ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
本編をお待ちの方々、次回は漸くそちらを投稿出来そうなので申し訳ありませんがもうしばしお待ちを。
文字通り今回戦闘開始ですが、ぶっちゃけ私も書いてて本編みたいな状態になるほど予想外のキャラが活躍してしまいました。
それではどうぞ。
いよいよ始まったチームサバイバル(相変わらず一人、チームではなく単独ボス枠の者がいる)。
馬鹿騒ぎ大好きな面々が揃うウルトラ騎空団では全艦のレクリエーションルーム等のモニターにその様子が放映されており、どこが強いのかなど大いに盛り上がっていた。
「当然の如くレジェンド様不憫よねぇ。強制参加から優勝商品まで面倒見させられてしかもソロプレイ、あたしなら聞かされた時点でブチ切れてるわよ」
「あの方は沸点が相当高いが、一度本気でキレたらまず目的を果たすまで止まらないからな。例外はあるが」
「まあ、そういう意味でも今回はいいストレス解消になるんじゃないかしら?」
「解消の材料にされる側はたまったもんじゃないけどね。あ、お酒追加お願いねー!」
乱菊、ハリベル、涼子の三人が集まっているテーブルは兎にも角にもばいんばいんなのでそっちも注目されていたりする。
「どのチームも手練が混じって……いや特別チームはちっとばかしキツいか。実機持ちの連中は経験不足だし、アーシアは性格的に戦闘向きじゃねえ。希望があるとすりゃグレイフィアの姐さんが乗ってるスーパーメカゴジラだが……ドラゴン三娘がどんなレベルかが問題だな」
「オルガ、サーガ様のチームに見たことあるのが紛れ込んでない?」
「ミライの兄さんが乗ってるバエルだろ?マジで誰だあんなん薦めたのは」
オルガも三日月とフライドポテトを食べながら見ているが、案の定バエルに反応してしまう。
「竜馬から見てどうよ?お前の興味ある奴どいつだ?」
「そうだな……実機持ちを除けば、あのソウルゲインに似たアースゲインってのとヴァイローズだな。ありゃ機体との相性が相当良いのが一目で分かるぜ」
「そういうアニキは誰が注目株だと思う?」
「他の奴らに比べて一回り小せえフェアリオンって2機だ。小せえからってバカに出来ねえのはラガンで分かってるからな!シモンはどいつがやらかしそうに見えんだ?」
「当然、一誠とタイガの新機体さ。どっちも接近して一撃必殺を叩き込むタイプ、どんな動きを見せてくれるか楽しみなんだ」
「メインカラーも俺らの機体と同じだからな。確かに気にはなる」
竜馬とカミナ、シモンはやはりコンビか、機体同士の相性を重視して見ている。
そして、パイロットを務めている女性陣の一角では――
「しのぶは当然として、最近はリアスも強いわよね。あとは勿論ソーナ……このあたりの激突は白熱しそう」
「ん〜……アタシとしてはアーシアかなあ。機体が機体だけに吹っ切れたら相当強いと思うんだよね。難しいだろうけどさ」
「少ない複座型での参戦な蜜璃と小芭内のハルートは練度が絡むが強力だろう。二人の相性は抜群である以上、あとは機体をどれだけ扱えるかで戦力が大きく変わる」
ヨーコとラフタ、マリーダは堅実なところから意外なアーシアまで幅広く活躍の予想をしている。
そして今回未出場の朱乃やゼノヴィア、そして裕斗とギャスパーにタイタスとフーマ、顧問の矢的に加え、イリナとパム治郎(杏寿郎から預かった)も混ざったオカルト研究部のメンバーは、ダ・ガーンも一緒に観戦出来るようにとわざわざ開始前に格納庫に彼を出してもらい、そこに色々持ち込んで共に観戦している。
同じく未出場な千歳とナインにアズ、そもそも艦長なミツバも同席していた。
「なんかすみません……私達までご一緒に」
「気にしなくていいぞ如月さん。僕達は仲間……いや、チーフの言葉を借りるなら騎空団の家族じゃないか。この程度のことで遠慮は不要だぞ」
「矢的先生の言う通りですわ。約半分のメンバーが参加してしまって寂しくなってましたし」
