東方最高神[零ZERO]【後世世界編】(完結)   作:神森リョウカ

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注意!これは東方最高神シリーズの派生作品です!


タグについて追加事項…【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの編集と文章・更新不定期及び投稿不定期・時折ギャグとシリアス崩壊・時々変わるタグ・クロスオーバー技及び武器・敵超強化・原作改変及び崩壊に注意!】の以上です。


※注意!この作品ではこのすば編と同様に、恒例の後書きコーナーは有りませんのでご了承下さい。



第1章 神森大連盟国&後世日本VS後世アメリカ合衆国
第1話 神森大連盟国と後世日本…そして運命の海戦…


……やぁ、聞こえるかな?そう…お馴染みの天の声だ…さて今回からまた更に新シリーズの開幕だ…読者の皆様…どうぞご覧あれ…

 

 

……さてだが…今現在の彼女達…お馴染みのリョウカ達一行は…何でも屋を休業し…約10年もの間…修行…装備開発や兵器開発…その他色々と過ごして行き…今ではたくましく強くなった…無論だが、娘達も大きくなってはいる…が…リョウカ達は何故か身長は変化が無いのはお約束だ…

 

 

リョウカ(幻想)「へっくしょん…!…ぅぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「どうした?風邪か?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…。」

 

リュウカ(幻想)「なら良いが…。」

 

大石「お嬢様、少し宜しいかな?」

 

リョウカ(幻想)「あ!大石さんに…みなさんも?何か用ですか?」

 

大高「はい…実は私達の所に…経由でこれをお嬢様方に渡す様に言われて…。」

 

リュウカ(幻想)「……ふ〜ん……って!依頼書か…!」

 

大石「ほぅ…再び開業して颯爽と依頼か…で内容は?」

 

リョウカ(幻想)「……!!これは…!…どうやら貴方達の世界線関連です。」

 

高野「何?」

 

大高「どう言う事ですかな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…どうやら…後世世界線からの救難信号みたいな感じですね…これもあの世界線と同様です…しかし…依頼内容は…本当の平和を目指している…だから…【海の目】と言う組織を…潰して欲しい…との事が書かれていますね…。」

 

前原「…海の目か…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…本当の意味での…第二次世界大戦での黒幕でもあるし…その世界線でのラスボス的な存在だ…奴等が存在するから永遠に戦争が続く…そして…そいつらが原因で世界中に戦火が飛ぶ……なるほど…確かにこれは潰さないと不味いな…。」

 

大石「では?行くのですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ!行きますよ!…みなさん!出撃用意です!それと…貴方達には、他各国に連絡して…此処に集結させて下さい…勿論…世界各国のトップの人達も連れてです。」

 

大高「分かりました。」

 

高野「任せてください。」

 

リュウカ(幻想)「出発は…半年後だ…それまでに準備を済ませよう…。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

 

そしてリョウカ達一行と…それぞれ各国は依頼に向けての出撃用意を実行した…

 

 

そして…その半年後…リョウカ達一行は…空間全域諸共…その後世世界線に向けてテレポートした…

 

 

OPBGM:作品名【旭日の艦隊】曲名【旭日の艦隊:メインテーマ】

 

 

 

【東方最高神[零ZERO]【後世世界編】】

 

 

 

 

【照和:14年・4月1日】

 

 

ピキィィィィン…!ピシュゥン…!ザッパァァン…!

 

 

【神森大連盟島及び各国:後世日本本土付近にて転送完了】

 

 

リョウカ(幻想)「…着きましたね…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…。」

 

大石「それでどうしますか?」

 

リョウカ(幻想)「…日本本土に向かいます…ただし…行くのは…私とお姉ちゃん…そして、大石さんと前原さんと高野さんと大高さん…以上のメンバーで…日本本土の帝都に向かい…とある場所に向かいます…勿論途中までは、艦隊を使って移動しますが…上陸後…一気にテレポートで移動します。」

 

リュウカ(幻想)「おう…んじゃあ早速艦隊の出撃用意をする。」

 

リョウカ(幻想)「お願いしますね。」

 

 

その数十分後…神森大連盟艦隊は、本島を出発し…日本本土に向かった…ただ、やはりまだ突然現れた存在でいきなり攻撃されたらたまらんので…全艦に旭日旗を掲げている…無論だが、途中にて…日本本土の艦隊と鉢合わせになった…その時と言うのは…

