ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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お待たせしました、強化合宿導入編です。
本当の意味で本格始動するのは次回からになります。

後半、レオ兄さんが荒ぶってます。良い意味でも悪い意味でも。縁壱さんも便乗してます。
一応説明しておくと数名程レジェンド一家側で特訓に参加しないメンバーがいます。まあ、怪獣とか出て来たら対処しないといけないし、日常生活も疎かには出来ないし。


それでは本編をどうぞ。


挑む覚悟と望む答え、強化合宿本格始動

 一部を除くレジェンド一家とその関係者、そして一誠達がリビングに集合して暫く待つと、満面の笑顔で小猫を抱きしめながら撫でている黒歌と、困り顔だが嫌がっていない小猫、最後にそれを楽しそうに眺めながら夜一が入ってきた。

 

 

「すまぬのぅ皆の者、少々話し込んでしまったわ。替わりにこの娘の『答え』は聞いておいぞ。えー……小猫?白音?どっちで呼べばいいんじゃ?」

 

「白音!白音にゃ夜一!」

 

「あの……私は小猫でも……」

 

「どっちかにせんか。もう面倒じゃから合体して『白猫』でいいじゃろ」

 

「なーんーでーにゃー!!よくないにゃ!!」

 

「わかった。ならばあえてここは『シロ』でどうじゃ?」

 

「夜一さん、私の使い魔が同じ名前です」

 

「仕方ないのぅ……すまんの、お主の姉を尊重して白音と呼ぶ事にしよう。とりあえず儂は、じゃがな」

 

「大丈夫です」

 

 

……何あれ思いっきり仲良くなってない?この短期間に何があったの?そんな事を考えているリアス達だったが……

 

 

「なあ夜一、ここはこう呼ぶべきだろ。青眼の白(ブルーアイズ・ホワイト)「お前がそれを言いたいだけだろう!!」げふぅっ!?」

 

 

モロボシ・レイトことゼロがある意味どこぞの白いのの渾名に出来そうな名前を言いそうになると、ゲンがそのスペックを活かしたドギツいラリアットを叩き込み意識を刈り取った。いや、何でそれ知ってんのレオ兄さん。

 

 

「……一人気絶しましたがとりあえず、役者は揃いましたね」

 

 

レオラリアットを受けて気を失ったゼロを一瞥し、卯ノ花は全員を見渡した。やはりというか、そこでリアスが疑問を口にする。

 

 

「貴女達が何者かを知りたいけど、それより先に聞きたい事があるわ。何故SS級はぐれ悪魔である黒歌が平然と暮らしているのかしら」

 

 

その言葉に黒歌はビクッとした。原作前エピソードでレジェンドも話していたが、まだ黒歌のはぐれ悪魔認定は取り消されていない。リアスや他の者が、もし黒歌がここにいる事を冥界に報告すればたちまち狙われるだろう。

……普通なら。小猫もその事を心配していたがそれを払拭するかのように卯ノ花がにっこり笑って答えた。

 

 

「何の事です?はぐれ()()は私達の家族に存在しませんが」

 

「だから!そこの黒歌というはぐれ悪魔は……」

 

「おい」

 

 

更に反論しようとしたリアスを止めたのはC.C.だった。一家の中で黒歌との付き合いが長いのはここに居ない三人、それに彼女とグレイフィアだ。彼女の生い立ちや過去の出来事も詳しく聞いている。

 

 

「お前達、ここに合宿とやらをしに来たんだろう?そんなレベルなのにこいつとやり合って勝てると思ってるわけじゃないだろうな」

 

「……何ですって?」

 

 

リアスのプライドに響いたのか、C.C.を睨むが彼女はどこ吹く風だ。

 

 

「そのままの意味だよ。生憎と私もある理由で不老不死でな。フェニックスだかフライドチキンだかの真似事くらいは出来る。だが私は直接やり合うタイプではないし、何より面倒だ」

 

「さっきから何が言いたいのかしら?」

 

