革命の白い流星   作:水冷山賊1250F

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 勢いで書いてしまいました。暇潰し程度の軽い気持ちで読んでください。


めぐり逢い宇宙編
第1話  プロローグ


 地球連邦宇宙軍独立外郭機動部隊ロンドベル旗艦

 ラー・カイラム

 ブライト・ノア

 「ラー・カイラムでアクシズを押すんだよ!」

 「無茶言わないでくださいよ!?」

 「地球が駄目に成るかどうかなんだ!」

 「知りませんよ?」

 「生き残りたい奴は、退艦しろ!」

 別に責めてる訳じゃない。可能性があるなら、それが絶望的な数字でも!

 「付き合いますよ艦長、最後まで。」

 「すまない。退艦したい奴は退艦して良いと流してくれ!我が艦はこれより地球の引力につかまったアクシズの破片に取り付く!!ラー・カイラムの前方をアクシズに着け、最大加速する!!」

 「「「「了解!」」」」

 ラー・カイラムはアクシズに向けて第1戦速で近づいていく。応援に来た機体や、ジオンの機体までアクシズに取り付きブーストをかけていた。

 アムロ、お前はそこに居るんだな・・・。確信だった。あいつだけを逝かせる訳にはいかん。緑色の光がアクシズを包みこみ、MSが次々に弾き飛ばされていく。何処かのジェガンがラー・カイラムに取りついたが構わん。見えた!!νガンダムだ!

 「νガンダムの横にラー・カイラムを着けろ‼」

 「了解!」

 激しい振動と共にラー・カイラムの前方艦板が潰れていく。ある程度安定したか?

 「艦の安定を確認!」

 「最大加速だ!」

 「了解!艦長!ご一緒できて光栄でした。」

 「ありがとう、私も君達と一緒に戦えたことは、この上ない誇りだ。」

 アムロ、お前もな。思えばあの一年戦争からこっち、最後まで一緒に戦ったのはお前だけになったな。俺達も逝くときが来たんだな。だが最後まで抗って見せる!

 「艦の姿勢を保持!ここからが正念場だぞ!全員気合いを入れろ!!」

 「了解!」

 「ブツブツ・・・・ト、ブライト!何をやっている!?」

 「νガンダムから通信です!」

 「分かった!アムロ!今は問答をしている場合じゃない!俺達も命を懸ける!!」

 「・・・もう戻れないぞ?」

 「戻る時はお前も一緒だ。集中するぞ。」

 「分かった!」

 通信が切れた。ここからが正念場か。だがアムロと一緒ならなんでもやれる気がしてくる。

 「総員よく聞け、決して不可能ではない!生きてかえるんだ!」

 全員が叫びながら応えてくれた。俺は良い部下を持った。これならやれると思った時、νガンダムからの光が激しくなり、俺は徐々に意識を失った。アクシズが地球から離れて行くのを確認しながら・・・。

 

 ?????????

 νガンダムコックピット アムロ・レイ

 ピッピッピッ五月蝿い音だな・・・。おと?急に目が覚めた。

 「シャア!?ブライト!?どこだ!?」

 「アムロ大尉!生きてたんですね!」

 「ああ、ラー・カイラムは無事か・・・。アクシズは!?」

 「アムロか!?」

 「ブライト!!なんて無茶をやるんだ、あんた!」

 「お前にだけは言われたくないな、それは。それより此方に戻れるか?機体の状態を確認してくれ。」

 ???何を言ってるんだか。まぁ良い、機体のチェックだ。エネルギー100%、ビームライフル及びハイパーバズーカ全彈装填済み。フィンファンネル全機装着・・?

 「な・・・なに!?」

 装甲の損傷箇所もない。どうなっている?

