遊戯王世界のキャロルちゃん 作:名無しの錬金術師
三沢が数日部屋に籠っているらしい、なにやらアイツは数式を書き殴っているらしく、授業中もやっていて、先生に怒られたが、先生をデュエルで負かして続行したらしい
「仕方ない、明日来いと言っておけ」
「は…はい」
「アイツには…これが良いか」
昨日、アウスがあのパックを買えと言うから買えば、岩石族を強化する様なパーツばかり入っていたので、地属性岩石族縛りで色々作っていたのだが、本格的に昼に完成して、三沢を叩きのめすと同時に、このデッキを知らしめてやろう
「後は…機能するか…だな」
『マスターの作ったデッキに穴は無いし、大丈夫だと思うけど、やっぱりこのデッキ、アタシ要らなくない?』
「お前が選んだデッキだ、お前が居なくてどうする、それとも絶対耐性が無いとダメか?」
『いや、流石にそこまでは』
「なら良いだろう、お前を破壊させないと誓おう…これで良いか?」
『…負けそうならやめてね?』
「誰がひよっ子小僧に負けてやるか」
さて、弟子の成長具合をこのデッキで果たして試せるかどうか、まあ他の属性デッキは作っている途中、雛型は出来ているが、実用性はまだまだだからな
「師匠…呼ばれたので来たが」
「ならばデュエルだ、オレが勝ったら真面目に授業を受けろ」
「…なるほど」
「そういう事だ、錬金術とは即ち学問、例え将来役に立とうが立たなかろうが、同じ学問を蔑ろにするならば」
「言って聞かせる…ではなく」
「その身に刻み込んでやる」
「「デュエル!」」
「オレの先攻か…運がないな、ドロー、怒気土器を召喚、効果により手札のレベル4、干ばつの結界像を墓地へ送り、デッキから磁石の戦士δを特殊召喚、効果により、デッキから電磁石の戦士βを墓地へ、カードを2枚セット、ターンエンドだ」
「アンチ錬金術…師匠がそれをしますか」
「してやろうとも、詰まる所は奇跡を殺す事だ」
各属性ごとに作れば、後5つはネタがあるが、核となるモンスターが貧弱でな、ケアの出来る仕上がりに一番早く到達したのがこれなだけだ、次点で風、光を作成中だが
「ドロー、先ずはバック警戒…サイクロン、左です」
「ダブルトラップ、王宮の鉄壁、そして宮廷のしきたり、王宮の鉄壁の破壊を無効にする」
「ッ! 除外が基礎であることが裏目に」
「そのデッキは手札、墓地、フィールドを理解し、対応した属性を除外、またはリリースすることでの分解、そして新たなモンスターを再構築することで成せるデッキ、それの分解を止めたのならば、理解した所で意味はない」
「くっ、モンスターをセット…リバースカードを1枚セット、ターンエンド」
「ドロー、怒気土器の効果により、手札から岩石の番兵を捨てて、デッキからブロック・ゴーレムを特殊召喚、更にブロック・ゴーレムの効果、自身をリリースして、墓地のレベル4以下の地属性岩石族モンスター2体を蘇生、電磁石の戦士β、そして干ばつの結界像を特殊召喚」
「除外と特殊召喚が封じられたら」
「そのデッキは木偶の坊だ」
まあ、除外はこちらも使うから、飛び火してない訳ではないが、関係無いな
「そして岩石の番兵を自身の効果で特殊召喚、更に怒気土器と岩石の番兵をリリースして、剛地帝グランマーグ! お前のセットモンスターとセットカードを破壊する」
「くっ、やはりミラー・フォースでは囮にならないか」
「地属性モンスターを素材にしたので1枚ドロー、では…攻撃だ」
LP4000→0
「召喚の条件阻止対策をしてみるといい、存外に多いぞ」
「はい…申し訳ありません、師匠」
「また新しい属性デッキを作ったら見せてやる、だから研磨を怠るな、何がどう作用するかなど、万象黙示録でも作らん限りにわからんからな」
「はい! 取り敢えず主題となるモンスター毎にデッキを作ってみます!」
「………そう言えば個別に作ろうとは思わなかったな、まあいい、今回は相手の妨害だ、暫くはこのテーマで各属性を作る、まあ気が向いたら別のテーマで作るがな」
「そうですね、一瞬の閃きが新たな可能性になりますから、楽しみにしてます! そしてそれを乗り越えるために…頑張ります」
「あぁ、期待しておけ」
全く、手の掛かる弟子だ、まあそれだけあのデッキが馴染んでいるのなら、特になにかする必要はないな