 

 

…拠点出発から…1時間後…日本本土まで残り1時間後…

 

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

兵士隊長1「お嬢様!電探に反応!日本艦隊です!」

 

リュウカ(幻想)「…その艦隊の位置と数…そしてその艦隊の向きは?」

 

兵士隊長1「は!位置は、3万地点!数は15!艦隊の向きは…真っ直ぐ此方に向いてます!およそ10分後に日本艦隊と接敵します!」

 

リョウカ(幻想)「…このまま敵対しなければ良いけど……取り敢えず、旭日旗は掲げてると思いますけど…一応もう一つ…神森旗を全艦に掲げるように伝えて。」

 

兵士隊長1「は!」

 

 

その1分後に…全艦に、更に神森旗が掲げられた…

 

そしてその予定時間…

 

 

兵士隊長1「……見えました!日本艦隊です!正規空母2!防空駆逐艦8!戦艦5!」

 

リュウカ(幻想)「大艦隊だな…。」

 

兵士隊長2「…艦隊から発光信号!内容は…『止マレ!貴艦等ノ所属ヲ答エヨ!』

 

リュウカ(幻想)「ならこう答えろ…『我ガ艦隊ハ、神森大連盟艦隊ナリ…我々ハ日本トノ同盟ヲ結ブベク…日本本土ニ入リタイ…上陸許可ヲ求ム…尚本艦隊ニハ…我ガ国ノ大統領ガ乗ッテオラレル…モシ攻撃シ…轟沈サセヨウモノナラ…我ガ国全勢力ヲ持ッテ…日本本土ヲ完全消滅サセル。』…っと送れ。」

 

兵士隊長2「は!了解しました!」

 

 

そして大和から発光信号を送ると…

 

 

兵士隊長2「艦隊から返信!『…了解シタ…貴艦等ノ上陸ヲ認メル…我ガ艦隊ニ続ケ。』…以上です。」

 

リュウカ(幻想)「此方も返信しろ…『了解…尚我ガ艦隊ノ目的地ハ帝都ニ向カウ予定…ソコマデノ誘導及ビ護衛ヲ求ム。』とな…。」

 

兵士隊長2「了解しました!」

 

 

その後、大和から再び発光信号による返信を行い…日本本土の日本艦隊に護衛されながら…出港から3時間後…無事に横須賀港に到着した…

 

 

リュウカ(幻想)「さて着いたぞ…。」

 

大石「そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、それじゃあ後の事は頼みました…私達が戻る際にまた連絡しますね…それまでは、日本本土を護衛していて下さいね。」

 

全艦『了解。』

 

日兵士1「あの〜…貴方様達が?」

 

リュウカ(幻想)「ん?あ…ああ、すまないな……んじゃあ悪いが…これから…【料亭の愛花】に向かって欲しい…何せ機密事項だからな…。」

 

日兵士2「分かりました!直ちに車を用意します!」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…どうやらテレポートは必要なさそうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…。」

 

大高「さて…どう出ますかな…?」

 

 

その後リョウカ達一行は、車で移動し…料亭の愛花と言う所に着いた…時間帯は…丁度夕方から夜になろうとしていた…

 

 

キィィィィ…!

 

 

日兵士3「さ…お着きになりました。」

 

リュウカ(幻想)「おう、ありがとな…んじゃ…もう行っても良いぞ…ただし、俺達の事は全て忘れて欲しい…機密事項なのでな。」

 

日兵士3「は…。」

 

 

そして、日本兵士を見送り…リョウカ達一行は、その料亭に入って行った…それでリョウカ達は…とある人達が集まる…あの場所に向かった…

 

 

女将「閣下、お客様がご来店です。」

 

?「む?お客様?…取り敢えず入らせてくれたまえ。」

 

女将「はい、さ…お嬢様閣下…どうぞ。」

 

リョウカ(幻想)「はい、ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「……お、どうやら揃ってる様だな…。」

 

?「…!君達は一体…?」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…初めまして…私達は、つい今日ばかりから…新たな国家…神森大連盟国…その本島から来ました…私は、神森リョウカ…その神森大連盟国の…えーっとどう言えば良いかな?大統領…って所かな……

