人の口に戸は立てられぬ、と言われるように噂は簡単に広がっていく。
山百合会のネタならばここぞとばかりに学園中に噂が広まるというのに、今回のことは上級生たちが口を噤んだこともあってか一年生の間で更にそのことが憶測を呼び、自伝的小説という売り言葉に聖さまが書いたということに真実味を帯びさせているのだから。
一つの救いはもうすぐ冬期休暇が二週間ほどあることだろうか。上手くいけばある程度の鎮静化につながるだろうと踏んでいるのだけれども。もっとも確実な方法は聖さまがきっぱりと否定すれば一番手っ取り早いが、噂に気付いていないのか沈黙を守るままだし、学園で噂に一番敏感であるはずの新聞部も動く様子がない。数々の山百合会ネタを取り上げてきたあの部が何故動かないのか疑問だが、聖さまが『いばらの森』の内容に沿うことを体験していたのならば、新聞部が動かないことも上級生たちが口を噤んでいることも合点がいく。
この一件で私が恐れたことは、同性愛を嫌悪する人が出てこないかだったのだが、どうやら杞憂だったようでそこに話を持っていく人がいないことは幸いだった。
そのことに安堵しつつ私には噂を抑えるような力はなく見守るしかないのだから、考えていても仕方ないと山百合会の仕事があるが為に荷物を纏める。
冬期休暇前にクリスマスを迎えるのでミッション系の学園らしくどうやら礼拝があるようで、二学期も終わりに近いというのに、山百合会は少々忙しい。祐巳さんは『お姉さまと会える』と喜びつつも、流れている噂が事実なのか気になるようで由乃さんとよく話し込んでいた。
『三年藤組佐藤聖さん、至急生活指導室に来てください。繰り返します――』
ジっと電子音が一瞬聞こえて暫くすると、教壇の上に設置されているスピーカーから声が響く。その声の主は放送部ではなく、教諭だった。呼び出された人物が聖さまだと理解した瞬間に教室内がざわつき始めると、声を掛け合い何人かのクラスメイトが外へと歩いていく。どうやら気になるようで生徒指導室へと向かったのだろうとアタリを付ける。
「樹さんは、行かないのですか?」
「ん、いいんちょ。行って――」
「樹さんっ!」
行ってどうにかなるものでもないから、と言おうとした途中に一年藤組の教室へと響く声に遮られた。そうして向けた視線の先には、慌てている様子の祐巳さんの姿が。いいんちょに席を外すことを断り彼女の下へと行くと、なんとも言えない顔で彼女が口を開く。
「ど、どうしようっ!
「そんなに心配しなくても大丈夫じゃないかな」
生活指導室へと呼ばれたことを気にしているようだけれど、そこまで心配は要らない筈である。召喚理由は『いばらの森』の作者かどうかの問いただす為なのだろうが、聖さまが書く理由が見当たらないので必要のないものだと思うのだけれど、騒ぎになっているから祐巳さんの慌てる気持ちは理解できなくもない。全校放送で呼ばれたのだから召喚理由を薔薇の館で、蓉子さまと江利子さまが聖さまに聞くだろうと、祐巳さんの背をそっと押す。
「心配なら行ってきなよ。私はあとで薔薇の館に行くから」
「樹さんは行かないの?」
「人、沢山いるだろうしね」
祐巳さんが行ってしまう手前、野次馬とストレートに言えず誤魔化す私は悪い奴で。そんな自分を誤魔化すように笑いながら、もう一度彼女の背を押して、小走りで走りる彼女を見ながら教室へと戻る。
「大変ですね。――
くすくすと眼鏡の奥にある目を細めていいんちょが他人事の様に言い放つ。
「二学期からいろいろとあり過ぎる……とは思ってるけれど、私が原因じゃあないから」
巻き込まれているような気もするけれど、みんな若いしいろいろと考えることもあるだろうから頼ってくれることは悪いことじゃない。
お嬢さま校だからか喧嘩沙汰にならないだけマシだし、そうなったとしても一発ビンタを貰うくらいなのだから可愛らしいものである。肩を竦めて笑いながらいいんちょに薔薇の館に行ってくると告げ、鞄を持って教室を出る。ミサとクリスマス会の予定を立てるからと蓉子さまから昨日連絡があったので、山百合会の仕事の為に聖さまの件がなくとも薔薇の館には行かなければならないのだ。
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
いつものように中庭へと向かい木造建屋の薔薇の館の扉を開けて二階へと昇り、いつもの部屋へと入ると祐巳さんと聖さま以外の人たちが揃っていた。
約束の時間前だったので遅いと怒られることはないし、祐巳さんが生活指導室へと赴いたことは志摩子さんから伝わっているようで遅れてきたとしても咎められることはないだろう。薔薇さま二人はあらあらという感じで済ませていたのに、人にも自分にも厳しい祥子さまは顔をしかめてはいたが。
