Sunshine!!&ORB   作:星宇海

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今回は(も)戦闘が無いです。
代わりと言ったら何ですが、宇宙人は出ます……。


第14話 私たちの住む街

「バット星人がやられたようだ」

 

寒々しい空間に響くバリトンボイス。その声の主は人とはかけ離れた容姿を持つものであった。セミに似た顔、ザリガニを思わせる大きなハサミ状の両手。その名はバルタン星人。高度な知能を備えた直立二足歩行の異星人である。

 

「そうか……優秀なやつだったのに……」

 

バット星人の死を惜しんでいるのも人間ではない。黒い肌に赤い水晶が浮き出ている顔、手首や足首に見られる毛。そして目を引くのは、白い体の至る所に赤い突起物があるということだ。

 

彼はナックル星人。別名では暗殺宇宙人や暗殺宇宙星人。

 

「詰めが甘かったのだ。それにヤツは”地球の文化”とやらに現を抜かしておったと聞いておる。所詮はその程度だったという訳だ」

 

青い鱗のような体を持ち、背中には金色の羽のようなものを備えている宇宙人が言う。その骨太で頑丈な体は、どこか西洋の甲冑を思わせてくれる。そんな彼はテンペラー星人。極悪宇宙人とも呼ばれている。

 

「どういうことだ、アオボシ?」

 

事の発端、バット星人にアドバイスをしたというアオボシにその眼は向けらた。

 

「いえ……僕はただ、彼とオーブとの対決を実現させようとしただけです」

 

あっけらかんと彼は悪気のない様で答えている。

 

「それにあなた達だってオーブとの対決はしたいでしょ? そして勝って地球を征服する……」

 

「貴様はアルファルドからの遣いだ! どうにも信用できん!!」

 

宇宙人たちの内にあるもの”オーブと戦い倒すことで自分の力を証明する”という面を見事に言い当てる。別に次元でも”ウルトラ戦士”と呼ばれるような者たちと戦いを繰り広げた種族だ。そう考えてしまうのも無理はなかった。

 

だが彼から発せられる言葉の1つ1つには、どうも胡散臭さも混じっている。それが気がかりなのだ。協力関係を結びたいと持ち掛けてきた者と同じように。

 

「そんな。あの方もあなた方と同じく、地球を手に入れようとする者……協力関係ではありませんか」

 

アオボシたちが”あの方”と呼称するアルファルドも、そして目の前にいる惑星侵略連合の面々も……目的は同じく地球の侵略なのだ。

 

「確かにそうだ。あの男、そしてお前が何を隠し持っていようが今は協力体制となった身だ。その力を存分に振るってくれ」

 

「もちろんです」

 

道化師のような振る舞いで頭を下げるアオボシ。

 

(ま、バット星人ごときにオーブを倒してほしくないからなんだけどね)

 

お辞儀の下でアオボシの口角は上へと上がっていた。

 

とは言ったものの、今回はアオボシが表立った行動をすることは無い。

 

「では今回の侵略には君の力を借りたい……」

 

の呼びかけで出てきたのはツリ眼と星形の口が特徴で、胴体と頭が一体となった体を持つ異星人であった。

 

「――――ザラブ星人」

 

「ええ、わたしにお任せを。必ずやオーブに敗北という二文字を与え、地球を我らがものに……」

 

目の前のバルタン星人に向かい、ザラブ星人は深々と頭を下げながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~

 

「う~ん……」

 

「何をそんなに悩んでいるの?」

 

自分の机で頬杖をつき、唸っている一眞を不思議がり訪ねてきた梨子。

 

「Aqoursのメンバーが増えたのはいいけど、どうにもランキングの伸びがな……」

 

善子が加入し6人(一眞は除く)になったのは記憶に新しい。それによってランキングも上がっていったのだが、大きな変動というものでもなかったことに彼は頭を悩ませていたのだ。

 

「そうね。まだライブも1回しかやってないし……」

 

