ガンダムビルドファイターズ White&Black 作:ケンヤ
世界大会地区予選、日本第一地区が開幕した。
各々のファイター達は世界大会を目指して互いに実力を競い合う。
日本第一地区も一回戦から白熱したバトルが繰り広げられていた。
そんな中、この地区の優勝候補の一人のゲンドウ・ゴウキがまさかの一回戦で敗退した。
ゴウキを破ったファイターは全くの無名と言っても良いファイターであるマシロ・クロガミだった。
バトルに勝利したマシロはそそくさとガンプラを回収し、対戦相手のゴウキの事など、バトルが終わった時点で相手にする気もないのか、互いに健闘を認め合う事もなければ一瞥すらせずに会場から出て行く。
そのバトルを見ていたエリカもすぐに立ち上がって、観客席から走りだす。
「シシドウさん!」
「俺らも行くぞ!」
タクトとアオイもエリカを追って行く。
「マシロ!」
エリカは会場の通路でマシロに追いついて大声でマシロを呼び止める。
その声に気付いたマシロは立ち止まって振り向く。
「……何?」
エリカ達が知るマシロとは別人のように気怠そうに答える。
エリカが追いつき、その後ろからタクトとアオイも追いついて来た。
「お前、ガンプラバトル滅茶苦茶強かったんだな」
「そう? あの程度のファイターで俺の実力は測れないと思うけど?」
エリカは息を整えつつも、マシロにそう言うが、マシロの方の反応は冷ややかだ。
息を整えて落ち着くとマシロの態度の違いが気になって来るが、今はそんな事を気にしている余裕はエリカにはなかった。
「ガンプラバトルをやっているって事を教えてくれれば、ダチにだってなれたかも知れないってのに」
「レイコに止められてたから。それに話していても友達にはなれないと思うぞ。友達ってのは同レベルでしか成り立たないからな。だから、俺、ガンプラバトルの弱くて、将来性にも乏しく、面白みのないバトルをする奴とは友達になりたくはないから」
エリカはマシロの言葉をすぐには理解出来なかった。
エリカはマシロがガンプラバトルをしていると言う事を知っていれば、婚約云々を抜きに共にバトルをして友達になれると思った。
だが、マシロの答えははっきりとした拒絶だった。
「確かにゲンドウさんに勝った貴方は強いのかも知れませんが、少し言い過ぎではないでしょうか?」
事態に頭が追いつかないエリカに代わりにアオイがそう言う。
「事実だろ? けど、タチバナ・アオイ。お前は違う。こちら側の人間だ」
「何を……言って」
マシロの言葉に今度はアオイが動揺を見せている。
そんなアオイの様子を気にする事なく、マシロは続ける。
「タチバナ・アオイ。彼らはお前の友人として相応しくない。即刻、手を切るべきだ」
「てめぇ!」
マシロがそう言うと、タクトは思わず、マシロに詰め寄ってマフラーごとマシロの胸倉を掴む。
「さっきから聞いてれば勝手な事ばかり言いやがって!」
「マフラーから手を離せよ」
タクトの言葉を完全に無視してマシロがそう言う。
そう言うマシロの目は今まで以上に冷たかった。
自分の言葉をまるで聞く気がないマシロの態度にタクトも頭に血が昇り、拳を振り上げた。
「止めろ」
そのまま、マシロを殴る勢いだったタクトをレッカが止めた。
「全く、ゲンドウさんのバトルを見ておこうと思って来てみれば、何の騒ぎだ」
レッカはBブロックですでに一回戦を勝ち抜いていた。
その後、Aブロックの強豪であるゲンドウのバトルを少しでも見ておこうとAブロックのバトルが行われているスタジアムに来た。
そこで、ちょうどこの場面に出くわして取りあえずタクトを止めたと言う訳だ。
「お前には関係ない」
「あるね。状況は分からんが、ここでお前がそいつを殴って大事になれば、お前だけじゃない。タチバナやシシドウにも迷惑がかかるんだぞ」
レッカも状況を全て把握している訳ではないが、ここでタクトがマシロを殴ってしまえば、それは大事だ。
