ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
なんか設定が噛み合ってなくてもご都合主義で突っ走る気満々です。
オリジナル技なんかも多数出てきます。
さて、レジェンドが火星へと出動する少し前に時間は遡る。レジェンド、オーフィス、卯ノ花烈が護り家にてラッシュハンターズの活躍をモニターで見学しつつ待っていた頃、他のレジェンド一家もそれぞれの日常を過ごしていた。
まず黒歌と夜一はダイブハンガーの日当たりの良い場所にて猫の姿でゴロゴロしていた。
「そういえば夜一ってその姿だと声が変わるのね」
「そういう仕様じゃ」
「仕様って何と思ったけど気にするのはやめるにゃ」
正直、今回一番平和だと言える二人(匹)だった。
続いて、ハリベルとスカーサハはおやつ作り。
普段はここにオーフィスやカナエなんかも一緒にやるのだが生憎二人とも留守だ。というかオーフィスは味見が殆どだが。
「私も
「そうであろう。吾もそうだったからな。見るだけでなく、やって見てこそ分かるものがあるということよ」
とりあえず、来たるべき『バレンタイン』に備えてとチョコ作りの練習中らしい。黒歌あたりはチョコを塗った自分がプレゼント♪とかやりそうではあるが。
ここもまあ、平和だ。普通に日常風景である。
グレイフィアはC.C.と乱菊を伴ってショッピング……というか乱菊がC.C.をピザで釣ってグレイフィアを外に連れ出したらしい。なんでも「メイドであろうとするのは良いけど少しはオシャレにも気を使いなさい!」と言う事だが、グレイフィア自身はそういった事に無頓着気味だったのでどうしていいか困惑しているようだ。
「まあ仕方ないわね。いきなり一人で選ばせても
「確かにな。少しは私達みたいにカジュアルなものを着てみてはどうだ?」
「いえ、今の私はレジェンド様に仕えるメイドですので、別にこのままでも……」
「惚れた男を落とすならもう少し攻めて行きなさい!一夫多妻オッケーとは言ってもちょっとは自分を特別に見てもらいたいと思うでしょ。にしてもさっきからジロジロと視線感じるわねー」
「ふ……美女が三人集まればこうもなるだろうな」
確かにその通りだがぶっちゃけ乱菊の胸元に視線が集まっている。グレイフィアとC.C.は布面積が多いから単純に美女云々で済むが、乱菊の場合半端なくデカい(ナニがとは言わない)ので胸元が大きく開いた服を着ていたらそりゃ視線を独り占め状態だ。
この後、例の如くチャラいナンパ野郎共が出たが案の定返り討ちにされトラウマも作られたらしく、ソイツらは女性恐怖症にまでなったという。
「ちゃんと男磨いて出直してきなさい青二才坊主」
「見た目で判断するからこうなるんだ、ガキめ」
「あまりこの町で悪さをせぬよう……あの方は勿論、ここに住まう方々も
……上の二人は言葉攻めだけでも十分倒せそうである。
ナンパ野郎共はメンタル豆腐未満だったようだ。
☆
そして最後の二人、カナエと涼子は学生と保険医なので勿論駒王学園だ。『駒王学園三大お姉様』の一人としてリアス・グレモリーや姫島朱乃と並んで有名人なカナエと、『魔性の保険医』と男子の人気ぶっちぎり一位を獲得している涼子は基本的に二人一緒に登校しているのもあって非常に目立つ。
ただし男性教師でありながら、彼女らと同じように男子からも人気があり有名な、今年から赴任した教師がいる。それは……
「矢的先生ー!プリント集めて来ましたー!」
「おおー!助かったよ、ありがとう!」
矢的猛―そう、かつてウルトラマン先生と呼ばれ光の国に戻ってからは宇宙警備隊以外にもウルトラ学校の先生として数多くのウルトラ族に勉強を教えて来た人物。
