ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
というよりある一名が強烈過ぎた件。
もう一体(←)も強烈だけどそれにすら対応しちゃうので。
ついでにレジェンドの人間態イメージが出来上がりましたので興味があれば。
【挿絵表示】
違う部分もありますが大体こんな感じ。
レジェンド5(ハヤタ達)が着てた服に似てるところは個人的にお気に入りです。
それではどうぞ。
――大阪。
かつて日本の台所と言われたその地に、毛利探偵事務所の面々は足を踏み入れていた。
理由は言わずもがな51個目のインペリアル・イースター・エッグと、それを盗むと予告した怪盗キッドの件である。
鈴木財閥が関連しているので、当然鈴木財閥の令嬢であり蘭の親友でもある園子も同行しているが……こと大阪だけあり怪盗キッド絡みだけに『西の高校生探偵』服部平次が、幼馴染の遠山和葉を伴ってやってくるのもまた当然……なのだろうか。
――そんな彼らが集まった地に、一台の多機能大型マイクロバスが走って来た。
当然、中から出てきたのは……。
「やあ、蘭ちゃんに園子ちゃん」
「こんにちは、二人とも」
「「ライさんにモニカさん!?」」
そう、彼らを先頭に、怪奇事件専門探偵事務所・ウルトラQの面々だ。
さらに――。
「日本の夏は暑いものだね。エアコンの効いた室内ならまだしも、外ではコートを脱がないとそのうち気絶しそうだ。いくらバリツでも自然現象はどうにも出来ないし、空手や剣道も同じ事……そうだろう、コナン君に平次君」
「「シャルさん!」」
そう言う割に笑顔で汗一つかいてない様に見えるシャルこと、シャーロック・ホームズ。
彼の登場に思わず若き探偵二人は歓喜の声を上げる。
とある事件の折、彼と知り合ったコナンと平次は別れ際に彼の真名と正体を知った。
当初は驚きと疑念が同時に襲ってきたが、ウルトラQがその手の事件にて実績を上げていたことや、おまけにモリアーティ教授までいた事で逆に冷静になり、かつ一緒に事件を捜査しているうちに気付いた『あまりにも現場慣れしている』ということが決め手となって信じられるようになったのだ。
二人の意見として「あんなに着眼点や観察眼に優れて頭脳もキレる人が、現場慣れしているのに無名なのはいくらなんでもおかしい」というのも理由の一つだろう。
閑話休題。
(予想外だけど、またとない心強い援軍だぜ!)
(こら、キッドの奴もいよいよ年貢の納め時か? なんてったって俺ら二人と、あのホームズが相手やからな!)
「ははは。予想外だと思うが、実は今回は私の正式な雇用主が一緒でね。その縁もあって、こうして同行させてもらえたんだよ」
彼の話によると、このバスではなく専用車があるらしく、もうすぐ到着するとのこと。
それはそれとして、このバスはバビロニアコーポレーションの物のようで、ウルトラQ以外にも乗っているという。
例えば……。
「ここは日本の台所って言われていたらしいな。つまり流通の拠点。数多の品々。ここを制する事は大きな利を得るって事だ……行くぜ、兄弟」
「うむ! 美味い飯は勿論だが、刀鍛冶がいれば勧誘したいところだな!」
「パ〜ム〜」
(((((何アレ!?)))))