そうしてほどなく聖さまが祐巳さんの肩を抱きながら、扉を開いて軽く挨拶をして『喉が渇いたー』と言い放つ。いつもと変わらない調子に大したことではなかったのだろうと席を立ち流し台へ立つと、その横には志摩子さんがいつの間にか居て。
「――それが呼び出しの理由なの?」
彼女も慌てた様子もないので、心配は必要ないだろうとお茶を淹れている間にどうやら話が進んでいたようだ。目を白黒させながら祐巳さんと由乃さんが、薔薇さま三人の会話を聞き逃すまいと聞き耳を立てている微笑ましい様子に心の中で笑いながら、淹れたお茶を志摩子さんが聖さまに、私が祐巳さん下へと置いて席につく。
「そういうこと」
「生活指導室、ね。一度呼ばれたけれど、二度目ねえ……。個人的に呼ばれたことはないから、ちょっと羨ましいかも」
私も呼ばれたことがあるので、彼女のことは笑えないが良いことで呼ばれることなんて皆無だし、笑いながらのたまった江利子さまはなにか問題でも起こすつもりなのだろうか。日常の中で面白いことを見つけると喰いつく彼女ではあるが、道理から外れるようなことはしないので、二度目は難しいような気もするけれど、取り合えず私が巻き込まれなければいいのだ。私が青薔薇を担うことになったのは彼女も一枚噛んでいたと聞くのだから、油断はしない方がいい。
「それで?」
「別に私じゃないって言ったら解放してくれた」
どうやら聖さまはその本を読んではいないし、流れている噂も今日の呼び出しで知ったようだ。山百合会の噂に敏感なリリアン生が沢山いるというのに、今回の事が本人の耳に届いていないのは不思議であるが、聖さまの身に『いばらの森』と同様の事が起こり周囲が口を噤んでいたとすれば、知らなかったことには納得がいく。
「本当にあなたが書いたんじゃあないのね?」
「――マリア様に誓って」
片手を上げて宣誓のように言う真面目な表情の聖さまの言葉に、蓉子さまが一つ頷いた。
「……わかったわ。この話はもうおしまい。いかが
「異議なし、ですわ。
「じゃあクリスマス会のことだけれど――」
おや、と不思議に思い周りを見渡すと祐巳さんが目をひん剥いて驚いているし、由乃さんはぎょっとした顔をしているのだけれど、他の人たちはいたって普通である。いつもならば聖さまに対して蓉子さまと江利子さまによる尋問が始まりそうなのだが、それがない。ならばやはり『いばらの森』と同様の事が起こり周囲が口を噤んでいるのだなと納得し、聞きたいことを聞けなくて百面相を披露している祐巳さんを見つつ、クリスマス会の予定を立てることに思考を割くのだった。
「祥子ー。祐巳ちゃん貸して」
クリスマス会の予定も無事立て終わり解散しようとなった時、不意に聖さまが祥子さまへと声を掛けながら祐巳さんの方へと歩く彼女。
「別に構いませんけれど……」
物じゃないんだからと一人で突っ込みを入れていると、がしっと祐巳さんの肩を抱く聖さま。仲いいなあと微笑ましく眺めているといつもの祐巳さん限定セクハラ発言が始まった。
「大丈夫、制服脱がせて遊んだりしないから」
からからと笑う聖さまに、ふざけたことを言うと断ると呆れながらそんなことを言う祥子さまを他所にくるりと軽く方向を変えて。
「令ー! 由乃ちゃん貸して」
「由乃さえよければ」
由乃さんの方に令さまが視線を向けると、由乃さんが小さく頷く。
「どうして令さまはうるさく言わないんだろ」
「それは私が由乃ちゃんにはおいたしないから」
「え!? なんで私だけっ」
祐巳さんのその反応の良さじゃないかなあと、考えを浮かべたと同時。
「リアクションが良いからかなぁ。あと祥子の反応も楽しい。一粒で二度美味しい姉妹、ありがとう。――合掌」
どうやら正解だったらしい。蓉子さまをはじめとした上級生組は『あとはよろしく』といいながら去っていく。
「後片付けは三人でやりますので皆さんどうぞお先にー」
軽い調子で祐巳さんと由乃さんの肩を抱き、まさしく両手に華状態の聖さまを見ながら、さて帰る前に図書室にでも寄るかと通学鞄を持つ。
「何かお手伝いすることございます?」
「志摩子。これといってはないね、別に」
「そうですか。祐巳さん由乃さん、お姉さまにつき合わせてごめんなさいね。――ごきげんよう」
そんなやり取りを背に受けながら部屋を出て階段をゆっくりと降りたところで、遅れて階下へとやって来た志摩子さんと合流する。
「よかったの、聖さまの話を一緒に聞かなくて」
私のその言葉に何も言わずにゆるゆると左右に首を振る志摩子さんに苦笑しながら『そっか』と答えて中庭を進む。