 

リュウカ(幻想)「んで俺は神森リュウカ…コイツの姉みたいな物で…まあ副大統領って所だ…。」

 

?「ほう…貴方様達がそうですか…報告で聞きました…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さてと…本題に入りたいと思います…実はね…面白い人達を連れて来ました…さ、みなさん入って下さい。」

 

大高「どうも…。」

 

高野「おお…いつ見ても懐かしい…む?もう一人の私がいる様だな?」

 

大石「……さてお邪魔させて頂く…。」

 

前原「失礼させて頂きます。」

 

?「…これは一体?」

 

リョウカ(幻想)「だから本題なのです……それでです…今から話す事…そしてこれからの事…全てにおいて最重要機密事項なので…くれぐれも口外はしないで下さい…。」

 

?「分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)「……さて先ず私達についてですけど…確かに私達は、神森大連盟国の大統領みたいな物ですけど…同時に…そうですね…みなさんは神様の存在って信じたりしますか?」

 

?「う〜む…。」

 

?「閣下…どうなのでしょう?神様の存在と言うのは?」

 

?「そうだな…率直に正直に言えば信じれない面も有ります…。」

 

リョウカ(幻想)「そうでしょうね…でも…今現在…私達やこの人達が存在し…更に突如として私達の国…それは偶然ではないのです…必然的に…私達の手で…直接この世界線にやって参りました…。」

 

?「…世界線?どう言う事ですかな?」

 

リョウカ(幻想)「はい…まあ所謂…貴方達にとっては異世界…又はパラレルワールドって言う存在が有ります…私達は、そう言う世界線を自由に行き来出来ます…ただし私達の目的は…その世界線の平和です…私達は、この世界線担当の神様に依頼されてこの世界線にやって参りました…。」

 

?全員『……!!』

 

リュウカ(幻想)「……さてだが…俺達は、何でも屋みたいな存在だ……だが……俺達はそうだな、そんじゃそこらの大統領や…神様以上…更に破壊神…絶対神よりも絶対の格上の…最上位の存在だ……しかし俺達はそんな力を悪用したくない…同じ人類として…俺達の目的の為に…コイツの為に…そんな力は多様はしたくないのだ…。」

 

?「…と言いますと…?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…私達は最高神でありながらも何でも屋を営業してます…私達はみんなが笑顔でいるなら…私はどうなっても構わない一心です……さてと話が逸れましたね……これで私達の事が分かった筈です…そして今目の前にいる彼等は…私達の国の同盟国の人達で……私達の友人で……そうですね…確かに同一人物ですけど…貴方達の所では無いです…。」

 

大石「そう言う事です…さて…我々は、その神森大連盟国の誇る艦隊…神森大連盟艦隊の…司令直衛直接護衛艦隊の…旭日艦隊側の司令長官の…大石です。」

 

前原「同じく、神森大連盟艦隊の司令直衛直接護衛艦隊の…影の護衛艦隊…紺碧艦隊の司令長官の前原です。」

 

大高「私は、神森大連盟国の同盟国の日本国の…大高首相です。」

 

高野「同じく私は、神森大連盟国の同盟国の日本国の高野総長です。」

 

リョウカ(幻想)「……と言う訳です…だからこれは内密にお願いしますね…。」

 

?「分かりました…おっと、そうでしたな…私も同じく高野と申します。」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…知ってますよ…みなさんの事…勿論今揃っているみなさんは…転生者の人達だって知ってますよ…。」

 

高野(日)「あ…そうでありましたな…貴女様達は最高神ですから全てお見通し…と言う事かな。」

 

リュウカ(幻想)「おう…でもまあ俺達も完全な万能って訳じゃない…同じ人間だ…失敗だってする…さて…お前らに聞くが…戦争のからくりは知ってるか?」

 

高野(日)「戦争のからくり…ふむ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…知らなくても知っていても教える…実はな…戦争って言うのはある組織によって、被害が世界規模まで大きくなっている…その名は…【海の目】…。」

 

高野(日)「海の目…ですか…。」

 

