まどマギに三体危機をぶちかましてみたwww   作:ryanzi

3 / 4
フライトの始まり

目が覚めると、羅輯はベッドの上に横たわっていた。

ここが地下室だというのが直感的にわかった。

 

「羅先生、ようやくお目覚めか」

 

近くにはたくましい中年男が立っていた。その顔には疲労がにじんでいた。

 

「警察官?」

 

「以前はな。おれは史強(シー・チアン)だ」

 

彼はベッドのへりに腰掛け、煙草を取り出した。

 

「一本どうだ?」

 

「ありがとう」

 

羅輯は煙草を一本貰い、吸いながら考えた。自分は今どういった状況に置かれているのか?

目の前の男は元警官で、中国人だ。どう考えても事情聴取に来たわけではないだろう。

それに自分は被害者だ。トラックを見た後、頭が真っ白になったから覚えてはいないが、多分被害者だ。

そもそもここは日本ではないか!なぜ、中国人の元警官がいるのだ!?

史強はそんな羅輯の思考を見透かしたかのように言った。

 

「深く考えない方がいいぜ。今の時代は何もかもが混沌としているからな」

 

じゃあ、冤罪逮捕なのか?だが、なぜ自分を?

 

「言っとくが、上層部はおれにこれ以上は喋らせないし、おれも何も知らないんだ」

 

羅輯は無力感に襲われた。これから先、自分に何が待っているのだろうか?

史強は煙を吐きながら言った。

 

「出かけるまでには時間がある。少し仮眠を取っておけ」

 

「出かけるって?」

 

羅輯はまた史強に目を向けた。

そのとき、ノックの音がした。目つきの鋭い若者が入ってくると、手にしていた大きな手提げ鞄を床に置いた。

 

「史隊長、予定が早まりました。いますぐ出発します。羅先生、服を着替えてください」

 

入ってきた若者がそう言いながらしゃがみこむと、持ってきたバッグを開けた。

バッグから取り出したのは茶褐色のジャケットだった。

受け取ってひっくり返してみると、厚手の生地だった。

 

「着ておけ。通気性は悪くない。昔おれたちが着てたやつにくらべりゃ、ずっとましだ」

 

「防弾衣です」

 

若者はそう説明した。だれかがぼくを殺そうとしている?服を着替えながら羅輯は思った。

部屋の外に出ると、長い廊下が続いていた。迷彩服を着た者たちが警備に当たっている。

廊下を数分ほど歩いて、あるロゴが目にとまった。

右半分が日の丸で、左半分が菊となっている円形のロゴ。

その下には興亡一戦という四文字が書かれていた。

 

「史警官、もしかしてここは宇宙自衛隊(Japan Space Self-Defense Force)の基地かい?」

 

「そうだ。あと、普通に大史と呼んでくれ羅老弟よ」

 

廊下をさらに歩くと、エレベーターがあり、それに乗った。降りた先は地下一階。

そこは広々としたホールであった。そこで羅輯は自分の目を疑った。

その地下駐車場を行きかう人々は自衛隊と人民軍だったのだ。

かつて彼らはお互いを仮想敵と見なしていた関係だった。だが、ここでは違った。

羅輯たちは装甲車に乗り込んで、数分するともう降りることになった。

それから彼らが乗ったのは旅客機であった。

その周りには自衛隊と人民軍の戦闘機が配備されていた。

 

「安心しろ、こいつらが護衛してくれる」

 

史強は羅輯に言った。

だから、ぼくは何に狙われているというんだ?羅輯はそう思った。




自分で書いて言うのもあれだけど、これ本当にまどマギの二次創作?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。