空に浮かぶは大きい雲(ありふれ世界編)   作:あろえよーぐると

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最後の方やや内容変えました。


剣士と陰陽師の夫婦の間に産まれた子供(第1話)

 袴着の成熟した女性と少年が互いに木刀の切っ先を向けて対峙していた。

「技のキレも良うなったし、歩太はずいぶん強うなったなぁ。ウチが教えることはもうあらへんで」

 

 少年は嬉しさが込み上げるが、それで隙を見せたら容赦なく攻撃してくるので気を抜かずに平静に返事を返す。

 

「感謝です。鶴子師匠」

 

 師匠と呼ばれた女性、青山鶴子は氣を巡らせ最後の仕上げと言わんばかりに力を高める。

 

「ほな、次で最後にしよか」

「うっす」

 

 少年も大技を使うために氣を高めて迎撃の姿勢を取る。充分に高まったのを感じた2人は大技をぶつけ合った。

 

 

 

 無事に2度目の転生を果たしてから15年。

 

 前世の嫁さんのステラことステラ・ヴァーミリオンと来世でまたいつか会う約束を交わし、寿命を迎えて生まれ変わり今日を過ごしている。

 ところで俺の師匠の名前に誰か見覚えがないだろうか?

 

 神鳴流免許皆伝にして歴代1、2を争う強さを持つ。現代最強の剣士、青山鶴子様です。

 

 今生の父が青山家の遠縁で陰陽師の母との間に産まれた子供が俺なんだが剣術も陰陽術も途轍もなく才能があるということで気付けば青山宗家で7歳から鍛えられることに。

 最初、この世界は『ネギま』なのかとwktkした。だけども埼玉県にあの学園の名前がなかった。その代わりなのか普通に妖怪とかいるし、烏森の地を守る結界師や鬼の手を持つぬ○べ~先生に仕事の手伝いなんかで会ったりしてここは妖怪パラダイスな世界なのかと混乱した。

 

 そして9歳になる前に引っ越した父の退魔士としての仕事先の地が、かの海鳴市。大いなる意志でも働いてるのかイベントのように猫拾ったり石拾った。そのせいでなし崩し的にリリカルマジ狩るな原作に闇の書まで関わることになった。

 何が辛かったかというとヴォルケンリッターに魔力収集で襲われた時に伐刀者の力は勿論、神鳴流の技や陰陽術を隠し通すのが大変だった。

 隠行の術で魔力を隠す術を作ったけど猫さん曰く、ある程度近くにいればバレるとのこと。だから魔力量を偽装して御墨付きを貰い、フェレットになれる男の娘にも偽装に気付かれなかった。しかし、つまりは魔力を持ってることが分かるわけで。結果、魔砲少女が来るまで鬼ごっこを全力でしました。

 オリ主みたいに関わる気はなかったし、現実が非日常なのにこれ以上〝混ざんな。こっちくんな〟って気持ちが一番強かった。転生2回目だからってその時、9歳児やぞ。鬼太郎おったり、とある半妖のぬらりひょんと人のラブロマンスを伝聞で知ったりいい加減パンクするわ!どんだけ日本は破滅フラグあんのさ!

 それにこちらの力を知られたら欲しがって管理がどうこう言ってくるだろ?当然、外様が急に難癖付けて来られたら気分が悪いわけで最終的に異世界魔法使いVS日本呪術連盟の戦争が起こる可能性が。

 対峙して戦う分には師範クラスの神鳴流剣士が魔砲斬ったり、呪いとかバンバン使って相手を狂い殺したりできる術士がいるこっちが勝つだろうけど、勝ち続けた場合に危険視されてアルカンシェルを撃ち込まれる可能性が無きにしもあらずだからなぁ。

 まぁ猫さん手元に置いてる時点で関わらざる終えなかった訳ですが。

 原作と関わり良かったことは世話好きの猫の使い魔とデバイスを手に入れたこと。ベルカ式の適正があるらしいので、貸しがあるヴォルケン達にデバイスと術式(ついでに彼女らの身体の構成もこそっと)を使い魔と解析させて貰い出来たのがリボルバー拳銃なデバイス。