『ウルトラマン
その教え子の中にはあのタロウの息子タイガも含まれ、大抵の相手にはタメ口のゼロでさえ「80先生」と敬意を払った呼び方をする程の良き先生だ。
今回の異変にて対応する為、ある程度常駐可能なベテラン戦士が必要だったのだが、受け持ったウルトラ学校の生徒達が卒業する年であった80が自ら立候補したのだ。
そして、たとえ事件が解決してもせめて今回受け持った生徒達はちゃんと卒業まで見送ってやりたいという80の願いはレジェンドによって受け入れられ、現在は駒王の学園長(実は彼も宇宙人である)に貸してもらったアパートにて他の宇宙人と交流しつつ暮らしている。
※なお、本作に登場するウルトラマン達の人間体は若い頃のままである。ご都合主義万歳。
『駒王学園三大変質者』たる三人にも決して見下したり呆れたりせず親身になって意見を聞いたり、辛い事はまず自ら実践してみせる熱血先生として有名になっており、科目は国語担当なのだが他の科目でもお呼びがかかる程の人気を博している。あの三人でさえ彼の授業は真面目に聞く為、他の教師達から一目置かれるのも納得だ。
「あ、ついでに矢的先生。あの三人また保健室行きです。剣道部から逃げてる時によりにもよって胡蝶先輩に遭遇したらしくて」
「ああー……彼女、笑顔のわりに手加減ないからなあ。相手に優しく言い聞かせるんだけど、それに至るまでの行動は結構厳しいから」
普段は優しいカナエも時にはバイオレンスらしい。南無。
変質者の相手などかつて鬼相手にやり合った『柱』の一人である彼女にはさして問題でもなかった。
「彼らなら御門先生の治療ですぐに元気になりそうだけど、僕も後で見に行ってみるよ」
「ホントご苦労様です矢的先生」
「好きでやってる事だからね。このくらいなんともないさ」
そう笑う矢的を見て『マジでエロ自粛しろよあの三人』とプリント持って来た生徒が思ったのは当然だった。
その後、そのうちの一人である兵藤一誠に彼女が出来たという事を本人から聞いた矢的は……
「良かったじゃないか!ちゃんと大切にするだぞ兵藤!」
「勿論すよ矢的先生!」
全く何も疑ってなかった。
いや、それはいいんだが相手見て少しは考えよう80先生。
とはいえ実際、それを気にしている余裕は帰宅する彼と別れてから無くなったのかもしれない。
何故なら、火星に向かったレジェンドからあるウルトラサインが送られて来たからだ。
☆
レジェンドはほぼ一瞬に近い速度で地球から火星へと飛んで来た。そこまでは問題なかったが、火星の地表へと降下すると既に戦闘が繰り広げられていたのだ。
しかも相手はゴーデスだけではなくかつてダイナが戦った『スフィア』が多数おり、グレートがゴーデスと激突し、ダイナがスフィアを迎撃している状態である。
「すまん、遅くなった」
「レジェンド!?貴方程の方が自ら……いや、おかげで戦局はこちらに傾いた!」
「
伝説の戦士とも呼ばれたレジェンドの加勢によってグレートとダイナに再び闘志の炎が灯った。
「ダイナ、この
「ラジャー!!」
「グレート、もう少しだけ保たせろ。すぐにそちらの援護に向かう」
「了解です、レジェンド!」
グレートはゴーデスへと猛攻をかけ、ダイナはミラクルタイプへとタイプチェンジを行いレジェンドのサポートの準備を済ませる。
「俺の技で広範囲に一斉攻撃可能なものがある」
「それを俺の技でさらに増幅すればいいんだな!」
「そういう事だ。まとめて一撃で決めるぞ……!」
「よっしゃあ!」
ダイナが自身とレジェンドの前に巨大な光の膜を作り出す。デスフェイサーに使った事のある『シャイニングジャッジ』に似ているが今回は増幅するものが違う。