「なにか方法を考えないとな」

 

ライブの映像も少なく、アピールできるものが圧倒的に足りていないというのが問題であった。

 

すると廊下から足音を響かせて曜が走ってきた。

 

「大変だよー!?」

 

彼女の声に反応する2人。曜もルビィから聞いたらしいが、耳を疑ったそうだ。それは――――

 

 

 

「「「統廃合!?」」」

 

 

 

部室にてその情報を伝えられた一眞や梨子、そして千歌。生徒数の減少に伴い沼津にある学校と統合され、浦の星は廃校となってしまうのではという話をルビィはしてくれた。

 

「それはいつなの?」

 

「それはまだ……一応入学希望者を見て判断するみたいなんですが」

 

ルビィは質問に答えた。これは良くも悪くも、入学希望者次第という点が大きい。あまりにも突然すぎて言葉が出てこない。

 

「……廃校」

 

千歌の小さな声が耳に入る。

 

「キタ! 遂にキタ!!」

 

彼女は顔を上げた。随分と興奮気味である。どうやら廃校になるかもという状況が嬉しいようだ。

 

「どうした千歌……」

 

あまりにも真逆な反応に不安になる一眞。

 

「統廃合ってつまり”廃校”っことだよね? 学校の危機ってことだよね!?」

 

「千歌ちゃん?」

 

「まあそうだけど」

 

千歌の今の状態に困惑しているのは、両サイドにいる曜や梨子も同じであった。

 

「廃校だよ!? 音ノ木坂と一緒なんだよ!!」

 

憧れのμ'sが結成された理由と同じだから、彼女はここまで嬉しそうにしているようだ。彼女は部室をグルッと一周してくるとまた部室内に戻ってくる。

 

(だからなんで時々、訳わかんねえスピードで走り出すんだ……)

 

「これで舞台は整ったよ! 私たち学校を救うんだよ!!」

 

「そして輝くの! あの……μ'sのように!!」

 

千歌と善子は、まるでペアで行うダンスのようなポーズを決めている。やる気満ち溢れる千歌を冷ややかな目で見つめているのは2年生組だけであった。

 

簡単にできるものではないと梨子は言ったが、彼女の耳には入っていない。それと同時にルビィも花丸へと聞いてみるが

 

「統廃合~!!」

 

こちらも嬉しそうな様子……。

 

「ってことは沼津の高校になるずらね? 沼津の街に通えるずらよね?」

 

あ、学校云々よりも沼津に行く理由になる、賑わった街に毎日行けるというのが理由なのね。と一眞は苦笑する。

 

「相変わらずねズラ丸」

 

幼稚園からの付き合いである善子が語るには、センサーで点く街灯にも未来を感じていたらしい。

 

「な、なるほどね……」

 

「善子ちゃんはどう思う?」

 

「それは統合した方がいいに決まってるわ。私みたいな流行に敏感な生徒も集まっているだろう――――」

 

「よかったずらね。中学校の頃の友達に会えるずら」

 

「やっぱ統合反対!!」

 

流れるように反対派に回った善子。理由は……まあ言わなくてもわかるだろう。

 

「た、大変だな~……1年」

 

様々な事情があるようで、一眞は変わらず苦笑いをするしかなかった。

 

「とにかく、廃校の危機が迫ってるってわかった以上……Aqoursは学校を救うため、行動します!!」

 

彼女の一声で一斉に集まった視線。その中で宣言した千歌であった。

 

「ヨーソロー! スクールアイドルだもんね!!」

 

「それで、方法はどうするつもり?」

 

 

「………」

 

 

梨子の質問に無言で返す千歌。そうつまり……

 

「……え?」

 

ノープランだったという訳だ。

 

 

 

 

 

とりあえず、同じような状況に陥ったスクールアイドルの行動を振り返ってみた千歌たち。

 

「ランキングに登録して……」

 

屋上でのストレッチ中に。

 

