ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
仕事忙し過ぎて寝ないとヤバいんです!(ガチでふらつく事多々ありました)
今回は昼食時の光景と、また明らかになる新事実。
そしてレジェンド達が遭っている危機。
◯レジェンドさんちの……
「そういやミカボシ(グラブル)ってアマリと声似てるよな」
「あ! 言われてみたらそうです!」
「あとアマリは火のドグマが得意だし、髪の色……はアマリがクリーム色でミカボシは金髪か。でもポニーテールは一緒……でいいな、うん」
「つまり、私も成長したらあんな感じのスタイルに……!」
「いや、そこの嬢ちゃんは年齢的に無理っぽくねーか」←ノンデリアザゼル
「「「…………」」」
※アザゼルはその後、バハムートされました。
それではどうぞ
何かディアブロが専用機受領したり、原初の悪魔についてとんでもない事実が発覚したりと色々あったが、無事昼食にありつけたギルガメッシュらと三羽烏一行。
このメソポタミア島・港商店街フードエリアはオープンかつ楽しく会話したり、流されている映像を見ながら食事出来るのがセールスポイントの一つだ。
「そして奴に俺は毒づいてやったのだ! 俺などを召喚するからだバカめ、とな! 奴は俺が光に味方するなど微塵も思っていなかったようだが、むしろ俺は奴に微塵も味方する気など無かった!」
巌窟王はノリノリでデボネアが夢の世界の監獄塔に光を捕らえた時の事を海や風、ハジメ達に話している。
そこでジャンヌやナイチンゲールと一戦交えたこともあったという。
特にハジメは、デボネアをエヒト、巌窟王を自分に置き換えてイメージし、デボネアに『ざまぁみろ』と思っていた。
何気にそこを巌窟王に気に入られたらしい。
「いいか、ラーメンに入れるトッピングは『合いそうなら何でもぶち込む』だけで豪遊社畜飯になるわけじゃない。醤油・味噌・豚骨……それぞれに合う麺があるように、相性の度合いというものがある」
「チャーシュー一つとっても、大きさや厚さによって合う種類が変わってきます。『とにかく大きくて分厚けりゃ美味いだろ』なんて考えは邪道なのです! お味噌汁の中にバカデカいフライドチキンを入れたら文句無しに美味しいんですか!?」
「エーアストの言う通り! それを見極め、相性抜群のトッピングを選び! てんこ盛りにしたものこそが真の豪遊社畜ラーメン!!」
力説するペンギン&エーアスト夫婦、それをレナウンなんか真面目にメモを取りつつ聞いていた。
……と、そこへ。
「パァン☆」
「だから早いんだよ!! いやあの後どうしたっけ……放置してたのは覚えてるんだが」
「旦那様、ここは一つ……アレで出汁取ってみませんか? それで、作ったものは鬼灯様に頼んで亡者達に食べさせて感想を聞かせてもらって――」
「ちょっと待って! ペンギン、君の奥さん僕の事食材か何かにしようとしてるんだけど!?」
「贖罪と掛けたわけだな。上手い」
「そして美味いと上手いに掛け――なくていいんだよ!! 同僚が調理されそうなのにその反応は酷くない!?」
「美味しいかどうかはまだ……ただ、脂の乗りは中途半端だし、何か不摂生っぽいしであまり味に期待は出来なさそうで。実のところ、私もコレで満足のいく出汁が取れるとはこれっぽっちも思ってないんです」
「何なのこの夫婦の僕に対する塩対応とディスりっぷりッ!!」
自分自身を省みろ、というギルガメッシュらを含む全員からの視線を受けてもめげないパンダ。
そしてさり気なくやってきた東煌所属のKAN-SENが、数人がかりでパンダを鍋にぶち込んだ。
「「「「「容赦ねえええええ!?」」」」」
実はレジェンドが既に指示を出していたりする。
それはそれとして、よりによってそのKAN-SEN……どころかユニオンとかロイヤルとか、他の陣営に属してるKAN-SENもこの場にいる面々、漏れなくプルンプルンユサユサしていてシュナがどんよりしていた。
ついでにシズはそれなりにあるからともかく、ヒナタやクロエも同じ空気。
しかしながらそんな中で、唯一平気そうにしているのは一時期レジェンドの母港で世話になった事のあるヘスティア。
スタイル的に羨まがられる彼女は血涙流すロキに絡まれていた。
「ここなんやねんドチビ! いやホントここなんやねん魔境やん!! あっちにいるデカチチ(※重桜所属の樫野)なんてウチらの世界に勝てる奴いるんか!?」
「ボクに言われても……ていうかロキがそんな事言うから不特定多数に大ダメージだよ!」
周りを見るとアイズを筆頭に、多くの女性陣が戦闘不能になっている。
既に一度母港を訪問したことがあるモルガンなどはある程度耐性があるが、それでも……。
(あのアルザスという者は殆ど紐……!? あちらのモガドールは……マントの下には何も着けていない!?)