膜の形成を確認し、レジェンドはその膜へ光を溜めた拳を突き出す。するとその膜に拳が当たった部分からスフィア達に向かって無数の光弾、それもガルネイトボンバーより大きさも威力も強大なものが凄まじい勢いで連射された。
スプラッシュデトネーション。
サーガの技であるサーガプラズマーと互角以上の威力と連射性能を誇るレジェンドの技の一つだ。それをダイナの『バーストシャインミラー』という増幅技によって強化する事で威力は爆発的に増し、その結果無数にいたスフィアは一瞬で駆逐された。
「見たか!俺の超ファインプレー!……あ」
自画自賛なダイナだったがサポートした相手がかつてのGUTS隊の重鎮であり、後継チームであるスーパーGUTSでもお世話になった上司であり先輩でもあるレジェンドなのを思い出して気まずくなった。
「俺は別にお前の今の発言は肯定していいと思っている。如何せん俺の技は出力が高過ぎて増幅出来る奴が限られてくるんでな」
「あざっす大先輩!」
「よし、残るはゴーデスだけだ。個々のスペックでも俺達が上回っている、一気に押し切るぞ」
「ラジャー!グレート先輩、援護するぜ!」
二人がグレートの援護に入り、レジェンドがダイナとグレートを回復、その後全体の防御にまわり二人が攻撃に専念する。レジェンドに攻撃がまるで効かないばかりかミラクルタイプのダイナの様々な鋭い攻撃やグレートの重い一撃を幾度もくらい、ついにゴーデスは地に伏した。
「ここまでだな、ゴーデス!」
「年貢の納め時だぜ!覚悟しろよ!」
(……おかしい。グレートやダイナが単独でならともかく二人が同時に来た事に加えて、俺まで到着したならば彼我戦力差は奴にとって絶望的。にも関わらずまるで逃走する素振りを見せなかった……何か勝算かそれに類した策でもあるのか?)
二人が勝利を確信する中、レジェンドは唯一ゴーデスの行動を訝しんでいた。ウルトラマンである彼らは
「ウルトラマンレジェンド……ウルトラマングレート……そして見知らぬウルトラマンよ……」
『!?』
(俺とグレートを知り、ダイナを知らなかっただと……?まさか奴は俺とグレートが倒した『あの宇宙』の記憶があるのか?)
突如言葉を発したゴーデスに驚く三人のウルトラマン。ただ、レジェンドは即座に考えを別の所に向けた。
別の宇宙にて倒したはずの個体がこの世界で甦ったのか、それとも記憶があるだけなのか。
「我はお前達には勝てない。だがお前達はもう少し周りを見るべきだ」
「今更何を……!?」
グレートが問い詰めようとした時、突如として火星の空にワームホールが開き、再びスフィアの大群と二体の怪獣が現れた。
宇宙戦闘獣コッヴ
宇宙戦闘獣コッヴⅡ
かつて根源的破滅招来体によって地球へと送り込まれた尖兵とも言える怪獣と、その同種の個体である。
「何だ、この怪獣は!?」
「俺も初めて見る奴だ!」
「こいつらは『根源的破滅招来体』が地球に送り込んだ事もある怪獣だ。何より先程のワームホールから出現する方法もな……!」
「「!!」」
「ウルトラマン達よ……今から我は『死ぬ』」
スフィアや怪獣達の出現に続いてゴーデスのした発言。ダイナは「何言ってんだこいつ」としか思わなかったが、その言葉の意味をレジェンドとグレートは理解し、即座に行動に移った。
「『ゴーデス細胞』の状態で離脱などさせるか!」
「細胞の一つも残さず消滅させてやる……!グレート!フィールドを張って奴を逃がすな!」
「了解……!?グアッ!!」
「グレート先輩!この野郎!デアァッ!!」
