では遅ればせながら投下します。
期待を抱かなかったと言えば、それは嘘になるだろう。
チャンピオンカップ3回戦第6試合。あれだけいたチャレンジャーも既に数えるほどしか居なくなり、普段リーグを観戦していない層の人間であっても、それなりに興味が湧いてくるだろう段階。そんな中でその試合は、少し前に行われたチャンピオンの試合よりも遥かに注目を集めていた。
『ノラ、「エラがみ」』
蔓延る視線の先に居るのは、チャレンジャーとしての規定年齢にすら達しているのか怪しい少女。公式で紹介されているプロフィールでは11歳だったが、明らかにその歳の平均身長を大幅に下回ってる。
──けれど、その風格だけは、対戦相手であるヤロージムリーダーにも負けていない。肝心の実力に関しても、初見で騒めく一部の人員以外は皆その凄まじさを理解している。
それでも、という期待はあった。何せ彼女はそのあまりの実力から、エースポケモンの詳細や技の仕様などチャンピオンのリザードン以上に調べ尽くされていたから。そもそもが半減以下という技の相性──ジムの時は最初ということもあって発揮されなかった絶対の理が、いよいよ彼女を脅かすのだと。
『なんと……!?』
結論から言うと、それは間違いであった。如何に彼女といえ、タイプ相性の差は如何ともし難いはずなのに、それでも彼女のポケモンは、一撃でタルップルを撃破してみせたのだ。
──スタジアムの空気が変わったのは、その瞬間である。
「…………」
少女は小さく嘆息する。意図は分からない。モニター越しであるし、肉眼で見ようにも距離が遠すぎて良く分からないだろう。しかし、その反応が異様であることは一眼でわかる。少なくとも私は、あの場面でそんな反応はしないだろう。
それでも強いて、その反応の意図に当たりを付けるとすれば……そう、まるで、安堵したような──
「お、おい。あれ、あのポケモン──」
そこでふと、一つ前の席の夫君が、妻に何かしら見るよう促しているのが視界に映る。
その指先には、一つのモニター。その少女を映したモニターとはまた違う、例の化石ポケモンを集中的に捉えたもの。
それは一見すると、何も変化が無いようにも見えた。しかし遠目でも肉眼で確認すれば、その変化は劇的であった。
「ひ──」
声が漏れる。それが自分の口から出たものか、あるいは前の席の夫人から出たものなのか、最初は分からなかった。けれどそんなものは関係ない。解らないでか。己が身体が震えていることに。
「…………」
モニターの少女と視線が合う。表情は平坦で、むしろ普段の鋭い視線から比較すると穏やかにすら感じる。そんな彼女が、ボソボソと何かしら呟く。
『……これで、次からは最大火力──』
『……? それは、どういう──』
返事は無かった。また、以降その発言の意が語られることもなかった。明らかに何かがあった。けれどその全容が掴めない。どうして身体の震えが止まらないのか、例のポケモンから視線を逸らせないのか理解ができない。
『……すぐにわかる。ノラ。次で最後』
『■■■■■ーーー!!』
例のポケモンが咆哮する。タルップルさえも一撃で屠った力の化身。古代において無敵と謳われたらしいその力は、確かな脅威としてスタジアムに轍を刻む。
ヤローさんがタルップルをボールに戻す。しかし、それを不甲斐ないと言う者はもはや何処にも居ない。多少なりともポケモンバトルを齧っている人なら分かる。タイプ相性で4分の1なんて、もう殆どダメージが通らないようなものだ。それを真正面から打ち抜くなど、目の前の光景が信じられない。
そして。
「ならば、こちらもゼンリョクあるのみ! 勝利を目指し、ねばるまでじゃ! アップリュー、キョダイマックス!!」
この大歓声の中でも響き渡る声。そのフィジカルに違わぬ常軌を逸した肺活量から放たれる声量は、それだけで周囲を威圧する迫力を秘めている。
「…………」
