最近書く暇が全くなくて(泣)
あの一夏とオルコットが闘うって決まってから1週間経った。今は千冬と一夏の専用機を待っている。麻耶は一夏の専用機を迎えに行っていていない。隣にいる一夏と一夏を応援するために来た篠ノ之束の妹の箒が来ている。
個人的に箒苦手なんだよな……。千冬も堅物だが公私分けているが箒は両方ともガッチガチだ。束みたいなのが来られても困るがまぁ大丈夫だろう。
「箒」
「なんだ?」
「俺、1週間何やってた?」
「なにって剣道だろう」
「ISのことについては?」
「……」
「おい目を逸らすなよ!」
「しょうがないだろう。貴様があまりにも剣の腕が鈍っていたからこうなったんだ。しかもお前の専用機が届いてないからISのことは出来ないだろう」
「そうか」
「そうだ」
静寂が流れる。そして1分ぐらい経つと一夏は気づいた。
「いやそうじゃないだろ!!」
「チッ何がだ?」
「舌打ち!?もっとISの理論的なのをさ出来ただろ」
一夏と箒は言いあっている。まぁ見てる分には面白いが。
「お、お、お、織斑くん!」
「山田先生落ち着いて深呼吸深呼吸」
「はい。ふー」
「はい止めて」
「ヒッ」
息を止めて今にも死にそうな顔をしている麻耶。口開ければいいのに。
パァァァン
「馬鹿者。教師で遊ぶな」
「ち、千冬姉」
スパァァァン
「馬鹿者。織斑先生だ。それより山田先生」
「はい!織斑君のIS『白式』です」
(ふーん。白式ねぇ。明らかに狙ってないか。もしかしたら武器は刀一本で雪片だったりしてな)
そう思いながら千冬を見てみると
「なんだ?」
「いや別に~」
(睨まれちゃなんも言えんでしょ)
「織斑フッティングとフォーマットは実戦で済ませろ」
「はい!」
「では行け」
「箒行ってくる」
「あぁ行ってこい一夏」
「おぅ」
そうして一夏はアリーナの空に出た。
「ひゅう。青春してるねぇ」
「どっちが勝つと思う?」
「そんなのわかりきってるでしょ。ブラコンも大概にしないと大局を見極められないよ。立場的にも駄目でしょ千冬は」
「…………」
「じゃあいいや。見る価値無いからでるねぇ~」
「待ってください!!」
「ん?何箒?」
「なんで一夏の試合を見ないんですか!?一夏の気持ちを知ってるでしょうに。なんでなんですか!?」
「いいかい箒。それはね見る価値が無いからだよ」
「な、なんで価値がないんですか!?」
「いやだって結果なんて分かりきってるじゃないか」
「そんなの最後まで分からないじゃ」
「いや分かるね。一夏はオルコットに負ける。そんなの最初から1週間前の対戦が決まった時から分かりきってるじゃないか。それでも信じたいなら信じればいい。だけどこっちに振らないでくれよ。私はこの戦いに興味など一欠片も、感じない。それじゃバイバイ」
箒は悔しさに顔を歪めていた。
それは覆せる事の出来ない現実でありえない夢物語だからだ。夢はいつだって個人のものだ。つまり人それぞれなのだ。だから他人に共感を抱かせる事は出来ても共有は、出来ない。
「あと最後に言っとくよ。君が一夏から何を聞いたか知らないが私は一夏に恋愛感情など最初から持ってない。残念だったね」
そう言うと箒は近くに立て掛けてあった木刀を持って襲ってきた。
「あァァァァ」
「だから言ったじゃないか大局を見誤ると」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいあなたにわかるか一夏が貴方のことが好きと小さい頃から分かっていても自分が一夏のことが好きなのに振り向いてもらえない悲しさが!!あなたにわかるか!!」
「わからないよ。恋愛などしたことないからね。だから止まれ。呼吸投げ……」
箒は訳がわからなかった。木刀で激高しながら斬りかかったのに気づいたら地面にキスしていたのだから。しかも動きが見えなかった。箒は実家が剣術道場(篠ノ之流剣術)をやっているが千冬以外の動きは全部今まで見えてきたし反応できた。千冬のにも少しは反応できた。なのに全く相手の動きが見えなかったのだ。
「木刀も危ないね」
バキッ
木刀を掴んで力を込めた瞬間真っ二つに割れた。箒は木刀が取られたことも分からなかった。
「じゃあね」
いいようにしてやられたと箒には無念が残った。
主人公が、少し嫌な人に……
いい人ですから本当は