恋姫夢想 御使いの友(凍結)   作:秋月 了

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第十八話

 再び虎牢関攻めが始まった。

連合軍は攻めての多さを利用して昼夜を問わず虎牢関を責める。

それを数日繰り返し今虎牢関内部では会議が開かれていた。

 

朱儁「兵士達の疲労が限界だ。動くなら今しかない。」

 

華雄「私も賛成だ。時間は十分稼いだのだろう?ならもはやこれ以上

   待つ必要はないはずだ。なら一度位此方から攻めて董卓軍の力を世に

   知らしめるべきだ。このままでは世に広まるのは総司の名だけになってしまう。」

 

張遼「華雄の言い分も確かやな。でも朱儁将軍の言う通り動くなら今や。

   出ないと兵士達が全く動けへんで。」

 

総司「桂花。次責めてくるならどこの軍だ?」

 

荀彧「これまでの流れからすると恐らく涼州軍かと。」

 

総司「よし。ならその時の撤退時に此方から攻め込む。

   桂花は涼州軍を足止め後此方の状況を見て撤退の合図を鳴らせ。」

 

荀彧「はい」

 

総司「恋は最初は待機だ。俺が合図を出したら敵をかき乱せ。」

 

呂布「分かった。」

 

総司「朱儁将軍が先陣を切って涼州軍を叩いてください。

   他は俺が曹操軍。霞が呉軍、華雄は劉備軍だ。

   だが敵の動き次第で臨機応変に対応してくれ。

   ある程度戦ったのち洛陽に撤退する。」

 

全員「おう」

 

そして再び攻め手が来る。

攻め手は予想通り涼州軍だった。

元々騎馬戦法を得意としており余り攻城戦が得意ではないという事もあり

責めてはいるがあまり強さを感じない。

その時も涼州軍は攻めきれず下がった。

その時虎牢関の大きな扉が開いた。

 

朱儁「行くぞ。目の前の敵を蹴散らせえー。」

 

兵士達「おお~~。」

 

朱儁率いる軍による突撃。完全に撤退モードで

緊張の糸が切れていた涼州軍は完全に虚を突かれた形になった。

 

馬超「まずい。追撃してきた。全軍緊急反転敵が来るぞ。迎え撃て。」

 

涼州軍は直ぐに反転し迎え撃とうとするが間に合わず攻撃を受けてしまう。

指揮は頭のいい妹に任せて馬超自身が前に出て敵の攻撃をさばくが数で押されている

涼州軍が圧倒的に不利だ。

 

馬超「くっ、このままでは」

 

孫策「私達が支えるわ。下がって涼州軍。」

 

涼州軍の後ろから迂回する形で呉軍が朱儁の隊に攻撃を仕掛ける。

 

馬超「済まない。孫策殿」

 

入れ替わる形で朱儁隊と呉軍がぶつかる。

それから両軍に援軍が到着。

曹操軍と第四師団、呉軍と第二師団、幽州、徐州連合と第三師団を中心に

総司が思い描いた様にぶつかる。

 

総司「そろそろだな。玲、合図出せ。」

 

姜維「はい。」

 

総司の後ろで戦っていた玲が瑠香がこの為に作った煙弾を空に打ち上げた。

その合図を受け取った桂花が恋に指示を出す。

 

荀彧「呂布将軍、出てください。」

 

呂布「分かった。陳宮。」

 

陳宮「ハイなのです。全軍呂布将軍に続けなのです。」

 

兵士達『おお~~。』

 

恋率いる第一師団が突っ込み敵軍をかき乱した。

それにより敵軍は混乱に陥り統制が取れなくなった。

 

総司「よし、今だ。蹴散らせ。」

 

兵士『おお~~。』

 

董卓軍がそこに突っ込んで混乱を助長する。

その中でも曹操、孫策、一刀がいち早く軍を立て直し反撃を開始する。

黄祖、公孫賛、馬超も遅れて軍を立て直した。

そこからは膠着状態が

続き董卓軍は予定通り撤退。

いつの間にか復帰していた袁紹が追撃をかけるが失敗。

こうして虎牢関の戦いは終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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