少し先には蓉子さまと祥子さまが並び、遅れて江利子さまと令さまが肩を並べ歩いている。
「樹さんは、お姉さまの話を聞かなくてもよかったの?」
苦笑いとでも言えばいいのだろうか、そんな表情をして顔を少し傾げながら質問を投げる志摩子さん。
「んー、なんとなくだけれど踏み入れない方がいい気がして。それに気になるなら後から聞けばいいだけだし、今じゃなくてもいいかなあって」
ぼりぼりと頭を掻きながら質問に答えると『そう』と短く返事がきた。長々とこの話題を続けるのもアレだなあと、話題を探してみる。
「あ、そういえばクリスマスってキリストの誕生日ってのが認識だったんだけれど、まさか誕生というか降誕を祝う日だったんだね。目から鱗というかリリアンに来なきゃ、死ぬまで誤解したままだったよ」
朝拝で話の流れでシスターが熱く語ってくれた。曰く、世間では勘違いしている人が多すぎるから、カトリック系の学生らしく貴女たちは正しい認識でいて欲しいと。何故だかシスターの視線が私に向いていたような気がしないでもないが、無知でサーセンと心の中で謝っているのかいないのかわからないことを思いつつ、その日の朝拝が終わったのだった。
「そうだったの。――日本で初めてクリスマスのミサが行われたのは室町時代だと伝えられているわ」
「そんな昔からなんだねえ」
キリスト教自体が古い歴史があるだろうけれども、日本でまさか室町時代にクリスマスの概念があったとは。といっても今のような商業行事ではなく宗教行事としての意味合いだろうけれど。ほどなくして江戸幕府の禁教令によりキリスト教が禁止されたので、明治の初めまでの二百年以上の間、隠れキリシタン以外には全く受け入れられることはなかったそうだ。
一部の例外として長崎出島のオランダ商館に出入りするオランダ人は、キリスト教を禁止する江戸幕府に配慮しつつ、自分たちがクリスマスを祝うため、オランダの冬至の祭りという方便で『オランダ正月』を開催していた。日本でクリスマスが受け入れられたのは、明治三十三年に明〇屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機だそうで、そこを起点としていろいろと展開したようだ。
そうして時代が流れに流れて現在に至る、と。
日本は海外の風習や慣習に魔改造を施して独自のものに仕立て上げるのが得意だから、宗教行事としてではなく商業行事としての意味合いの方が強いのは致し方ないし、一神教ではなく八百万の考えの方が定着しているから仕方ないといえば仕方ない。真面目に信仰している人には申し訳ないが、クリスマスは子供の為のイベントだという認識が強いし、ラブホテルが一年で最も稼働率が高いとか言われている方が日本らしい。それでも志摩子さんの話は聞いていると面白いのだから不思議なものである。宣教師の苦労話とか聞くと、ああ日本人らしいなあと思えるし、この国に定着しなかった理由も頷ける。
「あ、私、図書室に寄るからここで」
「ええ、ごきげんよう」
「うん。また明日、ごきげんよう」
丁度良い所で話が途切れたし、行きたい所があったのでそう言い残してみんなと別れて図書室へと辿り着き本の山を物色していると、随分と時間が経っていた。適当に興味を引いたものを何冊か借りて帰るかと、カウンターを目指そうと振り返った時だった。
「お、いたいたー」
「あれ、何故ここに?」
「うーん……ちょいと話したいことがあって探してた」
迷惑にならないようにと小声で聖さまに話しかけられたのだけれど、祐巳さんと由乃さんとの用事は終えたのだろうか。終わってなければこの場に居ないかと納得して、私も声のトーンを普段とは随分と落として喋るとにっと笑う聖さま。
「借りた後でも構いませんか?」
「もちろん。行こうか」
手に取っていた本を軽く振ると、私の肩を抱いて歩を進めようとする彼女に、距離感バグってるよなあと感心しつつカウンターを二人して目指す。若干歩き辛いのだが、以前に抗議しても放してくれないので諦めたという過去がある。カウンターへと近づくと、どうやら今日の当番は静さまだったようで、聖さまと私に気が付くと一瞬目を丸くしたけれど、直ぐに笑みへと変える。
「ごきげんよう。手続きお願いします」
「ごきげんよう。お預かりします」
聖さまが横にいる為なのか、いつもの鳴りを潜めさせて黙々と貸出手続きを進めさせる静さま。彼女に喋る気がないのならば、このまま去るべきかと判断して手続きを終えて本を受け取り、図書室を抜ける。
「凄く美人な子だったねえ」
いや、聖さまも美人系に類する人だというのに、自分の顔の評価は勘定に入らないようだ。