……彼女らは例外中の例外だとしてもだ、ぶっちゃけKAN-SENには際どさが爆走しているような衣装の者が多いのだ。
加えてそれが基本衣装だったりする。
レジェンドぐらいの理性が無いと煩悩がマッハで大爆発確定だろう。
なお、母港のセイバーことレナウンは割と控えめ。
引き締まったウエストとヘソ出し程度で、着替えも色気が増したチャイナドレスぐらいなのでギルガメッシュも満足。
ベルファストもまともな方ではあるのだが、何分矢印がレジェンドの方を向いているので彼に対する仕草が時々やたら扇情的。
それとこんな状況なら大騒ぎするはずのゴブタが先程から静かだ。
「何で?」
「多分、彼女らの矢印が当然の如くレジェンド様一直線だからだろ」
「下手に手を出せば粛清されるからな。レジェンド様より先にKAN-SEN達から」
ペンギンとブレーザーの言うように、所謂『楽園にいるのに、その楽園のものには触れられない』という生殺しの状態である。
現にゴブタ、白目でだくだく涙を流しつつ「あぅ……ああ……」とか呻いてるし。
「そういえば、ここって色んな映像が流れ――」
『――超機動大将軍、見参!!』
「「「「「え」」」」」
三羽烏陣営だけでなく、立香や光達まで変な声を上げてディスプレイの方を見る。
そこには2回目のセフィーロでの戦い――まだノヴァが敵として存在していた頃の出来事が映し出されており、機動天空城から機動鋼人を経て正式に『鎧を纏った』立香が超機動大将軍として魔神レガリアと対峙した瞬間であった。
「あ……あれが超機動大将軍……!」
「ベニマル、まさか欲しいとか言わないよな? そもそも専用機は基本レジェンド様とかサーガ様にこっちから発注願い出さなきゃいけないんだ。だから尚更お前だけ何で専用機一番最初に持ってたのか疑問なんだけど――」
「いやいやいや! 流石にそれは図々しいですからね! 言わないので安心してくださいリムル様!!」
「「「えぇ〜? ホントでござるかぁ〜?」」」
「ペンギン様とブレーザー様まで!?」
そんなやり取りの一方――。
「うあー!! ノリノリで叫んでるよ私!! 第三者視点で見るとちょっと恥ずかしいー!!」
「そうは言うけどよ、それ言ったら魔法騎士の嬢ちゃん達は呼び出しで叫ぶじゃねえか。なあ?」
「うん」
「光ちゃん達はいいの、叫んでカッコよく魔神現れるから! 私のは変形完了した後の決め台詞的なものだし! つまり戦隊モノで『完成! イシュタルインパクト!』ババーン! みたいなものなんだよー!!」
立香は己のノリ加減に後悔していたが、村正や光は『堂々と名乗りを上げてて良い』と思っている。
そしてその後の立香の発言にギルガメッシュが盛大に吹いた。
しかもどんだけイシュタルに関して地獄耳なのか、ブティックにてザックス女装計画をエアリスやティファと実行していたエルキドゥもそれを聞いて大噴出。
「ふははははははは!! 立香め、チョイスと擬音の組み合わせが秀逸ではないか! 我の腹筋大崩壊よふははははははは!!」
「イシュタルインパクトで思い出したのだけれど……エレシュキガルは何か専用機貰ったの? 彼女、頑張ってたし」
「専用機というか、先日正式に決まったみたいですよ。ほらタイガの専用機の……アクエリオン? それを構成するベクターマシンのパイロットに」
「「「「「え……?」」」」」
アクエリオン――キングやノアの『エリア』とは開発経緯が違い、レジェンドの『エリア』ではその昔、レジェンドが何やかんやあって創り出したが、とある大戦を終結させた後に封印されていたものの……何故かタイガを新たな主として現代に復活した機械天使、別名『太陽の翼』。
基本形態であるソーラーアクエリオン及びベクターソルはタイガしか扱えず(一応レジェンドも扱えるには扱えるらしいが……)、残るベクターマーズとベクタールナにそれぞれ臨機応変にパイロットが乗ることで様々な力を発揮する。
ノアやキング側ではベクターマシンは(強攻型を除き)その3機しか存在しなかった。
