異世界に、日本国現る    作:護衛艦 ゆきかぜ

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 晶彦様 誤字報告ありがとうございます


(無限に広がる大宇宙 2199版)


 西暦2048年 日本国は異世界へ転移した そして日本国はロデニウス大陸統一戦争にクワ・トイネ公国、クイラ王国両国の要請を受け日本国政府は国防軍出動命令を発した それと同時に日本国政府は国連軍アジア方面軍司令官ジェームズ・ウィパーに国連軍の戦争協力を要請 ジェームズ・ウィパーはこれを了承 部隊を派兵した そして作戦森の盾は第3段階 最終段階に入った 国防軍国連軍の目標はハーク・ロウリア王の逮捕である 陸海空国防軍 国連軍は目標の達成を目指す


Operation Forest shield 2nd stage 3rd stage

  中央歴1635年 西暦2049年 9月6日

 

 

 第7機甲師団から分派された第8戦車大隊、第21特化連隊はジン・ハークまで残り20kmの所まで迫っていた。

 その隊の大隊長田中宗一郎1佐は40式戦車のハッチからオルタナによる光学補正を受けたロウリア王国の首都ジン・ハークを見ながら不満げに話していた。

 

「全く。上は気が狂ってるのか?と言いたい所だが、野戦砲すらない世界、魔法というイレギュラーは存在するが、異世界各国の協力で魔法は戦車に対して脅威じゃないと.........」

 

「それに空さんと海さんは鎧袖一触だったらしいですからね.........」

 

「負けたら総隊司令が訪問........という名の罰が待ってるからな.........」

 

 訪問..............その言葉を聞いただけでも対象部隊が死に物狂いで訓練をし、訪問日には100発撃ったとして、全て命中させるという、まさに100発100中。

 

「あぁ、あれは恐ろしいな........」

 

 田中は身震いする。

 

「敵さん、動きはないんだな?」

 

「はい。今の所動きはありません。甲羅に篭った亀ですね」

 

「再侵攻の準備すらしていないとは.........明朝0700に敵目視圏内に入る。戦車は主砲撃ってなんぼだ」

 

「うい」

 

 その後、夜は明けた。

 

「うん、濃霧だ.........菅平が懐かしい........」

 

「大隊長、感慨ふけるのはそこまでにしてください」

 

「隊長、現時刻0620です」

 

「うし、作戦開始。全車前進!」

 

 40式戦車約100両がジン・ハークをめがけ前進する。

 

「向こうは全く見えんだろうな」

 

「どうでしょうか?魔法があるからわかりませんよ」

 

「早くレーザー探知機のように魔法探知機のような物が開発される事を願うよ」

 

「で、どうしますか?」

 

「どうもこうも。早く航空基地を破壊してもらわないことには.......」

 

「大隊長!航空隊より通信、『敵基地を破壊した』とのことです!!」

 

「よし。敵の目視圏内に入る。ヘッドライト点灯!派手に行くか.......」

 

 40式戦車全車が今まで消していたヘッドライトを点灯させた。

 

「ふあーーー」

 

 見張りの1人が欠伸をする。

 

「おい!寝るなよ!」

 

「分かってるけど、ビールズに伏兵を配置させたんだろ?荒野を通るには馬への負担がでかいからな........どう足掻いてもここまでは辿り着けないさ」

 

 首都防衛隊は楽観視していた。そしてそれはすぐに崩された。

 

「うん?」

 

 見張りの1人が何かに気付く。

 

「どうした?」

 

「.........!?。日本国だ!!日本国が破城槌を持ち出してきたぞ!!!」

 

「ば、バカな!?。あの荒野を行軍してきたとでもいうのか........」

 

「パタジン将軍に連絡。全隊配置につけ!!」

 

「急げ!」

 

 首都防衛隊は緊急配置につく。

 

 

 

 第21特化連隊 首都より50km後方

 

 

「目標、見張り台」

 

「1発で当てろ」

 

「分かってます。弾種選択、ヴォルカノ、誘導信号受信を確認!」

 

「ってぇぇーーー!!」

 

 38式自走155mm榴弾砲が火を噴く。

 

 

「急げ急げ!!配置につけぇぇーー!!」

 

 見張り台では怒号が響く。

 

「—-ん!?」

 

 1人の兵士が何かに気付く。

 

「おい!!あれ—」

 

 ドォォォォォォォォォーーーーーン!!!!

