「ふわぁ〜」
と大きな伸びとあくびをするはS,O,N,G,所属オペレーターの藤尭朔也である
「はい、温かい飲み物よ」
とコーヒーを渡すのは同じくオペレーターの友里あおいである
友里「で?また徹夜かしら?」
朔也「はぁ…無理も無いでしょ?シェム・ハを倒してまだ1年しか経っていないのだから…未来を紡いだ装者達には遠く及ばないが…俺たちの後処理もOTONAの仕事だろ?」
友里「えぇ、そうよね…よしっ頑張らなきゃ!」
朔也「よっしゃ!定年まで安定しているこの職場で働いていれば万々歳なんだし、頑張るぞ!」
友里「確か…魔法少女事変の時もそんな事言ってなかったっけ?で…自動人形が襲来して…」
エルフナイン「僕が、ここに来たんですよね?」
友里「あら!エルフナインおはよう!温かい飲み物飲む?」
エルフナイン「なら、紅茶を…」
友里「はい…どうぞ!」
ピピッーと普段の通信が入る音とは違う音が本部に鳴り響く
朔也「これは…緊急非常回線!?もしもし?」
「もしもし…弦十郎君はいるかね?」
朔也「こちら、超常災害対策機動部タスクフォースS,O,N,G,
本部、オペレーターの藤尭朔也と申します。貴官の所属、官姓名を問う」
河野防衛大臣「失礼した。私は防衛省防衛大臣 河野次郎と申します」
朔也「防衛大臣でしたか!失礼致しました、只今司令は留守にしています何か御用なら連絡しておきますが…緊急案件ですか?」
防衛大臣「いえ…緊急案件では、ありませんね。今日中に帰って来られるのなら有り難いですが…」
朔也「では…戻りましたら連絡いたしますので…失礼致します」
ガチャ
ピッ
朔也「…まさか現職の防衛大臣からの連絡なんてな」
友里「蕎麦食ってる人と違って凄い、頼れる声質だったわね」
エルフナイン「この方ですか!とてもイケメンさんですね!お父様も元防衛大臣の河野太郎氏…まさしく自衛隊の要の一家ですね」
弦十郎「今、帰ったぞ〜」
朔也「司令!防衛大臣の河野氏より通信が入っております!」
弦十郎「防衛大臣?なにかあったのか?」
その頃の響は未来と一緒に、学生生活最後のテスト!期末テストに向け勉強をしている
響「勉強が、勉強が終わらないよ〜助けて!未来〜」
未来「響?もう、S,O,N,G,の任務って響には無いでしょ?ただのシンフォギアに変身出来るただの、立花響なんだから!学生の本分の勉強を疎かにしたら駄目だよ!それに、最後のテストなんだし今回は響は一人で頑張ってね?じゃないと響の為にならないから」
閑話休題
未来「それにしても、まさかクリスちゃんまで歌手になるなんてビックリしたね〜」
響「私達も、ニュースで知ったんだよ〜クリスちゃん、そういう自分の事は教えてくれないから」
雪音クリスは海外へ留学したが、途中で突如として辞め翼、マリアのように歌手活動をスタートさせた先日、なんとマリア、翼達とチームを組みチームシンフォギア(既に地球上には装者であると隠しておく必要は無くなった為…もちろん一般人はシンフォギア装者は3人であるとしか知らぬがとしてコンサートを開くまでに成長している主な活動は災害救助、紛争の絶えない地域への国連の名のもとによる武力介入などだがぶっちゃけるとコンサートが彼女達の主な資金元である)
未来「ねぇ?響も卒業したら…歌手になるの?」
響「…確かに、今まで出会って来たシンフォギア装者はみんなもれなく歌手になってるよね…私、大勢の前で歌えるかな?」
未来「もし!歌手になったら私は響のファン第1号になってあげる!他の人が目を向けなくとも私は、いつでも響を応援してあげる!」
響「未来〜ありがとね!」
「そぉい!そぉい!そいや〜」
響「あ!師匠から電話だ!」
未来「わ、分かりやすい着メロだね…」
響「はい!師匠何か用事ですか?」
弦十郎「あぁ…至急本部に来てくれ、リィデアン屋上にヘリを向かわせたそれと…今回より未来君も連れて来てくれ」
響「もしかして!未来も!?」
弦十郎「既に、親御さんからの許可も下りている…彼女は厳密にはシンフォギア装者ではないが…神獣鏡のファストローブに適合する!俺達、S,O,N,G,の新たな仲間に変わりは無い!」
響「だってさ未来!」
未来「響!これからもよろしくね」
響「うん!」
本部
クリス「で?おっさん話ってなんだよ」
響「にしても、クリスちゃん達よく来れたね」
クリス「あたしら、近々日本でライブだからな!偶然って奴だよ」
