ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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ようやくアーシア(幼少期)出せた……!

前回より短いし最後ダイジェストっぽくなったけどこれでロスヴァイセ以外の同居組は出せました。

彼女の一家入りはあっさりしそうだし、追加希望のメンバーにしても少しは触れたいです。

次回で原作前終了予定だからすぐ原作入るか、それともギャグかラブコメっぽい番外編も入れるか考え中。


レジェンド、幼いシスター(見習い)を救う

「どうしてにゃー!!」

 

「黒歌、うるさい」

 

 

 ダイブハンガーのGUTS隊スペース―いわゆるチームが集合してた場所―にて黒歌の叫びとそれをバッサリ両断するオーフィス。

 

 

「うるさいと言われようと叫びたくもなるにゃ!なんで、なんでオーフィスはレジェンドの部屋に簡単に忍びこめるにゃ!?私が仙術使っても駄目だったのに!!」

 

 

仙術を何に使ってるんだお前は。

 

 

「吾もディアドラパワーを使ったがビクともしなかったな」

 

 

この娘って真龍なのに何してんの。

 

 

「いっその事あいつが開発してる特殊装備でも撃ち込んでみるかと思ったな」

 

 

思考がテロリストじみてんですけどこの魔女。

 

 

 

「ん、我もわからない」

 

 

 

ぶっちゃけ本人もよくわかってなかった。で、行き着いた結論が……

 

 

「愛の差(ドヤァ」

 

「それこそ私だって負けてないにゃ!そもそもオーフィスだって寝るとき恐ろしい速さで寝間着脱ぐってレジェンドが言ってたのに!」

 

「ふっ……まだまだだな。こういうのは全部脱ぐより見えそうで見えない辺りが興奮するらしいぞ?あまり露骨ではない方が心の琴線に触れるという訳だ」

 

「ならば吾はいつも通りで問題あるまい。ほれ、このとおり背中は丸出しておるがちゃんと服として着ているであろう」

 

「「「!!」」」

 

 

いや、スカーサハの今の身体のベースになったのがエルーン族だからそういう服装なだけなんだが。確かに何処ぞの高貴な姉上はどうやって着ていたのかわからない装備だったけども。

 

 

「レジェンドとグレイフィア、どこ?」

 

「まさか二人きりでデート!?」

 

 

 疑問に思ったオーフィスが素直に口に出し、黒歌が自身を基準に予想したのだが、予想は付き合いが長い二人によって覆された。

 

 

「あの二人ならウルトラ警備隊秘密基地に行ってるぞ。なんでもその中に設置した『ハンターズギルド』で手続きがあるとかで」

 

「レジェンドが立て続けに特許、とかいうものを山ほど取得して生活は問題ないとはいえ吾らが自堕落になるのもいかんと言ってな」

 

 

簡単に言うが三大勢力がまともに太刀打ち出来ない怪獣、それよりもさらに巨大なプラズマ怪獣が相手になるのだが、最近一家入りした黒歌も含めて皆が皆レジェンドの元で修行も行いながら生活しているため、複数同時相手でなければ連携を取る事で対処出来る。

ちなみにC.C.は不死身とはいえ身体能力が他のメンバーほどずば抜けているわけではないので、専用のロボットを使う事になるらしい。

 

 

「しばらくはあいつもハンティングに同行すると言うし然程欲を張らなければ問題ないだろ。命あってのなんとやらだ」

 

「お主がそれを言うか……?」

 

 

最もな意見だった。ピザ要求しまくるし、不死身だし。

 

 

 

 

「それでは、こちらがグレイフィアさんを含めた彼女たちのハンターライセンスカードになります。データでも管理してますので、紛失の際はすぐご連絡下さい」

 

 

 秘密基地内に創設されたハンターズギルドにて、メフィラス星人ジェントからレジェンド以外の一家分のライセンスカードを受け取ったレジェンドとグレイフィア。

 

 

「ジェント様、こちらのカードだけで買い物なども全て賄えるとレジェンド様が仰っていたのですが……」

 

「ええ、まだまだこちらのギルドとつながりのある店や施設限定になりますがね。それでもかなりの数がありますよ。こちらが現在使用可能な場所のリストです」

 

