ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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蒼海の祝シリーズから続く新シリーズ、離島経営編のスタートです。
元ネタは当然アズールレーンの離島経営。

サブタイ通り、ようやく今回から究極英雄王やエルキドゥも合流します。


 ◯レジェンドさんちのカルデア事情


「アルトリアァ! お前結局石吸い込んだだけで全く掠りもしなかったなコノヤロー!!」

「痛い痛い痛いごめんなさい!!」

「お前に限らず最近のガチャはあまり良い結果じゃないが、お前の為に絆レベル上げたイプシロンやオルガマリーに申し訳ないと思わんのかコラー!!」

「だってぇぇぇぇぇ!!」

「グラブルの方も良かったとは言い切れないが……水着アンスリアと水着アポロ来たので良しとする」

「はぅあ!?」


それではどうぞ。


特別編・離島合同経営(合流篇)

 ――超豪華フェリーでのクルーズを開始して二日目。

 

 初日に色々あったが、二日目は和気藹々としたもので賑やかな航行となった。

 当然だがまだレジェンドは視力が戻っておらず、下半身が動かせないためスタイル抜群の銀髪メイドに車椅子を押されながらの交流だったものの、ネタの多さで完全にカバーするという規格外の万能ぶりを披露。

 

 特に妖精國で起こった出来事をレジェンドとモルガン、双方の視点から語ったのは大反響だった。

 結果としてつよつよドラゴンがレジェンドにキン肉バスターされてたり、オベロンを倒した技が実はウルトラ水流だったことが判明したが……まあ、それはいいだろう。

 

 

「メリュ子にキン肉バスターしてたとか、相変わらずダーリンてば女子供だろうと容赦無いねぇ」

 

「戦場に武装して出てきた上に、殺気まで振り撒いてたんだからやられる覚悟はあったんだろうさ」

 

「いえ、我が夫……彼女は曲がりなりにも妖精騎士最強の座にいたので、そも負けるなど微塵に考えていなかっただけでしょう。その結果、我が夫のレジェンドキネシスによる身動き封じからのキン肉バスターを受けたわけですから、慢心による自業自得です」

 

「お母様も容赦無いわね」

 

「沙耶が甘やかす分、私が厳しくしなければニートドラゴンになりかねません。ただでさえ、もはや『自称』つよつよドラゴンになっているというのに」

 

 

 最近ではリアスの挑発にあっさり乗り、セイバーアルトリアと胸の大きさを張り合ったり(ただしどんぐりの背比べ)、清姫の行動力に負けたり……モルガンの言うように、レジェンドに保護されてからポンコツぶりが強化され……かつてのつよつよドラゴンは今や『自称』最強である。

 

 尤も、三羽烏陣営の眷属らはレジェンドがあのグローカービショップを人間態であっさり爆砕したことの方が驚いたのだが。

 

 

「……で、トドメに星そのものを一発で焦土に変える攻撃を吸収・増幅して逆利用した挙句、逆に一発で直径1kmを遥かに超える超巨大・超装甲の兵器を破壊。いやおかしいだろ、いくら何でも」

 

「え、マスターなら普通だけど」

 

「そもそもダーリンのスパークレジェンド、宇宙最強の究極技って言われてるからね。ダーリンにとってスペシウム光線みたいなもんだけど」

 

「そんな基本技みたいに――」

 

「いや、レジェンド様の基本技だぞ」

 

「……直撃イコール確殺な技が?」

 

 

 この日、最古の魔王の一柱であったギィ・クリムゾンは真の理不尽というものを知った。

 なお、説明したペンギンはレジェンドのスパークレジェンドによってパンダが『パァン☆』された瞬間を目にしていたりする。

 

 

 

 

 ――そして三日目。

 

 レジェンドが言っていた場所に着く予定のこの日は、もう一つ吉報があった。

 

 

「レジェンドお兄の目が見えるようになったのだー!!」

 

