ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
今回と次回はレジェンド一家ではなくサブタイ通り他の陣営のちょっとした話です。
前編はノアやキング、サーガ以外ほとんど話の中でしか出て来なかったウルトラマン達が出演します。
荒ぶるタロウ!
光の三超神によって次元特異転移現象はすぐさまそれぞれの【エリア】の全ての世界にいる三超神直属の眷族及び部下たちに伝えられた。
ノアやキング側は転移してしまう可能性がある為、直ちに調査に当たる事になったが、逆にレジェンド側は落ち着いて現状を維持し、転移してきた時を狙って調査する事になった。
これはレジェンド側で起こる事象は転移してくるだけに留まっている以上、下手に動いて混乱が大きくなるより転移してきた者に対して柔軟に対応し、その中から解決の糸口を探るためである。
かくしてレジェンド側は幸か不幸か今までと同じ感覚で生活を送る事になった。こればっかりはこちらに住む者が懸念してどうにかなる問題ではない。もしあちら側から来たら……出来るならちゃんと迎え入れてあげよう、とレジェンド一家は決意した。
そんな中、ウルトラ族や悪魔、天使や堕天使陣営は現在どういう状況なのか。とりあえず順番に覗いて見るとしよう。
☆
〈ウルトラ族の場合〉
レジェンドの【エリア】においては、ウルトラ長老には含まれていないだけでキングの立場にはレジェンドがいる形になる。ノアの【エリア】の場合も同様であり、それぞれが各種アイテムをウルトラマンたちに渡す理由・渡し方も異なっている。
例を挙げるならレオは本来キングからウルトラマントを授かったが、レジェンド側ではレジェンドマントを元に機能を厳選し搭載した万能アイテムとして、レジェンドの手から『ウルトラマント』としてレオに授けられた。経緯こそ違えど性能自体は同じと思って構わない。
そんな訳で宇宙警備隊大隊長であるウルトラの父はレジェンドから打診を受け、宇宙警備隊とベリアル率いる銀河遊撃隊に召集をかけある決断を下した。
「……もしかしたらレジェンドや御家族が狙われるかもしれない。あの方はもちろんの事、御家族も相当な力を付けているとの報告だが万が一を想定しなければならん。よってベリアルら銀河遊撃隊の全面協力も受け、我ら宇宙警備隊は特別体制を取る事にした」
その内容は『双方の隊から数名ずつ、定期的に入れ替えつつレジェンド及びその家族の護衛』『現在レジェンドが居る世界がかつてウルトラ六兄弟も行き親交を深めた種族がいる為、地球や人間と並行して守る事』『駒王には宇宙人が多数住んでおり彼らとも連携を取って任務に当たる』この三つだ。
レジェンドには確認を取ったところすぐに了承された。
その際「こちらに行き来しやすいよう光の国の近くに専用のスターゲートを作っておく。世界と距離を跨ぐから大体数年かかるが、手紙やDVD(!)など小さな物は転送できる装置を送るので各陣営と過ごしたウルトラ六兄弟はそれぞれに手紙でも書いておきなさい」
と言われたと言うと、真っ先にタロウが書き出した。短期間でよっぽど濃い付き合いだったのか家族写真を引っ張り出したり過去の戦闘を記録した装置などをDVDに焼き出したりと相当である。
「そういえばレジェンドからサーゼクスとルミナシアが結婚したらしいと情報があったな。あの二人なら今頃元気な子供がいるに違いない!よし、私もこの間タイガ、父さん、母さんと撮った写真を同封しよう。ベリアルさんの銀河遊撃隊に見事配属されたと一筆書いて……あっちにもベリアルという家系が居たんだった。ちゃんとそこは説明書きしておこう。あとは話だけでなく実際の映像を見てもらうため私の地球防衛時代の映像を分割して送らねば。それだけでは駄目だな、ジオティクスさんとヴェネラナさんにもしっかり挨拶を書かねばならないな。これは家族を大切にするグレモリー家への大事なマナーだ」カリカリカリカリ……
『…………』
「ああそうか、警備隊と遊撃隊からそれぞれ数名ずつという話だったか。父さん、ゾフィー兄さん、ベリアルさん、もしタイガを行かせる時は私に連絡を。どんなに仕事立て込んでようがウルトラダイナマイトやコスモミラクル光線使ってでもとっとと済ませて合流するので一緒に行かせて下さい」
ドン引きされてるぞ、タロウ。いやあの
「エース、我々も書こう。ただ……私たちは近況報告などの必要な事柄を書いた手紙と」
「ええ……彼女用にレジェンドと我々が地球で共に戦った記録映像を送りましょう、マン兄さん。でないとミカエルが彼女に悲惨な目に合いそうです。主に八つ当たりで」
なんだ八つ当たりって。レジェンドその子に何したの?