 

 見張り台にいた兵士達は、皆等しくあの世へ行った。

 

「何事だぁぁぁーーーー!!!」

 

 パタジンは寝ていたところを爆発音によって叩き起こされた。パタジンは目の前の惨劇に目を見開く。

 

「なっ........」

 

 言葉が出ない。

 

「ランド!!何をしてでも大王様をお守りしろ!!」

 

『分かった』

 

「パタジン将軍!!飛竜基地より連絡........日本国の鉄竜からの攻撃により.......壊滅したと........ん?.........ば、バカな!!!」

 

「どうした!!」

 

「海軍基地より連絡、日本国の戦船より攻撃を受け壊滅したと.........」

 

「まずい........日本国はケリを付けるつもりだ........急いで配置につけ!!」

 

「はい!!」

———————————————————————————————————

 時系列は少し遡る

 

 30分前

 

 

 ロウリア王国の北の港沖に2隻の船が港を攻撃するために接近していた。

 

「哨戒に出ていたと思われる船は、日本の戦艦によって消滅したようです」

 

「うむ.........アタックポイントまで、後10kmか.........」

 

「すでに戦闘配置済みです.........トマホークを撃ちたいです.........」

 

「確かに........」

 

 自分達の任務は、敵地へのトマホーク攻撃だったり、空母ロナルド・レーガンの護衛だったりと駆逐艦の汎用性を活かして、任務を任されることが多い。

 

「だが、我らがリーダーからの命令だ、逆らえば........」

 

「分かってます」

 

 ゴォォォォォーーーン!!!

 

 艦橋に微かに砲撃音が聞こえてきた。

 

「日本の戦艦が射撃を開始したようです」

 

「着弾まで5分か.........」

 

「日本の駆逐艦に斬り込み戦術を叩き込まれたんだ..........使わない手はない」

 

「行きますか.............第4戦速!」

 

 カーティス・ウィルバーとバリーが、24ノットまで加速する。

 

「面舵45°!」

 

「面舵45°!」

 

 操舵員が45°に合わせる。

 船が遠心力で左に傾く。

 

「CIC、左舷砲撃戦用意!」

 

 5インチ砲が水平線に見える灯を向く。

 

「射線確保!障害物なし!!」

 

「Fire!!」

 

『Fire!!』

 

 火器管制士官が発射ボタンを押す。

 

 ダン!!

 

 カーティス・ウィルバーと、バリーに搭載されてるMk45.mod4.5インチ砲から、M1021榴弾が放たれる。

———————————————————————————————————

 ロウリア王国 北の港 港湾施設

 

 

「うーん。気持ちいいなー」

 

 1人の水兵が潮風に当たっていた。

 

「ふ〜。しかし、4000隻を超える艦隊を半分近くを撃沈させるとは.........一体どうやったらそんなことができるんだ?」

 

 悩んでも仕方ないと、水兵は、船に戻ろうとした時、

 

 ドカァァァァァァァァァーーーーーン!!!!

 

 猛烈な音と、爆炎が発生し、港湾施設が粉微塵になる。

 

「ななななななななんだ!!!」

 

 立て続けに爆発が起こる。

 

『敵襲ゥゥゥーー!!!沖合に敵の船だぁぁーーーー!!!』

 

 見張り所から報告が入り、沖合を見ると、そこには自分達を襲った小さい船と似た船がいた。その船から煙が断続的に発生してる。

 

 ガァァァーーーーン!!

 

「くそっ!!」

 

 その水兵は走りながら沖合を航行しながら攻撃する船を睨みつけた。そしてあることに気付く。

 

「?、国旗が違う?」

 

 クワ・トイネ公国側として参戦した日本国の国旗は白地に赤の丸が描かれたものだったが、今攻撃してきてるのは全く違う、まさか別の国が参戦したのか?だとしたら勝ち目はないと水兵は思った。

 その間にも、味方の船が沈み続ける。

 

「くそっ!こんなの勝ち目がない!」

 

 水兵は逃亡を決意した。

 

 

 国連海軍国防宇宙海軍合同艦隊による、ロウリア王国軍港襲撃戦果は、撃沈1487隻、残存ロウリア海軍を壊滅させた。

———————————————————————————————————

 

 これが、ロウリア王国海軍基地壊滅の真実である。飛竜基地も同じ運命を辿っていた。

 

 

「結局各諸侯は見物を決め込んでる。それに大王様は何も言われなかった..........はー、もう負けたような物だな」

 

 だが、何もせずというのはあり得ない。

 

「騎兵隊!直ちにあの破城槌の能力を測れ!!無理はするな」

 

「「「はい!!!」

 

「我らが一番槍の栄誉をいただいた。勝機は速さにあり!!駆け抜けろ!!!」

 

 騎兵隊隊長が突撃を命令する。

 

「「「「おおおおぉぉぉ!!!!!!」」」」

 

 40式戦車に向かって突撃する騎兵隊約400名。

 

 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!

 

 当然、なにかの発射音が聞こえてきたのと同時に光弾がこちらに向かって—

 

 グシャッ!!!

 

「!?」

 

 さっきまで破城槌を見ていたはずなのに、いつのまにか晴れていた空を見ていた。

 

(あれ?)