テスカトリポカ、杏寿郎、パム治郎のトリオ。
パム治郎がバレているのはともかく、テスカトリポカのおかげ(?)でどういう集まりなのか分からないコナン達。
「よし、点呼するぞ。GUYS! SALLY GO!」
「「「「「G.I.G.!」」」」」
「……って隊長、これ点呼じゃないですよ! いつもの号令ですよ!」
「気にしない気にしない」
「項羽さん、その身体の調子はどうですか? チーフいわく『丈夫だけど戦闘には向いてない』とのことなので、こうした状況でしか利用出来ませんけど……」
「問題ない、相手が余程の強者でなければ技量で差は埋められる。この身体と霊基の入れ替えは瞬時に可能な故、それも心配不要だ。むしろ私達夫婦としてはミライ殿にまた恩が出来てしまった」
ガッシリした体格の長身イケメンでイケボな『漢』……それはミライがレジェンドに頼み込んで、卯ノ花達がいた世界における技術を利用して作り上げた『超高性能義骸』を纏った項羽である。
当然、妻たる虞美人――芥ヒナコもぴったりくっついており、二人を気遣ってヒナコのファーストサーヴァントな蘭陵王は仮面を外しGUYS側で談笑中。
もはや項羽・虞美人・蘭陵王のミライへの好印象度は最大出力のギャラクシーソード並。
「まずは御当地カレーを目指しましょう!」
「いや御当地カレーって……」
「大阪といえば大阪スパイスカレーと甘辛系欧風カレーです。特にスパイスカレーの方は複数の具材を『あいがけ』にし、混ぜながら食べるという自由なスタイルが特徴……つまり、僕達のように複数人で来ている場合にピッタリな食べ方が出来るんです!」
「さすがです! そこまでお調べだったとは……!」
シエルに同意したミライのカレー博識ぶりが炸裂し、シエルは尊敬の眼差しでマスターたるミライを見ている。
「……行くしかないな」
「「「「「隊長ォォォォォ!?」」」」」
そしてそれを聞いてサングラスを装着したサコミズ。
ミライを除くリュウ以下CREW GUYSの面々の相変わらずの叫びが響き渡った。
「えらく騒がしい連中だな……」
(いや調子に乗ってる時のおっちゃんの笑い声も似たようなもんだって……)
小五郎の呟きにコナンは上機嫌の時の小五郎を思い出し、むしろあの大人数と一人で比較出来る小五郎の笑い声を別の意味で尊敬した。
……当然、良い意味ではない。
そこからはウルトラQの面々が続く。
「どうだ、オルジュナ。これが日本の夏だ。インドの夏とはまた違った暑さだろう。涼しい服装にして正解だった」
「確かにその通りだ。侮らずに用心したのは間違いではなかった。これで
UVカットも万全、サングラス装備した夏コーデのカルナと、風通し良さそうなノースリーブインナーに前開けタイプの半袖シャツとハーフパンツのオルジュナことアルジュナ・オルタ。
これまた一気に道行く女性が黄色い悲鳴を上げる。
「出た! ウルトラQの色男ツートップ!!」
「園子、大声でそんな事言わなくても……」
「男取りに来てるんじゃあるめーしニャ」
「「「「「え?」」」」」
いきなり謎の声がその場に響き渡る。
それこそ、いざ出発しようとしていたミライ達(特にシエル)にも聞こえるぐらいに。
……もうお分かりだろう。
カルナは夏コーデであっても『あれ』は外さない。
そう、ネコさん背負うダーに入った――。
「ぬぁ? アタシってば視線を独り占め、全くヒロインは辛いぜ」
「「「「「えええええ!?」」」」」
「カッ……! カカカ、カルナさん!? 何連れてきてるんですか!?」
「夏だ」
「「「「「どんな理由!?」」」」」
猛スピードで戻ってきたシエルの鬼気迫る問に、スチャッとサングラスを外しながら自信満々に告げるカルナ。