「「「「「何ィィィィィ!?」」」」」

 

 

 そう、卯ノ花の言った通りレジェンドの驚異的回復力によって視力が元に戻ったのである。

 まだ下半身は動かせないものの目が見えている分、表情の変化がより分かるようになって喜ばしい。

 

 

「ようやく心配事が一つ減ったな」

 

「ミリムとアベルって人と、あとイプシロンって娘が思いっきりレジェンド様にスリスリしてて困ってるけど」

 

「邪魔したらあの三人を同時に敵に回すハメになるぞ」

 

「うわ……ミリムもだけど、ジェイアークとかテュフォン・ネオスってのもまとめて相手とかエスケープ案件じゃん」

 

 

 そう言うリムルだが、スリスリ待ちしてる剣式や彦斎、裁判長&怠惰ンヌにエフェメロスとリリスなんかも控えていることを忘れてはいけない。

 

 

「ゴブタが羨まし泣きしてるな……」

 

「だがこのメンバー、レジェンド様ガチ勢のほんの一握りに過ぎないんだが」

 

「ネームドだけで四桁いきそうなんだっけ……実はもういってるとか」

 

「あ、ゴブタ撃沈」

 

「早ぇよ!?」

 

 

 リアル超弩級ハーレムを実現してるレジェンドに完全惨敗のゴブタだが、そもそもレジェンドは作ろうと思ってそうなったわけではないし、現に今日に至るまで恋愛して結婚、肉体関係まで持ったのはリリスのみだ。

 リリスも伝承やらでは色々言われているが、実際はレジェンド以外とは是が非でも男女関係あれこれはしなかった。

 

 尚、それが原因かは不明だが、仮にレジェンド『エリア』で彼女がレジェンド以外に召喚された場合、男なら即退去か始末、女ならギリギリどうにか……な上に、召喚時点で『令呪が彼女のものになってしまう』という、最悪のハズレサーヴァントになってしまった。

 まあ、レジェンドが呼ばなければリリスは勿論、究極英雄王なギルガメッシュと最終兵器なエルキドゥも超絶的にパワーダウンし、クラスも7騎士に当て嵌められるようになるわけだが。

 

 それはさておき、レジェンドでそれならば。

 

 

「あ、ダーリンのモテ具合で思い出したんだけど」

 

「あのリリスさん……? 一体何を……」

 

「ダーリンの息子同然なギルっちね、アテシ以外のウルクの女を全員抱いたよん

 

「「「「「ぐはぁッ!!」」」」」

 

「でも自分が言ったわけじゃなくて、ちゃんと向こうから……って聞いてる男メンバー、相手がいる連中しかいなくなってるし」

 

 

 ……実は血が繋がってるか、遺伝子継いでんじゃね?

 当時、古代メソポタミア全土で実の親子より親子らしいと言われたレジェンドとギルガメッシュ。

 モテ具合まで似ていたようだが、ぶっちゃけ同じく息子同然のサーガや養子にしたライもモテまくっているのでやっぱり何か因子継いでんじゃないのかこいつら。

 

 

「こっから先でもっとそれを実感する事になるのに、そんなんで大丈夫?」

 

「え?」

 

「あれ? フェリーが止まったような感覚が……」

 

「着いたようだな。今日以降の宿泊場所は追って指示する。今日のところはフェリーで、になるか……うまくいけば集会島に泊まれるかもしれん」

 

 

 行くぞー、と銀髪メイドに車椅子を押されながらレジェンドが軽い調子で言い、彼のサーヴァントや合流した凱達もそれに続く。

 慌てて彼らを追いかける三羽烏陣営だが、フェリーを降りて彼らが見たものは――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パァン☆」

 

 

 その瞬間、ペンギンはパンダを近くの桟橋から海へ蹴落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前、何でまたいるんだ!?」

 

「ちょっ……その前に助けて……!」

 

「ペンパイ、ブレ先がスパイラルバレードスタンバってます」

 

