バンドリRTA〜高速プロ入りチャート〜   作:Mr.ドリアン

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真夜中のテンションで書いたので、内容が酷くなっているかもしれないので、勘弁してください。

いつもより少し長めになりました。




裏話1 『特別』(日菜ちゃん視点)

 

 

 

日菜ちゃん視点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私にとって、一度見ただけで見た以上の事をするなんて当たり前のことだ。

 

 

それに対して、私の双子のお姉ちゃんは見本を見た上でそれを繰り返し練習してやっと、見本同等の事をやっとできる。

 

私の両親は私ばかり褒めて、お姉ちゃんを褒めることは滅多にない。だって、お姉ちゃんができたとしても、私はそれをたった数分で超えてしまうのだから。

 

 

きっと、私は世間帯で言ってしまえば、天才ってやつなんだと思う。勿論、お姉ちゃんも他の人に比べれば、天才の部類には入ると思う。だって、他の人はお姉ちゃん以上になにもできないから。

 

 

私にとって、何かをやり遂げて手に入れる達成感や感動なんてものを感じることが少ない。

 

私が少しなにかやれば周りの人は勝手にすごいだなんだって、私を褒める。

 

私にとっては、できて当たり前。当たり前の事をするたびに褒められるのだから、正直言って、不快でしかなかった。

 

 

みんなの視点で考えてみたら。

 

わー!すごい!二足歩行で歩けるんだ!って言われてるようなものかな?

 

これでるんってくる人は、本当にヤバいと思う。

 

 

 

 

 

そんな、私でも褒められたいって思う人はいる。

 

幼馴染のもとくんだ。

 

もとくんは、家がお隣の幼馴染。赤ちゃんの時からの幼馴染。

 

もとくんから褒められると、私の胸は、こう、えっと、ふわふわ?して、あたたかくなるの。よくわからないけど。

 

私にとって、そこらにいるゴミm………無n………えっと………有象無象!そう、有象無象?の人に褒められるより、もとくんに褒められる方が数万倍嬉しい。

 

もとくんに褒められる時、もとくんが私を、私だけを見てくれているって感じるの。その感覚がすごく心地よくて、気持ちいい。私だけを見て欲しいっていう独占欲に似たものも強くなっていくのがわかった。

 

 

多分、この頃から私はもとくんの事が好きだったんだと思う。

 

 

 

 

でも、もとくんは私を見てくれない。

 

 

もとくんは、なんでか私よりもお姉ちゃんの方を優先する。

 

 

それが、たまらなく許せなかった。

 

私よりも劣っているお姉ちゃんが、私よりももとくんに優先されているのが、許せなくてしょうがなかった。

 

 

私みたいにすぐにできない。練習しても私より上手にならない。言ってしまえば、私の下位互換って言っていい筈のお姉ちゃん。それなのに。お姉ちゃんは、もとくんから見てもらえる。周りの大人たちは私の方を見ているのに、もとくんはお姉ちゃんを見ている。

 

 

きっと、もとくんも私のことをもとくんなりに見てくれてはいたんだと思う。でも、それ以上にお姉ちゃんを見ている所ばかりが際立って私には見えてしまう。

 

 

どうでもいいような奴等は私を見てるのに、どうして、もとくんは見てくれないの?

 

 

小さい頃の私はずっと、そればかり思っていた。

 

 

 

 

 

ギターを始めたのだって、お姉ちゃんが興味を持っていたからって言うのが大きい。

 

もとくんが音楽が好きで、歌がすごく上手なのは知っていた。いつかきっと楽器を始めるっていうのは、簡単に想像できた。

 

きっと、そうすればバンドを組むときだって来るはずだ。私はお姉ちゃんと楽器を揃えることで、もとくんの口からお姉ちゃんじゃなくて、私にバンドを一緒にやろうって誘ってほしかった。そうしたら、お姉ちゃんの顔はきっと、私にとって、るんってくるものになると思ったから。

 

 

でも、もとくんはお姉ちゃんを選んだ。しかも、意味がわからないぽっと出の人達も一緒にときた。

 