これにはライモニや項羽達を含むCREW GUYSメンバーも総ツッコミ。
……と思ったら。
「そうだな、夏だもんな」
「理解が早くて助かる、サコミズ隊長」
「「「「「隊ッ長ォォォォォ!?」」」」」
マジで何なんだサコミズ隊長。
満足気なカルナに対してミライ達隊員とシエルらの総ツッコミの対象はサコミズへと移行。
ちなみにオルジュナは「そうか、夏だからなのか」と一人納得している。
変なところでオリジナルのアルジュナとカルナの異父兄弟らしい=似ている部分が出てしまった。
「
「「「「「へ!?」」」」」
バスの方から綺麗な声でとんでもない台詞が飛んできたので、全員そちらを向くと……。
「だから言ったんだ、せめて上着は脱いでいけと!」
「いいえ、これは私の、引いてはロシアの威厳が掛かっているのよカドック。私は極寒の地ロシア出身のアナスタシア、これしきの
「この程度でロシアの威厳が損なわれるわけないだろ! ああ、もう変な意地を張るんじゃない!!」
……暑さで変なテンションになってるアナスタシアと、それを諌めるカドック。
ギャグ寄りのラブコメしてる二人である。
「やっぱり来たわね、ウルトラQにおける工藤君と蘭のポジション! んー……もしくは西のお二人さんみたいな?」
「だから……って私と新一ポジションって何!?」
(それは俺も知りたい)
(さり気なく俺と和葉も例に挙げられとるんやけど)
なお、園子が追加したのは第一組としてライモニがカップルだから。
ここまで来れば次は……。
「確かに暑いわね。アークエンジェルで最初に砂漠に降下した時よりはマシかしら?」
「砂漠は寒暖差が激しいからな。つか最初の降下が砂漠ってハードすぎだろ」
「それからいきなり戦闘、かと思ったら砂漠の地下のバラージよ? 感情に浸ってる暇なんか無かったわ」
「ハード超えて神話並みに濃い体験してんだな……」
薄手のジャケットを持ち、タンクトップ姿のマリューと、鍛え上げられた身体を遺憾無く見せつけるノースリーブTシャツのアキレウス。
汗がツーッとマリューの胸の谷間に落ちる様は大変色っぽく、小五郎はガン見してるし、平次もつい目で追ってしまい和葉に耳を抓られる。
「こぉら平次! 何処見とるん!?」
「あだだだ!」
「お父さんも!」
「いででで!」
「夏だ」
(まあ、この場合はそうかもしんねーけど……)
同じく小五郎も蘭に耳を抓られ、その様子を見て先程と同じ台詞を呟いたカルナに、コナンは顔を引きつらせつつも同意した。
……せめてその籠に入ってる訳のわからない
最後を締め括るは勿論……。
「暑いには暑いけどカラッとしてるからまだ良い方だな。さて、全員揃ってるかい?」
周囲がバカ騒ぎ状態であっても落ち着きがある、ウルトラQの所長・矢的猛。
汗を拭きながら水分補給する彼は間違いなく本作屈指のまとも枠だ。
頼んます80先生。
「矢的所長、父さん達は?」
「ああ、もう少しで到着するから先に入れてもらっていてくれと連絡があったよ。ギルガメッシュ社長もその時一緒に来るそうだ」
「そういえば、ギル兄さんの方の母さん(役)はホントに箱入りのお姫様だったから、あまり人前に出ようとしないんだよね。付き添いも兼ねてかぁ」
ライの言葉のある一言に、コナンや平次達は違和感を感じた。
「「「「「ギル兄さんの方の?」」」」
「うん。父さん、一夫多妻制の許可されてる国で結婚したから奥さんが二人いるんだ」
「何ィィィ!?」
「お父さん反応しすぎ! 驚くのは当然だと思うけど……」
「ついでにどっちも凄い美人だし、スタイルもいい。そして父さんにベタ惚れ。特に僕の義母さん。元は伯母なんだけど」