 

 リムルが指差す方向には、いつでも投げつける準備は出来ているとばかりにスパイラルバレードを構えたブレーザーの姿。

 ついでにハジメやベニマルなどはパンダのしぶとさと執念に少しばかり感心している。

 やってることは全く褒められないが。

 

 

「待てブレーザー」

 

「!」

 

「それを投げずとも奴は沈む」

 

「「「「「へ?」」」」」

 

 

 レジェンドがブレーザーを制止し、意味深な言葉を告げると遠くからモーターボートの音が聞こえてくる。

 

 そして――。

 

 

 バ ゴ ッ ! !

 

 

「パぶっ!?」

 

 

 そのままパンダに激突、パンダは海中に沈みモーターボートは減速して桟橋に隣接後停止。

 気絶したパンダがうつ伏せ状態でぷか〜と浮いてきたが、誰も救助してくれない。

 

 更にそこへ……。

 

 

ふははははは!!漸く到着したか師父、リリス! 見よ! 港商店街の店にかつてウルク、引いては古代メソポタミアで人気だったメニューを出させてみたところ大人気だ! やはり我がウルクは食事においてもって何があった!? その車椅子姿はサービスショットでも何でもないぞ師父よ!!

 

 

 レジェンドのトップサーヴァントである究極英雄王が堂々と登場。

 案の定、レジェンドの現状に派手なツッコミが入る結果になってしまった。

 ついでにエルキドゥは車椅子のレジェンドの膝&車椅子の手摺り部分に、伸びの体勢で乗っかっている。

 判断と動きが早い。

 

 

「落ち着けギル。正直俺のサービスショットなんざよりリリスとかモルガンとかアベルとかの方が需要あるぞ」

 

「いやあ需要あってもねぇ。アテシのサービスショットはダーリン限定だし」

 

「同じく……というより私のサービス自体、我が夫の為だけにあるのですが」

 

「あの露出欠陥品と違って、私が大衆相手に出来るのは精々チラリズム程度です。それ以上出来てもしませんけど」

 

 

 さすがレジェンドガチ恋勢トップクラスの面々、迷いなく言い切った。

 だが問題はそこではなく、レジェンドの状態だ。

 

 

「かくかくしかじか……で色々あったんだよ。Jの方は完全に善意からだし、俺が軽く説教してアベルからお仕置きもされたからそれで終わり。で、マーリンは総攻撃された上にフォウの見事なウルトラレイランスで後ろの穴がアウト、トドメのレボリウムウェーブでアヴァロンに強制送還されてモルガンが当面現世出禁にしてた」

 

「これこれうまうま……成程、理解したが軽く纏めてもあの夢魔め、欲望に忠実過ぎて本当にキングメイカーか疑わしくなってくるな」

 

「そしてフォウくんはファインプレーだね」

 

「よもやあのチート技の一つと名高いレボリウムウェーブを修得しておったとは……いや、師父のピカチュウはコスモミラクルボルテッカーなどを使えるから納得は出来るが」

 

 

 ※普通のポケモンはそんなトンデモ技使えません。

 

 

「何にせよ、早いとこ俺の現状について説明した方がいいな。全員の情報端末(ウルフォン)に送信しておくか」

 

「それが良かろう。普段の師父を見ていたら、今の状態を見る者見る者同じ質疑応答タイムで気が滅入るだろうよ。我も他の我から『セイバー引けたか』を度々聞かれるのは、聖晶石ではなくストレスが溜まるというもの」

 

「私はセイバーよ?」

 

「剣式、ギルっちの言うセイバーはセイバーだけど特定のセイバーを指してるっていうか、あー……アルトリア・ペンドラゴンのことって言えば分かる?」

 

「あのマスターである赤龍帝の彼に、いつもエクスカリバーしてる彼女ね」

 

 

