平和国家召喚   作:アンモナイト

8 / 10
前の話でチヲ改にT-72が圧倒されてるのは、多分近代化が完了していないから。
一部はT-90並になっているが、数が足りない。
結論。制空権も取られてるので、どのみち勝てない。詰んでる。



第一次新世界大戦~東部戦線②

『国家領域における破壊作戦に関する命令』

 

それは、新制緑茶国に軍事力で大幅に劣る現緑茶国が勝利をつかむための唯一の作戦だ。

より正確に言えば勝利というより、強引に引き分けに持ち込む作戦である。

 

 

現緑茶国は、軍用機や軍艦は持たないので、新制緑茶国に、航空/海上優勢どころか制空/海権を完全に分捕られてしまっている。

当然である。

 

唯一地上における戦力では、数的優位を持っているが、制空権を奪われていることと、その質で大幅に後れをとっているので、最早話にならない。

連合軍を敵に回した本土決戦の方が遙かにましなレベルで負けている。

 

 

後三ヶ月もあれば緑茶国全土は新制緑茶国に支配されるだろう。

 

現緑茶国政府は、それを許せなかった。

彼らに支配されれば、緑茶国はかつてのような軍事国家になり、その卓越した科学文明の力を使い、世界に戦争の惨禍を広げるに違いない。

 

我らに、新制緑茶国の悪行を止める軍事力は無い。

だが、軍事力を用いずとも止めることはできる。

 

 

 

 

それが『国家領域における破壊作戦に関する命令』だ。

 

その内容は極めてシンプル。

 

緑茶国内の将来軍事的に利用される可能性のあるものを全て破壊しよう!というものである。

 

破壊してしまえば、新制緑茶国は何も得ることはできず、彼らの持つ兵器・・・それなりに自給できるようだが、最新兵器はこちらの部品がなければ動かない。

稼働率を大幅に下げることが可能だ。

 

最高の作戦じゃないか!!

 

国民には誠に申し訳ないが従ってもらおう。

なぜなら新制緑茶国が成立すれば、すべておしまいだ。

真の緑茶国人は、我々とともに今ここで滅ぶのだ。

戦争後に残った偽りの緑茶国人など知ったことではない。

 

 

まずは通信基地などの情報関連施設を破壊する。

これで、国民の間で情報の共有が遅れ、破壊工作が効率的に行える。

首都の電波搭がポッキリ折れて、地上に落下する。破壊の宴の始まりだ!

 

民間の工場を接収、打ち壊す。

第二次産業に分類されるものを、なにもかも全部を破壊する。

 

爆破、特車の砲撃、重機、人力エトセトラ・・・。

 

造船所はぶち壊され、工場は瓦礫の山に変貌し、備蓄した石油や石油化学コンビナートは炎で包まれてゆく。

 

 

動きを察知した緑茶国軍が侵攻速度を上げたぞ。

後回しになっていた沿岸部の発電所、特に原子力発電所、核燃料再処理工場は全て占領された。

かなりの無茶をしたようだ。

命令無視や裏切りも行われ始める。おのれ!!

 

だが内陸部の水力発電所は、手が回っているはずもないので爆破、決壊させる。

湛えられていた水が鉄砲水となって、下流の町を破壊する。一石二鳥!!

 

そして官民とわず、全ての艦船を自沈させる。

空前絶後の一斉自沈!!港も当分使えない!!

 

 

もう第二次産業は終わりだ。

次は第3次産業やインフラ、資源何もかもを破壊しろ。急げ!急げ!

現政府への国民の抵抗や武装警察のサボタージュの規模が大きくなる。裏切り者ども!!

 

緑茶国軍が侵攻した都市の建造物を爆破、都市を封鎖する。

これで進撃が遅れる。やったぞ!

 

 

と思ったが空に零式戦闘攻撃機の編隊が現れる。

Tu-22Mまで来やがった。最早これまでか・・・

 

 

 

 

 

 

こうして世界が戦禍に覆われる中、古の魔法帝国の子孫である有翼人が建国した国家、アニュンリール皇国は、ミリシアル帝国の目が届かない今を狙い、国内の魔石不足を補うべく第三文明圏外へと侵攻した。

 

 

文明圏外国の使用するワイバーンは、第1世代ジェット戦闘機程の性能を持つアニュンリール皇国製天の浮舟の魔光砲に射抜かれ、

戦列艦は小型艦の霊式12.7センチ魔導速射砲で粉砕され、

アダマン級魔導戦艦が霊式40.6センチ魔導砲を沿岸部に叩き込み、

空中戦艦パル・キマイラが都市を焼く。

 

 

こうして、折角パーパルディア皇国軍を追い払って再独立したアルタラス王国等を含めた魔石の鉱山を持つ文明圏外国が占領されたのだった。

 

 

 

 

 

この混乱の中、リーム王国の艦隊が内戦中なら倒せるんじゃね?と思って緑茶国に攻めてきたが、普通に撃退された。

だが、緑茶国軍からの反撃は無かった。

 

アジ・ダハーカという名前らしい巨大生物がリーム王国に現れ、破壊の限りを尽くしていたからだ。

緑茶国軍には、本土で忙しく、これに対処する余裕が無い。

 

何故ここにいるのかというと、トーパ王国を滅ぼした魔王を食らって、周辺諸国を荒らしながら南下してきたアジ・ダハーカを、マオ王国を中心とした諸国が団結してパ皇亡き後(亡国じゃないけど)横暴に振る舞っていたリーム王国へ誘導、押し付けた。嫌われるってつらいね。

 

しばらく後、アジ・ダハーカは、体制を整えた緑茶国空軍による猛攻により消滅したが、その頃にはリーム王国は滅んでいたのだった。

 

 




魔王の扱いに困った結果、アジ・ダハーカのエサになった。


・新世界大戦、陣営内訳

 ・ミ帝陣営
  神聖ミリシアル帝国
  ムー
  新制緑茶国
  その他戦力外

 ・グ帝とその他。
  グラ・バルカス帝国
  旧制緑茶国
  リーム王国
  アニュンリール皇国
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