美食ハンターペンドラゴン   作:べいびー

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人里×ペンドラゴン

 人里にたどり着き、やっと一息ついた。金? 盗んだに決まってるだろ。無一文やぞ。

 倫理観とか道徳なんてクソくらえな俺としては、セイバーの性能を有効活用して、行き交う人々から財布をすっては金を得るというのを繰り返して今や数十万ジェニーまで達成した。すれ違う数秒間に、財布を抜き取り、紙幣を抜き取り、元の場所に気付かれないように戻すのはセイバーの性能を持ってすれば相手がよっぽど達人じゃない限り気付かれないのだ。

 神様転生の前の職業? 詐欺師ですがなにか? 正確には詐欺師も泥棒もやってたってだけだし。捕まったことなんてないから犯罪者じゃないし……。ただ警察にマークはされてたみたいだけど。

 まあいい。取り敢えず飯を食べながら今後のこと考える。

 念の習得はというと出来るものならしたい。だが、その前に金がいる。ヨークシンシティあたりにいってあのへんのマフィアを乗っ取るか。幸いにも、年に一度行われる世界最大のオークションが来月に開催される。日付を見たけど、原作開始が確か1999年だったか2000年だったか……覚えているのは、2000年8月8日に1回目の会長選挙が行われたのは覚えやすかったので覚えているくらいで、ゴンがハンター試験に申し込んだ日付は正確にはは知らん。ちなみに今日の日付は1995年8月8日であり、あと五年で会長選挙があるのは何かしらの運命なのか。Fateですね、わかりません。

 

 1996年。あれから一年ほど経過した。思えば、直感力があるのでギャンブルで大儲けすれば楽だと思ったが、ギャンブルというのは胴元が一番儲かるということで、ヨークシンのオークションで集まるマフィアたちに喧嘩を売ったり、組を乗っ取ったりしてそこそこの規模のマフィアの裏ボスとなった俺は金に困ることはなくなったので、金でハンターを雇って念を教わった。別にこれは反則ではない。念能力者のクラピカだってマフィアに雇われたわけだし、念能力者を雇って念を教わるのは交渉次第で可能だということだ。てかなんで念の講師というかトレーナーやってるんですかツェズゲラさん……。

「知っての通り、私は懸賞金ハンターであり金利至上主義だ。確かにバッテラ氏に雇われてはいるが、専属契約ではない。ペンドラゴン氏の契約はこちらを融通してもらえるものだし、バッテラ氏の仕事に差し障りのない程度で教えているので問題ない」

 らしい。

 ところで、アルトリア・ペンドラゴンは英霊、英雄になるほどの人物だ。そんな彼(本来は彼女だが)の潜在能力はかなりのもの。ゴンやキルアレベルのスピードで念を習得しており、ここまでの才能は見たことがないというお墨付きをもらった。嬉しくねーけど。

 一月に一週間とか3日に一度とか不定期だが、ツェズゲラは念を教えてくれた。ツェズゲラ以外にも彼のチームメイトが来て教えてくれることもあってなかなか有意義であった。

 半年くらいで裏試験と言われるものはとっくに合格を言い渡せると言われたし、教えることもなくなってきたとも言われたが、一年契約しちゃったのであとは効率的に鍛える方法を聞いたり、念を鍛えることになった。

 系統? 強化系ですがなにか? ちなみにこの年の年末にあったハンター試験に受かってプロハンターになっている。会長? 強いんじゃね?

 ちなみだが、念と魔力は似ているが異なるものだとわかった。似て異なるもの……たぶん暗黒大陸とか関係してるんじゃね? ほら、五大災厄の中にはなんでも願いを叶えちゃうチートいるし、あれって念能力じゃないと思う。だから魔力もあって良い、はず……。暗黒大陸の不思議パワーに関わるものということで納得している。

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