しかし、それでも少女は動じない。目の前で行われるキョダイマックスも、彼女を揺るがすには至らない。実際に戦うのは彼女のポケモンだとしても、脆弱な人間が、生身でそれと対峙するのには変わりがないというのに。
「驚けよ、魂消ろよ! これがダイマックスの一撃じゃあ!」
『見る必要はない。──ノラえもん、「エラがみ」!!』
片方は肉声で。もう片方は画面越しで。けれど奇しくもその一言は、ぴたりと噛み合って一つの会話を成立させた。
直後のことである。
「わぷっ──」
不意に顔面に張り付いた何かに顔を顰める。不快感から慌てて引き剥がせば、どうやらそれはカツラで、見れば二つ前の席の人のモノらしい。それはその人の知人からしたら割と衝撃的な事実かも知れないが、赤の他人の頭が寂しかったからとそんなことはどうでもいい。重要なのは、それが何故離れた席にいる私の所まで飛んで来たのか。……その理由は、即座に分かった。
「え──?」
目を疑う。何度か目を擦るも、目の前の光景は変わらない。視界にあるはずのものがない。あれほど目立つキョダイマックス個体のアップリューが、影も形も見当たらない。そして時間が経っていくごとに、あれだけの歓声が徐々に困惑と躊躇いを帯びたものになっていく。
審判もヤロージムリーダーも、状況が飲み込めずに沈黙している。それでも変わらずに無言で立ち竦むのは、血のように赤い髪を風で靡かせる少女のみ。
(………まさか、そんな)
段々と状況を理解するごとに、抱いた感情が困惑から戦慄へと変化していく。まさかそんなはずはないと思っても、現実がその説を確かなものとする。
「……こりゃあたまげた。まさか、あのアップリューを一撃とは……」
誰かの言葉。聞きたくない。認めたくない。だってそんなの、もはやどうしようもないじゃないか。誰にとっても絶対の理──ポケモン同士のタイプ相性すら無理矢理突破されたのなら、もう私たちに出来る抵抗など何もない。
ある意味では、彼女こそが誰よりもポケモンバトルの本質を体現している。そう揶揄する人たちもいるが、その理由も分かる、分かってしまう。
結局、ポケモン勝負はソレが全て。誰もが認めて、同時に誰も認めようとしないその言葉。
だけど、事実として、この光景を見て、それでもと決起できる人間は、どれほど貴重な存在なのだろうか。
彼女が悪いというわけでもない。喩えるなら、彼女は台風だ。誰もが何時かと予感しながらも、訪れることを恐れてきた、ポケモンバトルの土台ごと、ありとあらゆるものを根刮ぎ薙ぎ払う強大な力。
備えなかったのは我々だ。流石に、と高を括ったその代償が、彼女の異様な躍進劇にある。
──我々は本当に、あんな異常な才能に抗えるのだろうか。勝鬨を上げるウオノラゴンを見ながら、私はそんなことを思うのだった。
☆☆☆
8146:名無しのトレーナー ID:DUTmU7Mag
メトロノームなんてガチで使うトレーナーおるんか……。
8147:名無しのトレーナー ID:85D7RvP+x
相性差をどう覆すのか気になって観戦してたら、特に覆さずゴリ押し力押しで全部解決しましたでござるの巻。
8150:名無しのトレーナー ID:CmhcH3lrD
言うて対策ありにしても一撃で決められるのはマジで凄い。あそこまでされたらもう感心するしかないわ。
8152:名無しのトレーナー ID:Pw/a8fasX
にしてもこれでいよいよ本格的に『エラガミ』しか使えない疑惑が……。
8155:名無しのトレーナー ID:x4urOryuG
流石に4分の1は無理だろ、ってみんな思っていたところにこれだからな。いや実際無理だったんだろうけどあんな方法で乗り越えるとか予想できるわけない。
8156:名無しのトレーナー ID:Pw875tgmd
4分の1は流石に無理でした。←分かる。
だから道具を使って火力を上げます。←まあ分かる。
最終的には2分の1になるのでダイマックスされてもワンパン出来ます。←?????
