?」
「『仮面ライダービルド流そう!』ちょっ……!?」
「え、はくのん何で仮面ライダー?」
(エーボールートー!!)
「我が子の活躍が既に第一部を映像化されていると聞きました。ならば母として! 我が子の勇姿をこの目に焼き付けなければならないのです!!」
「いや無理にとは言わねえ。出来れば大将達の冒険活劇を、あー……何だっけか……そうだ! 厳選したやつとか見せてくれよ。見せたくねえトコは見せなくていいから」
「トラマカスキのものに決まりです。異論は認めません」
白熱する会話(正直バーサーカーの金時が一番まとも)の外側で、今も怠惰してるトロンヌとお茶を飲んでいる裁判長は。
「……ねえ、こういうときこそ出番じゃないの? 裁判長な私」
「別に裁判する程のものでもないですし。それに私は大主の活躍を一人でじっくり観られるよう記録映像を購入済ですので」
「行動早くない!? あ、でも私とセットだから――」
「私がちゃんと購入したから私のです。そこは譲りません」
「ケチー!」
……危うく二人のメタトロンによる超決戦が始まるところだったのだが、メロイプ姉妹や『両儀式』がレジェンドサーヴァンツ限定の上映会をレジェンドの別荘にて行なうと告げてきたのでことなきことを得た。
仲良しが一番。
我が愛しのトラマカスキ。
はい、ガイが呼んだのは嫁もとい風来坊にありがたい移動するマイホーム(巨大ロボ)なテノちでした。
もうちょい早く来れば彼女もガイもドバイ行けたのに……。
はくのん、オリキャラ小話板で頂いた設定によるとエボルトがくっついてるようで……サーヴァント化してもくっついてました。
これ勇治とニャンニャンしたらその光景見られない?
それはその時だ。
いい意味で荒ぶるジャグラー。
変に吹っ切れたガイ。
今度はミライと光。
ヒントはシンと???と平安京と???(もしくは??)。
それではまた次回。
「待て、しかして希望せよ」
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)