例え、挑発的な言動をしていたマシロが原因とは言っても、タクトの方が先に手を出してしまえば、マシロが被害者としてタクトの方が悪いと言う事になり兼ねない。
すでに敗退しているタクトはともかく、一回戦を勝利しているアオイやまだ、バトルを行っていないエリカもタクトと友人と言う事で共犯だと疑われかねない。
そうなってしまえば、アオイとエリカは出場停止となる可能性も出て来る。
レッカにそう言われれば、タクトも拳を下すしかない。
「くそ」
タクトは怒りが収まらないが、渋々、マシロを解放するとマシロはタクトの事など眼中にも無いかのように乱れたマフラーを軽く手で払って整える。
「とにかく、タチバナ・アオイ。友達関係はきちんと選んだ方が良い。でないと互いに不幸になるだけだ」
「だから!」
マシロの言葉にアオイはびくりとし、話しを戻された事で、タクトも再び頭に血が昇りかけるが、今度はレッカがタクトの前に立ってタクトを止める。
言いたい事は言ったのか、マシロはそれ以上は何も言わずに歩き出す。
マシロが見えなくなるまで、場の空気が重く、誰も口を開かなかった。
一回戦を勝ち抜いたマシロは会場に用意させておいた、車で真っ直ぐホテルへと戻った。
ホテルに戻ると、すでに終わったバトルの映像をレイコが解析していた。
地区予選のバトルは決勝や準決勝くらいまでにならないと、放送されない為、一回戦のバトルの映像は残されていない。
恐らくはレイコの息のかかった人間が全てのバトルシステムに配置されて、バトルの様子を録画していたのだろう。
「ご苦労さん」
「あんな感じで良かったのかよ」
「上出来よ」
すでにマシロのバトルの映像も届いているのか、レイコはマシロのバトルの事を把握しているようだ。
レイコはゴウキの過去の戦闘データを解析した結果など以外にもマシロへのオーダーとして圧倒的な実力を見せつけろと指示を出していた。
本当ならば、マシロももっと早くに決着をつける事が出来たが、多少バトルを引き延ばした上で圧倒的な実力差を見せつけて勝利して来た。
「それよりも、揉め事は勘弁よ」
「耳が早いな」
バトルの情報は事前の用意ですぐにレイコの元に来るようにはしてあったが、偶発的に起きたトラブルもすでにレイコの耳に届いていたようだ。
「で、なんで揉めたの?」
レイコとしてもバトルでマシロが負けると言う事は微塵も思っていないが、マシロが敗退するとすれば、トラブルによる失格だ。
大会の運営が失格と判断すれば、マシロの実力は関係ない。
クロガミグループも世界大会に出資をしているスポンサーである為、そこから圧力をかければトラブルを揉み消す事も出来るが、マシロはそれを望まないだろう。
クロガミグループが一声かければ、マシロとスポンサーの特別招待枠で地区予選に出る事無く、世界大会に出場する事も出来るのに、わざわざマシロの嫌う弱い相手とのバトルをしてまで地区予選から出場しているところからもそれが伺える。
情報収集などに一族の力を使っても気にしないが、大会を勝ち進む為には一族ではなく、自分の力で勝ち進む事はレイコからすれば合理的ではなく、他のファイターにも少なからず情報を与えてしまう為、無駄としか言いようがない。
トラブルはある程度の事は想定し、対策も用意してあるが、全ての可能性を考えてしまうと可能性は無限に近い為、全ての可能性を考慮する事は不可能だ。
その為、実際に起きた事を把握して、対策を取るしかなかった。
マシロはレイコに起きた事を全て話した。
「と言う事があったんだよ」
「それはアンタが悪いわよ。そう言う事は彼が一人の時に言うべき事よ」
事の次第を聞いたレイコがそう言う。
マシロはアオイの友人の前で友達を選んだ方が良いと言えば、その友達が怒る事は当然だ。
それをアオイに伝えるなら、アオイが一人でいる時にした方が良い。
「にしても、以外ね。アンタの頭の中はガンプラの事しかないと思ってたわ」