8158:名無しのトレーナー ID:SHgGBLCmT
そもそもメトロノームって何? インタビューで聞くまで存在すら知らなかったんだけど。
8161:名無しのトレーナー ID:tMijisaDh
>>8158
一言で言えば謎。『れんぞくぎり』みたいに同じ技を連続で使うとちょっとずつ威力が上がる、らしいけど原理は不明。ポケモンの道具って割とそんなんばかりだけど。
8163:名無しのトレーナー ID:WymcDT0FR
原理云々を言い出したらアクセサリー系列全部意味不明だぞ。専門家も仰山居て単独で考察スレが建てられるくらいだしな。
8164:名無しのトレーナー ID:ucn0Dzf+0
詳しい原理はとにかく、同じ技しか使わないあの子との相性は抜群だったってわけだね。ダイマックスはトリに回す傾向にあるのも有利に働いたかな。
8167:名無しのトレーナー ID:OSJ8Lw/jm
それでも、どうしてよりにもよってメトロノームなんて選んだし。あんなもん実戦で投入したことあるリーグトレーナーガチでいないぞ……。
8170:名無しのトレーナー ID:ttsyuSpxe
『メンタルハーブ』すら一応使用例はあるからな。道具についてはあまり研究されていないにしても、素直に『しんぴのしずく』とかじゃ駄目だったのか。
8171:名無しのトレーナー ID:wrJ6xlmL3
真意は謎だけど、まあ駄目だったからこそそんなキワモノを使ったんだろ。当たり前のように使い熟しているのはまあエラガミちゃんだからってことで。
8174:名無しのトレーナー ID:2tH4+U3vn
一戦一戦でバトルに革命を起こす女。いや冗談抜きで凄まじいわ。あそこまでぶっ飛んでると見てて楽しいし。
8175:名無しのトレーナー ID:Wzunk9ewI
戦い方はワンパターンのはずなのに、それを通すために色々工夫してるのは良いよね。
8176名無しのトレーナー ID:Dtuf5vhTA
ネズさんみたいな拘りがあるわけじゃなくて、単純にダイマックスしない方が火力出せるからダイマックスしません、ってのがまずヤバい。劇的に弱くなるってこたぁないだろうし俺なら安定を求めて安易にダイマックスしそうやわ。
8178:名無しのトレーナー ID:F4yvxbgcB
必要ないからダイマックスもしない。それは確かに道理なんだ。だからって実際に行動に移してるのが割と狂気的なだけで。
8181:名無しのトレーナー ID:EivD1UZ44
冷静というかマイペースというか。普通は相手がダイマックスするなら『こっちだって』って対抗しそうなもんだけどな。
8182:名無しのトレーナー ID:z6PeurVgD
行動の是非はともかく、周りに一切流されずにここまで来れる時点で凄まじい度胸だと思う。
8183:名無しのトレーナー ID:BV2//eS29
ここまで慢心が一切無さげなのも凄いよね……ルリナさんの、あの場面での『みがわり』とか、普通に考えたら体力を無駄にするだけだってのに。
8186:名無しのトレーナー ID:VX4a+cg63
していることがワンパターンだからこそ丁寧にハメに来てるというか、ひたすら堅実に仕留めに来てるよな。そりゃあ相手側の対策なんて予想し易いと言えばそうなんだろうけど、全部予定調和で収めているのは流石でしかない。
8188:名無しのトレーナー ID:89pAcSrvz
しかし逆にあれだけ持て囃されて天狗にならないのはもはや異常なのでは。
8190:名無しのトレーナー ID:d20B3HMK/
まあ控えめに言ってだいぶ捻くれてるよね……明らかにウオノラゴンに執着してるのが見て取れるし。
8192:名無しのトレーナー ID:6NhTxW71K
そこらへんも理由の一つだよな。あの子から感じる底知れなさって。どんだけ詳細が明るみに出ても不安が拭えないのは、あの子自身の闇が深そうだからってのはある。
8195:名無しのトレーナー ID:Uw1oSqs7t
つーか持て囃されてるか? 恐れられてるだけな気がするんだが。
8196:名無しのトレーナー ID:pcVryu1p5
板を始めとした一部のネガティブな意見が目立つだけで、注目や賞賛の声のが遥かにデカいぞ。実際、大多数の人間は素直にスゴイスゴイ言ってる。
8198:名無しのトレーナー ID:D8aHirIPk
それでも対ジュラルドンアップリューとか、スタジアムが沈黙に包まれるのヤバない?
8201:名無しのトレーナー ID:CUSaTeI66
ダイマックスポケモンを一撃で下した時、審判含め感心でも賞賛でもなく一様に困惑してるのが実は割と好き。
8204:名無しのトレーナー ID:XFuKmH7xj
強敵を倒した時の反応が「いよっしゃぁ!」じゃなくて「ええ…(困惑)」だしな。しかも成した当人はほぼ無反応という。
8206:名無しのトレーナー ID:NLWCKHRIe
あの子の試合ってエラガミ一辺倒で明らかにエンターテイナーとはかけ離れてるのに、なんか妙に惹かれるものがあるんだよね。
8209:名無しのトレーナー ID:CiwWct/HC
やっぱ派手だからじゃない? ダイマックスもある意味ではダイマックスした時点で使う技とか決まったようなもんだけど、巨大化ってのが絵面としてこの上なく映えるからね。
8212:名無しのトレーナー ID:h9dO8N+05
巨人を討つ、ってのは基本伝説されるような出来事だからな。ガラルの頂点に立つスター相手に一撃でそれを成すとなればそりゃあ一定の人気は出る。
8213:名無しのトレーナー ID:6azsXfYzq
ま、実態は真逆なんですけどね初見さん。ダイマックス技でもみがわり割れないとかエラガミマシーンマジ半端ねぇっすわ。
8216:名無しのトレーナー ID:xcUMVYVnk
ネタ的な部分を抜きにしても、ヤローさんで駄目ならいよいよ本格的にどうしようもなくなってきたしな。いや、元からなのかな?