 ……腹ペコ王に続いて、不名誉だが言い返せない印象を植え付けてしまっていたセイバーアルトリア。

 おまけとして、剣式は清姫を正しく清姫と認識しているものの、メリュジーヌに関しては『小さいつよゴン(※つよつよドラゴンの略)』と認識しているため、まだ名前を覚えていない。

 覚えてもメリュ子で、メリュジーヌやアルビオンとは覚えないだろうけど。

 

 

「まあ、それはともかく……レジェンド様はあのギルガメッシュ王がモーターボートで来るのを分かってたから、ブレ先を止めたんですね」

 

「いや? 最初からギルはこの島で活動してたからモーターボートで来る必要はないぞ」

 

「「「「「へ?」」」」」

 

「む、また誰か認証したのか師父よ。ヘレナ等のようであれば良識もあるから構わんのだが、アルバコアのようなエルキドゥのスペックを限りなく下げて悪戯心を増幅したKAN-SENは勘弁だぞ」

 

「いやギルっち服と鎧隠されても、堂々と股間のエア輝かせて母港歩いてたよね。当のアルバコア他はエルゥに雁字搦めにされた後、引き摺られて泣いてたけど」

 

「ちなみにアルバコアは星晶獣の方ではないぞ。たまにルリアめが合体して『ウォウウォウイェェェイ!』な『るっ!リア』状態でハジケておるが」

 

 

 少々脱線気味だが、あのモーターボートに乗っていたのはギルガメッシュではないと聞き、三羽烏陣営は頭にクエスチョンマークを浮かべ首を傾げる。

 となるとやはりレジェンドや、先程『認証した』と何かを知っているように言ったギルガメッシュに聞くのが一番だ。

 

 しかし、レジェンドはその前にある事を済ませようとしていた。

 

 

「さてと……誰を認証したかはすぐ分かるからいいとして、全員ではないがここに集結しているため、この場を借りて済ませてしまうとしよう」

 

「「「「「???」」」」」

 

「ご主人様、これを」

 

「ありがとう、ベルファスト」

 

 

 ここにきてレジェンドの車椅子を押していた銀髪美人メイドの名が判明。

 ベルファストと呼ばれたメイドはレジェンドに纏められた書類の束を渡し、礼を言いつつ受け取ったレジェンドは軽くパラパラと不備が無い事を確認してから満足気に頷く。

 

 そして……。

 

 

「……ギル」

 

「うむ」

 

「今日、この瞬間をもって――俺はこの『メソポタミア島』の権限をお前に全譲渡する。これからはお前が指揮を取り、思うがままにこの島を経営していくといい」

 

「……賜った。しかし本当に良いのか? あの猫娘が押し付けてきた借金も完遂し、大半の技術研究も済ませたのだろう?」

 

「だからこそだ。やるべき事は全て済ませた。憂いなく権限譲渡が出来たのだから、漸く一つ肩の荷が下りたというもの。それに『指揮官』を辞める気は無い。あくまでこの離島経営の全権譲渡というわけさ。意図せずして俺の身体もこんなになったりするわけだし……良い頃合いだろう」

 

 

 そう言うレジェンドの表情には諦めや敗北感のようなものは見られず、どこか安心しきった様子が見られる。

 だが、二人のやり取りを聞くとどうやらこの島はここに至るまで、相当な苦労があったらしい。

 

 

「ついでと言ってはなんだがギル、この離島経営における俺の最後の我儘を聞いてくれるか?」

 

「イシュタルめの馬鹿げたようなものではあるまい。新顔集結とあらば大体の予想は出来ているが、何だ?」

 

「そこの三羽烏陣営にもこのメソポタミア島の開発に協力してもらいたい。幸い、ちょうど反対側が全くの手つかずだしな。国づくりに実績があるリムルと、いるだけで大体の事はなんとかなるペンギン、有事の際は一人で十分なブレーザー、そしてその眷属達だ。プラスにはなってもマイナスにはならん」

 

「「「「「!」」」」」

 

 

