「し、シグルズ!?何故お前がここに?」
「ブリュンヒルデ 織斑、お前はここにいるべきではない」
織斑と呼ばれる女性……そして……私?
誰だ?私は何者と話している?
私にはこの女性と話しをした覚えはないのだが……
しかしこうして恰も実際にあったことのように脳内で再生されている。
ここは恐らく私の夢の中……以前教え子に夢を見なさそうだと言われたが、私でも夢を見る。
大抵こういった謎の夢だが……この女性が登場する夢を見たことは一度もなかった。
大抵は見知らぬ土地で人型兵器と戦争をする戦場……私は【課長】と呼ばれ、【主任】と呼ばれる相棒がいた……という筋書の夢だ。
「あれれェ?もしかして新しい兵器なんて開発しちゃったのかなァ?」
そう、こんな感じでまるで相手をおちょくっているかのような口調……それが夢に登場する【主任】という男だ。
しかし私は知っている。
夢の中の上司と呼べる者達は知らないが、彼は成長し独立行動が可能なAIだ。
私?私は残念なのかどうなのか、生身の人間のようだ。
私は彼に人間は面白いと言い、彼はそれに賛同する。
そんな夢をよく見る。
そして私は起床する……約二時間の睡眠だ。
私にとってはそれで充分、寝過ぎな気もするくらいだ。
しかし教え子に寝ろと言われるので寝ている。
私は別に元から軍で教官をしていたわけではない。
私の暮らしていたそこそこ愛着のあるラボ、もとい自宅が何処かのアホな軍の小隊のISとかいう兵器のキャノン砲で吹っ飛んでイラッときたものだから以前資源を回収するのに便利だろうと開発したパワードアーマー、AC(アーマードコア)を使い、ボディラングゥェイジでそのアホな軍の小隊にお引き取り願っただけである。
そしたらやれシグルズだのなんだのと苦労して建て直した自宅に押し掛けてきて勧誘してきた訳だ。
面倒なもんだから全て追い返したがしつこいのしつこいの……お前達はゴキブリか!?と、内心イライラする日々が続いた訳。
そんなある日私は遂にイラっときて
「ナインストライカーで穴あけるぞコノヤロー!!!」
と言っちまったその後、遂にあちらさんが実力交渉してきた訳だ。
折角建て直した自宅は吹き飛ぶ、銀行手帳は燃えてなくなる、財布は自宅と一緒に吹き飛ぶで散々たる結果により私は無一文に。
もうこれでわかっただろう、最早契約するしかなかったのだよ。
無一文でどーやって暮らせって言うんだ?
働こうにも軍からの抑圧により私は面接すら拒否される始末……
案外汚いもんだよ世の中……私は流石にそれは無いだろう、道理が通ってないと軍がここまでするなんて微塵も思っちゃいやしなかったんだ。
そして私は仕方なく契約……こうして教官をしている。
まぁ、可愛い教え子たちに囲まれている訳だし……この色々な行き場のない不満は妥協している。
そんな私はつい先程上司に呼び出され、紙切れ一枚押し付けられ、荷物を纏めさせられ、追い出され苦手な飛行機に押し込まれ、とある学園に移動させられてしまった。
何だろうか……この言い様のない理不尽さは……
ナインストライカー
9連装のHEAT弾を撃ち出すパイルバンカー。
ACVでいうならばカテゴリーはオーバードウェポン。
ちなみに主人公は主任よりも強かったりする。
【ゲーム的な設定】
弾数30(ここら辺からおかしい)
チャージは不要だが、チャージをすることも可能。
チャージすると高速で相手に接近(狙いを定めなくとも機体がホーミングする)+チャージキック+9連装パイルで攻撃が自動で行われる。
チャージは一定量の攻撃、又はキックで中止させることができる。
チャージ中はブースター部分が異様に光るので案外わかりやすい。
が、課長はチャージ中断後すぐカウンター(ナインストライカーによるワンキル)してくるのでキックによる妨害はおすすめできない。
【アセン的な設定】
ナインストライカーを装備するとこのようなデメリットがある。
1、ハンガーが使えない
2、他に武器が装備できない etc...
ナインストライカーは通常3つの3連装パイルバンカーに分割されている。
オーバード起動時にそれらが合体してナインストライカーになる。
なので通常時の戦闘ではこの3連装パイルバンカーを使って戦闘するしかない。
一見ネタにしか見えないが、オーバードウェポン時のチャージ攻撃が鬼のように強い。
9連装なので命中率がとんでもなく高い。
かすっただけで死ぬ。
そもそも通常の3連装パイルバンカーも強い(弾が10発×3×3とか頭がおかしい)。
しかもオーバードウェポン解除するとそれぞれの弾数が全回復する。
他の射突ブレードが霞んで見える外道武器である。