8219:名無しのトレーナー ID:THgoDNArL
>>8216
あんなキワモノ用意してるってことは火力が足りなくなるのも折り込み済みだったってことだしな……本人もそう言ってたし。
8221:名無しのトレーナー ID:OkwhNfZzA
>>8206
方向性は違うんだけど、時代劇とかそう言った方面の独特の趣はある。何というかあれこそポケモンバトルの極限って感じがする。
8223:名無しのトレーナー ID:Bk+COJAFO
わかりみ。ひたすらワンウェポンで仕留めてるところとか、それを通すために色々と工夫してるところとか面白いかどうかはともかく見応えある。
8226:名無しのトレーナー ID:W3BshUfDp
あー……なんか分かるような分からないような。
8227:名無しのトレーナー ID:SzbXtxl7T
俺は分かる。というかバトルを専門にしてる奴らなら分かるんじゃないか? あれほど強大に見えた「エラガミ」の実態が、彼女の異常なまでの読みによって支えられていたことに。
8230:名無しのトレーナー ID:N7mZM4Duj
……試合後のインタビューの内容だな。タルップルは非ダイマックスで7割から8割、アップリューはダイマックスを前提で6割弱しか削れない。だから後半にかけて大幅に火力を底上げしたかった、と。
8233:名無しのトレーナー ID:hESmORwGd
確かに言ってたな。けど俺、あの発言ちょっと信じたく無いんだけど……。
8235:名無しのトレーナー ID:WRWwEAxyd
>>8233
もう諦めろ。お前もここにいるってことは、中にはそんなヤツもいるんだって散々思い知ってるだろ?
8236:名無しのトレーナー ID:OB/+vzj8G
あの発言で一気にやべーやつ判定をぶっちぎったエラガミちゃんである。それまでは一応疑惑レベルだったのに。
8239:名無しのトレーナー ID:EAvO1XTog
正直今更感はあったけど、自分から容赦なくアクセル踏み抜いて行くのは草生えますよ。物凄くあの子らしいったらそうなんだけどさ。
8240:名無しのトレーナー ID:lIpQVnay+
多分だけど、もしもあのポケモンが野生のポケモンだったら、対抗する手段はいくらでもあるはずなんだ。
8243:名無しのトレーナー ID:1AvCKIP9J
あー……。やっぱりそういう結論になる?
8244:名無しのトレーナー ID:6foNfz5pm
現状、俺らが見える範囲では、な。あの子がただの力自慢なら、よっぽどじゃないとネズさんには勝てんよ。
8246:名無しのトレーナー ID:pPTmb85AD
まあ尤も、あの子の場合、両方の意味でその「よっぽど」に該当しそうだから推測の域は出ないけどな。
8247:名無しのトレーナー ID:B1GTNMrEL
その上、流石のネズさんもジムチャレンジャー相手に本気は出さん。だからこそ次の試合は、おそらく誰にとっても重要な一戦になるはず。
8250:名無しのトレーナー ID:buQcoyaXy
ガラルのトレーナーランキング6位。しかしダイマックスが使えるパワースポット以外であれば、チャンピオンさえ凌ぐという文句なしに最強格が一人。
8251:名無しのトレーナー ID:VeHBVDioV
力量も発想も洞察力までもずば抜けたあの子が、唯一絶対に彼らに劣る点。ジムリーダーとしてこれまで積み重ねて来た百戦錬磨の経験は、どれだけソレを覆せるのか。
8254:名無しのトレーナー ID:M1QLRWNUw
エラガミちゃん「ダイマックスしないから全員一撃で余裕でした」
なんてことにならんといいけどな、マジで。
8257:名無しのトレーナー ID:r73hcVQ7l
>>8254
あり得そうな現実をぶつけるのやめーや。みんな分かってて鼓舞してんだから。
8258:名無しのトレーナー ID:Yf000+n9v
鼓舞ってか、勝手に言ってるだけだけどな。どうせ俺らには何も出来るこたぁない。
8259:名無しのトレーナー ID:/UrpOi4Tu
でも、それもまた事実だよ。今までに現れたどんな期待のルーキーも、チャンピオンでさえあれほど頭抜けてはいなかった。むしろ今のチャンピオンは、誰よりダイマックスの扱い方に優れていた。
8260:名無しのトレーナー ID:OUwYg9awc
そんな彼が、今度は同じ非ダイマックス使いのチャレンジャーと、全力で戦わんとしてる──燃えねえはずがねえよなぁ。あの人は、そんな戦いをずっと望んでいたんだからよ。
8261:名無しのトレーナー ID:ynlNUjcDN
皮肉にも、あの子の存在はダイマックスの価値を大幅に引き下げてる。ダイマックスをすればもう真っ向から挑むしかできない。逃げられない。抵抗ができない、とね。
8263:名無しのトレーナー ID:DM65olmqG
だから注目度も跳ね上がってると。まあ、ダイマックスによるゴリ押しは真似したくても出来ないから、ネズさんを参考にしたい気持ちは分かる。