 

 そこで隊長の意識は途絶えた。

 

「隊長ォォォーー!!!!」

 

 ヒュンヒュン!!!

 

 横を何かが通っていく音が聞こえてくる。

 次々と味方がやられていく。

 このままでは全滅する.........。

 

「くそっ、引き返せ!!」

 

 副隊長が撤退を命令する。

 不思議なことに、その破城槌は追撃を仕掛けてこなかった。

 

「報告。敵は礫のような光の弾を放ってきます」

 

 騎兵隊副隊長の報告にパタジンはうなずく。

 

「ご苦労。今は休め」

 

「はっ」

 

 騎兵隊副隊長が退出するのと同時に対応策を話し合う。

 

「人海戦術を使えば敵は魔力切れを起こすかも........?」

 

「ならば、散開し、近づけばいいか........」

 

「それでは各個撃破されないか?」

 

「あるいは重装歩兵の盾ならば.......」

 

「騎兵隊の金属鎧は貫通されたぞ」

 

 こうして対応策を話しているものの、その前提条件が全く違う。彼らは敵が魔法を使用しているという前提だが..........国防軍は魔法などという物理学に喧嘩をゲフンゲフン、技術新体系を一切使用していない。

 しかし、ロウリア王国は、今まで魔法を基礎として文明を発展させてきたのだ、いきなりそれを求めるのは酷だろう。

 策は出た。しかし誰も口に出さない。明らかに死にに行けと命ずるのだ。誰もそんな重責を負いたくない。

 

「重装歩兵全軍!正門より出陣!!『光弾』を引き付けろ!その他の兵力は、敵の死角となる門より出陣!散開し、一斉突撃せよ!!!」

 

 パタジンから伝えられた命令に各隊は忠実に実行した。

 

「守ります。我が子、我が家、我が国.........ロウリア重装歩兵隊、これより出陣!!」

 

「「「「「ウォォォォォォォォォーーー!!!」」」」」

 

 荒野に雄叫びが響く。

——————————————————————————————————— 第8戦車大隊 21番車両

 

 

「出てきました」

 

「同軸、12.7mmで攻撃しろ」

 

「了解」

 

 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

 

 7.62mmと12.7mm機銃から銃弾が放たれる。敵は盾を展開するものの、ひき肉のようにちぎれていく。

 

「!?、おい嘘だろ.......」

 

 機銃カメラの映像を見ながら撃っていた隊員が戦慄する。

 

「どうした?」

 

「あいつ.......人が持っている盾で12.7mmを弾いてるぞ........いくら避弾経始をしてるとはいえ........」

 

「まさか........魔法で強化しているのか?」

 

「でも、周りの奴らは簡単に倒れていきますよ」

 

「.........あいつが指揮官かもしれん。戦車砲の至近弾で吹き飛ばせ」

 

「Yes」

 

 砲手が主砲を旋回させ、ただ1人、生き延びてる兵士の近くの地面をねらう。

 

「射線に障害物なし、撃て!」

 

 発射ボタンを引く。

 予め榴弾を装填していた主砲から砲弾が放たれる。

 

「グワッ!!」

 

 盾を持っていた兵士が吹き飛ばされる。

 

『レコンより各車、左右より近く敵あり。数不明。送れ』

 

 上空を旋回するMQ-8リーパーを操縦する隊員から報告が入る。

 

『こちらストーン01、指ひとつ触れさせませんよ』

 

 ストーン01、木更津基地所属の第4対戦車ヘリコプター隊と第3対戦車ヘリコプター隊のAH-64JとAH-10飛燕が30mm機関砲、70mmロケット弾を敵兵に喰らわせる。

 

「頼む。俺たちは正面に集中だ!」

 

 その後も殺到する敵兵を主砲、機銃でなぎ払う。

———————————————————————————————————

 

「くそっ!!やはり撃破されるか.........」

 

「せめてワイバーンがいれば.........」

 

『俺が行きます』

 

 突然、魔信に声が入った。

 

「「誰だ」」

 

『第2竜騎士団所属、ターナケインです。通信が開いていたので、監視員の報告は聞いていました。俺たちに行かせてください、『飛竜を討てるのは飛竜のみ』ってやつです。たとえ、『鉄竜』が相手だとしても』

 

 ターナケインの願いに黙る将軍たち。

 

「..........ターナケイン。厳しい戦いになるが、やってくれるな?」

 

 沈黙を破り、パタジンがターナケインに聞く。

 

『はい。一矢報いてみせます』

 

「頼む」

 

 

 

「さぁ、行くぞ!相棒!」

 

................................................

 

「しめた!!こいつら遅いぞ!いける!!」

 

 ターナケインは時速160kmで飛行する飛燕とロングボウを見て、そう言った。

 

(群から浮いた奴を.........喰ってやる!)