リョウカ(幻想)「………海の目……この組織は影の政府で…世界中の各国のスパイから構成された組織で、その膨大な資金…その強大な力…それらの所為で世界中に戦火が飛んでしまい…数々の人命の命が失いました…大昔…私の知るこの時間軸とは別の時間軸…そこで私は、必死に被害を食い止めようとしましたが…大昔の私では余りにも戦力不足で…海の目の強大な力に膠着状態のまま終戦を終えて…その後世世界線の人達に甚大な被害が出ました…旭日艦隊…高杉艦隊…紅玉艦隊…紺碧艦隊…その他色々にも被害が出て…日本の戦死者も無視出来ない規模でした……私は悔やみました…どうしてこんなにも無力なのか…ってね…。」

 

大石「お嬢様…。」

 

リョウカ(幻想)「……しかし、今は違います…今はみなさんが居ます…こんなにも私達は強大な力を保有してます…これならば海の目とも戦えるはずだと信じています…しかしそれでもまだ足りないのです…!だからこそ…私達が今此処に来た目的を言います。」

 

高野(日)「……目的とは…?」

 

リョウカ(幻想)「はい…私達と…同盟を結んで貰えないでしょうか?…私達がこの世界線に来て…この世界線での全ての世界と戦うのは私達でも厳しい…味方の居ない中で戦うのは無力に等しい事です…それに、私は信じています…貴方達なら…きっと海の目と戦える…そして…破壊無き平和にできる事を…。」

 

高野(日)「……。」

 

リョウカ(幻想)「……私…いえ…この世界線での鍵はみなさんに掛かってます…それに私は同盟を結びたいけど…今の日本と同盟は結べません…。」

 

高野(日)「……!どう言う意味です?」

 

リョウカ(幻想)「…はい…私達は、貴方達が…決起を起こして…無事に成功させて…高野さん…そして大高さんが首相になった時…その同盟を結びたいと思います…今の貴方達の現状は…非転生者の人達の所為で例の海戦までの残り時間が無いと見えます…。」

 

高野(日)「…そうですな…。」

 

リュウカ(幻想)「………それでだ…もし決起を起こすのなら、俺達も手伝うぞ?」

 

高野(日)「…なんですと?」

 

リュウカ(幻想)「だから俺達も手伝うぞ…って言った…安心しろ…俺達はこう見えてな…軍人だ…しかも…女だからって甘く見ると死ぬぞ?…まあどうでもいいが…さっきから言ったいる神森大連盟国や神森大連盟艦隊と言うのは…謂わば由来は俺達そのものだ…神森大連盟艦隊……それは神森艦隊を中心にそれぞれ各国の大艦隊が集結して出来た艦隊だ…。」

 

前原(日)「成る程…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、俺達は…その神森大連盟艦隊…その総旗艦…大和に乗艦…俺はその副総司令長官…副総元帥だ。」

 

リョウカ(幻想)「私も同じく大和に乗艦している、総元帥の…神森大連盟艦隊総司令官です…改めてよろしくです。」

 

高野(日)「おお、そうでありましたか…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…んじゃあ今後の事を…、」

 

 

その後リョウカ達一行と高野ら…紺碧会の人達の秘密裏の会談が順調に進んでいると…

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

兵士隊長3『お嬢様…!聞こえますか…!』

 

リュウカ(幻想)「何だ?今俺達は会談中だ。」

 

兵士隊長3『は…申し訳ないと思っております…ですが緊急事態です…お嬢様達の居る所の付近に…二人の不審者が居ます…!』

 

リュウカ(幻想)「……何?」

 

兵士隊長3『お嬢様…如何致しますか?』

 

リュウカ(幻想)「…一応聞く、そいつらは現地の奴等か?」

 

兵士隊長3『は!そうであります…どうやら…狙いは…現地の方の高野総長様だと思われます…。』

 

リュウカ(幻想)「分かった、此方で如何にかする…が念のためだ…応援を寄越せ…ただしバレない様にな…。」

 

兵士隊長3『了解しました!到着まで数十分程…お待ち下さい。』

 

リュウカ(幻想)「分かった、頼んだ。」

 

 

ブツ…!ツー…ツー…

 

 

高野(日)「あの…お嬢様閣下、先程の連絡は一体?」

 

リュウカ(幻想)「どうやら噂のお前さんのお客さんだ…随分と物騒な…ね…二人程待ち伏せている…今出るのは待て…間も無く俺達の部下が来る…そして来たら……そうだな…少し危険な目に遭うかもしれんが大丈夫だな?」

 

高野(日)「…分かりました、やってみましょう。」

 

リュウカ(幻想)「…すまんな…だが安心しろ…何が何でも守ってやる…俺達を信じろ…上手く行けばあの五月蝿い連中供を黙らせる起爆剤になる…そして…その間が勝負だ…良いな?」

 

高野(日)「はい…承知しました。」

 

 

トントン…!