8265:名無しのトレーナー ID:oQGZjtgaQ
ちな俺氏、席買えなかったから立ち見確定です。例年は決勝戦すら端の席はある程度の余裕があるのに……。
8268:名無しのトレーナー ID:cPjlRqFRL
>>8265
マジか。つーことは普段直で試合見ない層が挙って買ってるわけだよな。どんだけ注目されてるんだ。
8269:名無しのトレーナー ID:CoIQs7maT
ガラルでは非ダイマックス同士の高度な試合とか見る機会ないからな……。どんなに巧みに戦ってラスト一匹まで追い込んでもダイマックスで全部覆されちまう。
8271:名無しのトレーナー ID:MELS6EGL2
まあ、そこがガラルの醍醐味なんだけど、だからこそ、ってのはあるよな。
8272:名無しのトレーナー ID:dLPv5LYJE
>>8265
あの子の試合は二戦目だから立ち見でも別にいいだろ。それ以前にどうしてシーズン券を買わなかったし。
8274:名無しのトレーナー ID:oQGZjtgaQ
>>8272
仕方ないやろ…。シーズン通して全試合観れるほど暇がないんや…。流石に決勝は職場も配慮してくれて店自体が休みだけど、これでもシフトとか頑張ってズラして貰ったんや…。
8276:名無しのトレーナー ID:jZ3iHm2bQ
接客業とかになるとその時間が丁度稼ぎ時だからなー。リーグスタッフとかも一部会場内の奴らを除いて直では見れないし。ジレンマってやつだね。
8277:名無しのトレーナー ID:obRVeeJe/
リーグスタッフになる奴なんてみんなバトル大好き人間だろうしな。ちょっと違うけど親戚のジョーイさんが生でバトル見れないーって嘆いてたの思い出したわ。
8279:名無しのトレーナー ID:fB25Ogk5h
逆に考えよう。動画の方がタダで何度でもどんな方向からも加減速自由で観れるからお得だと。
8282:名無しのトレーナー ID:tNJOyM3rP
言うて公式で転がってるの編集されたやつだけだろ? 観やすいのは良いんだけど、臨場感を楽しみたい層からしたらちょっとね……。
8285:名無しのトレーナー ID:mpD2an1
>>8282
無編集の定点カメラからログを漁れ。会場のモニターに映る画像全部観れる。監視カメラチェックするようなもんだからあんまり観客向けじゃないけどな。
8287:名無しのトレーナー ID:2evSQ95Ux
>>8285
あー、その手があったか。トレーナーなら研究とかでよく利用するらしいけどねえ。
8289:名無しのトレーナー ID:w5rJnSymE
いずれにしても臨場感はあまり無さそう。むしろ定点カメラの方が臨場感は得られなさそう。
8290:名無しのトレーナー ID:EmUOxlJgG
そこはしゃーない。会場にいない時点で臨場感なんざ無理難題なんだからある程度は諦めろ。野良試合と違って後からじっくり映像で観れるだけ恵まれてる。
8291:名無しのトレーナー ID:3+RLDAVk5
シュートシティの最終決戦とか、めっちゃ興味深い内容なのに動画自体が少ないからなー。『みきり』で躱したって話も、報告だけで動画には残されてないし。
8294:名無しのトレーナー ID:AhckljEG9
でも、逆に動画からじゃないと分からないのもあるぞ。キバナの追っ掛けが雑談拾えるのってそこらへんのログ片っ端から漁ってるからだろうし。
8297:名無しのトレーナー ID:BR+k2zL7s
歓声凄いから会話とかはどうしてもな。ヤローさんクラスの肺活量があれば会場全体に響き渡るんだけど。
8299:名無しのトレーナー ID:qyq7tE4Hh
ヤローさんマジフィジカルモンスター。今日クラスの歓声でも普通に肉声が聞こえるのは本当に凄い。
8302:名無しのトレーナー ID:IVMDrQ0Tz
ネズさんやキバナさんとかもだいぶ声でかいけどな。ただし、前者はマイクありきで後者は砂嵐やら何やらで妨害されて聞こえない罠。
8304:名無しのトレーナー ID:kAR8QOQR5
キバナ「行くぜ吼えろキョダイゲンスイ!」砂嵐ザーザー
俺「ちょ、砂が痛い痛い痛い。眼が……ん? 今何か言った?」
8307:名無しのトレーナー ID:fzv9W8QYG
>>8304
マジこれ。あの人毎度毎度砂嵐起こすたびに吹けよ砂嵐だの何だの言ってるけどぶっちゃけ聞こえねぇっての。
8309:名無しのトレーナー ID:QiflYOyk4
キバナさんも好きだからって天候に拘り過ぎな気はするけどなー。特段特定の天候が優位に働くようなパーティでもないのに。
8310:名無しのトレーナー ID:c5M41/d3G
実際コロコロ天候切り替えるからなあの人。しかもその間隙だらけだから大体そこを突かれて負けるって言う。
8312:名無しのトレーナー ID:s1Gl8E6dR
そこを改善すればあの子相手にもそれなりに……そういやキバナさんって今どうだっけ。試合は午後から?