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 AH-10飛燕 第3対戦車ヘリコプター隊 11番機

 

 

 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

 

 機内に30mm機関砲の発射音がかすかにこだまする。

 このヘリを操っているのは陸軍隊員妖精だ。ガンナーの妖精がレーダーに新たな光点が映ったことに驚愕する。

 

「なっ!!まずい、トカゲがいるぞ!!」

 

「何!ファルコンとスーパーホーネットがやったんじゃなかったのか!?」

 

 ガンナー妖精が、HMDに表示された方向を見る。

 するとこちらに近づくワイバーンが、火球を形成していた

 

「まずい!!」

 

 パイロット妖精が出力を最大にまで上げて、機首を真上に上げて、すぐに出力を絞る。

 AH-10飛燕はバレルロールをし、導力火炎弾を躱した。

 

「なっ!!」

 

 ターナケインは驚く。

 絶対に当たると思った導力火炎弾をあっさりと躱したからだ。しかし、その鉄竜は急旋回をしたせいか、スピード、機動力が落ちている。

 

「チャンス!」

 

 愛騎に導力火炎弾を放つように指示する。

 

「くそっ!避けれるか!?」

 

「舐めるなよ!!こちとら第2ヘリコプター団卒、ナイトスカーズ研修したんだぞ!!」

 

 そう言うと、パイロット妖精がコレクティブピッチをガンと、最大まで下げるのと同時に操作レバーを左に傾ける。

 ちなみにこのパイロット妖精。ナイトスカーズ研修の際にこう呼ばれた、『魔王の燕』と。

 

「くそっ!また躱された!」

 

「やっちまえ!ガンナー!」

 

「アイリンクシステム問題なし!!」

 

 ガンナー妖精が、AIが算出したワイバーンの未来予想位置を狙う。

 

「Fire!!」

 

 30mm弾が放たれる。

 ターケナインは、これを避けようとしたが、弾幕に絡め取られた。

 

「くっ!!」

 

 ターケナインは身構えるものの、被弾した感触がない。

 

「クゥゥーン........」

 

 ワイバーンが、今にも死にそうな声で鳴く。

 愛騎が身代わりになったのだ。

 

「なっ!お前..........すまない........」

 

 ターケナインは涙声で愛騎士に謝った。

 

「ふー。危なかった。さすがルーデルさんだ」

 

「茶化すな。任務に集中するぞ」

 

 イレギュラーが発生したものの、ほぼ、問題はなく、そのまま作戦を続行した。

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「くそっ!!」

 

 パタジンは壁を蹴る。

 先程まで、敵の光弾を防いでいた兵士がいたおかげで、士気が上昇したが、そこまでだった。敵はその兵士に爆裂魔法を浴びせ、吹き飛ばしたのだ。

 そして、最後の竜騎士が、敵の鉄竜によって、いとも簡単に落とされたのだ。イラつかない方がおかしい。

 

「まずい.........このままでは突破されてしまう」

 

 その後も、対応策を考えるパタジンであった。

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「大隊長。敵、誘引戦力の撃滅を確認しました」

 

「うむ。さて、次来るとしたら夜襲か.........」

 

 大隊長は野営陣地を見ながら言った。

 

「これだけ派手に野営陣地を作ったんです。引っかかるでしょう」

 

「そうだな。さて、漆黒の闇を待つとしますか」

 

 その後、太陽が沈み、周りが闇に包まれる。

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 城壁に呻き声がこだまする。

 

 しかし、それらを無視し、闇の先にある国防軍の野営地を睨む男が1人。

 

(夜はあの『鉄竜』も飛べぬようだな........防衛騎士団第3騎兵隊大隊長『夜目のカルシオ』。闇夜が支配するこの時を待っていた。日本国よ、闇に慄くがいい)

 

「パタジン。俺に行かせろ」

 

 カルシオはパタジンの部屋に入るなり、そう言った。

 

「カルシオ。お前も見ただろう?重装歩兵も、散開突撃も効かない。日本国は計り知れぬ」

 

 パタジンはそう言い、カルシオの案を却下しようとするが、

 

「いかに日本国が強くとも、奴らも人の子、休息は必要.........日本軍の野営地はすでに我が兵が見つけた。ここは俺に任せろ」

 

 そう押し切られて、パタジンは渋々了承した。

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 第3騎兵隊は、国防軍の野営地まで20kmの位置まで迫っていた。

 

「...........やけに静かですね、焚き火の一つもありません」

 

「気を付けろ。あれだけの大勝で浮かれ声もないとは........気味の悪い連中よ.........」

 

「大隊長。総員配置につきました!」

 

「うし。80迫、特科連隊に通達。照明弾発射用意!!撃て!!」

 

 100万カンデラの明るさを誇る照明弾が上空に点灯する。

 

「探照灯照射!!!」

 

 国防宇宙海軍の貸与品である通称“最強探照灯”を敵に浴びせる。これで敵は何も見えない筈だ。

 

「くっ!!これでは丸見えではないか!!」

 

 ダラララララ!!!