 

 

リュウカ(幻想)「…来たか、入れ。」

 

兵士隊長1「は…只今到着しました…。」

 

リュウカ(幻想)「…何人連れて来た?」

 

兵士隊長2「は、隠密行動を優先しましたが…もしもの時に備えて…約100人程度です…安心して下さい、全員見えない様にしてます。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…。」

 

前原(日)「彼等がそうですか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、俺達の部下だが…勘違いするなよ?一番下の下っ端だろうが…俺達直々に訓練や修行を叩き込んでいる…そんじゃそこらの一般兵や軍隊以上に戦える…一人でそうだな…前世における戦艦大和の全員乗組員が一斉に相手にしても充分に一人か二人程度で制圧可能だ…銃火器…兵器の使用法…全てを叩き込ませている…無論…如何なる状況下での対策も叩き込んでいる…安心して頼れる。」

 

兵士隊長1「我々にお任せ下さい…閣下殿。」

 

高野(日)「ああ…宜しく頼むよ。」

 

 

そして数十分後…予定通りに高野は先に帰って行こうとした…すると…

 

 

?1「…高野中将閣下でありますな?」

 

高野(日)「…ああ……何か用かね?」

 

 

ッダ…!シャキン…!

 

 

高野(日)「……!!」

 

女将「いやぁぁ…!!誰か…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……!!今です…!!みなさん!!二人の不審者を捕らえますよ…!!」

 

 

ッバ…!!ガチ…!!

 

 

?1「く…!!?」

 

?2「おわぁ…!?」

 

兵士1「動くな…!!大人しくしろ…!」

 

兵士隊長1「お嬢様!目標の二人を捕縛しました!」

 

リュウカ(幻想)「良しご苦労様…さてお前ら…何のつもりだ?こんな事して何にもならない筈だ!この愚か者供!」

 

?1「く…!」

 

?2「…くそぉ…!」

 

前原(日)「閣下!ご無事ですか!?」

 

高野(日)「ああ…無傷だ…彼女達のお陰で…。」

 

前原(日)「…そうですか…ありがとうございます!お嬢様閣下!」

 

リョウカ(幻想)「いえいえ…気にしないで下さい…。」

 

リュウカ(幻想)「おう…そうだぜ…さて、後は此奴らをあの五月蝿い連中供に突き出せば…少しは黙らせる事が出来る…頼んだぞ。」

 

高野(日)「はい…ありがとうございます…総元帥閣下。」

 

前原(日)「…それではこの人達の事はお任せ下さい。」

 

リュウカ(幻想)「おう、……おい…念の為に抵抗が出来ない様に縄で手を縛りつけろ…それで引き渡せ。」

 

兵士2「は!…ほら!大人しくしろ!」

 

 

その後リョウカ達は、不審者二人の身柄を引き渡し…この日の会談を済ませた……後に…忠実の通りの展開になり…更に後に…高野と大高が…別の小さな料亭…若狭と言う所で極秘裏に会談をした…無論だがその時にリョウカとリュウカも参加した………

 

 

そして……運命の時…

 

 

【照和16年・11月6日〜12月1日】

 

 

 

11月の6日頃…択捉島にて停泊中の日本本土側の高杉艦隊…そして…神森大連盟艦隊が合流し…密かに太平洋を東に急いだ…無論だが…本作戦の総司令官は…リョウカなのだが…本体ではなく、分身…更に司令長官といえど…高杉艦隊のサポートに実施するそうだ…じゃあ本作戦の司令は誰かと言えば…高杉長官だ…

 

 

高杉(日)『…さていよいよだな…。』

 

リョウカ(旭日)「そうですね…みなさん、抜かりはないですか?」

 

リュウカ(旭日)「問題無い、バッチリだ…。」

 

高杉(日)『こちらも問題無いが…閣下…神森大連盟艦隊と言うのは随分と巨大な艦を多数保有しているのですな?』

 