8313:名無しのトレーナー ID:cHEMsZMeb
>>8312
もうやってるよ。午前の最後の方。例の如くメロンさんに嵌められてオワオワリ。
8316:名無しのトレーナー ID:f8zue+e7B
草。対抗云々以前の問題ですね…。つーかあの人って隔年レベルで定期的にメロンさんに挫かれてる気がする。
8319:名無しのトレーナー ID:VE488YxGT
チャンピオンより先にメロンさんに勝てるようになれ定期。実際、チャンピオンは安定して勝てるからライバルだけどそこら辺の格付けはしっかりしてんだよね。
8320:名無しのトレーナー ID:ICUydJubc
隔年ってか、単純にくじ運だろ。決勝でチャンピオンと当たるかそれまでにメロンさんにかち合うかの。それで毎回負けてるあたりホント相性が悪いんだなって。
8321:名無しのトレーナー ID:d0862TYhV
面子見る限り言うほど相性悪く無さそうなのにな。やっぱり人間的なアレコレが勝負に影響してんだろうか。
8324:名無しのトレーナー ID:clzleK2MC
しかし最有力のキバナさんも脱落かー。あの子くじ運もかなりいいな。
8326:名無しのトレーナー ID:7p2Di/SM+
いやくじ運は悪い方だろ。マクワさんはともかく、ルリナ、ヤロー、ネズって並びはもはや嫌がらせとしか思えん。まさしく苦戦しろと言わんばかりの。
8329:名無しのトレーナー ID:9deINFii0
しかも順当に行けば次でチャンピオンだしな。改めて見てもこれは酷い。悪意を感じるレベル。
8332:名無しのトレーナー ID:cKgL8+Ixf
そうか。ネズさんばっかり注目してたけど、その次は第一シードだからチャンピオンなのか……。
8334:名無しのトレーナー ID:65r79qrlQ
どっちが勝つにしろ大波乱間違いなしやね。チャンピオンが10位以内に上がれないのも、あの子がジムリーダーの資格を得るのにも。
8335:名無しのトレーナー ID:4Iqt9YAjV
>>8334
さりげにチャンピオンが負ける前提で草。もっと無敵のチャンピオン様を信じたれや。……ワイも薄々負けるかなと思ってます。すまん。
8338:名無しのトレーナー ID:3o4yt4ZWz
>>8335
1レス内で撤回とか掌返しが早過ぎない?
8341:名無しのトレーナー ID:AOMrBooZn
けどまあ、ぶっちゃけ勝ち目は薄いかなって……これまでの実績から、もうリザードンが一撃保たないのは確定みたいなもんだし。
8342:名無しのトレーナー ID:7oajpYXKd
しかし、楽しみなのは間違いない。怖いもの見たさ的な感じではあるけど、それこそ夢中になって試合を追っ掛けてる自分がいる。
8343:名無しのトレーナー ID:H2rUlg3Gr
『エラガミ』だけで無双する少女と、それに必死に抗するトップトレーナー達。そりゃあ見応えがあるに決まってる。
8345:名無しのトレーナー ID:GFjMwIVBh
とはいえ、残った面子で有力そうなのはチャンピオンくらいか……。これはマジで決まったかもしれんね。
8347:名無しのトレーナー ID:CnrSkxC1a
対面は十中八九メロンさんで、こっち側でめぼしいトレーナーはチャンピオン、ネズさんと……あとは新人二人かな?