「ラブライブに出て有名になって……」

 

淡島での階段ダッシュ中に。

 

「生徒を集める……」

 

「それだけ!?」

 

浜辺で休憩中に……といった具合で情報を頼りに整理してみたが、なんともざっくりしすぎという気もする。

 

「ほら、もっと途中にもなんかさあ……」

 

一眞が言いかけたところ、道路の方からまた別の声がきこえた。メガネをかけた彼女は見た目的に高校っ世ぐらいだろうと判断できた。

 

「あの……PV撮影……していたと思います」

 

「え、それはμ'sがってこと?」

 

「はい……」

 

その話を聞いた千歌は、少しの沈黙の後――――

 

「それだよ!!」

 

と声を上げ、ジャンプした。それは彼女がPVを撮影していたと言ったことが、千歌たちのとる行動のヒントになったからであろう。

 

「この街のことをもっと知ってもらうんだよ!」

 

都会とは違い、街の良さが簡単に世間に伝わるわけではない。それを映像で伝えようと彼女の話から千歌は思いついたのだ。

 

「それをネットに流せば、たくさんの人に見てもらえるってわけか。それじゃあ……」

 

一眞も千歌の意図を理解したようで、ぶつぶつと何かを唱えるように考えをまとめていく。

 

(え、これ……わたしがアイディア渡しちゃった? ええ!?)

 

内心やってしまったと思っているのは、メガネをかけた少女。そんな彼女とは裏腹に、千歌は手を握りブンブンと振る。

 

「ありがとう! あなたのおかげで良い案が思いついた! えっと……」

 

「わ、わたしは岡部……沙羅」

 

沙羅と名乗った少女にお礼する千歌。

 

「俺からも言わせてくれ! ホントありがとう!!」

 

さらに一眞も加わり、混乱状態である。

 

(ええ……適当に言って混乱させるためだったのに……)

 

岡部沙羅は人間の少女に化けたザラブ星人である。彼もアオボシから

 

「まずは浦の星のAqoursを潰すんだ。オーブの身近にある”守りたいもの”が無くなれば今ほどの力を発揮できない……」

 

「やつの心は脆い。壊れた瞬間に戦えなくなるはずさ」

 

と言われたのだ。だが……近付いてみればこの通りである。

 

(話が違うではないか……)

 

PV撮影の下りはバット星人から聞いた話を使っただけに過ぎない。

 

(てか地球の文化に浸かりすぎだろアイツー!?)

 

ザラブ/岡部の心情は知られることなく、話が進んでいくのだった。

 

 

 

 

 

「というわけで、ひとつよろしく!」

 

カメラに向かってメンバーの一人一人が、街の魅力などを話していこうという流れになった。撮影は曜に頼んでいる。さらに千歌曰くアドバイザーとして沙羅さんにも同行してもらっている。

 

「あ、いや、マルには無理ず……無理」

 

花丸は話せないと、カメラはルビィへと向けられる。しかし、ルビィも姿を消してしまう。

 

「あれ……?」

 

「どこに行ってしまったんでしょう?」

 

誰もが見失ってしまったが、善子だけは「見える!」と生えている木の上の方を指さした。

 

「違いますー!!」

 

ほぼ背後にある看板のほうから顔を出すルビィ。真逆の位置である。

 

(全然違うではないか! 堕天使とは!?)