 ガガガガガガ!!!

 ズドォォーン!!!

 

 闇になれた目が突然の光によって、目が眩み何もできない第3騎兵隊は第8戦車大隊、第21特科連隊、12.7mm、7.62mm、5.56mm弾、小銃擲弾筒が放たれる。

 

「グアっ!!」

 

 第3騎兵隊はあっさりと壊滅した。

 

「こんな馬鹿げた魔法など存在せん。できるとしたら魔帝だけだ........」

 

 魔導師ヤミレイが震えながら言う。

 

「カルシオ.........!?」

 

 パタジンが破城槌が前進してることに気付く。

 

「さぁ、でかい餌なんだ。釣れないと困る。主砲発射用意!」

 

「了解!」

 

「弾種対戦車破砕榴弾!正面射!撃て!!」

 

 40式戦車の120mm滑腔砲から破砕榴弾が放たれる。

 

 ガァァァーーーーン!!!!

 

「各車、前進!!」

 

「報告!!破城槌が前進してきます!!」

 

「鉄壁の正門が...........日本国は今夜でケリを付けるつもりか.........全兵を招集!!なんとしてでも守れ!!」

 

 パタジンは一通り命令すると、魔通を繋ぐ。

 

「ランド、聞こえるか?正門が破壊された」

 

『そのようだな』

 

「俺は正門で日本軍を迎え撃つ。お前はどんな手を使ってでも大王様をお守りしろ!!」

 

『承知した』

 

「どんな手を使ってでもか........」

 

 ランドは近くにいた2人のメイドに目をつける。

 

「おい、そこのメイド。ついてこい、大王様のお役に立ててやる。

 

 メイドは震えながらもついて行った。

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 40式戦車車内

 

 

「まずいですね。ここまで出てくるとは.........」

 

「だが引くわけにはいかん。最後まで陽動に徹する」

 

「適当にばら撒いときます」

 

「そうしてくれ」

 

 40式戦車各車は時速20kmの速度で正門に向かうのを演じ続ける。

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 上空にUH-1Yヴェノム6機と、UH-1JSコウノトリ6機、戦闘ヘリコプターAH-1Zヴァイパー4機がいた。

 

「うっし。森の盾、第3段階発動だ........各員、気を引き締めろ」

 

「旧日米の仲をなめてもらっちゃ困るぜ」

 

「降下1分前!!」

 

 彼らは旧アメリカ陸軍、現国連陸軍特殊部隊グリーンベレーと、第1特殊空挺団の合同特殊部隊であった。

 

「30秒!!」

 

「降下用意!」

 

「降下予定ポイントに敵複数!制圧射撃!!」

 

 ヴェノムから7.62mmミニガンとコウノトリから12.7mm機銃が放たれる。

 

「グアぁぁぁーー!!」

 

 悲鳴を上げて倒れていくロウリア兵士達。

 

「降下!降下!」

 

 ロープを下に投げ下ろし、隊員達がホイスト降下する。

 降りた隊員が円陣を組み、周囲を警戒する。

 その間、接近しようとする敵兵士をガンナーが機銃を放ち、押し止める。

 

「降下完了!!」

 

「よし、全機離脱後、戦闘ヘリと一緒に歩兵を援護する!!」

 

 そう話してる間にも、進路上の敵兵を機銃で嬲り倒していくヴァイパー。

 

「GoGoGo!」

 

 小銃班が敵を薙ぎ倒していく。

 そして王城入口に到着する。

 

「ブリーチング!、3、2、1、発破!!」

 

 ドォォォォォォォォォン!

 

 爆発音が城内にこだまする。

 

 ダダン!ダダン!

 

 室内にいる兵士を2タップで頭を撃ち抜く隊員達。

 そのまま順調に制圧していき、王がいるとされる、私室まで後1部屋だった。

 

「最後だ........突入!」

 

 隊長に号令で部屋に雪崩れ込む隊員達。

 

「!?」

 

 先導していた隊員が突然止まる。後に続いた隊員もその光景を見て俄然とする。

 

「殺さないでください.........殺さないでください........」

 

 メイド服を着た民間人2人が泣きながら、そう懇願してきたのだ。

 

「...........」

 

 カツ、カツ、カツ

 

 奥から鎧を着た男が来る。男が口を開く。

 

「そうか........やはりお前達はそういう奴なのだな........ビールズを目にも止めず無視し、軍港の被害は、軍船と軍事関連施設のみ........お前達は重い規律で縛られてるのだな」

 

「誰だお前は!」

 

 隊員の1人が口を開く。

 

「私の名前は—グギャッ!!!」

 

 その男が名乗りあげようとしたとき、後方にいた隊員がダガーナイフを投げたのだ。そしてそれは男の胸に命中する。

 

「よくやった。このクソ野郎が」

 

 パン!!!