8349:名無しのトレーナー ID:b0cwOGrH1
あの子の影に隠れてるけど、今年の新人も大概だよな。残った2人ってチャンピオンとキバナみたいなライバル関係らしいけど、当たり前のように生き残ってる。
8351:名無しのトレーナー ID:4S3OD4d+g
一応、カチ合うにはまだ一戦あるけど、まーあの様子だと勝ち上がってくるだろ。見た感じ実力は今のジムリーダーに見劣りしないしな。
8352:名無しのトレーナー ID:uC5h9ab8A
とはいえ、あの子ほど突出もしてないからなー。まあ望み薄か。
8353:名無しのトレーナー ID:f74Z26mlm
てか、そうか。もうベスト16が出揃ったのか。それなのになんかパッとしない面子なのは、やっぱりあの子がジムリーダー候補を片っ端から潰したせいなのかね?
8355:名無しのトレーナー ID:XO1uZamuv
まあ半分くらいはそうかもしれんが、カブさんの例もあるしあの子が全てじゃないよ。それに、今までもジムリーダー同士で潰しあってベスト16に残れなかったってのは結構あるし、一度や二度で降格ってことはまずない。
8356:名無しのトレーナー ID:OT0z0VdNG
ここまでぐちゃぐちゃなのは初だけどな。単純に偏りも結構酷い。シード以外は完全ランダムな弊害やね。
8357:名無しのトレーナー ID:eDNeBdD3m
変にジムリーダー優遇して順当な試合量産するわけにもいかんからな。実際ローズ委員長は良くやってるよ。
8360:名無しのトレーナー ID:JAg1L/x2d
それでも例年はベスト16には食い込むもんなんだけどなー。去年がそうだったからと甘く見過ぎたか。
8362:名無しのトレーナー ID:/UwW7+Rd9
それにパッとしないとか言ってるけど、残った奴ら全員ジムリーダー任されて問題ないくらい強いからな。チャンピオンカップ上位まで食い込むのは伊達じゃない。
8364:名無しのトレーナー ID:1QcS4hXoX
それに、あっちもメロンさん確定ってわけじゃないだろ。オニオンくんはあっち側で、あの子妙なところでジャイアントキリング決めるからな。
8365:名無しのトレーナー ID:S14Z2P2Zf
なお、実際は人間的な相性で押し切られる模様。内気な少年が肝っ玉母ちゃんに勝てるわきゃない。
8368:名無しのトレーナー ID:tzcD877nr
対メロンさんには何で負けるのか見てる側も謎な時割とあるよね。手加減とかしてる感じじゃないんだけど。
8371:名無しのトレーナー ID:OcdsUKfwl
メロンさんも毎回上位には入るんだけどそこからがなー。チャンピオンとの相性がかなり悪いのが響いてるか。
8372:名無しのトレーナー ID:TTo3/v9NW
あと、忘れちゃいけないのが一人いるだろ。あっち側で、毎日のようにトリを飾ってるバトルガールちゃん。
8373:名無しのトレーナー ID:0wI136lTZ
なんだかんだ第四シードのポプラさんも撃破したからな……しかもダイマックスせずに。エラガミちゃんをリスペクトしてるのかは知らんが、相当な実力を付けて挑んで来たのは確か。
8374:名無しのトレーナー ID:c5/cXk9ln
そういや次はラテラルの神童同士がカチ合うのか。相性差は如何ともし難いと思うが、格闘タイプ統一でポプラさん下してるしアテにならんか。
8376:名無しのトレーナー ID:YCz6eDpGJ
うん、見所たっぷりやね! わぁい同僚がみんな有給で休みがなぁい! 働き放題だ、やったね! あいつら覚えとけよ…。
8379:名無しのトレーナー ID:TsU95WMgO
>>8376
シフト押し付けられてて草。つーかこの時期の有給って十中八九チャンピオンカップ絡みなんだから気づけよ。
8380:名無しのトレーナー ID:YCz6eDpGJ
安心しろ。お前の意思は、この俺達が受け継ぐからよ…!
8382:名無しのトレーナー ID:9GxFxRqFp
>>8380
ただの煽りで草。見所ありそうなのは同意だが。さて、本当にどうなるかね?