これは制作者が違ったからでもあるのだが、レジェンド側では新たに4機目『ベクターユニヴァース』が最近レジェンドによって新造され、それがタイガ達の『神話型アクエリオン』に合体する事で『ゴッドアクエリオン』……即ち機械天使を超えた、真なる機械神へなるのだ。
これは元々タイガの他にジータとエレシュキガルがメインになる予定だったが、ムーン・ドバイの一件でアンキ・エレシュキガルが加入したことによりレジェンドが「一人だけ除け者とか入れ替えとか可哀想だろ」と、こんな事もあろうかと的に考えていた4機目の開発に踏み切ったのである。
なお、その時のレジェンドの背後には、亡き盟友・科特隊のイデ隊員が見えたという。
「「「えええええ!? アクエリオンあんの!? マジで!?」」」
リムルのみならず、ペンギンにハジメまで大絶叫。
当然ながら彼らはアニメ視聴済みで、リムルとハジメに至っては他のメディアでもよく目にしていた。
ついでにタイガは初代の、そして一誠は次回作の主人公によく似た声らしく、おまけにレジェンドと、何故かエックスがそれぞれ初代と次回作のラスボスとよく似た声という、ウルトラバトルだったら初代がバッドエンドで終わること間違いない組み合わせだったりする。
「そ……それってシミュレーターでも合体すると……」
「ものすごく気持ちいいらしいわ」
「ジータがとても艶っぽい声出して、あのダメ天使総督……はて、何か違う気がしますが……まあいいでしょう。アレが発射してましたね」
「「「「「何を!?」」」」」
「ナニを」
……そこまではよかった。
いやよくはないかも知れない、下ネタであるが故に反応してしまったのだ。
――あの魔性菩薩が。
「あらあらマスター、奇遇ですわね。いえ、未来の夫婦たる私達であれば運命という方が正しいでしょうか」
「 (´・ω・`) 」
「何か勇治さんがショボン顔に!?」
「ま……またあんなに胸の大きい……」
「おっぱい!」
降臨、殺生院キアラ。
マスターである勇治は普段の彼女を知っているなら納得、リムルのツッコミの同じく。
シュナは先程のショックが抜けていないからいいとして……あまりにもゴブタが原作一誠すぎてブレーザーから手刀食らった。
「まあ、いい……キアラも食事か?」
「そういうわけでは。ただ何の気なくぶらついていたところ――」
あ、ヤバい。←ウルトラ騎空団総意
「ナニを発射した、という話が聴こえたので。これは私、そのビッグウェーブならぬホワイトウェーブに乗らねば、いえマスターに注がれねばと馳せ参じたのです!」
「「「「「やっぱりかよォォォォォ!!」」」」」
「「「「「は……? え……?」」」」」
頭真っピンクキアラに大絶叫のウルトラ騎空団、反応に困る三羽烏陣営だが一呼吸置いて真っ赤になる者多数。
シュナなんかド派手に椅子ごと後ろにブッ倒れた。
「……きゅう」
「シュナァァァァァ!?」
「何もんだあの女、白昼堂々大衆の前であんなこと大声で!?」
「ウルトラ騎空団が誇る(?)スケベ菩薩ですわ」
「「「「「峰不二子!?」」」」」
「ではありません。タマモヴィッチ・コヤンスカヤこと光のコヤンスカヤ。マスターや皆様からはひかコンの愛称で呼ばれております。以後よろしく」
スケベ菩薩ことキアラに続き現れたコヤンスカヤ。
召喚時はアレだったものの、今となってはいい思い出……現在は比較的まともな勇治ラブ勢で、数少ないキアラストッパーな彼女。
理由は色々あるが、キアラパニッシャーとか作ってたBBがよりによってキアラ&BBという問題児タッグのようになってしまったのが一番の理由だ。
「そういやコヤンスカヤ、勇治のファーストサーヴァントだったよな。やっぱファーストってカッコいい響きだぜ!」
「シャルルマーニュさんが常識的で私、いえ私達は大変助かっております。問題児の度合いが異常ですので……!」
「……わかる。すっごくわかる。俺は、あっち……」