切歌「マリア!お久しぶりデス!変わりは無いデスか?」
マリア「えぇ!変わりは無いわ!ピンシャッンしてるわ!」
弦十郎「お前たちを招集しろと…命を出したのは実は俺では無い」
みんな「?」
弦十郎「後はよろしくお願いします」
河野防衛大臣「シンフォギア装者の皆さん、初めまして
私は、防衛省防衛大臣の河野次郎と申します」
クリス「顔ちけぇ!」
河野防衛大臣「山本君、カメラを引きたまえ」
山本副防衛大臣「はい…」
マリア「現防衛大臣が何用かしら?」
河野防衛大臣「特に…用のあるのは、マリアさん、暁さん、月読さんです」
切歌「この並び…元F,I,S,デスよ!」
河野防衛大臣「えぇ…鋭いですね」
調「…あの組織は既に無かった事になっている筈では?」
河野防衛大臣「我々の国、日本ではそのような報道になっていますが、当事国アメリカ合衆国内では実はかの組織について軍により壊滅したとしか報道されていなかったんです」
マリア「いな…かった?」
河野防衛大臣「藤尭君?例のニュースを」
朔也「これをご覧下さい!」
「只今、ホワイトハウス上空に来ております!ご覧下さい、ホワイトハウス前には民衆の渦が出来ております!」
キャスター「この状況を作り出した原因こそ、元アメリカ政府高官による暴露本が刊行された事による事が原因だと思われ…」
切歌「何デスか?…これは」
河野防衛大臣「元アメリカ政府高官が引退時に発行した政府の裏状況を書き溜めた暴露本の影響ですよ…既にマーケットからは消されていますが…今はネットがありますそれに…あなた方に死刑を宣告しろと指示を出したのはアメリカ大統領とまで噂があります」
「市内では、反政府デモにより多数の負傷者が…」
「アメリカ大統領は、デモ鎮圧の為州兵の派兵を決定致しました」
響「…こんなのおかしいですよ!もっと誰もが傷付かづに話し合う事は出来ないんでしょうか!?」
河野防衛大臣「…民衆の中にはFISの事なんてどうでも良い連中がいます、只…反政府デモをしたいが為に」
翼「それで…聞きたい事とは?」
河野防衛大臣「非公式にだが、アメリカ政府が当事者に話をしたいと言って来てな…恐らく、謝罪をしたいと思われるがどうしたい?というのが話だな」
切歌「ちょっと…考えさせて欲しいデス」
調「私も…」
マリア「私からもお願いします…あの時の事は流石に直ぐ許せって言われても無理が…」
河野防衛大臣「分かった、アメリカ政府にはこちらから話をつけておく州兵の派兵は少し待てと…では、切るぞ」
プチッ
翼「この状況…まるで2020年のようだな」
響「2020年?今から26年前に何かあったんですか?」
翼「知らぬのか!?」
未来「…響は歴史の授業になると寝るもんね!」
響「昔話を聞いてると自然と瞼が落ちて来るんだよね…」
クリス「…そういやおっさんはあの年を生き抜いてるんだよな?」
弦十郎「俺は…当時、9歳だったしかし、その時をの俺でも分かる程世界はおかしくなっていた…COVID-19のせいでな」
エルフナイン「中国が発生源とされている…COVID19、その最中米国では黒人差別のデモが起きた…正に今の状況に似ていますね」
響「…そんな事があったんだ、その時はどうなったんですか?」
弦十郎「COVID19の方は2〜3年で治療薬が完成し終息宣言がなされたが…問題は黒人差別の方だ未だに外国の一部では…続いているらしい」
翼「というか、司令の生まれた年から世界はおかしかったのかも知れません」
弦十郎「…俺の生まれた年に東日本大震災が発生したからな」
切歌「大地震、津波、原発事故…」
調「未だに終わらない爪痕を残した戦後最悪のかの日の大地震」
マリア「完全復興には後、何年かかるかしら…」
弦十郎「先の世代から受け継ぐはめになってしまったが、俺達の世代で解決しなければならない問題でもある」
切歌「…米国政府から救援要請が来たのなら、良いデスよ!受けてやろーじゃないですか!人類を、アメリカ政府を信じてみたいデス」
調「切ちゃんがそう言うのなら私は、それに付いていくのが私…」
マリア「二人をまとめるのが私の仕事!いいわ、アメリカをかの国を救ってみせようじゃない!」
弦十郎「分かった…河野防衛大臣に連絡する…それと、戦闘機の用意をさせて頂く」
こうして、元FISの構成員であった三人は一路、忌まわしきアメリカへと旅立つのであった。