8383:名無しのトレーナー ID:UrK7/Unx+
結果が分からんのは良いことよ。誰が決勝に上がるかも含め、これほど予想できんカードもない。
8385:名無しのトレーナー ID:jhDK0+iCX
特に近年はマンネリ気味だったしね。もっと掻き回して盛り上げてほしいな。
…………………………
…………………
………
スレッドを閉じ、だいぶ感触がゴツくなってしまったコイルにもたれ掛かって目を閉じる。
狙い通り、とは言わないけれど、概ね予想していた方向に進んでると言っていいだろう。まあ、だからといって一年や二年で何かが変わるとは思わないから、今は心の片隅にでも入れて貰えればそれでいい。
「………」
陽気に充てられ、ふぁ、と軽く欠伸をする。少々品の無い行為だが、咎めるものはここにはいない。避けられてる、とまでは行かないが、明らかに周りと距離を空けられているからだ。けれど、まあ、もはやその程度では何も思わない。避けられる理由も原因もハッキリしてるし、そもそもが自業自得だ。そうでなくても、公園のベンチにコイルをドデンと置いて、ノラと一緒に寝てる時点で今更である。
「オヤ。これはこれは奇遇ですね、トンデモガール。ご相席、とは言いません。ですが、宜しければ少々お時間を頂いても?」
「………セイボリーさん?」
訂正。私の知り合いは、どんなに畏怖されて遠巻きに眺められていても、それでも声を掛けられるような奇特な人物だったらしい。
というより、単純に意外すぎるその人物の姿に、私が困惑したのも無理はないだろう。ちなみに、トンデモガールとは彼が付けた私への渾名である。
眠気もあって、相も変わらずふわふわと浮遊するモンスターボールをぼんやりと眺めていると、彼……セイボリーさんは、その視線を妨害するようなタイミングで無駄に長い髪をファサッとかき上げて告げる。
「どうやらポカンとヤドン気味なご様子。ですがなんてことはありません。このワタクシもアナタと同じリーグトレーナーとしての資格を有する者──とはいえ修行中のこの身、しばしリーグは不参加と決めていましたが」
「……なら、どうして?」
思わず聞き返してしまったが、ぶっちゃけ見学以外の何があるのか。即座に過ったそんな思考は、しかし彼が続けた言葉に覆される。
「アナタ、ですよ。史上最強のジムチャレンジャー。将来、ワタクシがジムを率いることになれば、いつかアナタの同類が訪れるかもしれない。無論、アナタ程となるとヒジョーに低い可能性の話ではありますが、
「…………」
この時点で。
この人は、この時点で。明らかに例外どころか異端でしかない私を前にして、それでもそんなことを言えるのか。
唇が僅かに吊り上がるのを感じる。傲岸不遜ではある。身の程を弁えてないにも程がある。──けれど、それでこそ。その言葉は非常に、この上なく私好みの台詞でもあった。
「おっと。名残惜しいですが、そろそろ試合が始まってしまいます。この公園の入り口付近でタクシーをお呼びしているんですが、アナタもどうです?」
「……必要ない」
ちょくちょく確認していた腕時計から顔を上げ、善意から彼はそのような提案をする。次の試合を考えれば、まさか断られるとは思っていなかったのだろう。セイボリーさんはキョトンとした顔で、
「いいのですか? アナタと彼女は、とても親密に見えましたが」
「
「……随分と、信頼してらっしゃるのですね」
違う。これは信頼ではない。単純に事実として、彼女を除き、
気合いで耐えるにしろ小細工で避けるにしろ、それ自体に驚愕こそすれ、それだけでは私の想定から外れることはない。ならば、私の全てを伝授した彼女なら、
その旨を伝えると、セイボリーさんは額に指を当ててしばらくしてから、何故か呆れたように。
「……どうにもアナタ、以前から何か勘違いをしておられるようで」
「……?」
「まあ、いいでしょう。いずれにせよ、アナタは彼女に期待、いえ、そうなると確信している様子。ならばその感情は、必ずしも信頼ではないと言えますか?」
「………」
必ずしも、とまで言われると流石に否定はできない。しかし、私がそんな殊勝な人間ではないことは間違いない。でも。
「……期待、か」
「どうしました?」
「いえ。………やっぱり、そういうことなのかなって」
その呟きに、セイボリーさんは首を傾げる。当然だ、そもそも理解されるつもりで呟いたわけではない。
そして、それ以前に。おそらく理解を示されることもないだろう。よもやこの私が、ほんの僅か、心の片隅で。ノラに
キョダイマックス込みでもメトロノーム6発目なら105〜124%で確定一発です。対戦ありがとうございました。
また、2匹目のルンパッパはメトロノーム2発目で146〜172%、タルップルは5発目に147〜173%で確一です。その他のポケモンはアイテムすら要りません。レベル差は偉大!