ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER 作:ハジケハムスター・ポッポ
アンケートでサーガが一気に伸びてきた!?
数少ないマトモ枠+人間体効果か?
公開迫る劇場版タイガのおかげかレイガも頑張ってるな……欲を言うなら全員出してあげたいんだけど。
「我、お腹いっぱい。満足」
「よくもまあこれだけの量を平らげられたものよな」
「あらスカーサハちゃん、夜一さんもそれくらい食べてるわよ?」
「涼子よ、オーフィスの体格であの量だぞ?吾も真龍ではあるがあそこまで食せぬ」
「それはその『元』
「むう……」
ダイブハンガーの食堂にて、オーフィスとスカーサハ、ぶっちゃけかなり久々に喋った御門涼子が食後の団欒をしていた。ちなみにレジェンドもいるのだがオーフィスのリクエストを受けまくって料理を作り続けた為ダウンしている。なお、オーフィスは定位置であるレジェンドの膝の上だ。
「オーフィス……お前なんで俺が料理当番の時だけやたらドカ食いするんだ。ここの二人含めて他の奴の時はちょっと多いくらいだろ……あ、C.C.の時はピザの大食いバトル始まるか」
「レジェンドのご飯が一番美味しい。次に美味しいのが烈のご飯」
「さいですか……」
ぐったりして追求する気も無いレジェンド。他の同居人は出かけているため、ここにいる四人しかいないというのでここぞとばかりに頼みまくったらしい。
スカーサハと涼子は普通の量だし、レジェンドはそもそも食べなくても問題は無い。ウルトラマンにとって基本食事を摂る取らないは嗜好の問題である。
「良いじゃない。作る人にしてみたら美味しいって言われて悪い気分はしないでしょ?」
「量が常識的ならばな……今日のはもはやフードファイト番組だったろうが」
「ふふ……その割に表情は柔らかいわね」
「……一人が長すぎたからかもしれんな。家を持ってこうして一つの家族を作った事は未だかつてなかった」
その立場や自身の性質からノアやキングと違い今まで巫女も取らず常に一人で【エリア】の様々な世界へと赴き、戦い、そして救って来た。その結果、惑星レジェンドへと移住してきた者も多いが、明確に誰かが側にいるようになったのはオーフィスを受け入れてからだ。
「変わったと言えば……貴方が気に掛けてるシスターの子、何か変わった事とかあった?」
「いや、今のところはないな。二人で出掛ける事が増えたぐらいだ」
「「!?」」
気に掛けてるのはもちろんアーシアの事だ。一応一家の者には特徴を教えて、自分以外にも様子を見てもらっている。最近は歳も近いであろうカナエが仲良くなったらしい。
「この前はババリューの『馬場寿司』行った後に小物屋を覗いて髪留めを買ってやったな。俺が着けてやったらえらく嬉しそうだった。それに、やっぱりまだ箸の使い方は慣れてなかったっけ。ババリューがフォーク持ってきてくれて助かった……ん?」
「我、まだレジェンドと二人きりでデートしてない。今度我もする」
「吾もだぞ。というか二人きりは有れどデートは吾らの誰ともしておらぬのに、何故そのアーシアとかいう娘とはやっておるのだ」
涼子は割と大人の余裕なのか笑っているが、オーフィスとスカーサハは頬を膨らませて抗議している。
なお、ババリューとはかのオーブに化けた事もある馬場先輩ことババルウ星人ババリューの事である。あれから暫くして惑星レジェンドに付いていき、そこで必死で板前修行を重ね、そして駒王町の名物寿司屋『馬場寿司』の初代板長・馬場龍として生活中。レジェンド一家はもちろん常連さんだ。今も黒歌と夜一が行っている。
「仕方無いだろう。あの子はまだこちらの言葉に慣れていないし「「むう〜……」」そもそもこの町の地理を満足に知らな「「むうう〜!」」……分かった。今度全員分時間を作る」
勝った。オーフィスとスカーサハはお互いの両掌を合わせて喜んでいる。片方はあまり表情は変わらないが。
しかし、そんな穏やかな時間はある出来事で一気に吹き飛んだ。
「おやっ……レジェンド様!アーシアちゃんが……!」
焦っているからか声的にお館様と呼びそうになったのを言い直しつつカナエが息を切らせながら帰って来た。が、様子や表情から決してただ事ではない。
「落ち着け、アーシアがどうした?」
「アーシアちゃんが……堕天使らしき人物に連れて行かれました……!」
☆