 

「ピギィッ!?」

 

カメラを向けられると一目散に逃げていく。

 

「おお! なんだかレベルアップしてる!!」

 

「そんなこと言ってる場合!?」

 

と梨子。

 

「前途多難……って感じだな」

 

不安を感じ始める一眞。

 

(フフフフッ……一時はどうなると思ったが、これは自滅するかもな)

 

そんな中、ザラブ星人は静かに勝利を確信していた。

 

 

 

「どうですか? この雄大な富士山!!」

 

ここからはリーダーである千歌に説明を頼んで、引き続きPVを撮影することになった。

 

「それと、この綺麗な海!」

 

だが彼女は慣れているのかカメラを変に意識することもなく、順調にシーンを撮っていく。

 

「さらに、みかんもどっさり!」

 

さらに、地域の特徴をピックアップして撮ってみれば……という沙羅さんのアドバイスもあってのことでもあるのだ。単にみかんが好きだから……というわけではあるまい。……と信じたい。

 

「そして街には……街には……特に何もないです!!」

 

「ああ、それは一番ダメだろ!」

 

「マイナスになっちゃう」

 

街のことが思いつかなかったのか、笑顔で言ったが一眞と曜に止められる。

 

 

 

「バスでちょっと行くとそこは大都会!」

 

曜へとバトンタッチし、沼津も映していく。

 

「お店もたっっくさんあるよ!」

 

なんでこんな自然体でカメラに映れるのだろうか……と沙羅や一眞は疑問に思っていた。それに

 

(こんなもの撮ったところで、いずれ破壊されるのがオチだというのに……)

 

と内心感じている沙羅。しかし、この街の雰囲気に彼自身が穏やかな気持ちになっているというのも事実であった。

 

「そして……ぇ……ちょっとぉ……」

 

レンタルした自転車を坂道を漕いでいく。

 

「自転車で……坂を越えると……商店街が……」

 

梨子は顔を上げられないくらい息を切らしていた。それは誰から見てもキツそう……だとわかるくらいであった。

 

「おい、沙羅さん大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫……です……」

 

(し、し、死ぬぅ……)

 

自転車で楽々行ける距離ではなかった。その証拠に全員が汗を流し、息も切れ切れ……立てなくなっている人もいるという状況が広がっていた。

 

「バスでも500円以上かかるし……」

 

ルビィが言ったように体力面でも経費面でも、”ちょっと”とはとても言えるものではなかった。

 

「いい加減にしてよ……」

 

 

 

ならば……と映しているのは善子……ではなく堕天使ヨハネであった。

 

「リトルデーモン、堕天使ヨハネです。今日は、このヨハネが降臨してきた地を紹介してあげましょう。これが……土!!」

 

とカラーコーンに囲まれ、盛り上がっている土を紹介したのだった。一体なんの紹介なのだろうか……。

 

「これはもう一度考え直した方がいいね」

 

「そうだな……」

 

曜と一眞の意見に「え、面白くない?」と返した千歌。そしてそれに反論している梨子。面白いかどうかが問題ではないのだ。

 

 

 

 

 

~~

 

喫茶店でPVの案を練り直すことにした。どうして? と善子は尋ねる。

 

「まさか、この前騒ぎすぎて怒られたり……」

 

ルビィは不安になったが、それは杞憂であった。梨子が「しいたけを繋いでないなら行かない」と言っただけだそうだ。相当犬が苦手なのだろう。

 

「曜はいつまで撮ってるんだ?」

 

「だって花丸ちゃんの食べてる姿も可愛いし!」

 

ジト目になった一眞は曜に尋ねたが、帰ってきた答えには「そうか……」としか答えられなかった。

 

「おいしい……」

 

変わって沙羅は、初めて食べたケーキに感動を覚えていた。

 

 

しかし喫茶店にも子犬がいたことで、梨子は怯えている。

 

「ひいっ……!?」

 

「こんなに小さいのに?」

 

手で抱えられるくらいの犬でも梨子はダメらしい。

 

「大きさは関係ないわ。その牙! そんなので噛まれれば……死っ!」

 

「んな大袈裟な……」

 

「カズくんの言う通りだよ。ね、わたちゃん」

 

千歌は”わたちゃん”と呼んだ子犬と抱え上げ、慣れさせようと梨子に近づけさせる。

 

しかし子犬が鼻を舐めた途端、梨子はトイレへと直行し籠ってしまった。

 

(可愛い……)

 