「ですねえ」
静さまは聖さまのことを気にしているというのに、お相手である張本人はどうやら知らなかったらしい。静さまは行動派だから接触はあるだろうと考えていたのに意外である。以前に話したときに『自分で知らなければ意味がない』と言い切っていたので余計なことは言わない方がいいだろう。静さまが聖さまに対してどういう感情を抱いているのかは知る由もないが、人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ、と言われているのだから頑張って下さいと願うしかないのだ。
「ちょっと寒いけれど、直ぐ終わると思うから」
静さませめて聖さまに認識されるように頑張ってと願いつつ歩いていると、人気の少ない校舎裏へと連れてこられた。
「私、なにかやっちゃいました? お礼参りです?」
あまりの真面目な雰囲気は苦手なので冗談で茶化してみるけれども、聖さまはいたって真面目な顔のままで。
「いや、何もしてないよ。ただ少し聞きたいことがあるだけ」
「?」
何かあったかなあと考えてみるけれど思いつかない。それなら彼女の言葉を待った方がいいだろうと黙るのだった。
「さっき祐巳ちゃんと由乃ちゃんだけを誘ったよね。志摩子は話を聞きたければ、残るなって言っても自分の意思で残るような子だって分かってるんだけれど……君が来なかったことが不思議でね」
私ならば知りたければ志摩子さんと同じようにあの場に残るだろうと考えていたのに、その思惑が外れてしまった事が意外だったらしい。髪をかき上げながら目を細めてこちらを見る聖さまは、二学期初めの頃の雰囲気を携えていた。
あの場に私が残らなかったのは、過去の出来事だし、今更話を聞いても何も変えられないからだ。噂の流れ方からあの本と似たようなことがあったのだろうと予測は可能だし、数日前の蓉子さまと江利子さまの様子から判断するにあながち外れてはいないと思う。ただそのことを馬鹿正直に告げるのはよろしくない気がするので、少し考える素振りを見せると目の前に立つ彼女は待ってくれている。
「そう深く考えなくてもいいんだけれど」
真面目な顔から一転、少し笑う聖さま。良い言葉回しが思い浮かばないので、彼女の言葉に甘えて思ったことをストレートに言ってしまおう。
「まあ、私の勝手な考えですので、聞いてもあまり意味がないかもしれませんよ」
「ん、わかった」
「作者が誰でいつの事かわからなくても、噂がたった時点で似たようなことはあったんだろうなと推測はできます。でも終わってしまったことですし、私に出来ることもないですから。後は噂が消えてくれることを願うだけです」
誰がとは言えず言葉を次々に捲し立てる。あと『いばらの森』を読んだことも伝えると『意外だね』と言葉が返ってきたので、何かあれば動けるかもしれないからと目を逸らしてそう言うと、頭をくしゃりと撫でられる。
「前見えない……頭ぼさぼさ……」
「ごめん、ごめん。――ねえ」
乱れた髪を直しつつ逸らしていた視線を元へと戻して、聖さまと合わす。
「樹ちゃんがもし同じことになれば……いや、なんでもない。帰ろうか」
そうして踵を返す聖さまは私のいくらか先を歩いていくので、小走りで追いついて横に並び彼女の顔を見上げる。
「――聖さま。与太話なら四年後以降に酒の席でしましょうよ」
中学の頃、彼氏と別れたと大騒ぎをするクラスメイトを宥めるのに苦労したことを思い出す。失恋話を聞くなら素面ではやってられないし、酒の席ならば泣こうが喚こうがアルコールが入っていたからだと言い訳ができる。問題発言に驚いた聖さまはがしっと私の肩に腕をまわして、顔を近づけてくる。
「樹ちゃん、飲んだことあるの?」
「ありませんよ。ありませんが、どうせなら飲みながらの方が気が楽かなって」
「四年後かあ、随分と先だねえ」
「ま、覚えてて気が向いたらでいいので」
「そうだね。そんな日が来ればいいねえ」
私から顔を離して前を見る聖さまの顔は、先程よりも緊張感は解かれていて。四年後なんて直ぐに来る。もし彼女と杯を交わすことになれば、どうなってしまうのやら。酒癖、ウチの姉のように悪くなければいいなあと願いつつ、この頼りない約束が来る日を願うのだった。
7287字
いい感じで終わったなあと思いつつ、まだ終わっていないという……。あと聖さまとお酒飲みたいじゃん! 酔ったとことか絶対色気がぷんぷんだよっ! もしくは親父化が激しくなるかだろうけれどっ! 蓉子さまとかも凄そう!!
「瞳を閉じて」って歌詞があるけれど、瞳孔を細めるの? ってツイートに『あ……』ってなった最近の私です。ニホンゴムズカシイネ!