カナエの報告を受けて、急遽レジェンド一家はダイブハンガー内にあるチームGUTS作戦指令室へ集合していた。カナエに至っては暗い表情をしたままだ。
「それでカナエ、アーシアが連れて行かれた時の状況は?」
「……はい」
今日カナエとアーシアが出掛けていた時、ちょうど兵藤一誠に出会ったらしく、三人で行動していたと言う。ぶっちゃけ元浜や松田のみならず他の者でも一誠へ嫉妬や羨望を向ける状況だがそれはこの際どうでもいい。
三人でハンバーガーを食べたりした後、少しだけカナエが離れた際に接触してきたようで、一誠を人質に取られた形で自らついて行ったとの事だった。
「すみません……私があの場から離れなければ……」
「別にカナエのせいでは無いな。カナエ並みの実力なら戦って負ける事はまず無いだろうが人質が絡めば別だ」
「というかカナエは優し過ぎるからまず説得に走りそうな気がするにゃ。で、あのアーシアってシスターもカナエと似たようなタイプだし人質取られた時点でもう詰みの状態よ」
「タイミングの問題じゃな。それはともかく連中の狙いはその娘の神器とやらじゃろう。少なくともあれは戦い向きの性格ではないからの、ともすれば自分達がそれを使おうとするハズじゃ」
夜一の予想は当たっている。アーシアをこの町に呼び寄せた理由もそれだろう。そんな中、乱菊は一つ気になった点をこの世界出身のグレイフィアに聞いてみた。
「あのさグレイフィア。神器っていうのは所持者にしてみれば言わば体の一部。下手したら核の部分でしょ。そんなもの抜かれたらどうなるの?大体予想はつくけどさ」
「乱菊様の予想通り……例外はあるかもしれませんが、ほぼ確実に死に至ります」
「……やっぱりね」
「ゾフィー当ての手紙に書かれていたそうだが、堕天使側では『命を取らずに神器を抜く方法』を研究しているらしい。ヒカリを派遣メンバーに入れる、と書いたら大層喜んだそうだ。そんな状況で人質を取ってまでアーシアを連れて行くという事はそれがまだ確立されておらず、かといって実験でもなく連中の独断で取り出そうとしているというのが一番濃厚だな」
犠牲を無くすため研究にはヒカリが携わる事が光の国で決定しており、その旨はゾフィーから手紙を介してアザゼルへと伝わっている為、少なくとも彼らの指示ではない。そんな事をすればまず信用が一瞬で崩れるだろう。
「余程あの娘の神器とやらは貴重、もしくは有用だという事か。それで、お前はどうする?レジェンド。もう答えは出ているんだろ」
「ああ、C.C.の言う通り俺のすべき事は決まっている……あの時からずっと信じ続けている
既にアーシアの今までの事は調べ終わっている。レジェンド自身が彼女を廃墟となっている教会まで案内した時から何かあると思って足取りを調査していたからだ。
その力で人々を癒やし聖女と呼ばれていた彼女は、ただ傷付いた悪魔を治しただけで魔女と呼ばれ教会を追い出され、堕天使に保護された。が、結局のところ堕天使側も彼女の持つ神器『
「本来信仰すべきこの世界の神はレイブラッド事変にて死んでいるが、彼女は元々『光神様』を信仰していたようだし丁度良い。というかその聖書の神の意思が宿った
『何かサラッととんでもない事言わなかった!?』
「皆まだ理解しきってない。レジェンドに概念系で有利に立とうとしても無理で無駄」
ドヤ顔でふんす!と得意気になっているオーフィスはさておき、ぶっちゃけこの二人で『禍の団』壊滅をしてる最中に挑んで来た英雄派の連中の神器は尽くレジェンドが消し飛ばした。よく神器が無くなっても無事だったと思ったが全員が絶望しているところを更に追い込む形でオーフィスとタッグを組みフルボッコにしておいたのだ。
結果、英雄派のリーダー曹操を始め幹部達も自身の持つ神器を失った挙げ句多大なトラウマを抱え、それぞれひっそりと生きている。もう襲ったりしてこないだろう。というかレジェンドとオーフィスのみならず今度は一家全員から報復されかねないし。最悪サーガら他の光神やウルトラ族やそれに連なる宇宙人まで敵にまわす可能性まである馬鹿な事はやらかさない筈だ、多分。
話は反れたが、既にこの世界の神が居ないならアーシアが無理に教会に居る必要は無い。彼女の信仰している神はすぐ近くで暮らしているのだから
「アーシアの未来。それはあの娘自身が選び、進んで行くものだ。堕天使だろうが神だろうがそれを履き違えて思い通りにしようとするのは愚の骨頂。連中の好きにはさせん」
「決まりじゃな。で、誰が行く?お主は当然として全員で行くわけにはいかぬだろう。少数精鋭が無難かの」
