恋愛狂騒曲〜その時彼は愛を叫ぶ〜   作:太臓P

6 / 24
選択肢とTRPGに入りますが、後書きにて、選ばなかった選択肢とTRPGの結果の解説させて頂きます。

ちなみに親愛度はヒロインのみならず、他のキャラたちにもあります。(例として前回出てきた黒月、伊集院、百手の三人等々)彼らとの親愛度を上げると、彼らの特殊技能やアイテムが手に入ります

7月14日23時に幸運のダイスロールをいれ忘れていたので、追加させて頂きます。

それでは本編へ


4月15日(その2)

朝、黒月達と知り合ってから時間は進み今昼食の時間になったのだが……

 

「だからと言って、何が嬉しくて野郎四人で飯を食わねえといけないんだよ」ハァ

別に三次元(現実)の女と飯を食いたいわけでは無いけどね

 

「まあまあ、これも仲を深める一環だと持って諦めてくださいな」ニッコリ

ハァ……しょうがねぇか

 

そうして始まった食事なのだが、食いながら話すのもマナー的に悪いので、あいつらが会話している最中に飯を掻き込んで、食べ終わらせる。そして本を読んで時間が経つのを待つ。フ……完璧やな

 

「おや、もう食べ終わってしまったのですか? 早いですね」

 

「食べながら会話をするのが嫌いなんでな」

 

「……同意見だ」

伊集院も俺と同じ気持ちらしく、寡黙に食べている

 

「おや、では我々も静かに食べますかね」

 

「ですな」ウムウム

 

そして飯を全員が食べ終わった後

 

「ところで、P殿は何を読んでいるのですかな?」

と聞いてきた。会話の内容としては悪くないか

 

「檸檬だ」

 

「……知らんな」

まあ今時の高校生ならそうだろうな。フッ

 

「僕は知ってますよ。純文学ですね」ニッコリ

……ま、まぁ有名やし知ってるやつもいるよな

 

「意外ですなぁ、てっきり拙者と同じくライトノベルしか読まんと思っていましたぞ!」

そう思われたのは少し腹立つな

 

よしここらで少し真面目なところを見せないとな。さてどうしたものか?

 

『ここでアイデアを振ってください』

アイデア70

 

『97』(ファンブル)

 

これだ、これならいけるはずだ!!

 

「俺はライトノベルだけでなく、漫画もミステリーもそして純文学を愛しているだ!! そう食べてしまいたいぐらいに!!」

 

シーーーン

 

ハァッ!? し、しまったつい大きな声を出してしまった。ど、どうしようオロオロ

 

「……すごい気迫ですなぁ、P殿謝罪致しますぞぅ。あなたは文学少年いや立派な鷺沢文香Pですな」パチパチ

……百手

 

「引かなかったのは嬉しいけど、俺は総合Pだからそこんところ間違えんなよ!」ビシッ

文香だけじゃなく、346も765も876も283も315だってやってるだからな!!

 

「そこの否定なんですね」

 

「……やはり変わっているな」

 

楽しく過ごすことが出来たな

 

……

………

 

放課後

 

さてと帰るとするか。準備していると

 

「P殿、我々これから親睦会を兼ねて遊びに行くのですが如何いたしますかな?」

百手達が俺の席やって来た。さてどうしたものか?

 

□用事もないし付いていくか

□悪いがこれからバイトなんだ

□今日は帰らせて貰う

 

よしこれだ

 

「悪いが今日は予定があるんで帰らして貰うわ」

 

「そうでしたか、残念ですね」

 

「済まんな」

 

「いえいえお気になさらずに」

 

「予定があるのならば仕方がないだろう」

 

「あぁ、次の機会があれば参加させて貰うわ」

 

「約束ですぞぅ。では我々はドロンします」

そう言い残し帰っていくのであった

 

「ドロンは言わないだろう普通」

 

あいつらと別れた俺は真っ直ぐに家に帰るのであった。

 

……

…………

 

「ふぃー到着」

徒歩で三十分ほど歩いてたどり着いたこの高級マンションこそは、俺の家なのである。

 

勿論これには理由がある。一人暮らしをするために借りられる住まいを探している最中に倒れている老人を助けた際に、このご老人がマンションのオーナーをしており、もし曰く付きの部屋でも良いのならと部屋を貸してくれたのである。何でも住んでいると不幸になるらしく、多くの人が住んでは引っ越していったそうだが、そんなモンは気の持ちようだろと考えている俺には問題ないのである。

 

部屋に帰宅したので、しゅごキャラのアニメでも観ようかなと準備をしていると

 

ドタドタドタドタ

 

……上の部屋が騒がしいな。確かあそこは老紳士みたいな人が住んでいたな。もしかして泥棒か?

 

□様子観に行く

□いや俺には関係無いな

 

ハァ……放っておいて事件とか起きていたら目覚めも悪いし観に行くか

 

そうして上の階についた俺は、どうしたものかと考えていると女の子の悲鳴のような声が聴こえてきた。

 

「っう」

 

幸運 65(マイナス補正5)

 

『45』(成功)

 

武道(中国拳法) 70

 

『20』(成功)

 

崩拳 70

 

『26』(成功)

 

「ハァァァ!!!」

咄嗟に崩拳を使いドアを壊して中に入ると

 

倒れている老紳士と変な格好の女の子と裸の女の子が居るのであった。

 

「「「「…………」」」」

 

「いつまでも見てるんじゃねぇよ!!!」ブン

いち早く覚醒した少女の放った棺桶が直撃し意識を失うのであった。

 

BADEND

 

次回作にこうご期待

 




勿論終わりじゃないですよ

アイデア

成功時 百手、黒月、伊集院の三人の親愛度が10up

失敗 百手の親愛度が10up

クリティカル 百手、黒月、伊集院の三人の親愛度が20up、特殊ストーリー「三人の好きなこと」解放

ファンブル 百手、黒月、伊集院の三人の親愛度が5up、隠しヒロインのストーリー解放可能

□用事もないし付いていく 百手、黒月、伊集院の三人の親愛度が10up

□悪いがこれからバイトなんだ バイトイベント 「アーネンエルベにようこそ」解放

□いや俺には関係ない
そのままアニメを見て1日目が終了

中国拳法と崩拳に失敗しても諦めて1日目が終了します


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。