「ご丁寧な配慮にお礼申し上げます」

 

 

リストアップされた書類の収まったファイルを受け取ると深々と頭を下げながら礼を言うグレイフィア。

早速中を見てみたが、確かに相当な数だ。これでまだまだとはさすが宇宙は広い。

 

 

「『ハンターリーダー』はレジェンドさんで宜しいんですよね」

 

「ああ。ジェントや俺はSSS(最高)ランクだしすぐに通るだろう。ギルドガードの()()()も納得するはずだ」

 

「彼が簡単に許可するのは貴方ぐらいですよ」

 

 

グレイフィアはサラッと聞こえた内容から『ギルドガード』という組織が気になったが恐らく何らかの形でこのハンターズギルドを守護する組織、そして二人が言っているのはそれの責任者かそれに近い人物だろうと自分で納得した。実際それで間違いない。

彼女の予想を超えるのは、その者が七星剣のジェントをして「この宇宙で最も危険な男」と言われる人物だということだったのだが。

 

 

 

 

 一通り手続きを済ませて「やる事が出来たから少し帰りが遅くなる」とグレイフィアを先に帰らせるとレジェンドはジェントにある確認をした。

 

 

「それで、()()()()()のはどこの国だ?」

 

「ええ……ここです。自然に恵まれ孤児院や教会などもあるようですが、場所が場所だけに現れた怪獣の特性をよりよく受けているんです」

 

「ここは……確かにな。で、現れたのは何だ」

 

()()()()()です」

 

「よりによってこんな場所であいつか……!」

 

 

台風怪獣バリケーン。文字通り台風を起こし、同時に台風で発生する強風を食糧とする怪獣だ。『空飛ぶクラゲ』と表現される風貌で、体を回転させる事で台風を発生させる自然の脅威を体現した存在。

ゆえに都心部など密集地帯だけでなく、近くに山や川がある場合でも被害は甚大なものとなる。

 

 

「被害箇所が目に見える部分だけでも相当だ。倒したらそこにも対処しなければならんからな。いよいよこの世界でまた本来の姿に戻る時が来たようだ」

 

「周りに被害がなければ変身なさらないと?」

 

「倒すだけならな。この姿のまま寝てても出来る」

 

「その場合は貴方の方が被害拡げそうですよ。まあそれはともかくお気をつけて。貴方に何かあれば彼女たちが黙ってないでしょうし」

 

 

わかってる、と軽く手を上げて応えるとレジェンドは凄まじい光を放って消えた。()()()()()()()だけなのだが余程の実力でもない限りテレポートしたと思うだろう。

 

 

「なんというか……私は今回の出来事が彼にとって新たな運命の出会いをもたらしそうな気がしますね。今すぐなのか未来の話かはわかりませんが」

 

 

 

 

 ある国の孤児院と隣接された教会には多数の人々が避難してきており、必死の祈りを捧げていた。

 

 

「神様、どうか我々をお助け下さい……」

 

「天と地の怒りをお鎮め下さい……」

 

 

バリケーンの起こした台風は凄まじい大きさになっており、頑丈に造られた教会であってもあちこちから軋む音がした。そんな中、子供の一人がある事に気づいた。

 

 

「シスター!アーシアが居ないよ!」

 

「……!?アーシアが!?」

 

 

 アーシア・アルジェントは孤児院でたった一匹飼っている犬を教会に避難させるため暴風雨の中、外に出ていた。

隣接しているとはいえちょうど裏側にあり、大人でも吹き飛ばされそうな程の強風が吹いている中を子供が出歩くのはそれだけで命がけだ。

幸い小屋が壊れかけていただけで犬の方は無事だったのだが、犬を抱えてなんとか教会まで戻ろうとした時、アーシアは見てしまった。

 

巨大な異形の化け物がこちらを、教会を狙っている事を。

 

 

「え……あ……」

 

 

抱きかかえた犬が怪物に向かって吠えるが、怪物―バリケーンは電撃を放ってきた。

当たりはしなかったがすぐ近くにあった地面に命中し、爆発を起こす。

この光景にアーシアは恐怖のあまり雨風を忘れて犬を抱いたままへたり込んでしまった。

 