「僕もリク兄さんや小猫ちゃんが参加してるし、煉獄さんやしのぶさんもあっちにいますから……」
「元は私が観戦出来るようにと願ってくれたんだ。こういう場合は君達ではなく私が例を言わねば。ありがとう、皆」
「80先生も言ってたけど気にすんなって。それよか皆としては誰に注目してんだ?あ、オカ研メンバーはオカ研を除いた意見でな」
ダ・ガーンの礼にいつもの調子で返し、当然のように聞いてくるフーマ。
何人かは悩み、何人かは即答する。
「私は無論杏寿郎だ!あれから訓練も欠かしていないようだし、期待出来る!」
「僕もかなぁ……いや、グルンガスト零式のジークフリートさんもだね。あの二人がぶつかり合ったら白熱するんじゃないかな」
「ヴァイサーガ使いはいないのか……良かったような残念なような」
「アンジュルグもいないわね。剣と弓矢両方使えるのって中々いな……アレ?ゼットさんのゼットランスアローって似たようなものじゃ……」
「私はゼットだ。彼は伸びしろが凄まじいと聞いている。今回も土壇場で急激に成長するかもしれない」
「僕としてはクロエだ。アザゼル先生や、この騎空団で出会ったフェザーとランドルの二人という変則的なチームのフォローは唯一機動兵器での戦闘経験がある彼女にしか出来ないだろう」
(((((やっぱりアザゼル先生頼られてなかったー……)))))
仕方ないといえば仕方ないのだが、正直矢的が代わりに出ていたらもっと団結力があるチームになったんじゃないかあのチーム。
熱血系猪突猛進なフェザーとそれをライバル視しているランドル、割と自由気ままなアザゼル……クロエの負担が半端ない。
ついでに説明しておくと矢的もシミュレーターでの訓練には参加しており、乗機はなんとガンダム試作4号機……即ちGP04ガーベラ。
GP03をも凌ぐ超激レアな機体である。
「私は……う〜ん……アマリちゃんとルリアちゃん。実際だと乗ったまま星晶獣を召喚したりしてるけど、今回はシミュレーターだからそれも出来ないしどうするのかなって」
「個人的な意見ですとスーパーメカゴジラの方々です。あの中ではグレイフィアさんしか冷静な判断が出来ないんじゃないかと。スカーサハさんも落ち着いてはいますが機動兵器に関しては素人で割とパニックになるかもしれません。だからグレイフィアさんがどう出るかであれの能力は決まると思ってます」
「私はおそらくゴッドガンダムに乗ってるおおとり師範が飛び抜けてると思いますね。アザゼル先生のチームの二人は戦法に特化してますけど、おおとり師範は格闘そのもののオールラウンダーですから。アズは?」
「レジェンドさんの一人勝ち。皆、わざとそれを言わないようにしてるのかなって思ったけど……」
「「「「「うん、普通に考えたらそれしかない」」」」」
アズが言った一言に納得してしまう全員。
他の面々が敢えて考えないようにしていたところに容赦なく言い切るアズも結構アレである。
そんなこんなであちこちで意見が飛び交いつつ、いよいよ本格的にチームサバイバルがスタートした。
☆
『さーてここからは束さんに加えてれっちゃんやみっくんも実況解説に参加してもらうよ!二人ともよろしくぅ!』
『ええ、特等席から失礼します』
『……ゼノヴィアは未出場か』
鬼師範・巌勝、早速継子がいないことに嘆息。
何処かから別の意味で嘆きの声が聴こえたが無視しておく。
『みっくんそれは次回に期待しよう!というわけで始まった今回のサバイバル!レジェくんはルール上、開始しばらくは喧嘩売ってきた相手をカウンターするぐらいしかしないから、生き残りたかったらヤブを突くようなマネはしない方が無難だよ!』
『襲いかかったが最期、チームを巻き込んで自滅する最悪の結果になりますし』
卯ノ花、オブラートに包まずスッパリ言い切ってしまった。
まあレジェンドとマジンガーZEROが自由に動けたら開始早々全滅させられて終了、味気もクソも無いものになってしまうしちょうど良いだろう。