「酷いな。否定はしないけど」
トラブルは現状ではさほど問題視する程の事ではない。
それ以上にマシロが友達関係でそのような考えを持っていた方がレイコは意外だった。
マシロは基本的に他者の事はどうでも良いタイプの人間だからだ。
それに関してはマシロも否定はしない。
「天才と凡人ってコーディネイターとナチュラルの関係と同じだからな。ガンダムSEEDでは突き詰めればそれが戦争の原因ともなっているし」
マシロの言葉にレイコは黙って耳を貸す。
これから先、マシロをマシロの思うように勝たせる為には、マシロを知る必要があるからだ。
マシロがガンプラ関連以外で自分の考えを話す事は殆どないから、マシロを知るにはもっと情報が必要となる。
「ナチュラルはコーディネイターに嫉妬し、コーディネイターはナチュラルを見下す。これは天才と凡人にも当てはまる事だ。凡人は天才に嫉妬し、天才は凡人を見下す。その結果として、流石に戦争は起きないが互いにとっては良い影響は与える事が出来ない。凡人が天才との差を知った時、絶望して歩みを止めるか、嫉妬する。歩みを止めてしまえば、それ以上の進歩は望めない。嫉妬をしてしまえば目が曇り道を見誤る。Xラウンダーと言う才能に嫉妬したアセム・アスノがそうだったようになアセムの場合はウルフ隊長がいたから、最悪の事態にはならなかったが、何処にだってウルフ隊長がいる訳ではないからな。」
凡人が天才との差を知った時に起こり得る可能性として、その差に絶望して諦めてしまう事がある。
諦めてしまえば、その人はそこで立ち止まり、それ以上は何も望めない。
もう一つは嫉妬だ。
才能に嫉妬する事で、自分を見失って道を誤ってしまう事がある。
それをマシロはアセム・アスノに例えた。
アセム・アスノは父、フリット・アスノやライバルのゼハート・ガレットがXラウンダーとしての才能を持っている為、その才能に嫉妬し、Xラウンダーの力に固執した。
その結果、自身の脳に損傷を与えて最悪、死に至るミューセルに手を出してしまった。
アセムの場合は自身の間違いを正し、道を示してくれたウルフ・エニアクルがいた為、取り返しの付かない事態となる前にXラウンダーの力に固執する事はなくなったが、現実には常に間違いを正し、道を示してくれる相手がいるとは限らない。
「天才も天才で凡人がいるとそいつと自分を見比べて自分の方が上だと安心してしまう。そうなれば、それ以上の進歩は無くなり、慢心に繋がる。Xラウンダー部隊のマジシャンズ8が自分達の力を過信した事で腕を磨く事を疎かにしてしまったようにな」
天才も凡人といると自分と相手を見比べてしまう。
そこに大した差が無ければ危機感を覚えるが、圧倒的な差があると、人はその相手が自分より下だと言う事で安心してしまう。
安心してしまえば、無理に上を目指す必要が無くなり、それ以上の進歩は望めない。
それだけではなく、自分は相手よりも上の存在だと慢心する事だってあり得る。
そして、慢心をしたたままだと、隠したの相手に負けると言う事も考えられる。
ヴェイガンのXラウンダー部隊『マジシャンズ8』の大半も自分達がXラウンダーだと言う慢心から腕を磨く事を疎かにした結果、一般兵を相手には圧倒的な優位に立つ事が出来たが、非Xラウンダーのエースパイロットを前に敗北し、命を散らせた。
「結局のところ、天才は天才と凡人は凡人と友達になった方が互いに刺激や意識を仕合いより高見へと進化する事が出来る訳だ」
「それがアンタの考えって訳ね」
「尤も、小難しい理屈を並べたけど、ガンプラバトルが弱い奴とつるんでもつまらないだけなんだけど」
最後はそこに辿りつく。
マシロの友達関係に関する持論は全く思っていない訳ではない。
だが、弱い相手とのバトルに勝利してもつまらないから友達になる気は無いと言うだけの事だ。
そこまで聞くとレイコはアオイに少し同情をしてしまう。