 拳銃の状態がデフォなので持ち運び便利なアクセサリータイプやカードタイプにならないけど頑丈さはリリカル娘達のデバイスより遥かに上。

 あと管理局に勧誘された。断ったけど。ヤだよ、あんなブラック通り越して闇鍋の如くヤバイものが混ざりまくってる職場なんて。管理局の計測器誤魔化して魔力量C判定なのに執拗に勧誘してきてたな。

 しかし、もう関わることはない。何故なら原作組が中卒で管理局に就職したから!魔砲少女やパツキンわがままボディ子と子狸に誘われたけど、『こっちでやりたいことあるし。それに学歴って大事だろ?』って言ったら納得してくれた。

 

 

 

 歩太は今年から高校生として、そして一端の退魔士として赴任先の高校に行くことになった。

 

「歩太。そろそろ行きませんか?」

 

 歩太の使い魔であるリニスはどこか楽しげに浮かれていた。

 

「分かった。しかし、言ってみるもんだなぁ」

「フェイト達を見て少し学生生活というものに憧れていましたが、まさか通えることになるとは思いませんでした。ですのでとても楽しみです」

「俺としてもそこまで喜んでくれて嬉しいよ。リニス」

「ふふ。では、行きましょうか」

 

 リニスとはクラスは違ったがそれでもキャッキャウフフな学生ライフを楽しんでいた。しばらくして二人で帰宅しようとしてた所で面倒な奴に絡まれることに。そして絡んできた生徒の名前がやたらキラキラしていて凄く見覚えがある名前だった。

 

「リニスが嫌がってるだろ、彼女から離れろ!」

「だから!私達は親しい仲だって、何度言えば理解するんですか!歩太のことも悪く言わないで下さい!それに本人の許可なく名前で呼ぶとか常識を知らないのですか!」

「無理矢理そう言わされてるんだね。大丈夫。俺が守るから。それにもう俺とリニスは友達だろ」

 

 

 何故こんなことになったのだろか。クラスメイトと少し話した後、リニスと合流して帰りに夕飯を何しようか話してただけなのに。

 

「歩太、どうやら私の日本語のリスニングはダメダメな様です。聴こえる日本語が意味不明です。それに日本語の使い方を間違ってるせいか相手に理解されていないので今度改めて教えてください」

「残念なことに俺もリニスと同じように聴こえてるし、日本語の使い方も間違ってない。おかしいのも間違ってるのも相手の方だから。もう放っといて帰ろう」

「まだ、話しは終わってないぞ!お前みたいな奴にリニスは相応しくない!」

「頭痛てぇ…。悪さする妖怪や外道に堕ちた術士だったらスパッと話しと身体の両方を終わらせるのに、こいつ一般人だからなぁ」

「何をゴチャゴチャ言ってるんだ!こうなったら力尽くで分からせてやる!」

 

 原作のポニテ侍は何でコレとずっと過ごせたんだろうか。普通は距離取るだろ。それなのに何年間も一緒にいるとか俺ならストレスで禿げるぞ、治せるけど。

 『ありふれた職業で世界最強』。この世界も混じってたか~。あの原作の地球もそれなりに混沌としてたっけ?こっちの世界の方がヤバイけども。

 このままコレと2年時、同じクラスなれば異世界トータスに召喚されて運が良ければ別の能力も手に入り神代魔法を手に入れるチャンスも出てくる訳か。悪くないな。

 

「歩太。もう記憶消してそこら辺にポイしましょ、ポイ」

「リニス、不法投棄はよく無いぞ。俺も同じこと考えちゃったけど」

 

 

 悪くないといいなぁ…

 

 

 




本編に然して関わらないけど混ざってる世界
・ラブひな
・ゲゲゲの鬼太郎
・地獄先生ぬ~べ~
・結界師
・青の祓魔師
・ぬらりひょんの孫
・魔法少女リリカルなのは
・魔法少女リリカルなのはA's
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