「熱いもの食べるならやっぱり脱ぐだろ?」←全裸寸前ローラン
「こんなフードエリアで葉っぱ一枚あればどうにかなるとでも!? スケベ菩薩とは違ったベクトルでどうしようもありませんわね!」
そう考えると単に
そして同じく理解者な岸波白野は……。
「勇治! 非常事態だ!」
「どうした?」
「せっかく本物のデュエルディスク買えたんだし、デュエルシミュレーターでCPU相手にデュエルしようと思ったら……!」
「……バグってヤバい奴でも相手する羽目になったか?」
「いつの間にか俺のデッキが、自分で組んだ記憶の無い『閃刀姫』デッキになっていた!!」
「いやお前憑かれてるよ閃刀姫の精霊達に憑かれてるよ。だって私見たもん、お前が寝てる時に閃刀姫達が実体化してデッキ必至に組んでたの。あとお前の組んだデッキはスポーツバッグの中だ」
白野もまたレジェンドや勇治と同じだった。
そしてそういう勇治もドラゴンメイド達に似たようなことをされそうではあったが、こちらは割とまともな面子が多く、何よりメイド長であるハスキーが諌めてくれるので殆ど被害が無い。
爆死王とか言われる割にこういうところは勝ち組。
ちなみに他の被害者は……。
☆
「あれ? ダーリン、デッキ構築してたんじゃないの?」
「……ラッシュデュエルの方は霊使いの四人が俺にデッキ構築させてくれず、俺好みのカードが殆ど入れられない」
「うわぁ……」
「本家の方は一応デッキ構築出来たものの、ウィッチクラフトのメンバー……特にいつも怠けてるヴェールがやたら熱心にデッキ組んでて、それしか使わせてくれないから結局俺は俺用のデッキを組んだ『だけ』。最近ずっとこれだ……ん? 緊急通信?」
『――レジェンドじーちゃん、助けてくれ! マナがブラック・マジシャン関係で占めたデッキを俺に使わせるって言い出して、デッキまで勝手に組み始めた! マハードが必至に宥めてるが効果が無い!』
「オイ連絡早々で
☆
予想通りいつもの御仁ともう一人であった。
こんな感じで、最近はレジェンド達ですら彼らに憑いてる精霊がマスター放ったらかしてデッキ構築、それ使用でデュエル強制される始末。
おまけに『活躍したモンスターを褒める』事まで約束させられているので、いちいちあれこれ彼女達が活躍するためデュエル中に口出ししてくるという……。
なお、ブレーキ役は現在マハードことブラック・マジシャンのみ。
徐々に押し返して(意味深)はいるが、彼らが再び自分のデッキでデュエル出来るのはいつになるか。
「いやもうそれ実質ストラクチャーデッキじゃん!?」
「そちらの方が中身が分かる分まだマシよ。師父らはテーマデッキであるぐらいしか分からぬからな」
度の過ぎたハーレムって危険なんだなぁ……などとリムルは考えているが、危険は危険でも間違ってもどこぞのNice boat野郎やその親兄弟なんぞとは違う。
アレらはハーレムではなくただの無節操で下半身にだらしないだけ、極稀に、極々々稀にまともな場合があるけど。
そんなバカ騒ぎしながらも、彼らの昼食は賑やかに続くのだった。
☆
「何か誰かに噂されてる気がする」
「まあダーリンならそういうこともあるっしょ、有名だし」
時を同じくして、集会島。
レジェンドを始めとする一行も昼食休憩中であった。
「そろそろまた英霊召喚で戦力増強も視野に入れるか。ただ人選に悩むんだよなぁ……」
「うちの騎空団、事あるごとに増えるし」
「……そういや
レイトが言ったその台詞に、レジェンド一行は改めて再思考してみる。
◯レジェンド→めっさ多い
◯レオ→スカサハ
◯80→アルジュナ・オルタ
◯メビウス→CREW GUYS,謎の代行者
◯ゼロ→ラーマ&シータ
◯オーブ→テノチティトラン
◯タイガ→エレシュキガル&アンキ・エレシュキガル
◯タイタス→レオニダス
◯フーマ→風魔小太郎
◯ゼット→ガレス
◯沙耶→アーキタイプ・アース(アルクェイド・ブリュンスタッド)&宮本武蔵
現時点でざっとこんなところだろうか?