リョウカ(旭日)「ええ…まあね…って言っても…大部分は私達の手作り…又は沈没…鹵獲した物を私達流に大改造した物です…だから神森艦隊って呼ばれています…無論…全ての性能は史実の艦より圧倒的に強いです…が大きい事が災いする事も有りますしね…だから隠密行動は少しばかり難が有ります。」

 

高杉(日)『成る程…だが、それでも我々の艦隊の護衛及びサポートしてくれてる…しかも国のトップ自ら戦線に出られていますからな…我々もしくじる訳には行くまい…。』

 

リュウカ(旭日)「ふ…面白い事を言う…まあ俺達は分身体だ…死んでも本体居れば蘇れるし…例え艦が轟沈しても俺達の能力で復活…修理も容易い…。」

 

高杉(日)『ふむ…まさに不死身且つ不沈艦の鏡ですな…。』

 

リュウカ(旭日)「だろうな…さて、そろそろ任務に移るぞ。」

 

高杉(日)『分かりました。』

 

リュウカ(旭日)「…神森大連盟艦隊の全艦に告ぐ!本作戦の本艦隊の目的は、高杉艦隊の護衛及び作戦のサポートだ!無論だが一隻でも轟沈させた時点で作戦は失敗…即座に撤退行動に移る!良いな…誰も死なせるな!尚、本連絡を持って通信を遮断する…以後の連絡は、発光信号及び特殊な暗号電文のみで行う!以上!」

 

全艦『了解!!』

 

 

ブツ…!ザーッ…!ザーッ…!

 

 

そして…12月の1日…帝都に厚い雲が掛かり…その日の夜…

 

 

リュウカ(幻想)「全制圧部隊!作戦通りの所を完全制圧せよ!」

 

全隊員『了解!』

 

 

…全紺碧会率いる軍…全青風会率いる軍…そして神森大連盟国のリョウカ達の率いる制圧部隊…それぞれの軍が予定通りにそれぞれ各要所に突入…呆気なく制圧し…その後リョウカ達一行はそそくさに退散した…その後史実の通りの展開になり…大高は首相になり…高野は総長になった……そんなある日…とうとう…2人とリョウカとリュウカが再び会合し…密かに、リョウカ達からの条件付で…【神森大連盟国と日本と講和…同盟を結ぶ事を決定した…】

 

 

【神森大連盟国及び後世日本:講和同盟】

 

 

…さてだが…この同盟を結ぶ際に出したリョウカ達からの要求と言うのは…

 

 

・基本的に私達は自由行動…尚そちらから連絡を受け…何かしら救援が必要な場合には即座に対応する事…無論その逆も有るとの事…

 

・最重要の条件は…神森大連盟国の存在は絶対の秘匿…及びリョウカ達一行の事は出来る限りはバレてはいけない事…無論…例え、同盟を結んだと言えど…秘密漏洩は許されないとの事…更にこちらの技術提供は一切しない…が支援物資や必要物資や支援は喜んでするとの事…

 

・尚、途中にてこちらの仕事の関係でどうしても別の世界線での依頼が届いた場合…又はこちらの判断で、この世界線に滞在が出来ない状況下に置かれた場合は撤退準備をし…速やかに本世界線を発つ…尚発つ際に、能力で時間を止めるのでご安心下さい…

 

 

その他色々と条件が有ったが、日本側には特に影響が出る事は無い…と言う感じで了承したのだった…

 

 

 

一方その頃…神森大連盟艦隊側と言うと…

 

 

兵士隊長1「お嬢様!高杉艦隊の比叡から暗号文が届きました!内容は…【ニイタカヤマ登レ:1208】以上です!」

 

リョウカ(旭日)「分かりました……航空参謀!攻撃航空隊及び護衛の戦闘機隊に発艦準備をさせる様に伝えて!通信参謀!各艦にも伝達!」

 

『了解!』

 

『お任せ下さい!』

 

リュウカ(旭日)「いよいよだな…。」

 

リョウカ(旭日)「はい…さて、この世界線に来て初めての大規模な作戦且つ戦闘です…。」

 

リュウカ(旭日)「ああ、初のデビュー戦に勝てると良いな…。」

 

リョウカ(旭日)「はい…。」

 