 

 グリーンベレー隊長が拳銃で頭をぶち抜く。

 

「各員展開!敵は条約を逸脱した、情けは不要........Fire」

 

 グリーンベレー隊長が号令するのと同時に、柱の裏に、隠し部屋にいた近衛兵を、グリーンベレー隊員が所有していた12.7mm対物ライフル(!?)と、第1特殊空挺団隊員の5.56mmトレース弾で撃ち抜く。

 

「生命反応なし」

 

「いよいよ本丸か........どうだ?」

 

「中にいるのは1人だけです」

 

「なら、それが王だ。突入用意..........3、2、1、Go!」

 

 扉を爆発させ、吹き飛ばす。

 隊員達が一斉に雪崩れ込む。

 

「!?」

 

 全員が止まる。

 

「ふっ、ふっ」

 

 逮捕目標である、ハーク・ロウリアがナイフを持ち、腹に当てていたからだ。

 

「今までの我が罪を許したまえ.........」

 

 グサっ!!

 

「なっ!!!衛生兵!!応急処置を!!」

 

「どけ!!まずいまずいまずい!」

 

 衛生兵がガーゼで出血点を抑えるが抑えられない。

 そして腕に輸血用チューブを繋げる。

 

「こちらウッド01!ホテル01、逮捕目標が割腹自殺を図り、現在治療中!王城近くに着陸してくれ!!」

 

『ホテル01了解』

 

「どうだ!?」

 

「非常にまずい。もって40分、短くて10分だ」

 

 想像以上に酷い状況に絶句する隊員達。

 

 ババババババババババババ!!!

 

 城外からローター音が聞こえてくる。

 

「担架に移すぞ!!1、2、3!!」

 

「急げ急げ!!」

 

 4人で担架を運び、1人が輸血パックを持つ。

 

「早く早く!!」

 

 ドアガンナーが叫ぶ。

 

「よし、行け!!」

 

 担架を固定した後、ローターの回転を上げて、上昇する。

 

「こちらウッド01よりオフィス!逮捕目標が割腹自殺を図った。現在応急処置をし、ヘリで搬送中!」

 

 一通り報告が終わった後、隊長がそばにあった小石を蹴る。

 

「なんてこった..........」

———————————————————————————————————

 マイハーク人工島 統合司令部

 

 

『こちらウッド01よりオフィス!逮捕目標が割腹自殺を図った。現在応急処置をし、ヘリで搬送中!』

 

 合同特殊部隊からの報告に司令部にどよめきが広がる。

 

「嘘だろ.........」

 

「なんてこった.........」

 

「おい!近くの野戦病院、もしくはここまで来るのにどのくらいかかる!?」

 

 小野司令の問いに、参謀がキーボードを何回か操作すると。

 

「今の速度、イレギュラーが発生しなかった場合、ここに来るのは27分。野戦病院は38分です」

 

「ダメだ!!それでは間に合わない!!」

 

 小野が端末に映る、空母を見た。

 

「これだ!!これなら8分で着く!!おい!!すぐに、ロナルド・レーガンに連絡しろ!!」

 

「了解!!」

———————————————————————————————————

 ロナルド・レーガン 艦橋

 

 

「..........了解」

 

 通信員がインカムを外す、艦長に報告する。

 

「トーマス艦長、統合司令部からです、コールサインホテル01が重傷者をこちらに搬送するとのことです」

 

「目標が割腹自殺を図ったか........作戦成功と言えるか........いや、言えないな.........医務官は直ちに準備に入れ、移送準備!」

 

「Yes sir!!」

———————————————————————————————————

「どうだ!!」

 

「なんとか出血は止まった!だが、かなり衰弱してる!急いでくれ!!」

 

「わかってる!今が最大巡航速度だ!!」

 

 すると、水平線に複数の艦影と、航跡が見えた。

 

「見えた!!」

 

『This is Ronald Reagan Air Traffic Control. Hotel 01, please take a direct approach.(こちらロナルド・レーガン航空管制。ホテル01、ダイレクトアプローチをしてください)』

 

「Hotel01,了解」

 

 その後、LSOに従い、着艦した。

 機体を拘束具で固定する。

 

「開けます!!」

 

 扉を開ける。

 

「ストレッチャーに移すぞ!1、2、3!!」

 

 合図をかけ、担架からストレッチャーに移される。

 

「医務官!準備はいいか!?」

 

『いつでもいいぞ!!」

 

