きゅー
わたしはすくすく。今、女の子にペットにされたの。どうやら名前はフランドール・スカーレット、吸血鬼だって。もしかしたらわたしの血も吸われるのかもしれない。
「きゅー…」
「ふふ、そんなに震えてどうしたの?かわいいなぁ」
あれは絶対に獲物をねらう目なの。早く助けてぇ…れいむぅ…
「はっ今、あの子の救援要請が届いたわ」
「アホなこと考えてないでさっさと行け!」
まったく、いつの間にこんな変な奴になったんだ。そもそも、あのちんちくりんは何の動物だ?でもなぁ…あんなの見たことないし、かといって妖怪でもなさそうだ。
「霊夢ー。一応聞くけどさ、あのちんちくりん、お前の子供か?」
「ぶっ殺すわよ」
「ちょっ!?冗談に決まってるだろ!?おっと、あそこから霊力が発信されてるんだな!行くぞ!」
「待ちなさい!」
「よっと。なあ、霊夢。あれ見てどう思う。」
「どうって、思い切り寝てるじゃない」
「だよなぁ」
「ま、相手にするのも面倒だからこいつぶっとばしていきましょう」
「かぁ〜、容赦ねぇなぁ霊夢」
「霊符「夢想封印 散」!」
「へっ?え、ちょっ、まア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
「うるさい死ね」
「ひ、酷すぎる…」
やれやれ、いくら異変の首謀者がいるからってあれは酷いな。っと、道が別れてるぜ。うーん…
「魔理沙、わたしはここにいるけどあんたはどうする?」
「こっちから面白そうな気配がするからここでお別れだ!じゃあな!」
きゅー
ふえぇ、うっぷ。吐きそう…
「アハハ!短い手足に変な顔!ポチったら可愛い!」
あ〜回さないでーし、しぬ。
「きゅー!」
「あ」
へ、ちょっスポンって
「あ〜あ、どこかに行っちゃった。生きてるかなぁ…」
「出てきなさい。そこにいるのは分かってるわ」
「…さすがは博麗の巫女。この私に気づけるなんてね」
「ハッ冗談でしょ。バレバレに決まってるわ」
「貴方は異変解決に来たのでしょう。でも、それは出来ない。だって、貴方はここで死ぬのよ!」
べちゃっ
「…」
「…」
すっ ぽてぽて、ブルルル
「きゅー」
「…」
「…」
ぽてっぽてっ ぴょん
もふっ
「…」
「…」
「きゅー!」
「…客間に案内するわ」
「…お願い」
「異変の黒幕はここか?」
霊夢と別れてから10分ってところか。イヤに存在感のある扉だ。怪しいなぁ。
「そうと決まればいざ!ダイナミック侵☆入」
メキメキメキバン
さーて、何が出るかな?
「あー!!扉壊しちゃだめじゃないですか!?何してるんですか!」
「あん?なんだお前。変な見た目しやがって」
「変!?そんなこと言われたの初めてですよ!?」
「良かったじゃないか」
「全然良くないです!」
うーむ、背中に羽が生えてるな。見た感じあまり強くなさそうだし、木っ端妖怪か?
「小悪魔、うるさいわよ。一体何事かしら?」
おほー!如何にも魔女!って感じのやつだな。どうやら図書館みたいだし、こんだけ広けりゃ魔導書がたんまりありそうだ。
「聞いてくださいパチュリー様!この侵入者、扉を壊したんですよ〜!」
「侵入者?博麗の巫女ではないの?…貴方、魔法使いね」
「あ?そうだけど、お前が黒幕か?もしそうだとしたらぶっとばしてやる!」
「違うと言ったら?」
「もちろんぶっとばす!」
「変わらないじゃない」
「御託はいい!この館にいる時点で異変に関わってることは間違いない!大人しくやられてろ!」
「はあ、…小悪魔、ここから離れてなさい。」
「は、はい〜!?わかりました!」
「お前をぶっとばした後、魔導書をいくつか持ち帰らせてもらうぜ!なに、有効活用だ!死ぬまで借りるけどな!」
「まるで泥棒ね。白黒だし、さしずめネズミってところかしら」
「いくぜ!恋符「マスタースパーク」!」
「やれやれ、火符「アグニシャイン」」
所々雑なのは気にしないで下さい。初めてだし、しょうがないよね。