 

 

…そして12月7日……回答期限の2時間前…

 

 

【ハワイ島(オアフ島):200海里地点】

 

 

高杉(日)『そろそろだな…良し!航空参謀!予定通りに第1波攻撃隊を飛ばせ!』

 

『は!』

 

リュウカ(旭日)「…動き有り!こっちも予定通りに行く!第1波の攻撃隊を高杉航空隊と合わせて発艦させろ!」

 

『了解!』

 

 

【神森大連盟艦隊及び高杉艦隊:作戦開始:攻撃隊発艦】

 

 

神森大連盟艦隊及び高杉艦隊からそれぞれ第1波の攻撃隊を発艦させた…因みにだが、流石に高杉航空隊と合わせるべく…神森大連盟艦隊側の航空機は…攻撃ヘリの大編隊を送り込んだ…ただし、その攻撃ヘリは…この後世世界線のチートぶりに対応された機体で…ある意味で、リョウカ達が活用する…フェルケンリア型の戦闘機の性能をそのまま攻撃ヘリにした様な物…見た目はまんまどっかの映画で出て来るあのスコーピオン型の攻撃ヘリ…それにフェルケンリア型の攻撃性能…飛行性能…様々な点において引き継がれ…更に全ての攻撃ヘリの能力をふんだんに使った…攻撃ヘリ及び戦闘ヘリの能力だ……がやはり…神森大連盟国の保有するジェット戦闘機には敵わないのが実情だが…この後世世界線においては…正にオーバースペックも良いところだ…

 

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

高杉(日)『…正に圧巻だな…これが閣下殿の航空隊か…。』

 

リョウカ(旭日)「まあ…今回の場合は、貴方達の作戦のサポートする為に…貴方達の航空隊の動きに合わせるべく、攻撃ヘリを飛ばしました…まあ普通に戦闘機でも良いけど…それだとこちらが速すぎて、作戦に大きく支障が出てしまいます…。」

 

リュウカ(旭日)「まあ。そう言う事だ…攻撃ヘリで我慢しろって事だ…が…ヘリだからって舐めてると落とされる…だから戦争は何が起こるか分からないのだ…。」

 

高杉(日)『成る程…。』

 

リュウカ(旭日)「さてと…上手く行くかな?」

 

リョウカ(旭日)「…みなさんを信じましょう…。」

 

高杉(日)『うむ…。』

 

 

……そして…2時間後…

 

 

【12月8日:午前0時】

 

 

【攻撃命令発令】

 

 

【戦闘開始】

 

 

日本がアメリカに対して突き付けた回答期限を過ぎた為…連盟攻撃隊は、ハワイ…オアフ島に侵入…全ての航空基地に対して攻撃を敢行…

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

バン…!ヒュゥゥゥ…!ピキィィィィン…!

 

 

高杉航空隊の一機から照明弾を放たれ…攻撃開始と言う暗号文の攻撃サインが送られ…いよいよ大戦が始まった…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

米兵1「敵襲…!!」

 

米兵2「あれは…!ジャパンの機体…!!?どうしてこんな所に…!!」

 

 

ドドドドドドドドド…!!

 

ガチャ…!ヒュゥゥゥ…!!ドォォォォン…!!

 

 

……第1波の攻撃隊の発艦を遅れる事30分…第2波の攻撃隊も発艦されて行った…その第2波の目指す所は、同じくオアフ島…しかしどの攻撃隊も共通なのが…【絶対に燃料基地に攻撃しない事】…それに限る…

 

 

……約数時間後…高杉航空隊と神森航空隊の全攻撃が完了し…全航空機は艦隊に帰還した…その後…作戦通りに…神森大連盟艦隊の本艦隊は作戦を終了し…本国に帰投して行った……が……リョウカ達一行は、予定通りに…【神森潜水艦隊】に…後の事を譲った…無論だが、高杉艦隊もその事は承知している…しかし神森大連盟と違い…この潜水艦隊だけは絶対にバレてはいけないと言うのが条件だと言う…

 

 

…さて…少し時間が経過し…10分後に…神森潜水艦隊の元に…日本側の…X艦隊こと…紺碧艦隊と合流した…

 

 

【神森潜水艦隊及び紺碧艦隊(日):合流】

 

 