それからウルトラ騎空団には属していないが、ブレーザーもオジマンディアスと他に何名か呼んでいる。
一見「割と呼んでね?」と思いがちだが、現在ウルトラ騎空団に出向中のTDG三人に加えて藤宮やムサシ、リクといった活躍している面々やダンもまだマスターになっていない。
トリガーであるグランは勿論、果てはあのサーガですら御使いはいてもサーヴァントがいない状態なのだ。
レジェンド、メビウス、ゼロ、タイガ、そして沙耶ことウルトラウーマンディアナ……サーヴァントを複数有する面々が濃すぎるだけである。
「レジェンド自身と連れてるメンツが濃いから結構呼ばれてるように見えるけど、実際は先輩方とか呼んでない連中多いんだよ。まあ、メンツに関してはレオとか80先生もなんだけど」
「あとあいつらの関係者も結構マスターじゃないのがいるな。ジータもそうだし」
「んー……そだ。ディア、そっちの陣営は英霊召喚してないの? ブレーザー夫妻が太陽王夫妻呼んだのは聞いたけどさ」
「はい。リムル様が近々初召喚されるそうですが、今サーヴァントを呼べているのはブレーザー様御夫妻とペンギン様です。ペンギン様の呼んだサーヴァントの一人は確か紅閻魔と」
(ああ、鬼灯から『最近閻魔亭がとんでもない早さで豪華に改装・増築されて大繁盛してる』って聞かされたが……あいつがマスターならなぁ)
本気モードのペンギンによってバージョンアップしまくりな閻魔亭が容易に想像出来てしまう。
……ちなみに温泉にいた何処ぞの剣豪の執念が残した悪霊は、ペンギンが清めの塩鉄砲で「悪霊退散!」するだけで消し飛んだという。
すげえ。
「そういやキラは金時がいるが、本人がセイバー・アサシン・キャスター・バーサーカー適性あるからと燕は召喚してなかったっけ」
「本人が英霊みたいなもん――いやそれ言ったらウルトラ騎空団、殆どそうじゃね?」
「一度死んでる連中もいるし実質そうか。ともかく、今度やる時はまず燕は確定だな。出来ればメカニック関連か、もしくはキレた燕を抑えられる奴がいいんだが」
「あー……」
同僚のメカニックを投げ飛ばしたり、ファウンデーションのエージェントをフルボッコして送り返したり、アスランにプロレス技かけたりする彼女をレイトは思い出す。
並の英霊なら自力で制圧してしまいそうな彼女のブレーキ役となると、相当な実力がなければ不可能。
そもそも、何だかんだ言ってレジェンドに可愛がられ、ほぼ娘同然な彼女はネオ・アクシズにも技術顧問として赴任しているため、ハマーンらも仲良くしている。
もし呼んだ英霊が反旗を翻そうが燕自身が逆襲してくるし、レジェンドがギルガメッシュらを連れて援軍に来るし、ハマーンが宝具で大軍勢引き連れて報復するだろうしで退去確実。
「そこら辺は運だな、運。他はどうするかね」
「ダーリン、あのピンクのお姫様は?」
「燕も呼ぶんだし、候補に入れとく。ところでミリム、お前は召喚したいとか考えてるか?」
「んー……別に考えた事さえなかったなー。ドラゴン関係ならと思ったけど、何故か『僕最強だし』ってムカつく発言しそうな銀髪メスドラゴンが頭に浮かんできたから、やっぱいらないのだ」
(((((それ
二人ともドラゴン関係の大物でロリ体型なのだが、レジェンドと円満なミリムに対して、一誠といまいち通じ合ってなさそうなメリュジーヌでは大きな差がある。
「英霊、というと……もしかしたらカインも呼べるかもしれませんね。私を見たらどういう反応するか気になるところですが……まあ確実でもないですし、媒介にしてもジェネシックはまだ
「そういやそうだ。いや待てよ……ソール11遊星主とか呼べたりしないだろうな……?」
「!!」
衝撃、マントの下はすっぽんぽんだったというパルス・アベル。
その名の通りパルスレーザー砲だか仕込んでました、はオリジナルである彼女――アベルには言い訳として通用しない。
「要らないですソール11遊星主が英霊なんてありえません来たら即刻退去です退去強制退去!!」
「まー納得の荒れ方というか、そういえば座にいた頃なんだけど……」
――きっと私の方がオリジナルより良いに決まってます。シたい時にすぐさせてあげられるよう、この下は何も着てませんしね!