「まだわからんとはな……私一人まともに倒せなさそうな連中が、そこの黒猫ツインズの片割れに勝てる訳がないと言いたいのさ」

 

 

相変わらずというか相手を挑発する事においてレジェンド一家トップクラスの彼女の態度と言葉でリアスは沸騰寸前だったが、それを落ち着かせようとしたのは小猫だ。

 

 

「部長、待って下さい」

 

「小猫……いくら貴女の頼みでもこれに黙ってるわけにはいかないわ」

 

「あの人の言ってる事、本当です。それに……」

 

 

小猫は卯ノ花や、夜一に連れて行かれた為に先程は会っていない縁壱を見た。本能で分かる……あの二人を敵に回してはいけない。たとえ三大勢力が手を取り合っても片方一人すら倒せるかどうかという途方も無い実力を秘めているのが有り有りと見て取れる。だが、敢えてそれは言わない。

 

 

「それに……黒歌姉様は、もう()()()()()()()()()

 

「??小猫ちゃん、一体どういう事なんだよ?」

 

「もう姉様の中に『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』はありません。元通り、妖怪なんです」

 

「な……嘘!?そんな事が……」

 

「あの方なら造作もありません」

 

 

グレイフィアがリアスに対して言い切った。それに続くように縁壱が言葉を紡ぐ。

 

 

「妖怪と言う事は即ち彼女は冥界ではなく、日本神話や日本地獄の管理下にあるという事。実際はあの御方の管理下というのが正しいが……彼女に何かあれば裁くという意味でまず日本地獄が動くだろう。もしかすると『彼』直々にやって来るかもしれん」

 

「彼……どなたですか?」

 

「閻魔大王第一補佐官として出向している我ら伝説九極天の一人、鬼灯殿だ。実際の立場で言えば、閻魔大王様より上になるのだがな。妖怪に戻った彼女を勝手にどうこうしようとすれば、恐らくはあの御仁を相手にする事になる」

 

 

ぶっちゃけ、レジェンドらを除きあの鬼神とまともにやり合えるのは卯ノ花と縁壱、この二人ぐらいだろう。アレは精神的に追い込む術まで会得している為、同じ九極天でも対抗できるのが限られているのだ。

 

 

「彼、もし戦う事になれば一切合切容赦ありませんから。武器が私達のような特別なものでない、只の金棒なのに威力が明らかに異常なんですよ」

 

「材質云々より鬼灯殿自身の力が大きいだろうな、あれは。ちなみに私があの方から連絡を受けて日本地獄へ赴いた時、無惨を金棒で一撃必殺していたのも彼だ。奴も抵抗していたが相手が悪過ぎる。その時、鬼灯殿が無惨に言っていた言葉だがな」

 

 

『今更蘇って何をしたいんですか。例えるならダークドレアムを圧倒した勇者パーティ相手に成長していないムドーが喧嘩吹っ掛けて瞬殺されるような扱いにしかならないんですよ、再生怪人なんて。王だなんだと言っても余程でもない限り悪党なんて倒されたらそこから這い上がるなど夢のまた夢です。というわけでお前も例に漏れずそれだからさっさと全地獄巡りに逝け』

 

 

「無惨が……雑魚怪人扱い……ぷっ……ふふっ」

 

 

カナエが必死に笑いを堪えているが、やはり堪えきれてはいない。例えが分かりやすかったのかゲーマーな黒歌と夜一も笑っていた。おそらく起きていればゼロも爆笑しただろう。縁壱も意味を知ってから大層笑ったものだ。

 

 

「まあ、話は反れてしまったが君達では鬼灯殿と戦っても勝ち目はない、絶対に。それに彼女の身に起こった出来事や此度の行動の理由などはあの方が既に纏めてあり、後日正式に冥界の上層部へと提出される予定だ。君達が判断するのはそれからでも遅くはないだろう」

 

「……わかったわ。ただし……」

 

「安心して下さい。何かあれば私達が対処しますので」

 

「ふにゅっ!?」

 

 

