ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER   作:ハジケハムスター・ポッポ

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アンケート、ノア様スゲェ。サーガさんも頑張ってる。
このまま二人がツートップだったらハイD世界に降臨確定かも。

そうなったら相手とか本当にどうしようか……
一応原作側ヒロインか別作ヒロインかで考えているけど相手の目処が付かない。
サーガはともかくうちの暴走ノア様とまともに付き合える存在がいるのだろうか。

いい案があったらご意見下さい。


今回、後半シリアスですがそれまでギャグです。
元はギャグ一本で済ませるはずだったので……


レジェンド、新たな事態を知る

 レジェンド一家全員がハンターライセンスカードを手にし、アーシア・アルジェント(+犬&教会その他)を救い、レジェンドやウルトラ族の実在が世間に広まった日から数日後……彼らの生活は

 

 

あんま変わらなかった。

 

 

「オイィィィ!!ちょっと栄転するか期待しただろーが!!」

 

「仕方ないにゃ。ぶっちゃけ住んでみて思ったけど駒王って宇宙人だらけだから私も普通に受け入られてたわ」

 

「そうそう変身するような事態は起こらぬ上、その姿のまま事足りるであろうからな」

 

 

 確かに変身するような事件は頻繁に起こるわけじゃないし人間体(このまま)でトンデモ事件もあっさり何とかしてしまうのがレジェンドだ。そもそも駒王自体という土地そのものが彼を信仰しているようなものだから、他はともかくこの地であまり騒がれたりはしていない。いや、ダイブハンガーは海にあるし秘密基地は山の中だけどさ。

 

 

「三大勢力には色々と衝撃が走っているみたいですが、逆にそれが抑止力となって悪魔や堕天使、天使の人間界における問題行動がほとんど無くなっています。といっても一時的なものでしょうが……」

 

「まあ、それは追々考えれば良いだろう。今の俺たちには解決しなければならない問題がある」

 

「何だ?言っておくが漸くシリアスから少しは離れられると思っている私の予想を裏切って『今から約2000年後、地球は宇宙にとって有害な星となる』とかスケールの違うトラブルを出してくるんじゃないぞ」

 

「お前それ宇宙正義(ジャスティス)だろーが!!昔の!!」

 

 何故かかつてのジャスティスの台詞を持ってくるC.C.にツッコミを入れるレジェンド。ちなみに彼のデビューもその時である。一応。

 

 

「デラシオンは関係ないから安心しろ。問題というのは……」

 

「我、知ってる。旅行先が決まらないってレジェンド唸ってた」

 

「「「「そこ!?」」」」

 

 

 えらく平凡な理由だった。が、その後彼女らはそれなりに割と難しい問題だったと気付く。

 

 

「いくら悪魔でなくなったとはいえまだ黒歌のはぐれ認定が正式に解かれたわけじゃない。認識阻害してるとはいえ悪魔側にバレたらひと悶着あるだろう。グレイフィアに関しても当時を知る奴が見たら同じ事だ」

 

「「た、確かに……」」

 

「オーフィスも形式上だがカボス・プチトマトのトップにいたからな。組織の上の方は姿を見た事もあるだろうしな」

 

「レジェンド、我そんな組織にいない。我がいたのカカオ・プリンアラモード

 

『どっちも違う!禍の団(カオス・ブリゲード)!!』

 

 

黒歌とグレイフィアに関しては納得の答えなのだが何故かオーフィスが属していた組織の名前は二人共食べ物に絡んでいた。

 

 

「団体様で喧嘩仕掛けてきて返り討ちにあった挙げ句トラウマ抱えて逃げ出した連中が中枢の一つ担ってるテロ屋なんざ覚えておく必要ないだろう。最初は覚えていたが後になって弁当に詰め込むおかずを考える方が難しいと気付いたんだ」

 

「そなたにとって世界レベルのテロリストは献立にも劣るというのか……」

 

「我も思った。レジェンドの言ってたガタノゾーアとかエンペラ星人とかの方が問題」

 

『それは比べる対象が間違ってる』

 

 

 ウルトラシリーズ屈指のラスボスであるこの二名と比較するのは確かにおかしい。一応この場にいる全員がちょくちょくウルトラマンの話を聞いているが、どちらもヤバさが桁違いである。目の前の男は今の姿のままやり合えるのだが。しかも二対一で。

なお、レジェンドとオーフィスの『どう足掻いても相手終了タッグ』によって既に禍の団はおよそ八割壊滅している。辛うじて旧魔王派と魔法使い派のそれぞれ一部が残ってる程度しかない。

 

 

「アレ?そう考えたらオーフィスの方は平気かこれ」

 

「ん、我の事は解決?やったー」

 

 

無表情だが両手を上げて喜ぶオーフィス。

 

 

「C.C.はまあ普通に考えたら死亡するような事態でもなければ不死身なの発覚しないだろうし、スカーサハは耳……と背中隠せばいいな。結論を発表する!」

 

 

立ち上がってレジェンドが出した答えは……

 

 

「バレたらその時はその時だ」

 

『結局そこに行き着くの!?』

 

 

適当だった。

 

 

 

 

 今日は別にこれといった厄介事は起きず仕事もない為、各々自由に過ごしていた。人それを、フラグと言う!とか太陽バックに腕組んで立ってる男の姿が見えたが気にしない。予想通りだもの。

 

 

「で?今度はなんだ二人揃って。間違いなくロクな内容じゃないのは目に見えているがな」

 

 

 ヒロイン勢がのんびりしている中、レジェンドは一人惑星ジェネシスに訪れていた。もちろん集合場所はかの大会議室。ノアとキングも同席……というかこの二人から呼び出しを食らったのだが。

 

 