「なんてわざわざアテシのとこまで来てドヤ顔で――」
「因果ごと消してあげますよあの欠陥品」
(目がマジだこの娘!!)
戦慄するリリスだったが、そもそも座にソール11遊星主がいたこと自体アレな気がする。
あの連中、よくて反英雄だろうが何をもって英霊判定されたんだ……?
「大体の目処はついたし、後はその場のノリで決めていいだろ」
「英霊呼ぶってのにそんな適当でいいのかよ。って思ったけど、アンタその英霊どころか神霊が生まれる遥か昔から今まで現存してる上に、光神の最高位だったよな……」
「ふむ。だとすると、過去の人物が未来の人物を『その時代に生まれていない=死んでいると見なされる』という理由で英霊召喚することも出来ぬわけだな?」
「それに、その力をダウンサイジングすることもかなり難しそうですし……」
「ラーマ、シータ……知ってるか? このチートラマン、実は目に見えないようにしてるだけで、自分に能力制限用の拘束を施してるんだぜ……それでいてあり得ないほどチートスペックなんだぜ……理不尽だろ?」
「事あるごとに強化形態が増えるお前に言われたくないんだが?」
「……すんません」
これに関してはレイト=ゼロも自覚あったらしい。
まあ最近ではマンやレジェンドのようにフォームチェンジ無し・武器無しでヤベー奴のが珍しいのだが。
というか、レジェンドは人間態でのフォームチェンジが多い気がする。*1
その中にはウルトラマン時に使用可能なものもあるので、そういう意味ではレジェンドにも強化形態があると言えるが、基本レジェンドは強化形態も武器も無い。*2
少なくとも今は。
「要約してしまうと、マスターとそのお弟子さん達は皆凄まじいということで良いのよね」
「……レジェンド、俺グレイフィアと同じくらい、剣式をアンタの嫁に推薦したいんだけど」
「空、ズバッと言い切るが言い方はマイルドだからな。それはそうと、食後の一休みも済んだし、そろそろ晩飯のバーベキュー用に下拵えして少し眠るわ俺。レイト達も好きにしていいぞ。ディアブロ、ここに転移するためのマテリア渡しておくから、リムル達にも渡すついでに一緒に離島見学してきな」
「なんと……! こうしてリムル様の宿泊場所制作に携われただけでなく、また見学に同伴出来るとは!」
「ギィに自慢しといでー」
「勿論です母上。全く……魔王という立場にいながら父上と母上を知らぬふりを貫こうなど、不敬にも程がある。リムル様を見習ってもらいたいものです」
そう言ってレジェンドから特殊なマテリアを受け取り、優しい笑顔のレジェンドとニコニコ笑顔で手を振るリリスにしっかりお辞儀をしつつ消えるディアブロ。
トラとノイントも一眠りするそうで、炬燵じゃなくて布団で寝るように、と一言だけ言っておいた。
「んじゃーパッパッとやっちゃいますかー。アテシも手伝うし、さっさと済ませてお休みしよ」
「お兄のお手伝い? するのだ!」
「赤の星の指導者時代から格段にスペックアップしてる私なら、料理の下準備など造作もありません。独り暮らしだからやるしかなかったとか、そういうわけじゃありませんからね」
いつの間にかリリスとミリム、アベルもエプロン着けて準備万端。
集会島の別の場所にいた彦斎以外のアサシンガールズやプーリンらも合流し、大所帯となったレジェンド一家は揃って集会島の別荘内へ。
セフィロスとシン、レイト主従は港商店街へ各々個人的な買い物に。
此方側は見学組以上に穏やかに昼食を終えるのだった。
――おまけ――
「おい、ケッツァーコアトル! よりによってレジェンド様のところにいる霊使いとウィッチクラフトがやらかしてるぞ!!」