卯ノ花の瞳孔が開いているのは『変なマネは絶対にしないように』という警告だと知っている黒歌は、顔を青くしながら凄まじい速度で首を何度も縦に振っていた。その時出した声はちょっと可愛かった気がする。

とはいえ、今の彼女はこの生活を二度と手放す気はないだろう。レジェンドや卯ノ花にとってもすっかり家族の一員となった黒歌を理不尽な理由で渡す気は毛頭無い。

 

 

「さて、紆余曲折はありましたが本題に入りましょう」

 

 

卯ノ花がポンと手を叩いて一拍置き、漸く本題に入る。レジェンドが居ない間は彼女が代理として一家を取り仕切る役目を帯びるのだ。グレイフィアは補佐に秀でている為、レジェンドが居ない場合でも基本的に補佐役である。

 

 

「私達が何者か、それは知りたいと思いますが今回は我慢して下さい。話す時は可能な限り纏めて多くの者に、そう我らが主には伝えられていますので」

 

「話さない、という訳ではないのですね?」

 

「それはもちろんです。仮に話そうにも肝心の主がここに居ません」

 

「その人は今どこに……?」

 

「慰安旅行のリサーチをしに京都まで行ってます。電車で」

 

「「「「「慰安旅行のリサーチ!?しかも凄そうな人なのに電車!!??」」」」」

 

 

そりゃ、目の前の人物らがとんでもないのにその主と呼ばれる人物があまりに庶民的過ぎて口も開くわな。

 

 

「帰って来るまで少々時間が掛かりそうなので、少なくとも合宿中は無理ですね。こちらに全力を尽くせるという意味でならある意味助かってるのかもしれませんが」

 

「それは……そうね。今か今かと待ち続けて特訓が疎かになるのは本末転倒だもの。それじゃ、いつから始めるのかしら?私達の用意は出来てるわ」

 

「その前に、貴女達に尋ねたい事があります」

 

 

子猫を除くリアス達は怪訝な顔をした。ここまできて何を尋ねるというのか。ただ一人、小猫は分かっていた。先程、夜一が自分にした質問と同じ事を問うのだと。

 

 

「貴女達はこの合宿中、私達と殺し合い(命のやり取り)を出来ますか?修行をつけるかどうかはそれに対する満足な答えが得られてからです」

 

 

リアス達は絶句した。命のやり取り……つまり、死と隣り合わせの修行だという事。それに対する満足な答えがあって始めて修行に入れるのだという事にはさすがに黙っていられない。

 

 

「何だよそれ!確かに俺達はレーティングゲームに勝ちたい!けど命のやり取りなんて……」

 

「甘ったれるな!!」

 

『!!』

 

 

オカルト研究部だけでなく、卯ノ花を除くレジェンド一家の者や、縁壱さえも驚かせたのはゲンだった。その大声に気絶していたレイトも目を冷ました。

 

 

「生半可な覚悟で生半可な修行を行ったところで力や技、そして心が鍛えられると思ったのか!!お前達はそんな考えで相手に勝てると思っているのか!!」

 

「そ……それは……」

 

 

ゲンの……レオの言葉には重みがあった。自分が未熟だった頃、セブンやレジェンドに鍛えられ常に死ぬ気で特訓し、困難を打ち破り勝利してきたからこそ説得力がある言葉だ。卯ノ花や縁壱はその姿にまさしく『我らが主たるレジェンドの弟子』だと感動した。

自分達ならともかく、ライザーは彼らにとって強敵だろう。ちょっとやそっとの修行で付いた申し訳程度の強さで対抗できるわけがない。

 

 

「俺の師匠の言うとおりだぜ。それに……見ろよ」

 

 

レイトが指差す方向には、しっかりと前を見据えて表情を引き締めたカナエとアーシア、そして小猫がいた。

 

 

「あの三人、もうやる気満々じゃねえか。あとな、お前男だろ。いつまでもへっぴり腰してんじゃねえよ」

 

「っ……!」

 

 