 その後、医務室に運び込み、処置を開始した。

———————————————————————————————————

 日本国 市ヶ谷 地下統合司令部会議室

 

 

 国連軍参謀も交えた統合会議に急報が入る。

 

「確認が取れました!作戦森の盾第3段階目標、ハークロウリア34世が割腹自殺を図ったとのことです!空母ロナルド・レーガンに移送し、治療しているとのことです」

 

「Oh My God.........」

 

「嘘でしょ.........」

 

 会議室にいる全員が動揺する。

 

「ロナルド・レーガンの医療設備ならなんとかなると思います.........」

 

「直ちに上に上げろ...........第3段階は失敗したと.........」

 

「「「「「..................」」」」」

 

「はい..........」

 

 この急報は、上.........総理のもとへと、届けられた。

———————————————————————————————————

 日本国 総理私邸

 

 

「あー。何年ぶりの休みだ?俺...........」

 

「えーと—」

 

「いや、見なくていいから.........」

 

 箕輪私設秘書が手帳を見ようとしたのを佐山が止める。

 すると、佐山のスマホに電話がかかってくる。

 佐山が電話の相手を見た時、渋い顔をしていた。

 

「もしもし............割腹自殺を図ったか...........そんなに悔やむな.......目標は無事なんだろう?」

 

『はい、続報が入り、目標は命の危機を脱したと.........』

 

「なら作戦は成功だ、すでに第7機甲師団は撤収したんだろ?」

 

『はい、一応第3段階の目標は達成したので、すぐに撤収しました』

 

「ならいい。すまんが詳しいことは明日で頼む」

 

『はい。失礼します』

 

 ピッ!

 

「あー。今日だけでも仕事を忘れたい.........」

 

「心中お察しします」

 

「もう23:00か........もう下がっていいよ。お疲れ様」

 

「はい、おやすみなさい」

 

 箕輪が退出する。

 1人残った佐山は、情報庁からもたらされた報告書を読んだ。

 題名は、『旧世界に取り残されていた国防軍の全てが日本の空き地、又は基地内に出現』と、書かれていた。

 

「もう、転移してから5ヶ月以上経ってるというのに何故今来たんだ?それなら国が転移した時に、まとめればよかったものを.........あれ?俺........何を言って........は〜、寝よ」

 

 佐山は眠りについた。

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 ロデニウス大陸沖 

 

 連合艦隊旗艦 あかぎ 艦橋

 

 

「—命の危機は脱したとのことです」

 

 通信士妖精が、あかぎに報告する。

 

「ありがとう.........中央から何か追加の命令は?」

 

「追加の命令はありません。ただ、第7艦隊第5空母打撃軍所属艦艇は、直ちに舞鶴へ向かうように指示されてます。ロナルド・レーガンの任務は、そうりゅうが引きづきます」

 

「そう.......後は、講和に向けての作戦ね.......」

 

「すでに、艦載機が作戦を開始しています」

 

 副長妖精の視線は彼方を飛ぶ、艦載機に向けられた。

 

「異世界初の軍事行動、派兵..........私達はこの力を自制できるのかしら.........」

 

「すべては政府にかかっています」

 

「まぁ、私達が話していい問題ではないわ.........集中しましょう」

 

「はい」

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 その後、クワ・トイネ公国、クイラ王国、日本国の共同声明で、ロウリア王国に講和会議の開催を呼びかけ、ロウリア王国はこれに応じた。

 海軍艦船は全滅、陸軍は40万以上が戦死している。ワイバーンも全て殲滅された。そして、ハークロウリア34世が連れ去られたのだ。

 もうロウリア王国に外征能力は残されていなかった。

 そして、ハークロウリア34世の容態は問題はなく、その後回復した。

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 日本国 首相官邸 総理執務室

 

 

 国家安全保障会議が終わり、佐山、広瀬、白井、荒米が執務室にいた。

 

「まぁ、ほぼ予想通りだな..........」

 

「負傷者はともかく、殉職者が出たら、辞表もんですよ」

 

「うん.........それで、例の諜報員達は?」

 

 佐山が荒米に問う。

 

「はい。現在、本国に移送するのは控えて、特殊作戦群が立てた、プレハブの.........すいません、そこから先は言いたくありません」

 

 言い淀んだ荒米を見て佐山が少し引く。

 

「うん.........察するよ..........で、その諜報員は、うちのことをどこまで知っている?どこの所属かはわかった?」

 

「え〜。まず、フランス語擬きを話す人物は、ムー共和国という国の技官であることが判明しました。そして、ロシア語擬きを話す方は.........口を閉ざしています」

 

「うん。知ってた。だが、フランス語........マイラス・ルクレールは、ずいぶんとペラペラ喋ったみたいだな........」

 

「はい。現在、判明してる、ムーの素性は—」

 

 荒米が要点を挙げていく。

 