……レジェンドとマジンガーZEROの怒りの熟成具合も含めて。
今回は地上が戦場であり、市街地や廃墟、森林や洞窟、さらには湖や砂漠に湿地帯など様々なフィールドが組み合わさった複合大規模バトルフィールド。
とりあえず見てみると、どのチームも動くには動き出してはいるのだが、相手の位置は分かっても何処にどのチームがいるのかは分からないようにしてあるため攻めあぐねている。
参加チームの中で強いのはやはり最強メンバーと言っては過言ではないサーガ率いるThe・ULTIMATEを筆頭に、成績優秀なレヴィア☆たんず、機体・パイロット双方が並外れているクロエのいるアザゼルと愉快な仲間たちあたりか。
反対に厳しそうなのはやはり特別チーム、文字通りほぼ初心者で固められた、ゴジラ以外全員女性(フウも雌)なチーム。
一応参加人数は多いのだが、頼れるのはグレイフィアと次いでアマリかロスヴァイセ、あとは機動兵器の運用こそ素人だが激戦経験は随一のゴジラ。
しかし機体性能はいずれも相当なものであり、もしかしたらという希望もある。
そんな中、ある二つのチームが遂に激突。
『おおっと!?いよいよ戦闘に突入するチームが出てきたよ!戦闘開始は……オカ研×遊撃とレヴィア☆たんず!早くも学園組が激突ぅ!!』
『どうやら期待していたカードが上手く実現されたようですね』
『実機持ちはどちらもかなりの腕だ。どちらが先に流れを掴むかで後続のメンバーの士気にも関わってくる。個々の技量ではレヴィア☆たんず、対して連携ではオカ研×遊撃に分があると見えるな』
巌勝の言葉通り、最初に戦闘開始したのはレイトのダブルオーザンライザーとゼットのEX-Zガンダムだった。
「すいませんけどMS戦は勝たせてもらいますよ!ゼロ師匠!」
「言うじゃねえか!だがな、俺と相棒に勝とうなんざ2万年早いぜ!」
GNソードⅢと高出力ビームサーベルがぶつかり合い、激しいスパークを発生させる。
そしてお互い離れるように弾き飛ばし、ダブルオーザンライザーの射撃をバレルロールで回避しつつEX-Zが凄まじい加速で再度接近し、再び鍔迫り合いに。
初戦から激しい攻防が展開され、早速歓声が沸き上がる。
やはり何かと話題になる二人の激突は待ってましたという者が殆どのようで、それぞれのファンがいる生徒会メンバーは彼らの戦いにハラハラしっぱなしだ。
更に、互いのチームの他三名も戦場に到着し、総当たり戦開始となった。
「グラハム教官直伝の戦法を見せてやるぜ、兵藤!」
「くそっ!空中の相手には分が悪いぜ!」
「イッセー!今援護に……」
「タイガ君の相手は私だよっ☆」
「レーティングゲームじゃないけど、勝負よ!ソーナ!」
「望むところです、リアス!」
全機空中戦可能なレヴィア☆たんずに対し、確実に空中戦可能な機体はダブルオーザンライザーとビルトビルガーのみのオカ研×遊撃……しかもビルトビルガーはその性能上、そのままの状態だと空中では機動力が落ちてしまう。
シナンジュの方はバーニアやスラスターの出力からある程度の空中戦は出来るものの、エクサランス・ストライカーはほぼ完全に陸戦用フレームのため総じて今戦闘中の相手チームとは相性が悪いのだ。
そして、その2チームがぶつかったことを皮切りに他のチームも次々と開戦の狼煙を上げ始める。
『続いてぇ……!?おおっと!まさかの組み合わせ、悪鬼滅殺と特別チームが会敵ぃぃぃ!!』
『ふむ、経験や練度は鬼討組が勝っているが、隠された機体ポテンシャルやまだ見ぬ能力を開花させる可能性もある特別チームもまた油断ならん相手、さてどうなるか……』
『強いて言うなら特別チーム、そのままでは押し切られてしまいます。どう切り抜けるかが重要になりますね』
『みっくんれっちゃんありがとー!互いに多人数搭乗機がいるチーム、勝敗はどっちに転ぶのかぁー!?』
ノリノリな束とは反対に、激突する両チームは緊張感漂う雰囲気であった。