 「こちらνガンダム。問題ない、今から帰投する。そちらの座標を教えてくれ。」

 「お前の真後ろ、5㎞の位置だ。今そっちに向かっている。」

 「分かった。」

 アムロは、機体をラー・カイラムに向け、合流すべく動かしたのだった。

 

 ラー・カイラムブリッジ 

 アムロ・レイ

 ラー・カイラムは、前方甲板の破損が見られない。俺は、ブリッジにνガンダムを着け、真っ直ぐブリッジに入った。

 「ブライト、一体どうなっているんだ?」

 「俺にも分からん。サイコフレームの光を浴び、アクシズが地球から離れて行ったのは観測したが、その後意識を失ってな。どうやらブリッジ要員だけではなく、乗員全てだったようだ。」

 一瞬言葉を失った。そんな事が起こり得るのだろうか?

 「我々は何者かに呼ばれたのかもしれん。」

 「今更、神かよ?この時代に?」

 「今、各部署に調べさせたがMSドックに何が有ると思う?」

 「生き残ったジェガンだろ?」

 「新品同様のな。それが7機。リ・ガズィの新品が1機だ。」

 「バカな!リ・ガズィは、」

 「ああ、損壊したな。ついでにパイロットも全員無事だった。ケーラもな。」

 「そ、それじゃ、俺達は死後の世界に居るのか?」

 「死後の世界に宇宙戦艦と最新鋭機動兵器か?笑えない世界だ。正しく修羅道だな。」

 「修羅?」

 「ミライの実家がある国、ジャパンと言う国で古くから伝わっている話でな。死後も終わりの無い戦いに明け暮れる世界の事らしい。」

 「?北欧神話のヴァルハラの事じゃないのか?」

 「いや、神々の戦いでは無く、悪鬼羅刹どもとの戦いらしい。詳しくは知らんから、余り突っ込むなよ?」

 「分かった。所で現在地は、どの辺りだ?」

 「月周回軌道付近だが、おかしいんだ。各サイドが見当たらない。10時の方向に人工の構造物が有るが、見たことがない。」

 頭の中で助けを求める声が聞こえた。若い少年と少女達だった。

 「艦長、10時の方向で戦闘が始まりました!5隻の艦隊が、構造物に攻撃をしかけています。」

 「何?」

 「ブライト、救援に向かおう。あそこに居るのは子供達だけだ。」

 「そうだな。艦を10時の方向に向けろ。これより前方の戦闘に介入する!ラー・カイラム第1戦速。オペレーターは、全チャンネルで双方に停戦を呼び掛けろ!アムロ、νガンダムをMSデッキに移動させて待機だ。」

 ブリッジ要員が了解を告げ、直ぐに動き出す。

 「ブライト、俺はνガンダムで先行する。間に合わないかもしれんからな。」

 「分かった。無理はするなよ?」

 「了解だ。」

 ブライトは、艦長席の受話器を取りMSデッキに指示を出す。

 「アムロが先行する。ゲタの準備をしてくれ。MS隊のパイロットはコックピットで待機だ。」

 「悪いな。行ってくる。」

 俺は、νガンダムに乗り込みMSデッキに移動する。すでにゲタの用意は出来ていた。νガンダムをゲタに乗せ動作の確認をする。異常なし、行ける。

 「νガンダム、アムロ・レイ出る!!」

 勢いよくカタパルトから射出され、戦闘が行われている宙域へと目指す。俺の心は、助けを求める声に急かされるような感覚を覚えていた。

 

 ドルシア軍機動兵器イデアールコックピット

 クーフィア特務大尉

 人が戦ってるのに、横から何かしゃしゃり出て来た。全てのチャンネルで呼び掛けているらしい。

 「こちらは地球連邦軍独立外郭機動部隊ロンドベル。双方戦闘を停止し、兵を引け!こちらに攻撃をした場合、撃墜させる。」

 「なに言ってんだか。」

 地球連邦?聞いたこともない。バカじゃないのか?戦場でそんな事をしていると死んじゃうよ?僕に殺られてさ!ミサイルを隙だらけの背中に撃ち込んじゃう。

 大量のミサイルを白い人型に向けて発射した。やっぱり僕だけじゃ無いみたいだ。バッフェ達も次々に攻撃している。

 ははっあいつ死んだな。っと思ったらミサイルが次々に迎撃される。ついでとばかりに、バッフェ達も墜とされていった。何だこいつ?右のマニュピレーターを奴に向けた所で激しい震動と共に僕は永遠に意識を失った。