 

「うっ……ひっく……神様、助けて……『光神様』……」

 

 

彼女は世界中にある御伽話―実際にあった事なのだが―の中でもある話が好きだった。

 

『かつてこの世界に天使や堕天使、悪魔でも勝てない邪悪な者が現れた。

未曾有の危機が訪れた時、光り輝く神が眷族を引き連れて舞い降り、天使も堕天使も悪魔も関係なく助け、戦った。

その光り輝く神と眷族によって邪悪な者たちは討ち倒され、また戦が起こる事危惧した神によってそれぞれの元へ眷族を遣わされたことで、争いを止み平和が戻ったという』

 

彼女はどんな種族であろうと関係なく助けた『光神様』とその眷族、つまりレジェンドとウルトラ六兄弟を何よりも尊敬していた。事実を知る三大勢力ならともかくほとんど人間には「ただの御伽話」としか思われていなかったが彼女は頑なに信じ、むしろ彼ら―特にレジェンドを信仰していたほどだ。それこそ聖書の神以上に。

 

そして、彼女は目にする。自分が会いたかった存在を。

 

凄まじい光と共に現れ、一瞬で台風と暗雲さえ吹き飛ばし青空を取り戻した『光り輝く神』―ウルトラマンレジェンドが教会を、自分たちを守るためにバリケーンの前に立つその勇姿を。

 

 

 

 

 バリケーンは、レジェンドの前に成すすべもなく倒された。バリケーンのあらゆる攻撃が通用せず、何故か台風も起きない。起こせない。逃げようとしてもレジェンドキネシス―ウルトラ念力で触れずに叩き落とされる。

最後はジャックがやった戦法『ウルトラプロペラ』の強化版ともいえる『ウルティメイトスクリュー』によって一瞬で宇宙まで吹き飛ばされ木っ端微塵になった。

 

 その後、レジェンドはバリケーンの被害を受けた地域全てを修復すべく宇宙空間から地球に向けてリカバリーオーラを照射した。自然や人工物、生命に至るまで『特定の被害にあったもの』を元通りにする光線技だ。発射の度に特定被害の条件を意識する必要はあるが、限定する事で広範囲を一度にカバー出来る利点がある。

 

 そして地上の、バリケーンと戦った場所にいた幼くも優しく、勇気ある見習いシスターの少女に己の加護を施した輝石を授けた。かつてコスモスが、春野ムサシに託したように。

 

『その優しさと勇気を忘れず、真っ直ぐに育って欲しい』

 

 この言葉を受けたアーシアはますますレジェンドへと信仰と想いを募らせる事となった。数年後、目覚めた神器(セイクリッド・ギア)で悪魔を癒し、魔女と呼ばれる事になり追放される事になってもレジェンドの言葉を忘れず、自身の志を曲げる事はしなかった。

 

 そして彼女は駒王町にやって来る。レジェンドにとってお膝元とされ、数々の宇宙人も暮らすその町で、彼女の願いは叶うだろう。その前に……

 

 

【伝説の光神様は実在した!】

【天災をもかき消す神秘の力!】

【まさに奇跡!怪獣の被害を全て癒す輝き!!】

 

 

「あそこでしか戦ってないのに何だこの報道はァァァ!!」

 

『当たり前(にゃ)(だ)(であろう)(です)』

 

 

 仕方ないとはいえ力を行使したせいか自身の存在が世間にバレたレジェンドは頭を抱えていた。

……が、どうせいずれバレてたしもう覆らないと吹っ切れたレジェンドは考えるのをやめた。

 

 

「……究極生命体つながり?」

 

「いや違うからなオーフィス」

 

 

 

 

〈続く〉





バリケーン、レジェンド相手だと差が絶望的過ぎてあまりうまく描けない。無念。

アーシアフラグ回収しました。
神が死んだ?今作で君が信じる神は日夜(胃痛やストレスと)戦っているぞ!
あとそれを振り回すフリーダムな全身銀色とか自分の誕生日が来ただけで宇宙繋げたりする爺ちゃんとかも。

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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