・永世中立を宣言している。

・ムーは列強序列第2位。

・技術レベルはWW1のイギリスレベル。

 

「—です。他にもありますが、印象に残ったのはこれです」

 

「うーん。まあ、接触してみないことには全く分からないな.......」

 

「衛星写真では限界がありますからね」 

 

「後で、宇治和に言っとく。国防省.........いや、海保にしようかな〜...........どっちがいい—」

 

「「「俺に聞くな」」」

 

「え..........はい..........じゃあ、艦隊を派遣しよう」

 

 佐山はしょんぼりしながらも、指示をする。

 

「OKです。後で計画を提出しときます」

 

 白井が言う。

 

「まぁ、とりあえず置いといて、荒米、広瀬、これ.........どういうことだ?」

 

 佐山が、端末に表示されていた題名を叩く。

 

「そのままです」

 

「.............部隊は?」

 

 佐山の問いに白井が答える。

 

「海外派遣に出ていた全部隊だ.........陸は、コンゴ、南スーダン、ネパール、海賊対処の基地守備隊諸々に出ていた8個大隊、海外に支援物資、航行訓練、海賊対処で出ていた7隻の艦、同じく海賊対処の哨戒機などの航空機12機が所属の基地へ現れた..........本人曰く、うちらが消えて、1年近く経ち、そして、国連軍の指揮下に入り、いつも通り、俺たちからの最後の命令を遂行していた時、突然視界が真っ白になり、自分たちの所属基地へ、保存していた装備弾薬全て持って現れたそうだ...........向こうの世界の様子を聞きたい?」

 

「うーん」

 

 佐山は少しの間考えて答える。

 

「じゃあ、良い方から」

 

「...............まず、うちが消えて、世界がかなり混乱に包まれたらしい、だが、国連の権限をかなり拡大させてたのが功を奏して、国連が一時的に世界経済をコントロールして、混乱を収めたらしい」

 

 白井が紅茶を一口含む。

 

「で、いい報告は何一つない」

 

 佐山がずっこける。

 

「まぁ、国一つ消えたんだ、普通そうだろうな...........」

 

 広瀬が白井の話を引き継ぐ。

 

「まあ、端的に言えば、うちの隊がいたお陰で大人しくしていた軍閥諸々が動き出した。そして、国連軍が部隊を派遣し、秩序を維持した..........そして、国連軍が対応で四苦八苦してるときに、世界で見計らったように各地で紛争が勃発、国連は、各国国軍を紛争調停に向かわせるように言ったらしいが...........」

 

「その紛争が起こってない国同士で戦争が起き始めたか.........発端はアメリカか..........」

 

「その通り。アメリカが国内の混乱を国外に向けようとして各国紛争に介入したが.........」

 

「その攻撃が逆に国民の反感を買ったと........」

 

「Yes。国連がなんとかしようしてるときに、こっちに来たらしい.........」

 

「どうせなら、諜報員も送って欲しかったな..........」

 

 荒米が頭を抱える。人材不足はどこも同じ問題だった。

 

「何故転移から一年も経った今、国防軍だけがこっちに送られてきたか..........間違いなく外的要因.........神の御業だな」

 

 佐山の予想に同意する広瀬以下3名。

 

「そういえば、クワ・トイネ公国にある、リーン・ノウの森に太陽神の使いの遺産があるとかなんとかって言ってましたね」

 

 荒米が、ふと思い出したように言った。

 

「太陽神の使いね.........気になるな.........」

 

「学術調査団を派遣しましょう.........いつかね.........今は講和会議の結果を待ちましょう」

 

「うむ........じゃ、解散、残して悪かったね」

 

「「お疲れ様です」」

 

 荒米だけが退出する。

 

「今夜どこ集合?」

 

 白井が佐山に聞く。

 

「明日午前中だけなぜか空いてたから..........1番に22:50に集合で」

 

「「うい」」

 

 その後、広瀬と白井も退出した。

 

「は〜。戦争は嫌いだ」

 

 そう言うと、佐山も執務室から出た。

 

 日本国の異世界初の戦争は圧勝で終わった。

 




うん..........何がどうだが主もわからなくなってきた。
 後......,,,,この登場人物、一部除いて6年以上綴ってきた脳内物語の人物なんだよね。
 国防軍もヤマトもね..........後は察してください。
 では次回予告。
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 次回予告


 ロウリア王国が日本国に破れ 講和会議が開催されることになった そして 新たなロウリアは新き道を歩み始める。
 そして ロウリア王国敗戦の報はすぐに周辺国に広がった そして日本国に魔の手が忍び寄る

 次回 『講和 忍び寄る魔の手』

 .............BGMさ.........エヴァの歌付きのやつ.........個人的にあってるような..........?
 では

パラレルワールド その1

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