 

 ドルシア軍モジュール77攻撃艦隊旗艦ブリッジ

 カイン・ドレッセル

 「攻撃止め!全軍撤退!」

 あの白い機動兵器が現れて、ものの数分でこちらは壊滅的な打撃を受けた。

 バッフェ35機及びクーフィアの乗るイデアール。奴は何者だ?しかも奴の来た方向から、戦艦1隻と、多数の機動兵器が此方に迫っている。

 「大佐、あの軍隊はいったい?」

 「そんなことは知らん。取り合えず態勢を立て直す。やつらの事は、情報部に報告し調べさせろ。」

 あの白い機動兵器は、攻撃してきた全ての兵士に向けて、今も攻撃を加えている。何か分からんが、放熱板の様なものも飛び回り、ビーム攻撃で確実に殺しに来ている。あの白い奴が操っているのか?あんな戦闘中に?

 「早く退かせろ!何をやっている!全艦回頭、全速で退くぞ。命令を聞かない愚か者はドルシアには要らん!」

 艦隊を回頭させているとやっと機動部隊が撤退して来る。遅い!お蔭で更に被害が増えた。敵わない相手だとなんで解らんのか!此方が退いていると、奴は追撃はしてこなかった。奴はジオールの機動兵器等では決してない。あのような兵器を開発出来ていれば、ヴァルヴレイヴ等建造する必要は無いはずだ。正に白い悪魔だ。一刻も早く、奴の存在を本国に伝えなければ。

 

 モジュール77周辺宙域 ヴァルヴレイヴ01

 時縞ハルト

 な、何者なんだろう?ARUSの機動兵器じゃない。突然現れて、停戦を呼び掛けて来た。あんな兵器見たことがないから、少し戸惑っているとドルシア軍があの機動兵器に攻撃を仕掛けた。殺られると思ったら信じられない事が起こった。

 大量のミサイルを頭部にあるバルカンとライフルで迎撃しながら、敵機を次々に墜としていった。正直恐い。何あれ?巻き込まれないようにモジュール77の方に離れる。

 「ハルト!何あれ!?」

 ショーコが通信を入れてくる。

 「知らないよ。でもあの人とは戦えないよ。確実に負ける。あれには勝てないよ。」

 あ、また墜ちた。ドルシア軍も逃げれば良いのに。なんてバランスブレーカーだ。あ、戦艦が逃げていく。

 ・・・僕たちどうなるんだろう?

 「君、聞こえるか?そこの人型機動兵器のパイロット。」

 「はい、聞こえます。」

 「我々は地球連邦軍独立外郭機動部隊ロンドベル。自分は、そこでMS(モビルスーツ)隊の隊長を勤めているアムロ・レイだ。君は何者だ?教えてくれないか。?」

 「はい、ダイソンスフィア、モジュール77中立国家ジオールの咲森学園二年生の時縞ハルトです。」

 「学生なのか?なぜモビルスーツに乗っている?」

 「モビルスーツってもしかして、この機動兵器の事ですか?初めて聞きました。」

 「何を言っているんだ?」

 「アムロさんと言いましたよね?僕達は地球連邦軍という組織の存在すらも知りませんでした。でも、戦いを止めたって事は、戦争を止める為の平和維持組織ですか?良かった~、僕達助かったんだ~。」

 「い、いや、似たような物かな?」

 「そうなんですか、勉強不足ですいません。ニュースを余り見ないもので。いつ頃発足されたんですか?最近ですか?」

 「あぁ、宇宙世紀0090、3月21日に発足しているよ?」

 「え?宇宙世紀?何ですかそれ?今は真暦ですよね?」

 白いモビルスーツ?のパイロットの人は絶句してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 勢いで書いてしまいました。こちらは不定期になります。
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