「まあそう焦るな。まずは私自慢の神使が!私の為に作っ「スパークレジェンド叩き込むぞコノヤロウ」仕方ない、これは又の機会にしよう」

 

「要らんわんな機会!こちとら惚気聞かされる為にわざわざ平穏を捨ててまで来たんじゃないんだよ!キング、説明!」

 

「ん?いやノアの能力が大半関わって大体6:4でノアの比率が多いから自分が説明するって言ってたので私は気にしなかった。整理するからちょっと待って」

 

マジいい加減にしろよお前らァァァ!!大半てほとんど変わらんだろその比率なら!てか少しは気にしろよ俺ら三人集まってる時点で割と重大案件だって言わなくても理解出来るだろうが!?」

 

「「いや、正直緊急ってわけでもないしレジェンドに丸投げしようかと」」

 

「よーしそこ並べお前ら俺が直々に引導渡してやるから今のうちに後継者にウルトラサインで打診しとけ」

 

 

 さすがにレジェンドはキレた。というかこんなやりとり長年続けてよく耐えられたなとしか言いようがない。

そんなレジェンドを一人の特徴的なウルトラマンが羽交い締めにしながら止めた。

 

 

「待ってくれレジェンド先輩!二人に苛立つ気持ちは俺にも理解出来るが、仮にこの二人が居なくなったらむしろ先輩に負担が丸ごとのしかかって来る未来しか見えない!」

 

 

 レジェンドの後輩であり、レジェンドが「自分の後継者にするなら彼しかいない」と太鼓判を押す程のウルトラ戦士ウルトラマンサーガ。普段は無口で不言実行を心がける優しい彼でさえ本気で止めるほど、レジェンドの怒りのボルテージは凄まじかったのだが、おかげで多少は落ち着いたのかサーガにレジェンドマントの上から背中を擦られつつノアとキングに問い質した。

 

 

「ちゃんと真面目に答えろ。何が起きた?」

 

「……二人に言っておく。今度先輩がキレれば、おそらく俺も止められない」

 

 

サーガも安心したのか普段の調子に戻った。

ちなみにゼロと妙に声が似てる気がするが、そのせいか劇場版限定である事も相まって某革新者なマイスターそっくりである。というかその世界で一緒に金属生命体の母星を救う手助けをした結果、彼の人間体が髪が銀髪である以外姿がその人物に瓜二つになったらしい。

機体に乗ってたから姿までは見えなかったが何やら力が働いて上手くベースになったようだ。

 

 

「うむ、実はな。先日、ノアが感知したある次元の歪みが【エリア】を超えて作用するらしい事が判明してな」

 

「同時にある特定の条件が揃った者が、その条件と似た特性がある世界へと飛ばされるという現象が確認されたのだ」

 

「……普通に結構な問題だろう。最初から話せば良かったろうに。飛ばされるだけなら俺たちでも対処出来るだろう、他に何かあるな?」

 

「やはり察しがいいな、レジェンド……飛ばされた者は()()()()()()()()()()。原因は調査中だがな」

 

 

 世界から弾かれる―つまり元の世界に戻れないという事。死者ならいざ知らず完全な事故による場合でもそれが起きるのは由々しき事態だ。緊急というわけではない、と二人は言っていたが実際はそれどころか非常事態として扱ってもおかしくはない。

 

 

「【エリア】を超えるというとお前たちの側からこちらに、その逆もまたあり得るという事か」

 

「そうだ。現に私の【エリア】からキングの方へ行った者がいる。仮に元の【エリア】へ戻れても元の世界へは帰れん。良くてその世界の平行世界へ行くしかない」

 

「ただ、一つだけ間違っている。どういう訳かレジェンド……お前の【エリア】へは()()()()()()

 

「……どういう事だ?」

 

「つまりノアの方にせよ私の方にせよ、そちらの者がこちらに来る事はない。そちらに行くだけなのだ」

 

 

真面目に話す前、冗談地味て言っていたのはおそらくこれが理由だろう。『入口』も『出口』もある以上、被害を受ける可能性はノアとキング側の【エリア】の方が圧倒的に高い。

 

 

「ますます不可解だな。わかった、こちらでも情報は集めてみる。被害に遭った者に関しては丁重に対応しよう」

 

「すまんな。お前と同じように、自分の【エリア】に生きる者は等しく宝なのだ。心遣いに感謝するぞ」

 

「サーガも、何かあれば頼むぞ。もし俺に万が一があった時、俺の【エリア】で頼れるのはお前しかいない」

 

「了解した、先輩」

 

 

 サーガも頷き、特異な次元転移現象に関しては三超神が主軸となって調査をする事が決定した旨をそれぞれが己の【エリア】に存在する眷族とも呼べる者たちに打診した。

しかし彼らはまだ知らないが確実な事があった。

 

 それは『ウルトラマンはその現象に巻き込まれない』というもの。何故ウルトラマンだけなのか。その現象が自然に起きるものなのか、故意に起こされたものなのか。そしてレジェンドの【エリア】にはどうして『出口』側しか無いのか。

 

 

 

 新たな事態は収束を見せる様子がないまま、いよいよ彼らの物語は真のスタートを切る。

 

 

 

〈続く〉




これにて漸く原作前は終了、本編入りです。
今までよりもさらにペース落ちたり不定期なるかも……ガンバリマス。

サーガさんも顔出し登場。
レジェンドが多大な信頼を寄せ、彼も先輩を尊敬する良い人です。周りがアレだから余計にそう見えるのか?
人間体のベースはもちろんあの人。

ゼロ?お前人間体のベースに不自由しないだろ!

二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?

  • 真ゲッタードラゴン(大決戦版)
  • 真・ゲッター1(スパロボα仕様)
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