 いきなりレジェンドからそんな事を言われて寝耳に水な三羽烏陣営。

 それはそうだろう……が、これはレジェンドが当初予定していた通りであり、ギルガメッシュへの離島全権譲渡と共にここへフェリーでやってきた真の意味を開示する場でもあったのだ。

 

 

「お前達も突然こんな事を言われては混乱するだろう。それに関しては済まなかったと謝罪させてもらう」

 

 

 しっかり謝罪されるが、そもそも超豪華フェリーを貰った上にあれだけ祝われたのであれば頼み事ぐらい聞くのが筋だろう、と三羽烏陣営は思っていたので、別段レジェンドに怒りとかそんなものは感じていない。

 シオンやディアブロなどはリムルが褒められている事を理解してむしろ上機嫌なくらいである。

 

 

「この離島……俺がメソポタミア島と名付けたこの島と、この島を経由してでしかいけない(※例外除く)『集会島』は特殊な環境でな。時間に関しても朝昼夜や四季、天候の変化はあれど年月が変わらない、いつものあの時空だ。しかも、つい最近になって当初よりどちらも島全体が大きくなっていた」

 

「いや、それヤバくないですか!?」

 

「そうだ、リムル。いきなりそんな事が起きれば当然警戒しなければならないし、実際俺もあらゆる面から調査をしてみた。結果は文字通り大きくなっていただけで、周辺海域や環境も含めて異常が無かったんだがな。それこそが異常、と言われればそれまでだが」

 

 

 何も無い事にホッとした一同。

 レジェンドは場が落ち着いたのを確認し、話を続ける。

 

 

「しかし、それから別の問題……と言う程でもないが、困った事が起きた。必然というか、大きくなった面積が予想以上に広くてな。元々各種区画はこちら側に集中していた為、生活や作業等の問題は無いが……先程言ったように島の反対側が手つかずだったからか、そちら側を中心に大きくなっていたんだ。分かりやすく言うと『元々あった島の、生活等に影響の無かった部分に別の巨大な島が丸ごとドッキングした』感じだな。ついでに集会島の方もそんな感じ」

 

「「「「「最後すっごく分かりやすいです、ありがとうございました!!」」」」」

 

 

 ……ちなみにペンギン陣営は増築、リムル陣営はよりによってリムルの愛機ジェアン・シュヴァリアーやシズの愛機デア・ブランシュネージュをイメージしていた。

 確かに本体に巨大なウェポンボックス・ハンガーがドッキングした形だが……。

 

 

「そこで俺は考えた。中々お互いが交流する機会も無かった事だし、これを期に――このメソポタミア島をウルトラ騎空団と三羽烏陣営、合同経営・交流場にしようと

 

「「「「「!!」」」」」

 

 

 一気に話が膨れ上がった、それも至極まともな方向に。

 

 確かに今まではレジェンドへの定期報告以外は三羽烏陣営のみで集まっていたし、ウルトラ騎空団の活動状況も偶に知らされたくらいで詳細は不明だった。

 もし、レジェンドの言う交流場となれば忙しさはプラスされるだろうが、それより遥かに双方が得られるメリットは大きい。

 そもそも、ウルトラ騎空団は騎空団関係者も尋常ではない数なのでそちらとも触れ合う機会が得られる。

 

 国づくりにおいて人脈、後ろ盾が大事な事を知っている、今回の祝賀会の主役だったリムルは真っ先に飛び付いた。

 

 

「是非参加させてくださいっ!!」

 

「「「「「リムル(様/さん)!?」」」」」

 

「あ……いや、その、いきなり俺の独断で決めて悪いとは思ったけど……」

 

「そこは気にしませんよ。俺達が国的にも個人的にも得られるものは相当多いと思いますし」

 

「ただあまりにも勢いが凄かったというか、そんな感じだったので何事かと……」

 

 

