過去作をご覧になっていた方は、お久しぶりです。
作者のまはまはです。
今回から新連載を始めていくのでよろしくお願いします。
今回もあの艤装を使っていきます。
戦える艦これ―自分の艤装は要塞空母―
プロローグ
宇宙のどこかにある惑星、ネーレウス。地表の90%以上が海であり、陸地は地球のオーストラリア大陸と同程度の大陸と多くの島である。ほとんどが海だったためか、古来より船舶技術の発展は凄まじいものであった。
今から120年前、既存の艦船を素体に人が艦船の能力を身に着け戦うことのできる技術『艦娘システム』が開発され、今までの戦いが一変した。これまで多額の金、大量の人が投入されていたが、艦娘は少ないリソースで済むようになり、各国は艦娘を中心として、軍拡及び艦娘の素体となる艦船の開発を進めた。
この頃、海軍戦力の大きな国家は列強と呼ばれた。列強国は、西方海域にある『帝国』、『王国』、大陸の半分を有する『合衆国』、大陸のすぐそばにある『連合王国』、東方海域にある『皇国』、『人民共和国』、北方海域にある『連邦』、中部海域にある『共和国』の8国家である。
そして、70年前。南方海域の資源地帯や中部海域の領土を巡り、帝国、王国を中心に西方海域諸国から成る『協商国』と合衆国、連合王国、共和国を中心に中部海域、大陸諸国から成る『連合国』で戦争が勃発。
この2勢力の戦争に加え、皇国と人民共和国の領土をめぐる戦争、連邦の北方海域諸国への侵略戦争がはじまり、世界の至る海域で列強国がぶつかった。
5年に及んだ大戦は、連合国、人民共和国、連邦の勝利に終わり、連合国主導のもと世界は治められていった。
戦後処理では、協商国だった帝国、王国は現在の皇帝、国王の退位に加え、領土の割譲及び租借、海軍戦力の縮小・制限が加えられ、多額の賠償金を支払うことになった。皇国は、植民地の破棄、海軍戦力の縮小・制限となった。北方諸国は、連邦に領土の全割譲もしくは傀儡国となった。
今から10年前(大戦終結から55年後)、敗戦国も復興が進み、国際社会に復帰していた頃に南方海域にて輸送船団が壊滅した。輸送船団を襲撃したのは、人型で艦船と同様の戦闘の能力を使用できるなど、艦娘によく似ていた。
列強国の1つである共和国は、艦娘を含めた艦隊を派遣した。交戦するも敗北し、謎の艦娘たちは中部海域にも出現するようになった。世界は、謎の艦娘を『深海棲艦』と呼称し、敵対勢力として全世界で対抗していく。
そして現在の状況は、南方海域全域を喪失し、中部海域は共和国陥落により大陸周辺の海域を除き喪失した。この10年で深海棲艦は、北方海域、西方海域、東方海域にも出現し、帝国、王国、連邦、人民共和国は海軍戦力が壊滅し、深海棲艦の上陸に対して水際防衛中である。合衆国、連合王国、皇国は、ギリギリ自国の領海を守っていた。
しかし、世界は何もしなかったわけではない。列強国を中心に『世界連合海軍』を創設し、皇国に艦船、艦娘を結集させ、深海棲艦への反撃の準備をしていた。
そんなある日、一人の人間が世界連合海軍へ入隊する。
『艦隊これくしょん2』。今までの艦これとは違い、プレイヤーは一兵卒からスタートする。自らも艤装を背負い、深海棲艦と戦う。艤装はティア1~10まであり、駆逐艦または巡洋艦から始まり、ティアが上がれば戦艦、空母が解放される。
階級が佐官以上ならば、艦娘を指揮することが出来るようになる。少佐であれば艦娘6人+提督1人の最大7隻運用可能である。階級があがるごとに、運用可能な艦隊数、艦娘が増えていく。
さぁ、艦娘、仲間と共に艦これライフを楽しもう!事前登録受付中
「へー、事前登録しとこ」
艦隊これくしょん2は、3日で事前登録者数は10万人を超えた。
そして、数ヶ月が経ち今日、正式サービスが始まる。
〇用語解説コーナ―
『艦娘システム』
既存の艦船を素体として人が身に着けることが出来るくらいまで縮小した武装システムが艤装であり、それを身に着けることが出来る女の子が艦娘である。近年は、男性も可能であり、艦息も登場している。艤装となる艦船の素体は、世界大戦時のものがほとんどである。
艦娘の志願者は、素体となる艦船の影響を大きく受け、性格や容姿に変化が現れ、同一艦船の艦娘は、性格や容姿は若干違うもののよく似る。
『帝国』
西方海域に領土を持つ国家。世界大戦では協商国だった。大戦敗戦後は、多額の賠償金に悩まされ西方海域随一の工業地帯を租借されるも、工業地帯返還後は復興が進み大戦前と同じ国力を持った。
