遊戯王世界のキャロルちゃん 作:名無しの錬金術師
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原作で掘り下げてないキャラクターの過去結構捏造し放題だなぁ
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キャロル好きなんだよなぁ(唐突)
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錬金術的なデッキ…(回せるかはともかく)出来るな
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よし書こう
ーーーどういう…ことだ
シェム・ハの攻撃は確かに無効化し、立花響に託した、アイツが負けるとは考えにくいが、こうして人がそれぞれ思い思いに動いているだろう光景を見るに、少なくともシェム・ハがもたらした世界でないことは容易にわかる
ーーーだが…解せない
なんでカードゲームがテレビ放送している? いや、知らないだけであったのか? だがどのテレビもソレ関連が多い、“知らない”では済まされんレベルだ、“無かった”が正しいか? まあいい、この世界ではアレがルールらしいな、ならば取っ掛かりを得ねば
『ーーー』
む、声…いや…違う、念話の様な指向性があった、接触してみるか、しかし…人の気配が消えていくんだが………カード?
「おい、お前か? オレを呼んだのは」
『は…はい! 強い
「そうか…で、この状況はなんだ?」
『えっと…それが、前のマスターが私達を使えないと捨ててしまい』
「そういうことか、ならちょうどいい、コレのルールはわかるか?」
『は…はい! なんたってモンスターの精霊ですからね!』
「精霊…か、いいだろう、オレはこの世界を識る為、お前の目的はーーー」
『私達を捨てたマスターを見返すこと…です!』
「ならば契約成立だ、このまま念話で話せ」
『念話じゃないですよ?』
「なに?」
念話ではない? どういうことだ、オレ以外に聞こえているモノは居なかった、いや…そう言えば精霊と言っていたか、ならばこれは特定の人類種にしか認識出来ない…と考えるべきだな
「わかった、オレが人前で喋らねばいいだけだ、移動しながら話せ」
『わかりました! 先ずはですね』
ルールは難しい…だが出来ない訳は無い、だが歩けば何かしらのカードを拾うのだが、恐らくコレを捨てた理由は精霊…ライナから聞いたが
『これは耐える…には良いカードなんですけど、相手に使えば倒せませんし、自分に使えば間違えて負ける可能性があるせいですね』
「成る程な、だがお前と合わせるなら大丈夫だ、策はある」
と言うか、元々のコイツのデッキと、拾ったカードで作った、まどろっこしいモノもあるが
「成る程な、小規模ながら賞金アリ…か」
『えー、デュエル歴0日で実践ですか?』
「フン、見ていろ、錬金術を見せてやる」
ーーー1戦目
「成る程…こうなるか、ならばモンスターセット、カードを3枚セット、ターンエンドだ」
「ボクのターン、アックス・ドラゴニュートを召喚、そのままこうーーー「トラップだ」ーーーえ?」
「永続罠、エレメンタル・アブソーバー、手札から異次元の偵察機を除外、このカードがある限り、除外したモンスターと同じ属性のモンスターは攻撃出来ない」
「だ…だけどアックス・ドラゴニュートは攻撃力2000、そう簡単には」
「ターンを回せ」
「た…ターン…エンド」
「伏せなし…か、ターンエンド時、除外された異次元の偵察機の効果、このモンスターを攻撃表示で特殊召喚する、まあ…壁だな…だがモノは使いようだ、ドロー」
成る程…このカードか、ならば暫し待ってやる
「カードを1枚セット、ターンエンドだ」
「な…なんだ、なにもしないんじゃないか、ならドロー! アックス・ドラゴニュートを生け贄にして、マテリアルドラゴンを召喚! コイツは耐性があって光属性! さっきの罠の効果はーーー「ならば追加だ」ーーーえ? ま…まさか」
「そのまさかだ、手札からメタファイズ・デコイドラゴンを除外、これで光属性が除外された」
「くっ…だが耐性持ちなんだ、勝てるわけない! ターンエンド!」
「除外したメタファイズ・デコイドラゴンは異次元の偵察機同様にフィールドに帰還する、まあオレのスタンバイフェイズだが、まあいい、ドロー、光霊使いライナをリバース、効果により、相手フィールド上の光属性モンスターのコントロールを、ライナが裏側表示になるか、フィールドを離れるまで得る」
「…そ…そんな」
「総攻撃だ」
ふむ、ピッタリだな…む?
「おい、アイツディスクごと投げ捨てたが…大丈夫か?」
「いや…アレは仕方ない…低攻撃力に良いようにされて負けたんだから、この付近でデュエル出来ないからなぁ」
「軟弱な、ならばコレは使わせてもらうぞ…いいな?」
「うん、じゃあ貸してたディスクの返却を」
「あぁ、後大会中のデッキ変更は」
「不可能だよ、まあ15枚サイドデッキとして入れ替え、追加は出来るけど」
「そうか、ならば数枚…この程度だな、続けてくれ」
そのまま大会を勝ち進んで、最後も相手が策に嵌まり、サレンダーで幕を閉じた、観客兼審判の店長が一勝するごとに五月蝿かったが…まあいい
「いやぁ、いいのを見させてもらったよ、えーっと…キャロルちゃん?」
「お前には少なからず恩がある、好きに呼べ」
コイツには恩がある、先ず戸籍、コイツはソレを偽造した、そして偽の戸籍で大会登録をして、無事にオレが大会に優勝、契約は大会で優勝することのみだったので、まあ渡りに船…だが
「それで、何が目的だ?」
「君を雇いたい、キャロル・マールス・ディーンハイム」
「………正気か?」
「なんと今なら社員寮…っと言ってもこの賃貸の2階にあるワンルームなんだけど、そこ貸せるし、社員割引あり、働けば給料あり、大会に出るなら出資するし、良いことずくめなんだけど?」
「………何が目的だ」
「………この店、ぶっちゃけ閉店間際なんだ」
「なに?」
「カードを買ってくヤツは少なからず居る、でもここで単品のカードを買うんじゃなくて、パックなんだ、カード単品は売りに来るだけ、ぶっちゃけ金が出ていくだけだ」
「成る程…そこで大会にオレが出る時に店のロゴなりで宣伝すれば」
「強い決闘者が働く店! 売りに来るだけとか、そんなことしないよね!」
「わかった、戸籍の件もある、契約成立だ」
「そうかい! なら制服用意するね! あぁ、光熱費とかはボクの部屋と一緒にしておくから、実質住むだけだよ!」
「………そんなに困窮してたのか」
「………店員がボク1人なんだ」
「………出来るだけ早く有名になってやる」
なんだコイツは、裏の感情一切ナシに不幸しかないぞ…だが…妙だな
「おい、近くに新しい店とかあるか?」
「ん? 駅の近くに大型ショッピングモールが出来てるけど」
「………気付け、ソイツだ」
「ショッピングモールがなにかあるのかい?」
「ソイツに客が吸われている、向こうで買い物して、資金を作る為にここで売るだけ、ならば向こうは儲かり、こちらは落ちる」
「ッ! そういうことかい」
「良いだろう、向こうよりこちらが上だと証明すれば良い話だ」
「明日…ショッピングモールで大会がある、ここみたいに少額の賞金じゃなくて」
「成る程…現物か」
「ストレージを使って貰って構わない、なにか君が使える物があるかも知れない」
「ついでだ、初仕事は仕分けをしてやろう、アレは見るに堪えん」
全ての種類が混じったごちゃ混ぜだからな、仕分けるついでに有用な物を選別しておくか