結局のところ、マシロは自分本位の持論を押し付けたに過ぎないからだ。
「まぁ良いわ。それじゃ次の対戦相手の情報と対策を考えて置くから、アンタは少しでも休んでなさい」
「了解」
マシロはそう言って、バトルシステムの方に向かう。
レイコは休めと言ったが、マシロにとってはバトルをしている時が一番楽なのだろう。
どの道、夜には明日に影響が出る前には休ませる為、無理に止める事はしなかった。
地区予選の一回戦が終わり、二回戦は3日後となっている。
一回戦から一夜が明けて、アオイ達は学校が終わるとホワイトファングに集まっていた。
アオイは昨日のマシロの言葉を受けて、少し沈んでいる。
「アイツの言葉を気にする必要はない。それよりも、ゲンドウさんを破る実力は本物だ。シシドウはバトルを見ていたんだろう?」
今日はいつものエリカとタクトの他にレッカも一緒だった。
レッカとしては、ゴウキを倒したマシロの実力を知っておきたい。
「なんというか、まずは速かった」
エリカがマシロのバトルを見た第一印象がそれだ。
ゴウキのゴッドタイタスをマシロの白いガンプラは高い機動力で翻弄していた。
「高機動型……つまりはガンプラの相性が悪かったと言う事か」
ゴウキのゴッドタイタスはベースとして、ゴッドガンダムを使っているが四肢はガンダムAGE-1タイタスの元を使っている。
ガンプラの特性としてはゴッドガンダムよりも、タイタスの方が近い。
そして、タイタスは作中においてヴェイガンの重MSバクトに対抗する為に設計されている。
その為、バクトを相手にすればバクト以上のパワーと装甲で優位に立てる反面、高機動型のゼダスを前に機動力で翻弄されて手も足も出せなかったと言う場面がある。
ゴウキのゴッドタイタスも高いパワーと防御力を持つが、機動力に関しては瞬発力はあるが、機動性は余り高くはない。
マシロのガンプラが機動力重視ならば、特性の相性で一方的な展開になる事はあり得る。
「いや……確かに最初はそうだったけど、最後はゴッドタイタスのパンチを正面から受け止めてた」
相性による結果であれば、実力で負けた訳ではないが、勝負が決まる前にはゴッドタイタスの攻撃を正面から受け止めていた。
マシロのガンプラは機動力や格闘性能を重視しているが、決してパワーが低い訳ではない。
世界レベルのパワー重視のガンプラならいざ知らず、地区予選レベルならパワー重視のガンプラを相手でも十分にパワー勝負が出来る。
そして、わざわざそんな事をしたのも、圧倒的な差を見せつける為の事である事はエリカ達は知らない。
「厄介だな」
「けど、アオイならあんな奴には負けない! なっアオイ」
「えっと……」
レッカはエリカの言葉から冷静にマシロの実力を推測して、厄介だと結論を出すが、マシロと揉めたタクトはマシロに対して敵意を隠す事はしない。
一方のアオイの方も上の空だ。
「何だよ。アイツの言っている事を気にしてんのか?」
「そう言う訳じゃ……」
否定をしようとするが、言葉に詰まる。
アオイ自身、何となく心の奥底で思っている事を見透かされたような気がしたからだ。
尤も、エリカやタクトが自分に相応しいと思っていないのではなく、寧ろ逆にエリカやタクトに自分が相応しくないとだが。
「シシドウさんもキサラギ君も僕といて迷惑じゃないですか?」
「んな訳あるかよ」
「生憎とアタシはダチになりたくないと思っている奴とつるむ程、大人じゃないんでね」
アオイの言葉にタクトもエリカも迷う事なく答える。
タクトもエリカも感情に素直な性格をしている。
だから、アオイと距離を取りたいと思えばさっさとそうしている。
そうしないのは友達でいたいと思っているからだ。
「そんな事はどうでも良い。俺とタチバナとの決着はまだついていないんだ。腑抜けられては困る」
レッカもレッカなりにアオイを励ましているようだ。
レッカとアオイの戦績は一勝一敗と五分五分だ。
地区予選ではその決着をつける場としては申し分ない。