カナエ達を褒めるように言うのに対して、一誠には挑発気味なのか呆れ気味なのか分からない態度で言い放つレイト。彼もまたウルトラマンとして、レオやレジェンドに鍛えられて成長した。当時は悪態をつきながらも、負けん気を発揮して必死に食らいついていた。そんな彼だからこそこれからの修行に及び腰になる一誠を情けなく感じていたのだ。これなら自分(ゼロ)の弟子を自称するゼットの方がまだ根性がある。

 

 

「言いたいように言いやがって……!上等だ!やってやるよ!」

 

「……今の言葉に嘘はねえな?」

 

「当たり前だ!その鼻っぱしらをへし折ってやるぜ!」

 

「へぇ……言うじゃねえか。経験の差ってのを教えてやるぜド素人!」

 

 

レイト……ゼロが上手く挑発して一誠を乗せた。それに触発されたのかリアスや朱乃、木場にアーシアも覚悟を見せる。

 

 

「これは私の受けたゲームだもの。下僕が意気込んでいるのに私が引き下がるわけにはいかないわ!」

 

「いつか『あの人』に会えた時、誇れる自分でいられるように……ここで臆してはそれも叶いませんわね」

 

「僕も部長達と同じ気持ちです」

 

「私もシックルさんに言ったばかりなんです。自分なり頑張るって。だからやりもせず諦めたくありません!」

 

 

卯ノ花は目を伏せ、静かに口を開いた。

 

 

「……分かりました。貴女方の覚悟を信じ、私達が修行の面倒を見ましょう」

 

「そうと決まればまずは小手調べじゃな。この家の地下に行くぞ」

 

「ああ、やっぱり『勉強部屋』使うにゃ?」

 

「うむ。元よりあ奴もそれの使用を前提としてここの立ち入りを許可したんじゃろ」

 

「黒歌姉様、夜一さん、勉強部屋って何ですか?」

 

 

小猫の疑問は最もだ。一誠なんて「ここまで来て勉強会するのかよ!?」と不満げだが……

 

 

「まあ、付いてくるが良い。儂監修による特別な所じゃ」

 

「作ったのはあの人ですけどねー。さあ行くわよ若人達!」

 

「はいっ!喜んでお供しますっ!」

 

「……ドスケベ先輩」

 

「マジで大丈夫かよ、こいつ……」

 

 

乱菊の言葉に鼻の下を思いっきり伸ばしながら返事する一誠に軽蔑の眼差しを送る小猫に、さっきの威勢は何だったのかと呆れるレイト。

 

 

 

 

言われるままに、ものすごく適当な場所の床の下に作られていた階段……と梯子(人数が多かった時の場合用)を使って降りていくレジェンド一家+αとオカルト研究部。縁壱やゲンなんかはゆっくりなのが煩わしいのかさっさと飛び降りてしまい卯ノ花やレイト以外がビビっていたが。

 

 

「いやホント何なんにゃ、あの二人……」

 

「安心せい黒歌。ここに居らぬ三人の内二人はポーズを決めながら飛び降りたぞ

 

「おい夜一……その二人って絶対伝説と無限だろあの二人だろ間違いなく」

 

「当然じゃろ」

 

「あの……呼び方変えてますけどその人達って」

 

「アーシアちゃん、気にしちゃ駄目よ。あの方は時々ストレス発散に珍妙な事をするから。あの娘はそれを真似しただけなんだろうけど」

 

 

だって片方はあの二人の主だったり師匠だったりする立場だし。カナエの予想通り、たぶんそれにくっついてるもう片方は真似したのだろう。まあ、立場上ストレスが溜まりやすいのも納得なのだが。どっかの同格二名が原因で。

ちなみにストレスが限界に達したレジェンドと鬼灯が揃うと周りが震撼する。

 

『あの二人マジで容赦ねぇ』

 