「ロスヴァイセさん、悪いけど猫ちゃんいなくてもこっちのクロスソーサーは自由自在なのよ〜」
「どうしてカリカリに釣られちゃったんですかハクぅぅぅ!!」
「いない猫に嘆いても仕方ないニャ!」
「ニャ」
「「「……ニャ?」」」
いつの間にかハクがフウ同様、サイバスターのコックピット風になったシミュレーターの定位置でロスヴァイセを見ていた。
ロスヴァイセ、フウ、ついでにカナエまで宇宙猫状態で混乱しているが、忘れていないだろうか。
そもそもハクとフウは使い魔であることを。
少なからず魔力持ちなのだから小規模ないし限定的な転移は使えたようで、驚くべきことにハクは既にいざという時に備えてサイバスターのコックピットに転移出来るよう専用の転移陣を設置済みだったのである。
当然、そこまで完璧に再現出来る光神陣営の最新シミュレーターならば、このようにハクが途中参加するのも可能だったのだ。
恐るべしのんびりノルウェージャン・フォレストキャット。
エリアル・ベースでは猫を師と崇めるダーントがその用意周到さに感激している上、意外にも猫好きなアズも「私も欲しいな」と言い出していた。
「何で!?さっき猫パンチでカーンって……」
「姉さんとロスヴァイセさんより優秀かもしれませんね、その子」
「「ガーン!!」」
しのぶの一言がクリティカルヒットした二人。
そこに容赦などなくショックで固まっているサイバスターに狙いを定めてグラビトン・ライフルを発射したヒュッケバインボクサーだったが……
「ニャ」
ロスヴァイセの手を無理矢理動かしてサイバスターに回避行動をとらせるハク。
いやマジで有能過ぎないかこの猫。
「やりますね、ハク君」
「ニャ〜」
『……サイバスターの操者ってろせちゃんじゃなかったっけ?』
束まで実況忘れて唖然とする始末。
卯ノ花も目を見開いているし、巌勝に至っては「磨けば光るかもしれん」と目をつけている。
「やるな、ハク!ならば俺も一人の好敵手としてお前と戦おう!」
「……って、サイバスターの操者は私です!」
――言っておきますがポゼッションはしませんよ――
「え……」
――いつまでも私に頼り過ぎは良くないですし。というかそもそもポゼッション、この最新シミュレーターでも出来そうにありません。仕方ないですね――
サイフィスからそんな発言を受けて再度固まるロスヴァイセと、それを狙うグルンガスト参式とヒュッケバインボクサーの射撃、そして先程より機敏にロスヴァイセの腕を動かし見事な回避機動を見せるハク。
もうこの猫だけでいいんじゃないかな。
「ニャニャ〜」
「むう!予想以上に手強いな!」
「とりあえず、ロスヴァイセさんもそうですが姉さんより操縦出来そうなハクくんの活躍のおかげで姉さんが使いものにならなそうです」
ロスヴァイセ同様にショックは相当大きいらしく、未だ復帰出来ていないカナエを放置しつつグルンガスト参式とヒュッケバインボクサーはサイバスターを狙うが、二人はハクの隠されていた優秀さを見せ付けられて他のメンバーがいることを失念していた。
「アマリ!距離十分です!」
「わかったわルリア!ここからIGENESTで!」
グルンガスト参式とヒュッケバインボクサーの側面に回り込んでいたゼルガードが魔法陣から炎を出して2機の足元を狙う。
「むっ!?アクアマリン少女とルリア少女か!」
「ハク君が予想外に凄かったのでそっちに集中し過ぎてましたね」
「煉獄さん、しのぶさん、ごめんなさいっ!」
「「!?」」
「め……メガスマッシャーですっ!」
今度は反対側から極太のビームが三本、2機に向かって放たれた。
アーシアの乗るデュラクシールからの砲撃だ。
「うおおおおっ!?」
「ま……まさかあのアーシアさんが普通に撃ってくるとはハク君同様に予想外でした……!」
間一髪回避した杏寿郎としのぶだったが、今度はなんとファンネルやビットと同系列の武器・タオーステイルをバンバン飛ばしてくるデュラクシール。
……アーシア強くね?
