Pratico-Inerte -アークナイツ二次創作短篇輯-   作:道臣

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これも読まなくていいです。


6-19 冬怒(読む必要なし)

 Operation 6-19 「冬怒」

 推奨平均レベル 昇進2 LV.90

 

 イフリータがスノーデビルの指揮官「フロストノヴァ」を怒らせた。我々が対峙しているのは今ロドスのオペレーターで最も怖い女戦士の一人だ。圧倒的な攻撃を凌ぎ、全力を以て彼女に打ち勝て!

〈土下座マット〉ライン生命のオペレーターを配置するとフロストノヴァの攻撃が弱まる。

 

 第一部隊

 アーミヤ   ブレイズ

 ワルファリン フィリオプシス

 リスカム   ファイヤーウォッチ

 ズィマー   テキサス

 メイヤー   サリア

 サイレンス  マゼラン

 

 敵情報

 Y1:スノーデビル

「スノーデビル」の一般近距離戦闘員。西北凍原の感染者遊撃部隊出身。面白がっている。

 Y2:スノースナイパー

「スノーデビル」の一般遠距離戦闘員。面白がっている。

 Y5:スノーキャスター隊長

「スノーデビル」の上級術師。スノーキャスターよりも高い戦闘能力を有している。面白がっている。

 Y6:アイスピッカー

「スノーデビル」の特殊近距離戦闘員。面白がっている。

 FNF:FrostNova・冬怒

「スノーデビル」のリーダー。怒っている。

 B9:ヒョウバクムシ

なぜかいる。

 

 

「……えっ? なにこれ?」

「見ての通りですよ、ブレイズさん!」

「旧敵との再戦がこれでいいの? ねえ?」

「緊急事態なんですから、さあ早く配置についてください!」

 

 休日の惰眠を召集アラートで起こされたブレイズは状況が呑み込めずにいたが、近くで死んだ目をしていたサリアによると事の顛末はこういうことらしかった。

 

 イフリータはいつも通りいたずら相手を探してロドス内部を徘徊していると、ドクターに出会った。イフリータがドクターにいいイタズラ相手はいないかと尋ねると、ドクターはこう言ったという。

 ――最近入ったフロストノヴァの胸を鷲掴みにでもしたら、面白いものが見られるよ。

 そしてイフリータはそれを実行したのだという。

 

ドクター(あの人)、そんなにフロストノヴァに殺されたいの? 過去に二度も命を狙われてるのに?」

「ドクターとイフリータさんはS.W.E.E.Pのお二人が現在捕獲に向かってます! すぐに連れてきて謝らせるので、皆さんはそれまでここでフロストノヴァさんを足止めしていてください!」

「足止めって……。龍門で殺されかけた時と同じくらいヤバい冷気放ってるよ。私のチェーンソー凍らされるよ」

「足止めしないと、ロドス内部の電気系統や非常設備、その他フロストノヴァさんが通った後のあらゆる材質が急激な極寒で疲労を起こしてしまいます!」

 ブレイズは前方50mほどを歩いてこっちに向かってくるフロストノヴァとスノーデビルの一群を見やった。恐ろしいほどの怒気で睨むフロストノヴァから発せられる冷気で、パキパキと何かが割れるような音がしている。

「指揮は私が取ります! 皆さん、戦闘の準備をしてください!」

 

 

 △行動開始

 

 ENEMY:0/35 ♖3

 

 最初にヒョウバクムシがやってきた。どうやらスノーデビル隊員が無許可で飼育していたもののようである。殺してしまうのも可哀想なので近くにあった段ボール箱に入れて、対処は完了。

 

 ENEMY:6/35 ♖3

 

 次にやってきたのはスノーデビル(一般近距離戦闘員)であった。

「あんたも大変だなぁ」

 ブレイズにそう声をかけてきたのはいつぞやのスノーデビル一号。腰のウォッカをズイとブレイズに差し出し、

「姐さんに凍らされたら、これ飲んどきな」

 とアドバイスをくれた後に防衛ラインへと入る。

 

 ENEMY:25/35 ♖-19

 

 更にスノーキャスター隊長とアイスピッカーが姿を現す。笑いながらブレイズたちの横を通り過ぎて防衛ラインへと入る。ついでにスノースナイパーも防衛ラインに入る。

 

 ENEMY:34/35 ♖-28

 

「ドクターとイフリータはどこだ」

 さあやって参りました本日のオオトリ。指揮官代理のアーミヤは一度全てのオペレーターを撤退させる。そして新たに温存しておいた戦力(ライン生命)を前線に引きずり出した。サリアとサイレンスは諦観したようにそれぞれ武具と防具を置き、マットの上で土下座をしはじめた。フィリオプシスは起きているのか寝ているのかわからない眼をぼけっと目の前を向けて鎮座させ、メイヤーはゲラゲラと笑い、マゼランはひたすらフリーズモジュールでフロストノヴァの足止めをしていた。

「頼む! きちんとドクターとイフリータ(バカども)を捕まえて謝らせるから、この通り許してやってくれ!」

「お願い。後生だから」

「あっはっはっ!」

「オハナちゃんたち、咲きほこれ!」

 

 

 ぶーっ。

 

 

 さてサイレンスとサリアの心からの土下座は冷たいフロストノヴァには届かなかった。どう考えても仲間に向けるレベルを超えた"氷環"が炸裂し、密集していたオペレーターたちは倒れてしまったのであった。あんぐりと口を開けてただ傍観するしかないアーミヤとブレイズの隣をフロストノヴァは素通りしていく。

 

 

 ENEMY:35/35 ♖-29

 

   作戦失敗

 *Mission Failed

 

-術攻撃はターゲットの防御力を無視してダメージを与えます。しかしターゲットの耐術性によって与えられるダメージは減少します。

-オペレーターの素質や特性を生かした運用をすることで、戦術の幅が広がります。

 

 

「あーあ……」

「ドクター……。恨むなら力不足だった私じゃなく、自分の過失を恨んでくださいね……」

 そして通り過ぎるフロストノヴァを横目に、二人は凍り付いたオペレーターたちを解凍すべくスカイフレアとエイヤフィヤトラを緊急招集するはめになったのである。

 

 

 その後、カチンコチンに凍らされたドクターとイフリータが見つかったことは言うまでもない。

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