「俺以外のメンバーだが……夜一、黒歌、ハリベルで行く。その理由は」
「あの、私も行かせて下さい」
理由を話そうとしたところカナエが自分も、と直訴してきた。仲良くなったのもあるだろうが、アーシアを妹のように大切にしていた事も理由かもしれない。自身は一度、元の世界で妹を残して逝ってしまったのだから。
「駄目だ……などとは言わん。アーシアもカナエの事を良く話していたからな」
「ありがとうございます、お館様!あ……」
「毎回思うけどそんなに声似てんの俺」
「かなりそっくりです、レジェンド様」
「マジでか。っと理由だったな」
そりゃ、イメージCV同じ方に設定してますから。とカナエの要望も通ったところで先程言いかけたメンバー選出の理由を話す。
「まず夜一と黒歌だが単純に機動力に優れている上、単独での戦闘力も高い。加えて隠密能力も備えているから今回にはもってこいの人材だ。
ハリベルだが
なおレジェンドは素でこの三人の高速移動より早く動け、テレポートやウルトラ念力を使った超光速移動も出来るバケモノである。人間体かつ抑えてる状態で。毎回の事だがマジで何なんだお前。
「それ以外のメンバーだが、C.C.と涼子は直接戦闘向きじゃないから当然だな。怪獣とかが相手ならC.C.はコンパチブルガリバーを操縦出来るから特効レベルの戦力と化すんだが」
「ここや
「こればっかりはしょうがないわね。彼女が力を使わなくていいようにいつでも治療出来る準備しておくわ」
もし堕天使がそれこそ怪獣サイズだったら尚更悲惨な目に会ってたかもしれない。レジェンドとガリバーのタッグによって。
「烈と乱菊はアーシアのケア的な意味でだな。彼女がどんな道を進むにせよ、仮住居の方へ一度連れて来るからな。烈は聞き上手だし、乱菊は何かと面倒見良いからな。頼む」
「私は涼子同様、治療も兼ねてですね」
「あの娘も割と溜め込みそうだし、任されました〜」
万が一こちらが襲われても(殆んど卯ノ花が)殲滅しそうな気がする。
「で、最後にグレイフィア、オーフィス、スカーサハだが……晩飯当番だ」
『思いっきり家庭事情!?』
ぶっちゃけレジェンド一家では一番重要だったりする。家族多いし、大食いはいるし、好みは異なるし。
「確かに大事ですね」
「だろ、グレイフィア」
「レジェンドよ、当番は良しとして……夜に動くのでは無いのか?」
スカーサハの疑問は最もだ。バレないように奇襲するなら人目が少ない夜間の方が適している。
「カナエは確かアーシアだけでなく兵藤一誠というグレモリー眷属とも一緒で、人質に取られたのもそいつだ。80からの報告だと少々素行に問題はあるが情に厚い真っ直ぐな奴らしい。おそらくはそいつが進言なりしてグレモリーとその眷属が動く可能性が高いんでな。こちらが早めに仕掛けねば連中と面識がない夜一やハリベルはまだしも、同級生であるカナエや妹がグレモリー眷属になっている黒歌と鉢合わせになるのはまずい。いずれ話さねばならんとしてもな」
「我もマダ……ドライグと顔見知り。会ったらバレる」
「今はマダオって言おうとしただろ」
「レジェンドが言ってたから。ドライグより呼びやすかった」
『うわぁ……』
哀れ
「何にせよ今回のアーシア奪還は時間との戦いだ。一応
「では準備が終わり次第すぐに出撃という事で宜しいのですね、レジェンド様」
「ああ。一気に仕留めるぞ、ハリベル」
「承知しました」
間もなくレジェンド一家によるアーシアの奪還作戦が開始される。それから少し遅れる形でリアス・グレモリーを始めとしたオカ研によるアーシア救出が計画された。そしてその果てにリアスや一誠達は知る。此度の堕天使に潜んでいた『邪悪』を。そして恩師の正体と、与えられた使命を。
〈続く〉
というわけで、次回はいよいよ奪還本番。
頑張れレジェンド、ここで輝かないと80先生が全て持っていってしまうかもしれないぞ!
仕事の都合上、月末月初は投稿速度がいつにも増して遅れるので、すいませんがご了承下さいませ。
それではまた次回。
二択決定戦! シン一人乗りする最終ゲッターはどちらだ!?
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真ゲッタードラゴン(大決戦版)
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真・ゲッター1(スパロボα仕様)