アスナ体験   作:のっちっの

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映画のアスナさん入浴シーンは定期的に見るほど好きです。



いつも短いけど今回はさらに短めです。すまん!


教訓 : 戸締りは大事

 

 

 

「〜〜〜〜♪」

 

 

最高だった。なんで前の俺はお湯に浸かるのをしていなかったのだろう。

 

お風呂に関して考え方が180度変わってしまった。

 

 

 

これが良いことなのか悪いことなのかはわからないが、今後お風呂なしの生活は考えられない。

 

 

少なくとも明日も入ることは確実。

 

今決定した。異論は認めません。

 

 

 

 

 

お風呂から上がると1、2分で全身が乾く。

 

髪も同時に乾いたことを確認すると少し安心する。

 

 

女の子の髪の乾かし方なんてよく知らないし、アスナの髪量はかなりのモノで、お尻付近まである。もし現実なら乾かすのにどれだけ時間がかかるのか見当もつかない。

 

その点でVRは楽だ。

 

 

 

 

 

 

自分(アスナ)の裸体に目がいきそうなのを我慢しながら装備画面で入浴する前にさっき着ていた初期装備を付け直す。

 

 

(...明日は装備以外に服も買わないと......)

 

 

 

髪型プリセットから元の髪型を選択するとよく見るアスナさんに早変わりだ。

 

この複雑な髪型を作れるイメージが湧かない。

 

 

しばらくアスナの中身が俺ならば、この髪型もいつかは自力でできるようにしないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上機嫌でリビングに戻ると

 

 

「お風呂ありがとう、キリト...君......?」

 

 

ソファーに座っていたキリトは一度こちらを見たとおもったら、顔を赤くして気まずそうに俯いた。

 

 

 

???

 

 

「...どうしたの?...なにか変?」

 

 

自身の体を見ながら尋ねた。

 

 

お風呂に入る前と今の違いは左腰に差してあった武器(レイピア)と被っていた赤いフードを外しているぐらいだが。

 

 

また知らぬ間に俺何かやらかしたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトはおずおずと話し出した。

 

 

「...アスナ、臨時パーティーにならないか...?」

 

 

そういうとキリトは俯いたまま、手慣れた操作でパーティー申請を送ってきた。

 

 

 

.........え?...ほんとにどうしたんだ?!キリト君がパーティーに誘うなんて......

 

大ポカをやらかした俺としては、なんとかしてパーティーに入らせてもらえないかと考えていたし、何かが違って誘われたとしてもそれは原作通り攻略会議のときだと思っていたのだが......。

 

 

どうして急に?

 

 

 

「...それはいいけど、どうして?」

 

 

寧ろ願ったり叶ったりだが。

 

 

 

目の前に表示された申請画面の丸ボタンを押す。

 

すると視界の左端にある自分のHPバーの下に、新たにキリトのHPバーが追加される。

 

パーティーができた証拠だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ()の疑問に言い辛そうに答えた。

 

 

 

「あー...ええっと......俺も忘れてたんだけど、...こういう部屋って扉に鍵がかけられるんだけど、この部屋借りてるの俺だから俺かパーティーメンバーしか掛けられないんだ...」

 

 

うん、確か《トールバーナ》からこの宿に向かってるときに、10日間の前払いをしたとかなんとか言ってた気がする。

 

 

 

「へー、だからお風呂の扉をタップしてもなにも出なかったのね」

 

 

風呂場の扉にも当然、鍵は掛けられるのだが、借りた本人でもパーティーメンバーでもないアスナにはできなかった。

 

借りた本人であるキリトもこれまでソロ活動をしていたため、その仕様を忘れていたようだ。

 

 

 

 

「それでさ......SAOの仕様上、鍵を掛けた部屋はマイナーなスキルを取らない限り、音が遮断されて聴こえないんだけど」

 

 

「うん」

 

 

「鍵を掛けてない部屋って...その......音がさ...普通に聴こえるんだ...」

 

 

 

「......」

 

 

「だからさ......さっきまで...君が入浴してた音と...声が......」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...別に?中身男ですから?恥ずかしくないし?

 

どんな声をだしてたか必死に思い出してる訳じゃないし?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...キリト君」

 

思ったより低い声が出た。

 

 

「は、はい!」

 

キリトは何かに怯えるように背筋を伸ばし返事をした。

 

 

 

 

大丈夫、キリト君は優しいから理解(わか)ってくれる。

 

ニッコリ笑顔を作る。

 

 

 

「それ、今すぐ忘れてね?」

 

 

 

「え?」

 

あれ?聞こえなかった?

 

 

 

「わ す れ て ね !!」

 

 

「は、はいぃ!」

 

 

 

 

よかった、恩人に拳で記憶消去RTAしなくてすむ。

 

どうせここ(宿)は圏内でダメージにはならないし。

 

 

 

 

 

 

「そろそろ寝ましょ、ありがたく向こうの部屋使わせて貰うわね。おやすみ」

 

 

「あ、あぁ、おやすみ...」

 

 

ニッコリ笑顔を深めながら言うと、キリトは口元を引き()らせながら返した。

 

 

 

リビングの隣にある寝室の扉を閉めすぐさま鍵を閉める。

 

一人で寝るにはかなり大きいベッドに腰を下ろし、メニューから俺がアスナになったときに着ていた就寝用の服を装備し直すと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あああああああああああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりの恥ずかしさからベッドを転げ回った。

 

 

 

 

なんだこの恥ずかしさ!?俺変なこと言ってないよな?!

 

変なことは言ってないと思うが、変な声は出した記憶がハッキリとある。

 

 

 

聞かれてた!?......まじかー......

 

 

 

(あれは自然に出ただけだから!俺は悪くない!悪くない!ないったらない!)

 

 

 

 

 

 

疲れきった体でお腹が満たされ、お風呂も入り、かなり眠い筈なのだが、

 

悶々としてしまい......

 

 

 

 

 

 

結局寝れたのはかなり時間が経ってからであった。

 

 

 

 

 

 

 






風呂場「...ぅ......ぁぁ...っ......気持ち......いぃぃ......」


キリト「エッッッッッッッッ」




今回は難産で原作読んでたらガチ読みしてしまい、気づいたら朝でした。

ヤバい!と書き始めたら比較的スラスラ書けました。(まぁ短めですが)

げんさくのちからってすげー!
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