美食ハンターペンドラゴン   作:べいびー

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裏社会×ペンドラゴン

 俺は組長ではない。裏社会の人間ではあるが、裏ボスという地位にいる。指示は出すが実行するのは下の組織や下の人間であり、表立って動くのは少ない。敵対するマフィアの代表を殺したり、拷問して傘下に加えるというのはよくやる手法だが、それを実行するのはそれ専用の人間だ。俺は犯罪はしても捕まるのはごめんだしプロハンターなので免罪になる可能性は高いが、それでも面倒事は嫌いだ。

 金はある。なので、優秀な人材を集めたし裏社会で得た金はちゃんとマネーロンダリングをして俺の懐に入ってくるようになっているし、会社経営も丸投げなので何をしているかはよく知らん。ある程度の損害なら目を瞑るし、実力主義で評価するという方針は伝えてあるので良い感じに優秀な人材が組織を回してくれているのだろう。カリスマが役に立っているのだろうか……。

 

 本職はハンターになる。それも美食ハンターだ。そう、腹ペコ王とも言われるほどのセイバーになっているために俺は健啖家である。美味いものを食べたいのだ。

 高級レストランの個室にいる。ばくばくと飯を食べているのは俺とウボォーギンである。流星街であってプロハンターになってすぐにウボォーギンの居場所を調べたが、なかなか見つからなかった。半年してようやく見つかって会いに行って、あのときの恩を返すという名目で飯をおごることにしたのだ。

「ふー食ったぁ」

 食べながら色々と話した。お互いのことを話したが、強化系同士気が合うのかすっかり打ち解けてしまった。気が向いたら幻影旅団に入らないかって誘われるくらいには。

「こう見えてもハンターだし。美食ハンターだし」

「そうかよ。まあいい。今度団長を紹介するぜ?」

 ウボォーギンの顔写真を取ってプロハンターサイトに載せた。もちろん、承諾済である。かなりの金額が振り込まれたので金いる? って聞いたら盗むもんだろって言われたのでじゃあ受け取りそうな人にわたすけど誰かいね? って聞いたら団長に連絡を取ったところ、受け取るらしい。数千万円を何に使うかは知らんが、受け取るなら渡す。

「いつなら良いか聞いといて。というか口座とか教えてくれれば振り込むんだけど」

「いや俺ら犯罪集団だしなぁ……」

 ウボォーギンは個人口座を持っていないらしい。しょぼん……。

 

 対魔力スキルがやばい。本来は魔術への耐性なのだが、このHUNTER×HUNTERの世界でいえば対念能力にもなっている。そのため、念能力ではないが、念能力を無効化するスキルとなっており、念を使って俺に傷付けることが出来る念能力者は皆無っぽいのだ。俺は一方的に物理でも念でも攻撃できるのでクソチートである。ただし、相手が念でガードすればちゃんとそれは機能する。相手ができないのは念を使った攻撃。クソチートである。普通にぶん殴ることはできるが、よく考えてほしい。俺のステータス、耐久Bやねん。相手の拳を痛めるだけ。そしてなにより鉄壁アヴァロンを所有しているのだ。クソチートである。

 このステータスのAとかBを人間の基準で考えることができれば楽なんだけど、世界が異なるから無理。いや参考程度には出来ると思うけど、考えるのはやめた。だって、比べられないもの。

 ランクB以下がないし……音速を超えた攻撃とか普通にできるし……蟲の王とか念なしでも殺せそうだし……。

 

 話は変わるが、俺の年齢ってどうなるんだろ? ハンター試験の1996年時は16歳ってことにしておいたが、アヴァロンの特性から考えて年を取らない。1995年に流星街にいたので、現時点1998年。この世界に来て初めて日付を確認した当時の日付が1995年8月8日であり、その日を誕生日に設定してある。1998年10月末日現状、18歳になっているのですがなにか?

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