ゴーデスを逃がすまいとレジェンドの指示どおりエネルギーフィールドを展開して閉じ込めようとした隙を狙ってコッヴ達が攻撃を仕掛けてきた。追撃をしようとするコッヴⅡをダイナが横から妨害する。
レジェンドはゴーデス細胞へと姿を変えたゴーデスへ自身の得意技にして宇宙最強の究極技とされるスパークレジェンドを放つものの、スフィアの大群全てが犠牲になる形で妨害され、根源的破滅招来体が開けたとされるワームホールへと逃げ込まれてしまった。
「抜かった……!最初から二人を万が一に備えて下げつつスパークレジェンドで跡形も無く消し去るべきだった……!そうまでして地球に牙を向きたいか、根源的破滅招来体!ゴーデス!」
既に聞こえているか分からない二つの存在に叫ぶレジェンド。
一方グレート&ダイナとコッヴ&コッヴⅡの激突も大詰めを迎えていた。
「ハッ!ヌアアア……シュワッ!!」
「ヘアァッ!!」
ダイナのレボリウムウェーブがコッヴを消し飛ばし、グレートのバーニングプラズマがコッヴⅡを焼き尽くす。
漸く火星での戦いは終わりを告げた。
「すまん二人とも。俺の判断ミスだ」
「いえ、レジェンドの責任だけではありません。私達も勝利を目前にして油断していました」
「ああ。せめてあのワームホールが開く前にゴーデスを細胞の状態へ持って行けてたらそれを消滅させるだけで良かったかもしれないのに……」
「……俺の力を使って過去に飛んだところで今の状態が都合良く変えられるとも思えん。連中に出し抜かれて後手に回る事になったが対策が取れんわけでもない」
レジェンドの言葉を聞き、グレートとダイナも再度決意を新たに頷いた。
「奴らは手を組んだというより利害関係が一致したに過ぎんだろう。根源的破滅招来体に関しては大雑把ではあるが地球が無くなればいいと思っていそうだからな。ゴーデスが地球をどうこうするというならそれに乗っかっているだけだろう」
「以前と同じなら奴の最終的な目的は『宇宙そのものと融合する』事でしょう」
「マジかよ……『グランスフィア』もそんな事言って……まさか!」
「お前の予想通りだ、ダイナ。下手をすればグランスフィアも存在している可能性がある」
暗黒惑星グランスフィア。ダイナがフロンティアスペースでの己の存在と引き換えに破壊したスフィアの親玉とも呼べる『生きた惑星』。ゴーデス、根源的破滅招来体に続いて恐るべき相手がいるかも知れない。
「グレート、至急光の国へ戻りこの事を報告してくれ。地球への赴任が遅れる事は俺から80に伝えておく」
「分かりました」
「ダイナもベリアルやゼロ、他の遊撃隊員に報告を。奴らとて現状ここまでやられていればいきなり攻め込んでは来ないはずだ。その間に可能な限り戦力を整えて来たるべき決戦の日に備えるぞ」
「ラジャー!!」
グレートはM78星雲光の国へ、ダイナは地球周辺に移動した銀河遊撃隊移動基地ガーディアンベースへ向かい、レジェンドもすぐさま地球の80へ向けてウルトラサインを送った。
「この宇宙、この世界で何かが起こり始めたのは理解出来た。だが誰であろうと俺達を思い通りに出来ると思うなよ……!」
その頃、地球にはゴーデス細胞が到達し各地の空に不気味な緑色の光が蠢いていた。昼夜都市辺境問わず見えるそれは人々の目にも止まり言い表せぬ不安を煽る。
ゴーデスの出現を発端にいよいよこの世界と宇宙は動き始めた。
〈続く〉
何か敵が色々ヤバイ事になった気がする。
ガタノやエンペラ出したらそれこそロキのラグナロクなんて目じゃない被害になりそう。
やる予定ですがね!
ちなみに今回と次回の間にイッセーは悪魔になりました。どうする矢的猛!
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)