「あ……あんの若作り会長〜!!」
「ちょっとお父さん!! ごめんなさいライさん!」
「いや僕は気にしないけど、父さんの周りが黙ってないだろうからそういうのは控えた方がいいかな」
「しかし気になるわね。伯母ってことはライさんの血縁でしょ? 銀髪美女っぽい気がする!」
嫉妬の涙を流す小五郎に対して、レジェンドを悪く言ったことでさすがの蘭も本気で怒る。
ましてや養子であるライの目の前の上、もしここにリリスやエルキドゥ、その他レジェンドサーヴァンツがいたらブチギレる可能性も否定出来ない。
確実にブチギレそうなのが一人、この世界で嫁設定になっているが。
オーフィスがいないことが悔やまれる(容赦なくブッ刺すだろうし)。
なお、園子の意見は普通に当たっている。
「ところで、その……入館に際してなんですが」
「む」
「ぬぁ?」
(こ……これはペットなのだろうか……いやしかし、ネコミミはあるけどここまで人型の……)
鈴木会長に案内するように言われてきた西野が「動物は盲導犬以外入館禁止」と伝えようとしたところ、やっぱりネコアルクの処遇に悩んだ。
そりゃこんなナマモノ、何のカテゴリに入れればいいのか悩むのも当然である。
「アタシはペットじゃなくヒロイン、お行儀良くは必須科目ニャぜ」
「喋った!? も、申し訳ありません! 少々お時間を……鈴木会長、西野です。実は……え、宜しいんですか!? は、はい。畏まりました……お待たせしてすみません。どうぞお入りください」
「そうか。手間を掛けさせてすまない」
……鈴木会長、珍しいもの見たさに許可したらしい。
いいのかそれで。
☆
――一方、レジェンド達――
彼らの乗るバビロニアコーポレーション重役用多機能付き大型車(ぶっちゃけ大型キャンピングカー)は鈴木近代美術館目指して走っていた。
運転手はイノーバ……ではなく、まさかのフォッカーが担当し、助手席には彼の妻であるクローディアが乗っている。
「ロイ、次の信号のある十字路を左折よ。それから暫く直進すれば見えてくるわ」
「了解だ、クローディア。さすが、チーフオペレーターだけあって分かりやすくて最短距離だ」
夫婦で息の合ったコンビネーションを披露している時に、後部ダイネットでは……。
「――よし、これで着崩れはしないだろ。どうだ二人とも、腰回りとか胸とか苦しくないか」
「問題ありません。感謝します、我が夫」
「私の方も。些か着慣れないので、学んだ作法を上手くやれるか不安ではありますが……」
「いくら俺が和服寄りだからとそこまで合わせる必要はなかったんだぞ。流石にいつものバトルドレスとかではアレだが……」
レジェンドが妻役である二人の着付けをしていた。
男物の和服ならまだしも、女物の和服の着付けも平然とやれるレジェンド……一体何が出来ないんだお前は。
ちなみにこの和服……。
「やっぱりボクの見立てに狂いはなかったんだわ! よく似合ってるよ、二人とも!」
当然、ハベにゃん謹製。
レジェンドに和服の構造を教わりながら製作した、ある意味2人の合作である。
笑顔でサムズアップするハベトロットに、モルガンは感謝を述べた。
「ありがとう、ハベトロット。この世界に限らず、空の世界や月王国でも着て出かけたい逸品です。我が夫、ハベトロットも参加させることは……」
「ハベにゃんは自己紹介とかちゃんとするし、礼儀とかそういう点は問題ないんだがな……」
「ボク、ハーヴィン達より小さいしなー。ぬいぐるみとかマスコットって言っても通らなさそうだし。先にホテル行ってピカチュウやフォウとのんびりしてるよ」
「ピッカー!」
「フォーウ!」
(くっ、尊い……!)
