がっこうぐらし! 園芸部が行くVer.3.10.2 作:ねこんにゃく
続き、今回はりーさんからの説教を受け終わったところから。説教が終わった辺りでみんながポツポツと起き始めました。
全員が起きたところで朝食タイムです。しかし、教師であるめぐねえが一番最後に起きるって大丈夫なの?まあいいか。
それにしても何故かあかりちゃんの正気度がどんどん減っていってます。なんで?……あぁ、そっか、今あかりちゃんの制服血塗れでしたね。これじゃあ正気度下がるのもしょうがないね。なので服装を代えます。しかし代えの制服は2Fの購買においてある為今は服装を代えられません。え、じゃあどうやって服装を代えるかって?めぐねえから借ります。オラ!服よこせ!
「制服?貴女たちの制服は購買に置いてあるけれど……」
だから2Fはゾンビがいるって言っているダルルルォ!(巻き舌)
「そ、そうよね……」
うーん、ちょっと強く言い過ぎたかな?めぐねえは思い詰めたように黙り込んでしまった。……ってなんで服を脱ごうとしているの?めぐねえそんな趣味あったの?
「……え、だって今私の服を貸して欲しいって」
いや、そうは言ったけどもさ……こっちは職員更衣室にもう1着あるのはわかっているんだぞ?それを聞いためぐねえの顔が赤くなった。カワイイ。
と言うことで、めぐねえを引き連れ職員更衣室にイクゾー!……え?わかるなら1人で行けって?勝手に持って来たらめぐねえに怪しまれるだろォ!どうやらりーさんもついてくるようです。めぐねえとあかりちゃんが話している間もりーさんはあかりちゃんとくっついていました。百合の波動を感じる、あぁ^〜百合の音^〜。気を取り直して3人でイクゾー!
はい、やって来ました職員更衣室。因みに何故かVerアップによってMAPがアニメ版のものから原作版に移行されました。なので職員更衣室も3Fにあります。それはさておきめぐねえのロッカーから服を取り出して借ります。どうやらぴったりのようです。
おっと、ここで何故かあかりちゃんが袖口をくんくんしています。
「ゆ、結城さん!?いい匂いって、恥ずかしいからやめて〜!」
屋上に戻って来ました。帰ってくる途中、りーさんが何故かジト目でこちらを見ていたような気もしますが、気にしない気にしない。さて、今度こそみんなで朝食タイムです。今ここに調理器具はないので屋上で育てている野菜をそのままいただきます。調理したほうが正気度の回復量は多いのですが、今は調理器具がないから仕方がないね。
さて、朝食を食べている間に2日目の流れを説明します。昼間はみんなでバリケードを作ります、以上です。本来であれば筋力バカのあかりちゃんも協力すべきなのですが、チョーカーさんとつばきちゃん救出の際に体力をほぼ使ってしまった為、あかりちゃんはみんなの周りをうろちょろする係となります。決してサボっているわけではありません。体力回復に努めているだけです。
それではみんなも朝食を食べ終えたので行動開始だー!……って、なんであかりちゃんはりーさんの膝の上に頭を乗せて寝ようとしているのです?そしてりーさんは頭を撫でてこちらを寝かしにかかろうとしないでください!あかり様!困ります!!あーっ!!!
