平和国家召喚   作:アンモナイト

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昼頃に次の話を投稿します。


第一次新世界大戦~西部戦線①

中央暦1642年4月22日、この日神聖ミリシアル帝国のカルトアルパスで先進11ヵ国会議が開催された。

参加国は以下の通り。

・神聖ミリシアル帝国(序列1位・主催)

・ムー(序列2位)

・エモール王国(序列3位)

・アニュンリール皇国(序列9位・蛮国)

・グラ・バルカス帝国(序列10位・新興国その1)

・緑茶国(序列11位・新興国その2)

・以下略

 

 

「我々に隷属せよ!!!」

 

 

そこでたかだか蛮地の新興国に過ぎないグラ・バルカス帝国の外交官シエリアが全世界に対して宣戦を布告するという暴挙に出て、参加各国から顰蹙を買った。

 

そして参加各国は、開催地のカルトアルパスに攻撃を仕掛けてきたグラ・バルカス帝国の戦艦と機動部隊に立ち向かう。

 

神聖ミリシアル帝国とエモール王国は、グ帝のアンタレス艦戦を前に、天の浮き船と風竜が惨敗したことで各国空軍及び竜騎士から失笑を買うが、グラ・バルカス帝国は第二次大戦クラスの技術力を持っているので、彼らは惨敗すらできなかった。

 

 

唯一の例外は、緑茶国の巡視艦であり、76ミリ速射砲、ファランクスCIWS、ESSM個艦防空ミサイルがアンタレス艦戦、リゲル艦攻、シリウス艦爆を次々と撃ち落とす。

 

だが、46センチ砲を搭載し、相応の防御力を持つ戦艦グレードアトラスターに、対艦能力がほぼオミットされて速射砲や個艦防空ミサイル程度の武装しか持たない巡視艦に対抗手段などなく、46センチ砲弾を弾薬庫にプレゼントされて爆沈した。

 

 

数ヶ月後、異世界特有の高いプライドをへし折られた各国は、神聖ミリシアル帝国の元に集い、新世界最強の艦隊、新世界連合軍を組織し、第二文明圏を不法占拠するグラ・バルカス帝国の征伐に向かう。

 

だが、新世界最強はグラ・バルカス帝国の出現で過去形になってしまっているので(アニュンリール皇国?あれは南方の蛮地のでしょ?)、普通に全滅しかけ、空中戦艦パル・キマイラ1隻という高すぎる代償を払ってどうにか助かるという事態に陥った。

 

ほぼ同時期にムー国の都市、オタハイトやマイカルに、グラ・バルカス帝国の艦隊が来襲、空襲やら艦砲射撃を受けたりした。

 

緑茶国は一切の戦力を派遣しなかったが、新世界連合が惨敗したこと、ムー本土が攻撃を受けたこと、そして緑茶国近海で商船が撃沈されたのをきっかけに、グラ・バルカス帝国の潜水艦による通商破壊作戦が本格化したことで、緑茶国を含めた世界は、壊滅的な経済的打撃を受けていた。

 

 

一応、緑茶国は対戦ソナーを装備した巡視艦による船団の護衛を行うことで対抗したが、

異世界には、潜水艦という概念すら存在しないので、当然対抗手段もなく、ミリシアルやムーの船は雷撃を食らって、その他の国の船は浮上砲撃で次々と海に沈んでいった。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、第三世代圏の地域大国であるロウリア王国は緑茶国から輸入した魚群探知機と簡易的な対戦迫撃砲や自前で作った爆雷を駆使して、元気に海路輸送を行っていた。

 

そんな中、緑茶国では現在の内情を快く思わない者たちが、ある計画を発動させようとしていた。

 

 

 




次は東部戦線ですね。
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