 ベニマルとシュナの兄妹の言葉にリムル陣営の面々は首肯。

 単純な話、レジェンド・サーガ・Uスペリオルカイザーが中心になっているウルトラ騎空団は三羽烏陣営に比べて規模が別次元レベルで違うからだ。

 抱え込んでいる並行世界や宇宙の規模など比べるべくもない、いくら三羽烏陣営が上位光神であろうと最高位光神&それに次ぐ最上位光神二柱が比較相手では月とスッポンどころではないのである。

 ぶっちゃけ、全光神と眷属憧れのポジションだからでもある。

 

 

「お前達が参加するなら俺達も参加しないといけないだろ」

 

「ペ……ペンパイ……!」

 

「ちなみにちゃんと給与出るし、商店街各店で使えるクーポンや、取れた作物なんかもおまけで付いてくるぞ」

 

「やるぞお前達!! ビバ、ハイリターン有り業務!!」

 

「「「「「おー!!」」」」」

 

「めっちゃやる気出してるー!?」

 

 

 ブラック企業の極致とも言える某企業から解放され、レジェンドによる『真面目に働いた者には相応しい恩賞を』という方針のもと、その恩恵を受け続けたペンギン達のリターン有り業務に対する熱意は凄まじい。

 それはそれとして、ペンギンだけで各種建設を始めとする専門知識・技術が必要なものほぼ全てが解決してしまうほど、こと衣食住におけるペンギンの能力は圧倒的。

 そんな彼が率いる陣営の参加はリムルにとってこの上なくありがたい。

 

 そうなると勿論――。

 

 

「やっぱりこうなったら助け合いだよね、旦那君!」

 

「ああ。俺達も行く」

 

「あ! ゲント君の名台詞もじり!」

 

「ブレ先も!」

 

「力仕事+器用さ必要な仕事において無二だからな。ガンバスターじゃデカ過ぎるし」

 

 

 更に機動力もある。

 最後を締めくくるブレーザー陣営は、実は夫婦でそれぞれブレーザー側の眷属は『ありふれた職業で世界最強』組、ヘスティア側の眷属が『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』組と細かく分かれており、上述のペンギン陣営とリムル陣営に各種対応。

 つまり現代技術+αと、ファンタジー系で分けられるのだ。

 ここでもかつてオタクと一部から罵られていた南雲ハジメの知識と錬成師としての技術が活きる事になった。

 

 

「話はまとまったか?」

 

「はい! 俺達三勢力、離島経営というのに参加します!!」

 

「良かろう。師父直々の頼み事、かつ推薦とあらばハズレはあるまい。既にKAN-SENもかなりの数が師父によって認証されこの島に来ているが、労働力は幾らあっても困らん。何より手つかずの区画を開発する以上、一旦の完成を見た師父が整えし区画より遥かに手間と時間が掛かることを心得よ!!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

「すげー……さすがあのオジマンディアスが認める人類最古の英雄王、もう場の空気を掌握しちまった」

 

「そういえば貴様らのところには太陽のが呼ばれたのであったな。よもや妻も呼ばれたそうだが……ふむ、呼んだのはそこなウルトラな光神と嫁か。太陽といえば光と炎、そしてそれを支えるは炉を司る女神……何ィ!? 善神ではないか! 我が古代メソポタミアのエレシュキガルはともかくギリシャといえば神=恋愛関係ズブズブドロドロのイメージしかないというのに! いやそちらの世界はギリシャ関係無いとは理解しているが!」

 

 

 そう、何かあれば呼び出す事にはしているが現在留守番中の三羽烏のサーヴァント達。

 正確にはリムル陣営以外のところのサーヴァントであるが……その中でも筆頭格なのが、ギルガメッシュも言った太陽王オジマンディアス。

 