「マシロ・クロガミの事が気になったところで、決勝でお前と戦うのは俺だ」
組み合わせ上、アオイとレッカが当たるのは地区予選の決勝戦だ。
つまり、二人の決着をつけるとすれば、マシロとアオイが当たると言う事は無い。
「アイツは俺が倒す」
「その前に次の次でアタシが当たるけどな」
エリカとマシロは同じブロックだ。
二人が二回戦を勝ち進めば三回戦でエリカはマシロをバトルする事となる。
「タチバナ。決勝まで上がって来い。そこで俺とお前の決着をつける」
「カガミ君……分かりました」
「決勝に上がるのはアタシだっての」
「どっちにしろ。俺に勝ったんだから世界大会を目指すしかないだろ」
マシロの言葉はアオイの心に引っかかりはしたが、今は共に戦うライバルの励ましでアオイも勝ち進む事に集中する。
一回戦から3日が経ち、二回戦の開催日となった。
会場は前回と同じだが、参加するファイターは一回戦の半分に減っている。
だが、それに反しては観客の数は一回戦よりも増えている。
「マシロの相手のガンプラはガンダムエアマスターか」
「高機動型可変機……同じ高機動型でも可変機であるエアマスターの方に分がある。さて、どう戦う」
マシロの試合をアオイ達4人も観戦している。
地区の上位であるゴウキを倒した事でマシロの注目度は一回戦の比ではない。
観客の多くはマシロのバトルを注目しているだろう。
そして、多くの観客が注目する中、マシロのバトルが始まる。
マシロの対戦相手のガンプラはガンダムエアマスターだ。
ファイター形態へと変形する事で高い機動力を発揮する事が可能だ。
エアマスターはショルダーミサイルを放って、ファイター形態に変形すると近接戦闘をさせない為に距離を取ろうとする。
マシロのガンプラ、ガンダム∀GE-1 セブンスソードは胸部のビームバルカンでショルダーミサイルを迎撃すると、一気に加速する。
「マジかよ……」
「予想以上だな」
「凄い」
ガンダム∀GE-1 セブンスソードはファイター形態のエアマスターに容易に取りつくとCソードを展開し、Cソードの一閃でエアマスターを両断して勝利した。
一回戦でゴウキを圧倒していた事もあって、マシロが秒殺したところで驚く観客は殆どいなかった。
「言うだけの事はあったな」
「アタシ等も負けてられないな」
大きな口を叩いだだけの事はあって、マシロはそれだけの実力があると言う事を認識したところでアオイ達も自分達のバトルへと臨んだ。
アオイの対戦相手のガンプラはフォビドゥンガンダムだ。
バックパックの大型の2基のシールドと大鎌、ビームを湾曲する事が可能だと言う事が特徴な機体だ。
フォビドゥンガンダムが大鎌『ニーズヘグ』を振るいビギニングガンダムBのシールドを両断するが、ビギニングガンダムBはハイパービームライフルのバーストショットで反撃する。
フォビドゥンガンダムがシールドで防ぐが、シールドが破壊されて体勢を崩したところをハイパービームライフルの通常射撃でフォビドゥンガンダムを撃ち抜いた。
「やったな! アオイ!」
「はい……何とか勝ちました」
別のスタジアムではレッカもバトルをしていた。
レッカの対戦相手のハイザック・カスタムだ。
ハイザック・カスタムは狙撃型ビームランチャーで長距離射撃を行うも、ビギニングガンダムRは回避して距離を詰める。
接近された事でビームサーベルを抜こうとするが、その前にバーニングソードRで切り裂かれてハイザック・カスタムは撃破された。
マシロがバトルしたAブロックのスタジアムでエリカもバトルしていた。
対戦相手のガンプラはアデル・キャノンだ。
アデル・キャノンは肩のドッズキャノンを放つが、エリカのアサルトルージュはシールドで守り、強引に接近すると対艦刀を振るい、アデル・キャノンを一刀両断した。
「これで次の対戦相手はマシロか」
各スタジアムで白熱のバトルが続き地区予選の二回戦は終了した。