ハイ、操作可能になった頃にはもうすでにバリケードが完成していました。予定ではうろちょろしている時にみんなに話しかけて正気度の回復を狙っていたのですが……まぁ、すぎたことはしょうがない。予定より多く回復できたと前向きに捉えましょう。それより珍しいですね、あかりちゃんがこんなに長く眠るとは。あかりちゃんは長くても3時間しか眠らない子なのですが、起きてみればもう夕方です。うーん、
切りは悪いですが今回はここまで。夜の方が長いからね、しょうがないね。それでは皆さん次回またお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。
◆◇◆
どうやら、あかりを膝枕したまま私もそのまま眠りに落ちたようだ。空もだいぶ明るくなっている。私は“体を起こし”……ん?何故体を起こす必要があるの?あかりを膝枕したまま眠っているのであれば私は“座ったまま眠っている”はず。よくみると私の頭の下に畳まれたカーディガンが置いてあった。これはあかりの……そう思い辺りを見渡すが、あかりの姿はどこにもない。もしかして校舎の中に……?そう考えた私は急いであかりを探しに校舎へ入ろうとした。扉を開けようとしたその時、扉が勝手に開いた。そこからは血塗れの服を着たあかりと女子生徒が2人いた。
「ただいま」
私はその言葉に安心したのか泣きそうになるもその気持ちをぐっと堪えた。
「あかり」
「な、何……?」
「そこに正座」
「どうして?」
「せ・い・ざ」
「ハ、ハイ」
私はあかりをその場に正座させ説教をした。そうして最後には抱き締めながらすごく心配したことを伝えた。
そうしているうちに段々とみんなが起き始め最後にめぐねえが起きて全員が起床した。それにしても先生が最後に起きて普段は大丈夫なのかしら。そんなことを考えているとあかりが『朝ごはんにしよう』と言うので園芸部で育てていて生でも食べられる野菜を取って来る。しかし、一向に食べ始めない。無理もないだろう、昨日あんなことがあったのだ。隣にいるあかりの顔を見てみる。なんだか物凄く不機嫌そうな顔をしている。
「めぐねえ、服貸して」
「制服?貴女たちの制服は購買に置いてあるけれど……」
きっと、あかりの表情が不機嫌だったのは制服が血塗れ(説教の時に全部返り血だと聞いた)だからだろう。
そんなあかりのお願いに対してめぐねえは替えの制服は購買にあると答えた。きっとめぐねえは代わりの制服をかして、そう捉えたのだろう。私もそう思った。
「でも2階には奴らがいるし……だからめぐねえを貸して?」
「そ、そうよね……」
めぐねえは黙り込んでしまった。そうしてしばらくした後めぐねえは決心を決めたように『よしっ!』と小声で呟いた後に自分の着ている服を脱ごうとし始めた。
「めぐねえ、なんで服を脱ごうとしているの?」
「……え、だって今私の服を貸して欲しいって」
あかりは小さくため息を吐くとさっきの言葉の意味を説明し始めた。あかりが貸して欲しかったのはめぐねえが今着ている服じゃなく、教員用の更衣室にある服だと。
めぐねえは俯いたまま顔を真っ赤にしてプルプルと震えていた。
盛大な勘違いをしためぐねえとあかりは服を取りに行くために屋上の扉へと向かった。
なんだか、今あかりと離れるのは嫌だった。なので私は2人についていく旨を伝え3人で服を取りに行った。
あかりがめぐねえの服の匂いをいい匂いと言いめぐねえがまた赤くなると言うハプニング(?)はあったもののそれ以外は何事もなく屋上に戻って来られた。
その後みんなで食事を摂り暫くすると、あかりが急に膝に頭を乗せて来たので私は優しく頭を撫でてやる。しばらくすると彼女の寝息が聞こえて来たためそっとしておくことにした。
あかりが寝てから2時間ほど過ぎただろうか。みんなは話し合いで奴らが上に登って来れないようにすると決め、作業を始めるために校舎へと行ってしまった。私はあかりを寝かせておいて欲しいとそのまま屋上にいる。優しくあかりの頭を撫でる。そうすると彼女は音もなく起き上がり、ふらふらと校舎の中へ入って行ってしまった。いつもなら起きてすぐにお礼を言ってくる彼女がお礼も言わずに行ってしまった。
何かがおかしい、そう思い私はあかりを追いかけた。
あかりはフラフラとした足取りながらも進み続けている。まるで何かを探すように。途中くるみや柚村さんに呼び止められ会話をしたと思ったら急にバリケード作りを手伝ったりしている。やはり様子がおかしい。そんな彼女を見ているとこちらに気がついたのかテトテトと近寄って来て手を掴まれ屋上まで連れて来られてしまう。屋上に着いたと思えば急に座らされ膝の上に頭を乗せ再び眠り始めてしまった。
私は彼女の頭を撫でつつ先ほどの行動を思い返す。長く続かない集中力に謎の行動など、どれも彼女には考えられないことだ。
「
私の呟きは
りーさんは彼女の異変に気がついているご様子。
こちらが本当の意味