 ラメセス二世とも呼ばれる彼は非常に気位が高く、そして王妃ネフェルタリを心から愛したことで有名である。

 試しに、とブレーザーとヘスティアで同時召喚してみた結果、奇跡的にあちらも夫婦で呼ばれた。

 本来ネフェルタリは召喚されないはずだが、光神であるブレーザーの影響に加えてその妻となったヘスティアのブレーザーとの相性が抜群だったからか、同じようにオジマンディアスに引っ張られる形で召喚されたというのが真相である。

 

 予期せずして最愛の妻と再会し、かつマスターである光神ブレーザーがものの見事にオジマンディアスの嗜好へクリティカルヒット。

 更にその妻がネフェルタリのマスターでこれまた妻同士仲良く能力的に夫のプラスになる性質……と、正に倍々ゲームのように良い事が重なって、オジマンディアスには珍しくマスター夫妻とサーヴァント夫妻が大変良好な関係を築いている。

 

 

「必要とあらば太陽のも呼ぶがいい。ただしピラミッドが最低一つ建つことは覚悟しておけ」

 

「あー、確かに建てるよね彼」

 

「いつの間にかオラリオのホーム近くに光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)建ってて驚きました」

 

「ふははははは! 太陽のめ、妻が呼ばれていつになく絶好調ではないか!」

 

 

 ちなみにオジマンディアスの中の人は御大将である。

 

 

「ああ、そうだ。全権譲渡に際し、今まで以上に労力を使うだろうから」

 

「む?」

 

「ギルの今後の専属秘書艦としてレナウンを呼んどいた。さっきのモーターボートに乗ってたの彼女だぞ」

 

「何ィィィィィ!?」

 

「わーお、ギルの今までにない絶叫」

 

 

 まさかのサプライズに究極大絶叫な英雄王。

 エルキドゥは変わらぬテンションだが、ギルガメッシュを弄るネタが増えたとか思っていそうではある。

 

 

「指揮官様! 王家艦隊・ロイヤルネイビー所属、レナウン只今到着しました! 何やら立て込んでいた様子なので、ご挨拶が遅れて申し訳――」

 

「セイバァァァアアアアア!!」

 

「ひう!?」

 

 

 ――この日、究極英雄王は運命に出会う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――おまけ――

 

 

「ところでダーリン、本家のセイバーアルトリアは?」

 

「他のイッセーラバーズやタイガ嫁ーズとリハーサル中」

 

「3×3でウルトラピッタリだったのでプロデュースしたぜ」

 

「んーと相方のメンバーを考慮すると……リアス、アルトリア、清姫……あ、メリュ子ハブられたんだ」

 

 

 ゼット、るりふぃすさやぴーに続きアイドルユニット『ラブハートD×U』をプロデュース。

 メンバーはリアス、セイバーアルトリア、清姫からなるイッセーラバーズとジータ、エレシュキガル、アンキ・エレシュキガルからなるタイガ嫁ーズの六名で構成される。

 なお、メリュジーヌはリリスが言ったようにハブられた模様。

 理由はリリスの台詞からお察し。




懲りねぇパンダ、今度は海に沈む。
というか、過去にレジェンドのスパークレジェンド受けてもこんな事してるパンダはある意味凄い。

ルリアのアルバコア(魚型星晶獣)合体は『ルリア アルバコア』で検索すると出てくるサタンが跨ったアレです。
スキン設定すると戦闘勝利後にたまにヒュゴゥなルリアが見れます。

予想通りでしょうが、レジェンドの車椅子を押してたのはアズレンのベルファスト。
奇しくも中の人がレジェンドサーヴァンツのコルデーと同じ堀江由衣さん。
作者初めてSSRかつケッコン艦でもあります。

改めて考えるとブレーザーとヘスティアの相性の良さよ……これには太陽王夫妻もにっこり。

トドメにゼットがまたとんでもない事を……!
中の人が日笠陽子さん、川澄綾子さん、種田梨沙さん、金元寿子さん、植田佳奈さん、そんな超豪華ユニット。
ゼット、何やってんだお前ェっ!!!!(要訳・いいぞもっとやれ)


それではまた次回。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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