なー、とピカチュウとフォウくんの手(前足)を握って上げるハベトロットを見て、モルガンが抱きしめたい衝動に駆られている。
そしてもう一人の方は……。
「ねぇねぇ、ホントに大丈夫?」
「問題なかろう。ダンスや戦闘をするでもなし、単なる顔合わせや談笑程度だ。ともすれば私や若き姫であればそう難しいものではない」
「……それ、私には『おしとやかなの無理』って意味?」
「事実であろう?」
「むー! そんな事ないもん! 私だって、れっきとしたお姫様なんですけどー!」
「二人ともそのあたりで。やるべき事はやりました、あとは最善を尽くすだけです」
何故か、同じ顔だが雰囲気がまるで違う三人が会話しており、そのうちの一人がレジェンドの妻役の一人。
そう、モルガンの次女である沙耶のファーストサーヴァント、アーキタイプ:アース……その第三霊基「もし間違いを侵さなかったら」なっていたかもしれない過去……通称アースもしくは姫様が、今回もう一人の妻役としてモルガンから推薦され、彼女自身も文句を言う事なく引き受けたのである。
本来なら運命に出会うことはない彼女だが、ムーン・ドバイにおける一件でレジェンドが人理や抑止力をアレコレしたことで、無事レジェンドをその枠(彼女の運命)に当て嵌められたらしい。
ちなみに性格としては第一霊基の通称・姫アルクがギルガメッシュに近いため候補ではあったが……むしろ似過ぎてやらかしそうだったのと、レジェンドへの想いはアースがダントツだったため彼女になった。
なお、第二霊基にして基本のアルクェイドに関してはマスターの沙耶ともう一人が彼女の中でぶっちぎり&姫アルクが言った上記の理由で即アウト。
もう少し悩んでくれても、と言ったが三人に分かれて活動可能になったので、沙耶と大阪に繰り出せると分かったらさっさとそっちに流れた。
さすがあーぱー。
間もなく彼らも鈴木近代美術館へ到着するのだが――どうやら此度の一件、問題は怪盗キッドだけではないようで……。
『ニュースです。先日、ウル遺跡にて遺跡荒らしと思われる一団が逮捕されました。直後、ウル遺跡から何かが飛び出したという目撃情報が寄せられましたが、詳細は現在調査中とのことです』
「「!」」
このニュースを聞いて反応したのは、やはり古代メソポタミアに関わるレジェンドとギルガメッシュ。
「ウル……か。俺の記憶が正しければ『奴』を封じていたはずだが」
「この世界でも同じとは限らん。が、もしも『奴』だとすれば面倒な事になる。あの頃と違って、何の打ち合わせもなく大衆の面前で大手を振って宝物庫など開けんしな」
「しかも無駄に悪知恵も回るし、能力も厄介だ。対処が出来ないわけではないが……現状ではハッキリしていない以上、どうしても後手に回りかねん。せいぜい警戒度を上げておくのが関の山か……」
「狙われてもいい雑種が襲われるのは我の知った事ではないが、ウルトラ騎空団及び関係者、そして我がバビロニアコーポレーションの財共が狙われるのは癪に障る。エルキドゥやリリス、そしてエレシュキガルにも打診しておこう。特にエレシュキガルは『奴』の所為で一時期冥界に普段より多く魂が行った故、仕返しの一つもしたかろうに」
モルガンやアース、フォッカー夫妻は深刻そうな話をする二人に口を挟めなかった。
そして――近いうちにその懸念は現実のものとなる。
「そういやあの迷探偵、ロイに声がやたら似ていたな。カリスマの差は比べるべくもなかったが」
「ほう、そりゃ一度面と向かって話してみたいもんだ。ところでレジェンド、あのアルトリアって娘はどうした?」
「蛇倉苑メンバーも休暇だからってバビロニアンモールのフードコート制覇するんだと。アイツ、あそこがどんだけだだっ広いか分かってんのかね?」
「いざとなれば迷子呼び出しすると、バーヴァン・シーが言っていたので心配はいらないでしょう」
――そして案の定、モルガンの言った通り迷子になったキャストリアを、バーヴァン・シーが迷子呼び出ししたそうな。
――おまけ――
「「「「「……トゥウウ」」」」」
「「「「「何かおかしくなってるううう!?」」」」」
リムルと倫どころか、ブレーザーとペンギンすら変な声が出る光景。
だが、実はハジメ達現代出身メンバーも絶句する光景だったりする……その理由は。
「オメェら遠慮すんなって。レジェンドのじっちゃんからしっかり金受け取ってっからさ」
「ふん、奴と修行が出来なかったのは気に入らんが、家族での食事や宿泊には感謝しておいてやる」
「しっかしやるわねー、ギルガメッシュもレジェンドさんも。私んとこは技術専門だけど、こっちは何でもありだもの」
どっかで見たことのある山吹色の道着のツンツン頭、平次とものすごく似た声なM字額のツンツン頭、実年齢聞いたら驚く事間違いなしの女性、その他緑色の肌だったりツルツル頭だったりイケメンだったりと、とんでもない人物多数。
(((((ドッ……ドラゴォォォォォン!!)))))