「よもやよもやだ!アルジェント少女にこれほどの技量があったとは!!」
「姉さんいつまでショック受けてるの!?このままじゃアーシアさんにも追い抜かれるわよ!」
「ハッ!?お姉さん組としてそれはマズい!って気になったけどしのぶ、ハク君平気なの?」
「シミュレーター越しだもの、問題無いわ。でも、一転して不利に……」
漸く正気に戻ったカナエだが、彼女も含めて既に3機はゼルガード、サイバスター、デュラクシールに包囲されている状態だ。
「……オーフィスさん達がいませんね」
「い……今グレイフィアさんにレクチャーされてます!」
「「「今!?」」」
ガチで初心者ばかりだったからかグレイフィアが必死でチュートリアルみたいなことをしているらしい。
頑張れグレイフィア、彼女らの命運は君にかかっている。
しかし、逆に悪鬼滅殺の方は最後の1機が特別チームに奇襲を仕掛けてきた。
「今度はこっちがごめんね!」
「悪いが全員ガラ空きだ……!」
「「「!!」」」
小芭内と蜜璃の乗るガンダムハルートはあろうことか最終決戦仕様のあの形態である。
超兵ではないが全集中・常中が使え、痣者でもある二人が抜群のフォーメーションを披露し、本家にも負けない高機動戦法でゼルガードらを翻弄。
「早過ぎてまともに当たらないっ……!」
「はわわわ〜!?」
「お二人ともまだ訓練始めて間もないのに……!」
「ニャ、ニャ」
「うう……何ですかハク……」
しっかりしろ、と猫パンチを何度も打ち込んでくるハクに涙目で返事するロスヴァイセ。
そう、ポゼッションでなくてもこの状況を打破出来る術がサイバスターにはある。
果たしてロスヴァイセはそれに気付くのか。
☆
「「「「「
観戦している面々の感想はまさにそれ一色。
能ある鷹は爪を隠す、というがハクのみならずアーシアが実はかなり強かったことも驚きだ。
これには見ていた団長代理・シエテも予想外。
「アーシアちゃん、凄かったのね……シエテお兄さん全く気付かなかったよ」
「団長お抱えの巫女よ、当然じゃない。それにしても団長お抱えの、か……いいな……」
「ソーン、旋律を聴かなくても分かるくらい本音が出てるわ」
「ニオもそうでしょ?こんなことなら私も出ればよかったな。でも、なんでだろ……あのアーシアちゃんが乗ってるの見ると私も割と乗れそうな感じが……」
ソーンがデュラクシールに乗るとメカフェチと化しそうな気がするが気にしてはいけない。
「あたしも!あたし使うならあのゲッターってのがいいぞ!あの斧使いたい!」
「あれは三人乗りらしいからねぇ。目星つけてるのかい?サラーサ」
「え?そうなのか?」
こんな感じでエリアル・ベースの食堂では十天衆の面々も勿論観戦していた。
レジェンドガチ恋勢はレジェンドとマジンガーZEROの活躍を心待ちにしているが、いざ動き始めたら活躍どころか蹂躙でしかないことを彼女らはまだ知らない。
「けど俺としてはあのダブルオーって2機、いいねえ……あの剣の剣拓取らせてくれないかなぁ」
「あれシエテが持つのか?」
「いやいやそのままは持たないよ!?っていうか持てないって、サラーサじゃあるまいし」
暗にサラーサなら持てると言っているシエテだが、確かにアルギュロスの一撃を受け止めたことのある彼女なら確かにそうである。
「……あれ?」
「ん?どうしたんだソーン?」
「何か、あの子達のチームの後ろが光って……!」
ソーンがそう言いかけた時、凄まじい閃光が特別チームと悪鬼滅殺の戦場へと撃ち込まれた。
「うお!?何だ何だ!?」
「単発じゃなくて照射タイプか……何処からだ?」
「私もシミュレーター使ってたら見えるけどモニターじゃちょっと……あっ!」
「誰か分かった?」
「ええ、多分私以外だと見える人はかなり限られるぐらい離れた位置から攻撃してた。あのビームの発射元は……」
ここで見ている者達も、何より戦闘中の両チームも戦慄する一言がソーンから告げられる。
「サーガが乗ってるダブルオークアンタフルセイバーって機体よ!」
参加チーム最強と目されるTHE・ULTIMATE――そのリーダーたるサーガが、トランザムライザーソードで特別チームと悪鬼滅殺、両チームへと双方の射程外から先制攻撃を仕掛けてきたのだ。
最強クラスの光神率いるウルトラパイロット軍団相手にアマリ達はどうやって対抗するのか。
「案の定誰も来ないな。移動解禁と同時にブレストファイヤーいくか?」
『光子力ビームでも構わんぞ。それとも
「……いや、それもいいがやっぱり直接ボコることにしよう」
『うむ、そうしよう』
……正直、全チーム協力してこの一人と一機をどうにかすべきだと思うのだが。
ただののんびり猫ではなかった。
だってグラブルでもマジ半端ねえ猫(プレイアブル、サポートがそこそこ使える、おまけにスキン三種)とかフライハイト(プレイアブルキャラのコンビ、棒術使って二足歩行してる)とか本作でも正月大決戦に出たイーウィヤ(プレイアブル、しかも正体は六龍の一体)とかぶっ飛び猫だらけじゃんか……。
アーシアもどうしてこうなったのか強かった。
ちなみにソーンの台詞の元ネタは例の如く中の人が魔装機神で演じたキャラのこと。
そして最後、よりによって一番ヤベー奴らに目をつけられた両チーム。
皆さんも次回のために心しておいて頂きたい、バエルに映るあの男の幻影を(ヒント・両チームのうち片方は……)。
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)