ポケモン好きな俺はモンスターの出現した世界を自由に生きる。 作:混倫
「なっ、なんじゃこりゃ!?」
俺が自分の部屋にいるとそいつは現れた。
その姿は黒光していて光沢のある、キッチンに住み着くとされる悪魔、
『1匹見たら30匹いると思え』でお馴染み、下手したらトラウマレベルの虫…
そう、Gである。
しかし、目の前のやつは少し違った。
それは大きさである。
せいぜい10cm近いはずのその容姿は30cm近くあった。
おかしいな?この日本という国の中でこれほど大きなのがいるはずないんだが…
「ってそんなことより早く殺らないと!?」
そこで俺は近くにあったバットを手に取りGに向かって振りかぶったが…
「って速!?」
そう、あいつは俺の攻撃を避けたのだった。
ってか速すぎだろ!?一瞬消えたみたいに見えたんだが!?
「くっそ、これならどうだ!!」
しかしあいつは俺の攻撃を尋常じゃない速さで避けやがる。
「くっそ避けんな!!」
俺がいくら攻撃しても余裕で避けてくる。
「あぁもうこうなったらお前絶対に潰してやるよ!!」
こうして俺とGの格闘の幕が開けたのだった。
〜〜1時間経過〜〜〜〜〜〜
「はぁ、はぁ、もうこれで終わりだ!!」
Gと格闘して約1時間でやっと俺の振りかぶったバットが命中し、Gの討伐を成功した。
すると次の瞬間あいつの死骸はポリゴン状に散っていき、目の前には黒い石が落ちた。
「え??なにこれ??」
いや、さすがに科学技術の発展である意味なんでもありになってきたとはいえこれはないだろ!?
あれ、俺疲れてんのかな??いや、こんなの現実なわけないよな!!
まぁ、Gとの格闘で疲れたし寝るとするか(現実逃避)…
これは明日の私に全部丸投げだ〜
そして俺は眠ったのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<< --------ビッグコックローチの討伐を確認…経験値を獲得。Lvが1に上昇>>
<<--------世界融合における最初の討伐を確認>>
<<アイテム『願いの因子』、称号『英雄候補』を獲得>>
<<アイテム『願いの因子』の効果が発動、願いを解析…識別名称『ポケモン』がヒット>>
<<アイテム『願いの因子』との結合開始…成功>>
<<職業選択、スキルに『ポケモン』に関するデータを追加>>
<<昆虫種の初討伐を確認、スキル『成長加速《アクセラレーション・グロウ》』、称号『昆虫種の天敵』を獲得>>
<<ステータスによる身体の改変を開始……成功>>
<<Lv1に伴い職業『無職』から選択可能…>>
<<その他調整を開始…終了>>
<<調整終了。それではこの世界をお楽しみください>>
主人公、如月聡に対して無機質な声が聞こえたのだが当の本人は睡眠中で気づかなかった。
この時から世界は大きく変わってしまったのだろう。
そしてここで、如月聡の『普通の生活』は崩壊したのだった。