えっ? ぐだやんの続きはどうしたかですか?
…………きみのような勘のいい(以下略)
松原さんを連れて目的地であるカフェへと着いたのだが……
「店内が大変込み合っておりまして」
という事で相席することになってしまった俺たちは、店員に注文をし、届くのを待っているのだが
「……」
「……」
お互い無言である。俺としてはこのまま無言でも問題ないが、彼女はまだ緊張しているかもしれないな
□緊張を解すという意味合いで話しかける
□いや話しかけないほうが吉か
いやいきなり話しかけられても困るだろうし、ここは話しかけないほうが正解かな?ここは話しかけず待つことにした俺は
(らせん階段、カブト虫、廃墟の町、イチジクのタルト、カブト虫、ドロローサへの道、カブト虫、特異点、ジョット、天使……えっと? 何だっけ? 落ち着けこんな時は素数を数えて落ち着くんだ)
(1、2、3、5、7、9、11、13、17……って1は違うだろ!?)
頭の中で神父が唱えた14の言葉の11番目の言葉を思い出そうと躍起になっていると
「あ、あの……」
どうやら話しかけられたようだ……アレ選択肢間違えたか? 最近ギャルゲーやってなかったからかね。これは百手や同士のKONAKONAに『功夫が足りないわ』と怒られそうだな
「どうしましたか松原さん?」
社畜時代に鍛えられた営業スマイルを返す。コレならば良くも悪くもない感じだろう
「え、えっとその啓地さん」
「はいなんですか?」
こう言うのは急かすのではなく相手のタイミングを待つべきなんだとアイマスから学んでいるのでね余裕だね
「……優しいんですね」
「はっ?」
……これは予想外でしたわ。まさか優しいなんてそう言うのは日奈森に言ってあげてほしいかなーーって違うだろうが、彼女も困っているぞ
「いえいえ、そんな事はないですよ。困っている人がいるとつい動いてしまうだけですから」ガシガシ
なんかこそばゆくて頭をかいてしまう
「ふふ……あ、ご、ごめんなさい」アセアセ
「いえいえ問題ないですよ」
「……その、学校の啓地さんを知っていたので最初は驚いたんですけど、こんなに優しいなんて思ってなかったんです」
へぇー学校の俺を知っているのか……うんん!?
「ちょっと待って、もしかしてクラスメイトか!?」
えーっと、クラスメイトなんてまだ全員覚えていないから思い出せないぞ!!
「ふ、ふえぇ!? え、えっとクラスは違いますけど、入学式での挨拶での、その……」
あぁーまぁあれはしゃあないか
そうして何故彼女が俺を変な奴だと思われていた理由である入学式の当日を思い出していた
本当は松原花音ちゃんとのシーンを全カットして進める予定でしたが、入れても良いかなと思いましてこんな形になりました。多分後3話程かかると思います