沙羅(ザラブ星人)ですらも可愛いと思っていた。

 

「聞いてるからはやく続けて!!」

 

梨子を呼び出そうとする曜。だが彼女は続けてと声を発していた。

 

「できた?」

 

千歌はパソコンで動画を編集している善子と、同じく編集のために席を移動していた一眞へと視線を向けた。

 

「簡単に編集したけど……お世辞にも魅力的とは言えないわね」

 

「そう……だな」

 

出来から見て、完成品をネットにアップするのはよくないと判断した。最悪、マイナスなイメージを持たれてもおかしくはない。

 

「やっぱりここだけじゃ難しいんですかね……」

 

ルビィは落ち込んだ様子で呟く。

 

「じゃあ沼津の賑やかな映像を混ぜて……これが――――」

 

「「そんなの詐欺でしょ(だぞ)」」

 

「なんでわっかったの!?」

 

彼女のアイディアは一眞と梨子に潰される。私たちの街ですと言おうと思ったのだろうが、バレバレであったのだ。

 

「段々行動パターンがわかってきているのかも」

 

「そんな……」

 

自分の考えが見透かされるほどのものだったのかとショックを受けている千歌。

 

すると喫茶店の窓からバスの姿が目に入った曜は、慌てて帰り支度をする。それは善子も同じであった。

 

「フフフッ、ではまた――――」

 

「ヨーシコー!」

 

バス停の方へと走っていく2人。

 

「では私も」

 

そう言って沙羅さんも席を立った。

 

「今日は本当にありがとうございました。それとすみません」

 

アドバイスをくれたことのお礼と、それを活かしきれなかったことへの謝罪である。

 

「千歌さん、そんな。わたしも色々楽しめましたし、いい収穫にもなりました……」

 

(ほっといても自滅するしな。あとはオーブだ)

 

笑いを堪えつつ店を後にした沙羅もといザラブ星人。だが先ほど千歌に言った言葉も、また事実であった。

 

 

「結局何も決まらなかったな……」

 

気を落としてしまうように声を漏らす千歌。

 

「うあああ!? もうこんな時間!!」

 

ルビィも慌てるように席を立った。時刻はあと5分で7時と言ったところだ。日が伸びた影響もあって長居してしまったのだろう。

 

「花丸ちゃんも帰るよ!」

 

花丸の襟を掴んで引きずっていくルビィ。何気にしっかりしてんだな~と感心している一眞。すると残ったのは千歌と一眞。あとトイレに籠った梨子だけだった。

 

「意外と難しいんだな。住んでるところの魅力を伝えるのって……」

 

「住めば都。住んでみないとわからないことだって沢山あるし」

 

「そうだな」

 

映像で見たりするよりも、実際に足を運んだからそこ見えてくるものも確かにある。けど全員ができるわけではないこともわかっている。だからこそ伝えるのは難しいのだ。

 

「でも、学校が無くなっちゃったらこういう毎日もなくなっちゃうんだよね」

 

「……?」

 

先ほどのように、友達と放課後遊ぶことは沼津の方でもできるかもしれない。しかし内浦でこその良さがある。そんな心持ちで千歌は子犬を離し、歩いていく方向を見つめている。

 

「スクールアイドル頑張らなきゃな」

 

「今更?」

 

「ま、いいんじゃないか。改めてってことで」

 

「それもそうね」

 

いつに間にかトイレから出てきていた梨子はふふっ、と笑う。

 

「今気が付いた。無くなっちゃダメなんだって。私……この学校が好きなんだ」

 

この日常も、そして学校も好きだから……だからこそ無くさないために千歌は言ったのだ。

 

それは梨子や一眞も同じ想いであると互いに微笑する。

 

当たり前の日常……彼女たちとは別に、それを聞いた一眞もウルトラマンとしての在り方を改めて決意していた。

 




PV撮影に協力してしまうことになったザラブ星人。彼はどうなってしまうのか……。
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