それを聞いた時の私の顔はきっと、私がお姉ちゃんにさせてやりたかった顔と一緒かそれよりも酷いものになっていたと思う。入る余地すら与えてもらえなかったんだから当たり前だよね。

 

 

そして、もとくんがバンドを結成(仮)してからというもの、もとくんもお姉ちゃんも毎日がすごく楽しそうだった。

 

 

 

 

 

それを見て、私は怖くなった。

 

 

もとくんは人間関係の分別って言うのが、しっかりしているタイプだ。大切な友達かその他大勢か。

 

私は、いつかその他大勢の枠の方に弾き出されてしまうんじゃないかと、怖くて怖くてたまらなかった。

 

 

それと同時にお姉ちゃんが憎くて憎くてしょうがなくなっていった。

 

私より欠陥でぼんくら、頑張っても1から1しか学ぶことしかできない、言ってしまえば、私の出来損ない。

 

なのに、どうしてもとくんの横で笑ってるの?そこは、お姉ちゃんよりも私の方が相応しいと思うんだけどな。

 

 

 

人は、自分の家族をここまで憎めるなんて思いもしなかった。ほんっとう

 

 

 

 

人間って怖いねww

 

 

 

 

あ、話戻すね?

 

一度だけ、怖くてつい、小学四年生の時に遠回しに聞いてみてしまった。私は、もとくんにとって、大切な友達なのか、その他大勢なのか。まだ、大切な友達に入れてもらえているって信じた。でも、私の期待は良い方に裏切られた。

 

もとくんは、私にこう言ってくれた。

 

 

 

『勿論さ、紗夜たちは大切な存在だよ?仲間としてさ。でも、日菜は、俺にとって、こう……『特別』?な存在っていうかなんというか………』

 

 

 

『特別』

 

そう!『特別』!

 

 

嬉しかった。もとくんにとって私は大切な友達でも、その他大勢っていう枠組みでもない。私に、私だけに許された『特別』っていう枠組み!

 

あの日の事は鮮明に覚えてる。

 

 

その日からは、お姉ちゃんに対して向いていた黒い感情も全部なくなった。だって!お姉ちゃんは、大切な『仲間』って枠組みに対して、私は『特別』っていう、私だけの枠組みだもん。

 

お姉ちゃんは、もとくんから仲間以上に見られる事はないって言うのが、今のところはないって言うのが、はっきりわかった瞬間。だから、一周回ってお姉ちゃんが哀れに思えちゃった。

 

 

だって、お姉ちゃんが幾ら頑張ったってアピールしたところで、『仲間』って『枠組み』からは抜け出せないんだから。

 

それに対して、私は『特別』。きっと頑張れば、『幼馴染』って『枠組み』すら抜け出せて、さらに前にも進めると思った。

 

 

それにお姉ちゃんは、『仲間』って『枠組み』に胡座をかいて、もとくんとの仲を進展させることは絶対にない。更に言っちゃえば、お姉ちゃんは、ヘタレでチキンだからね。だから、中学校を口裏合わせて一緒にした時も私はお姉ちゃんに譲ってあげた(納得したとはいっていない)。

 

だから、いつかかっさらってやるんだ。お姉ちゃんの目の前で、もとくんをさ。

 

 

いつか、もとくんが私だけを見れるようにしてあげるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからさ。もとくん。

 

 

こころちゃんの事は多めに見てあげるよ?

 

もとくんにとって大切な『仲間』なんだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね?

 

 

「もとくん。誰?その女」

 

 

 

 

クラスメイトだか、なんだか知らないけどさ……。

 

 

 

そのピンク髪のクソ○ッチについて説明が欲しいなぁ?

 

 

 

 

 





書いててわかりました。

日菜ちゃんヤバい奴確定ですわ。


追記として、ここは、こうしたほうがいいとか、ホモくんにこのキャラを絡ませたいという意見があれば、じゃんじゃん感想欄からください。参考にさせていただきます。
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