そして、それらの艦隊は…とある艦隊を奇襲する事になった…それが…【ハルゼー航空艦隊】…その艦隊に攻撃を加え…壊滅させる事が目的となる…

 

 

さてだが…この神森潜水艦隊の旗艦は…安定と信頼のヤマトだ…ヤマトが居ると言う事は…

 

 

リョウカ(紺碧)「さて…そろそろ見えて来ると思いますね…どうですか?」

 

兵士隊長3「は……む!お嬢様!電探に反応有りです!捉えました!どうやら奴らの目標は…高杉艦隊の様です!」

 

リュウカ(紺碧)「どうやら作戦通りだな……おい、お前ら聞こえるな?」

 

前原(日)「はい、聞こえますよお嬢様。」

 

リュウカ(幻想)「奴らを捕捉した…これより艦隊殲滅作戦を実行する…本艦隊は、敵護衛艦を攻撃…お前らは、旗艦エンタープライズを撃滅しろ…俺達には小さい餌だけで充分だ…お前らには贅沢してもらわんとな。」

 

前原(日)『はっはっは…了解した…。』

 

リョウカ(幻想)「…さてと…総員戦闘配置!!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

『総員戦闘配置!繰り返す!総員戦闘配置!』

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

 

兵士隊長4「総員!戦闘配置に着きました!」

 

リュウカ(紺碧)「良し!それじゃあ僚艦に伝え!!作戦開始だ!敵艦隊を撃滅しろ!」

 

兵士隊長4「は!」

 

リョウカ(紺碧)「さてと…主砲!レールキャノン砲!発射用意!!」

 

ヤマト「了解!全主砲…レールキャノン砲!発射用意!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ジリジリ…!

 

 

ヤマト「チャージ完了まで…5…4…3…2…1…チャージ完了!」

 

リョウカ(幻想)「はい!目標!敵護衛艦!駆逐艦を優先的に攻撃します!…神森潜水艦隊!全艦攻撃実行!」

 

 

ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!ドギャァァァン…!

 

キィィィィィン…!!チュドォォォォン…!チュドォォォォン…!

 

 

前原(日)『……!!これが…神森潜水艦隊の実力か…!この時代には無い兵器を活用しているのか……凄いな…良し!我々も行くぞ!紺碧艦隊全艦!戦艦及び旗艦エンタープライズに雷撃開始!』

 

 

バシュウ…!バシュウ…!バシュウ…!

 

シュゥゥゥ…!!!チュドォォォォン…!チュドォォォォン…!

 

 

 

…会敵から僅か数十分で…ハルゼー航空艦隊は全艦爆沈したのだった…ハルゼーは、突然何が起きたかどうか理解する前に…エンタープライズと運命を共にした…

 

 

【ハルゼー航空艦隊:壊滅】

 

 

【神森潜水艦隊及び紺碧艦隊:戦闘終了】

 

 

リュウカ(幻想)「さてと…次は、キンメル艦隊だ…んじゃあお前ら、高杉艦隊と合流するぞ…行くぞ。」

 

全艦『了解!』

 

 

そしてハルゼー航空艦隊をあっさりと壊滅させた艦隊は、高杉艦隊の元に向かった…

 

 

 

数時間後…潜水艦隊一行は、高杉艦隊及び合流した坂本艦隊と合流した…そして…

 

 

更に1時間後…キンメル艦隊は、壊滅的な被害を受け…旗艦と戦艦一隻だけになり……降伏したのだった…

 

 

【キンメル艦隊:降伏】

 

 

その後、潜水艦隊及び紺碧艦隊は…帰投して行った…

 

さて最後にだが…今現在のリョウカ達一行の拠点に関してだが…その位置…なんと…【紺碧島】であるのだ…いや厳密には…神森大連盟国がその紺碧島の側に移動し…合併したのだ…無論…神森大連盟国や紺碧島は完全に秘匿の存在…世界の目からも捉えられると言う事は無い…ある意味で安全な場所であるのだ……

 

 

その数時間後に…全艦隊は、拠点に帰投し…作戦は大成功に終えたのだった…

 

 

【神森大連盟艦隊及び神森潜水艦隊:作戦終了(作戦成功)】

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【紺碧の艦隊】曲名【紺碧の艦隊:メインテーマ】


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