「閃刀姫の面々も懲りてない。ドラゴンメイドは……ああ、ハスキーが頑張ってるし、全員がってわけじゃないから大丈夫か」
「マナとかいうブラマジガール何であんな強いんだ!? あいつの師匠でもダメなら、アイツのトラウマのオシリス連れてくるしか――」
「いやダメだ! オシリスはラーの『何で俺はサポートカードとかわんさか使ってようやくまともになるのにお前は単体で良い感じになってんだ』という嫉妬フェニックスで黒焦げにされて治療中だ!! ついでにオベリスクもバカンスに出掛けたばかりで最低あと三日は帰ってこない!!」
「何してんの三幻神!?」
先日、新たに正式な光神となった『赤き竜 ケッツァーコアトル』――デュエルモンスターズにおける精霊界、並びにカードの精霊達を主に取り纏めており、ドラゴン族モンスターの中でも屈指の能力を持つ面々を眷属としているのだが……今の問題は上述の通りである。
「ってかレジェンド様のとこにはケッツァーコアトルの盟友という万物がいただろ! あの人ってかあの龍どうした!?」
「霊使いとウィッチクラフト全員にふん縛られてる」
「オイィィィィィ!! 何でこんなトコに耐性無しのデメリット発生させてんだァァァァァ!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴンならぬ、眷属筆頭格の琰魔竜レッド・デーモンがツッコミ時のヤバいテンションでレッド・デーモン・カラミティ化してしまった。
是非もなし。
「くそ! 最大戦力(というかほぼ最後の希望)だった万物が戦闘不能となったら……他には……そうだ! スターダスト・ドラゴン! アイツもレジェンド様のところにいたはず――」
「スターダストどころかシューティング・スターやセイヴァー・スター、おまけにコズミック・ブレイザーにシューティング・クェーサーまでふん縛られて泣いてるって」
「何でだよォォォォォ!? おかしいだろ! 何でレジェンド様のところの女性モンスター連中は揃いも揃ってカードパワーを遥かに超える戦闘力発揮してるんだよ!! 特に霊使い、あいつら通常の状態だと攻撃力1000も無いだろーが!!」
「それよりもレッド・デーモン、ケッツァーコアトルが動かないのが大問題だ」
「……は?」
「……………………きゅう」
「「「「「気絶してるぅぅぅぅぅ!?」」」」」
ケッツァーコアトル、新任早々自身の管轄の面々がやらかした事&それに関する別件の激務にて、ダウン。
レジェンド達の危機、それは……デッキ強制構築(しかも本人は構築不参加ならぬ参加不能)!!
これ、デュエリストにとって致命的ですね、だってテーマとそこから予想して『これは入ってるな』ぐらいしか分からんし!
どんなデッキでも使いこなせるのが一流とか、そういう問題じゃないというか。
ついに遭遇したソワカソワカもとい殺生院キアラ。
遭遇早々にやらかしました。
そしてスタイル云々言ってますが、まだ彼女とは会っていない面々にいますよね。
パッションリップという何がとは言わないが160cmの核弾頭が。
はたして何名ブッ倒れるのやら……。
極めつけは次の召喚(ガチャ)は誰がやるか議論。
とりあえず、バルキリー狂の彼女やラクスは参加です。
それではまた次回。
二択決定戦! レジェンドの愛機以外に乗るMSはどちらだ!?
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ユニコーンガンダム(フルアーマー含む)
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ガンダムアメイジングレッドウォーリア