ある九極天は他の同僚と怯えながらそう語る。

そうこう言っているうちに漸く最深部に辿り着く。後に別に転移装置があった事に脱力したのだが。夜一曰く「雰囲気」との事。

なお、飛び降りた二人は他のメンバーを待っていたのか縁壱に手伝ってもらいながらゲンが上体起こしをやっていた。マジでお前ら何してんの。

 

 

「ダメだわあたし。あの二人とトレーニングしたら一時間持ちそうにないわ」

 

「兄さん最近トレーニングにますます精を出してますからね。でも乱菊さん、頑張ればなんとかいけるかも」

 

「いやミライ、アレはそんな簡単なもんじゃないでしょ。その内地上から気弾放って『デデーン!』ってなりそうよ。絶対「手加減ってなんだぁ?」とか言うわよ」

 

「どこのブ○リーだそれは。否定しないが」

 

 

そこは否定しろよC.C.。確かにあの二人はそっちに出演しても生きていけそうだけども。

最深部にあった扉をくぐるとそこには広大な青空と大地が広がっていた。

 

 

「「「「「「ええええええ!!??」」」」」」

 

 

カナエ以外のアーシアを含むオカルト研究部のメンバーは大いに驚いた。こんな地下深くに青空空間とか何の冗談だ。それを解説するように夜一が叫ぶ。

 

 

「かっかっか!驚いておるようじゃな(わっぱ)ども!ここがかつて儂(+α)が修行した場所を模して作られた通称『勉強部屋』!場所が場所故に騒音出しても近隣住民に迷惑がかからんからとあ奴が一気に三分で製作した力作じゃ!!」

 

「「「「「「さんぷん!?」」」」」」

 

「ちなみに青空はペイントじゃ。所要時間三秒」

 

「何者なのよその人!?」

 

 

これが普通の反応である。やはりというかどこかの龍神ははしゃいで壁に頭から突っ込んだが。

 

 

「今日からそのレーティングゲームとやらの当日まではここがお主らの修行場じゃ。周りはあ奴が特殊なコーティングをしておいたらしいから思いっきり暴れても問題無い。さて、早速じゃが先程言った小手調べをさせてもらおうかの。アーシアは……参加せんでよい。修行タイプが違うのでな。カナエを含むオカルト研究部とやら全員と「俺が相手をする」……アレ?」

 

 

ある意味死刑宣告だった。本当なら夜一を始め師匠役全員がそれぞれ一対一でやるはずだったのだが、ゲンが一人で相手をすると言い出したのだ。

 

 

「おおとり師範!

再起不能だけは勘弁して下さいよ!?

 

 

かつての夜一と黒歌、そしてレイト(ゼロ)の惨劇を知る乱菊は滝のように汗を流しながらゲンに叫ぶ。あの時と違ってレジェンドが不在なのだ。止められる人物が……あ、縁壱と卯ノ花がいた。但し逆を言えばその二人しか止められそうにないというわけで。

 

 いよいよオカルト研究部のレーティングゲームへ向けた特訓が始まる。圧倒的実力を誇る師匠達を相手に彼らは無事特訓を終える事が出来るのか。ぶっちゃけ死人が出てもおかしくないこの状況で、最初にして最大級の難関たるゲンことレオ対オカルト研究部メンバーの模擬戦が幕を開ける。

 

 

 

〈続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、レジェンド一行。

 

 

「グスッ……置いて……行かれました……」

 

「レジェンド、戦乙女(ヴァルキリー)拾った」

 

「「何でだァァァァァ!!?」」

 

 

オーフィスがデカい迷子を拾ってた。




最初から何この無理ゲー。縁壱さんや卯ノ花さんじゃないだけマシかもしれな……くない。たぶん手加減しないよレオ兄さん。いやどうだろう?

最後の最後で彼女が登場しました。
レジェンド、帰ったらさらに修羅場。本作一不憫なのは伊達じゃない。


それではまた次回。

特別編で見てみたいのは?

  • 『それは、星を救う物語』の続き
  • 米花町にホームズとモリアーティ来訪
  • 特殊特異点にAチーム+α送り込み
  • リリなの世界に蛇倉苑メンバー出張

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