時皇始劇   作:G・himagin

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Ep:3

放課後、俺達は教室で午前中出来なかった議論をしていると山田先生が来た

 

「あ、織斑くん、桐生くん、まだ教室に居たんですね。良かったです!」

「ん?」

「どうしたんですか?」

「えっとですね、寮の部屋が決まりました」

 

……んー?

 

「俺達って今週いっぱいは自宅登校っすよね、そう聞いてたんですけど」

「まあこんな身の上だから色々と変更があったんだろ?」

「そうなんです。2人は同じ部屋になります」

「……え?個室じゃないんすか?」

「逆にお前たちは女と同じ部屋になりたいのか?」

「いえ別に」

「個室の確保が間に合わなかった。来週にはお互い個室になる」

「……なるほど、ちなみにその部屋は来週からどっちの部屋になるんすか?」

「桐生だ」

「なるほど」

 

そう言って俺達の手に寮室の鍵が渡った

 

「あ、それと各部屋にはシャワーがありますけど大浴場もあります。学年ごとに使える時間は違いますが……織斑くん達には今のところ関係ないです」

「え、なんでっすか?」

「……一夏、今の俺達に大浴場に入れる時間がある思うか?」

「あー……」

「おっ、織斑くん、女子とお風呂に入りたいんですか!?だっ、だめですよ!」

「は?んなわけないでしょ」

「えぇ!?女子に興味無いんですか!?そ、それはそれで問題ですよ!?」

「どうしよう零、この人全然話聞かない」

「諦めて現実を受けいれろ、一夏」

 

つーか外野は外野で俺達をホモにしようとしてるし、なんなんだここは、やっぱ魔窟じゃねえか

 

「えっと、それじゃあ私達は会議があるので、これで。2人とも道草くっちゃダメですよ」

「うっす」

「わかりました」

 

んじゃまあ、寮室に入り飯を食って寝て翌日の3時間目

 

「織斑、桐生。お前達のISは準備に時間がかかる」

「へ?」

「準備?」

「予備機がない。だから専用機が渡される」

「……なるほど」

「へぇ……」

 

俺達にも専用機が渡されるのか、まあ生態データの回収が目的なんだろうが、問題はアイツだ

 

「……」

 

ほーら、如何にも一言言いたい!って感じのオルコットさんがさ

 

「安心しましたわ、まさか訓練機で対戦しようとは思っていなかったでしょうけど」

「おう」「へー」

「……まあ?一応勝負は見えてますけど?流石にフェアではありませんものね」

「ふーん」「はへー」

「……なんですかその態度は、現時点で専用機を持つ私はエリート中のエリートですのよ!貴方達が勝てるわけが無いでしょう!」

「……オルコットさんってさ」

「はい?」

「動画投稿サイトにデビューしたら炎上して身元特定されるでが定番の人みたいだよな」

「な!?」

「あー……なんかそんな感じだよな」

 

わかりやすい説明グッジョブ、一夏

 

「な、な、な…!」

「というかエリート中のエリートなら発言を慎めよ。多分お前国家代表なんて向いてないし」

「なんですって!?」

「短時間でここまでの失言を出せるような人間を誰が国家代表に置きたがるよ。そーゆー所も自重出来る人間が国家代表に選ばれるんじゃないのか?」

「確かにな……」

 

一夏の言う通り、オルコットはこの短期間で幾つもの失言を繰り出してきた

こんな人間を置きたがるような酔狂な人間がいるとは思えないし、出したら国の株が落ち込むだろうしな

 

「お、覚えてなさい!貴方達を無様に負かし!2度と学園に居られないようにしてやりますわ!」

「初心者いびりかよ」

「そんなどうでもいいことより一夏、今日からアリーナ借りれるぞ。というか入試の時に借りてきた」

「マジ?俺も使っていい?」

「そら勿論、訓練機らしいけど問題ないよな?」

「当然」

「〜〜ッ!」

 

なんか喚き散らしているオルコットだが、授業が始まる前にはちゃんと席に着いてた、いいことだ

 

 

 




………この本によれば、織斑一夏と桐生零はクラス代表決定戦にて専用機に乗って試合する事となる
その時に2人は単一能力(ワンオフアビリティ)を……すみません。先まで読みすぎました

時皇始劇 Ep:4 お楽しみに
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