「凄いぞ! この『カロリーの暴力』とかいうバターケーキは自分で好きなトッピングを好きなだけ使えるらしい!」
「なんと!? それは本当ですか!? では私は各種フルーツクリームを満遍なく……」
(((((オイオイオイオイィィィ!!)))))
なんか彼らの世界の破壊神と天使まで平然といる始末。
米花町は魔境らしいが、たとえそうでもとりあえずこの中の上位陣から一人送り込めばそれだけで終わりそうな気がする。
というか、彼らの食欲に平然と対応出来るバビロニアンモールのスタッフも色々おかしい。
料理の提供スピードも保有してる食材の量も半端じゃない。
「……臆するな」
「ブレ先!?」
「喋る豚(※ウーロン)がどうした。こっちには喋るペンギン、猫、トラ、ゾウ、ウサギ、狼(ランガ)と色々いるんだぞ!」
「「「「「張り合うところ違ううう!!」」」」」
「改めて考えるとヤバイな俺らの陣営」
などというペンギンだが、生活関係において何でもやれるペンギンが割と一番ヤバかったりする。
それから程なくして、三羽烏陣営はまたもビビる事になった。
理由は……。
「亀のゲーム屋バビロニアンモール関西エリア支店! オープン記念に本店の店長と副店長! そしてバビロニアコーポレーションの会長とも懇意なデュエルモンスターズの生みの親ご夫妻がご来店されております!」
「本日オープンと同時にデュエルモンスターズの新パック発売じゃよ〜!」
「大人気のドラゴン族と魔法使い族が大幅強化出来るパックだ! それ以外にも多くのカテゴリが強化出来るぜ!」
「是非買って貴方達のデッキをもっと輝かせてくだサーイ! 私もシンディアも楽しみにしてマース!」
「「「「「またとんでもない大物きたー!!」」」」」
加えて……。
「ディアベルスター達からギリギリ逃れたら、何故かここで臨時売り子させられる事になったケッツァーコアトルです……あ、こっちのパック自分入ってるんでオススメです」
「「よ、後輩」」
「ぶ……ブレ先にペンパイ!?」
「え!? このすげードラゴンも光神!?」
よりによってケッツァーコアトルまで売り子してた(しかも小さくなっているとはいえ赤き竜の姿のまま)。
光神を遠慮なく売り子にするとか
ちなみにブレーザー、ペンギン、リムルは夫婦全員新弾を一箱ずつ購入。
あと倫達も何気に一箱ずつ買ってた。
――も一つ、おまけ――
「(ぶっすー……)」
「……ねえ姫子、今日不機嫌なメンバー多くない? 特にほら、星なんか今にもバット振り回しそうじゃん」
「間違いなくレジェンド様案件ね。特に銀髪とか金髪とかは。少し前に来ていたでしょう、特殊特異点の一つで――」
「……やっぱり我慢出来ないから、
「「ちょっと待ったァァァァァ!?」」
――星穹列車のみならず、その世界の宇宙全土の勢力は暫くまともに機能しなかった。
主に星のように女性陣が、そしてそれを抑えなければならない面子が多過ぎて。
……尤も、前者が圧倒的に多いのだが……。
今回はサコミズ隊長とネコアルク、カルナが全部持ってった感がある。
サコミズ隊長が強過ぎた。
そしてネコアルク見たさに入館許可出す鈴木会長も大概。
お気づきの方のいらっしゃったと思いますが、もう一人の嫁役は真祖の姫様でした。
金髪だけならともかく、両方ギルガメッシュと合わせるとなると難しかったんですよね……。
おまけの登場キャラが揃いも揃って大物過ぎる件。
なお、ゴミ箱好きな彼女は会ったことないモルガンを一方的にライバル視しております。
それではまた次回。
以下のメンバーではどこがお気に入り?
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獅子王夫妻らもいるGGG(+アベル)
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超魔改造シンとセフィロス達
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ザックスとエアリスもいるFFⅦ組
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にゃんこ達もてんこ盛り蛇倉苑