「さて、私はアザゼルに書いておくとしよう。少しは煩悩薄れていればいいのだが……ジャックはシェムハザにか」
「ええ、よく話しましたから。というか愚痴でしたね大半は。あとはブレスレットで上司を制裁出来そうなのはあるかとか」
そりゃ、総督があれなら副官は苦労するだろ。
「親父は何を書くんだ?」
「俺も息子であるお前の事でも書こうと思ってな。なにせ若手で大出世したんだ。別にいいだろう?」
「ちょ!?マジかよタンマ本当タンマ!!恥ずかしいだろ一度も会った事ない連中に!!」
親バカなところはあれど一番まともそうなセブンとゼロ。
銀河遊撃隊隊長という役職、実はゾフィー並に凄い地位にいる。
「……(サァー」
「兄さん?レオ兄さーん?」
「アストラ……俺は
「レジェンドからの手紙に何書かれてたの!?」
黒歌を保護した時に見た夢の内容をそのまま書いた手紙がレオ宛にレジェンドから直送されていた。既に脳内でイメージが出来上がりトラウマになりかけている、主にレジェンドのせいで。
「なあ、ケンよ。レオに関しては
「うーむ……お師匠からは誰がどの陣営に行ったくらいしか聞かされてないからな。実際どういう暮らしをしていたかもご存知ないそうだ」
「そういや何人か助けて無事なのは各陣営に転送、重傷だった奴を一人治療をする為に連れ帰ったって言ってたな。あと、また増えるらしいぜ……同居人が。まあマリーのように医療専門もいるが、大半は相当な実力者だとよ」
「お師匠は大丈夫だろうか……主に精神的に」
「心配いらねえ……と言いたいがなんせ同僚周りが
ウルトラの父とベリアルはかつて鬼畜な修行を課された事を忘れて
精神的疲労度に関してぶっちぎりトップを爆走し続けるノアを筆頭に、最近増えつつある家族にも一癖二癖ある者が多い。
悪の道から光へと舞い戻れたベリアルからしてみれば、考えたくはないがストレスのせいで闇堕ちするんじゃないかと不安なくらいに。
「時期が来たら俺は『ガーディアンベース』でその世界の地球近くに遊撃隊と待機するからよ。通信もらってすぐ動けるようしとくぜ」
「助かる……お前がこちらの道に戻って来てくれて、本当に良かったぞ」
「……こんな俺をお前らが揃って受け入れてくれたからだろ。それに今までマイナスだった分を取り返しただけだ。俺の本当のスタートはまだまだこれからよ」
ウルトラの父は、腕を組んで力強く言い切る
「「ぶっちゃけノアとキングがやらかさないかだな」」
正直、彼らどころかレジェンドにさえどうしようもない事だったりする。
ゼロ「後半へェェェ……続くぜ!!」
ジード「なんか何時もと違うんだけど!?」
オーブ「番外編だからさ」
せめてあとどこか一つくらい陣営の様子書こうかと思ったんですが、予想より長くなったので一区切り。
そろそろ活動報告にも書こうかなと思ってます。
たぶん次回は今回より更に短くなりそうです。
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