しかし、深海棲艦の出現による海軍戦力の壊滅、資源地帯である南方海域の喪失により、工業力は半減した。また周辺国からの難民に悩まされている。
潜水艦がお気に入り。
『王国』
西方海域の領土を持つ国家。世界大戦では協商国だった。大戦敗戦後は、多額の賠償金に悩まされ、国内経済が低迷、租借地を売却するなど長く賠償金の支払いに頭を悩ませた。
深海棲艦の出現によって、再び国内経済が低迷している。
海軍は…パッとしない。まぁ強いんだけど…。
『合衆国』
中部海域にある大陸に領土を持つ国家。世界大戦では連合国だった。大戦には途中参加であり、原因は帝国が合衆国の民間船を撃沈したためである。大戦の勝利後は、世界一の工業力と海軍で国際的な発言力を高めている。
深海棲艦出現後も自国内で資源を賄えるので、資源地帯である南方海域の喪失の影響は少なかった。
1週間に1隻空母が造れる。
『連合王国』
中部海域にある大陸の近くに領土を持つ国家。地球だとニュージーランドのようなところ。世界大戦では連合国だった。かつては世界帝国と呼ばれ、世界中に植民地を持っていた。大戦後、多くの植民地が独立するも連合王国の構成国として残った。
深海棲艦の出現後は、南方海域の喪失により、資源輸入は合衆国に頼っている。
ロイヤルネイビーと呼ばれる強大な海軍を持っているが、よく個性的な兵器を設計している。
『皇国』
東方海域に領土を持つ国家。昔はサムライの国として有名。世界大戦では人民共和国と資源のある諸島をめぐって戦った。敗戦後は植民地を失い、海軍戦力を多く失ったが、短い期間で復興し、敗戦国の中では最も早く国力を取り戻した。
深海棲艦の出現後は、南方海域の喪失により、資源不足に陥り、合衆国からの資源輸入でギリギリ持ちこたえている。
巨大な戦艦が大好き。
『人民共和国』
東方海域に領土を持つ国家。過去に連合王国に敗北し、皇国にも敗北したことで領土のほとんどが植民地化され、大戦前も国内は分裂状態だった。皇国との戦争に勝利後、国内派閥の1つだった人民共和国が資源のある諸島を獲得し、国内統一に向け動き出した。大戦から10年後国内統一を果たし、世界一の人口を誇る。
その後、徐々に国力を伸ばし、初の空母を建造するも、深海棲艦の出現し海軍が壊滅。国内は、増えすぎた人口と政治腐敗に再び分裂の危機に。
海軍は…うーん…これから。
『連邦』
北方海域に領土をもつ国家。世界一の領土を誇るも不毛な土地が多い。冬は海を氷に閉ざされるため、度々南進論で寒くない場所を目指した。大戦時は、北方海域にある全ての国家を取り入れるため宣戦布告し、勝利後は領土の割譲もしくは傀儡国とし、北方海域全域を連邦の支配下とした。
深海棲艦の出現後は、海軍戦力の壊滅に伴い、傀儡国や割譲した領土で独立の動きが活発になっている。
かつて、世界中におそれられた艦隊を持っており、現在はその再建を目指している。
『共和国』
中部海域に領土を持つ国家。大戦時は連合国だった。大戦時は、一時的に帝国に占領されるも植民地で抵抗を続け、大戦終盤で奪還した。
深海戦艦の出現時、最初に交戦した国家であるが、再び占領される。現在は、各国に国民は脱出し、政府は連合王国に臨時政府を置いている。
海軍は…四連装砲の戦艦があるよ。
『協商国』
世界大戦時、帝国や王国が中心となって西方海域の諸国の同盟。王国などのイデオロギーの近い国が多い。もとは西方海域の安全保障のための同盟だったが、南方海域の資源地帯や中部海域の領土の獲得のための集まりになっていった。戦後は解散した。
『連合国』
世界大戦時、合衆国などの大陸諸国と連合王国や共和国の中部海域諸国の同盟。最初は、中部海域諸国だけの同盟だったが、合衆国が世界大戦に参戦し加入した。大戦後は、世界連合を作った。
『深海棲艦』
突如、南方海域に現れた敵性勢力で、艦娘によく似ている。惑星ネーレウスの8割の海を実効支配している。リーダー格は姫、鬼クラスの深海棲艦で強大な力をもつ。
『世界連合海軍』
深海棲艦に対抗するために世界各国の艦船、艦娘を結集して創設された海軍。皇国の横須賀鎮守府を母港とし、司令部もある。
『艦隊これくしょん2』
艦これのVRゲーム。プレイヤー自身が実際に戦える艦これとして、リリース前から人気を博する。まもなくリリースされる。