仮面ライダーを目指す怪異!スライム女   作:山ノ

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第9.5話 よすぎ ありすぎ 分かれすぎ

神奈川県:天水粘家

 

「始める前にひとつ…ベジタリアンの方はいませんね?ふむ…さあ、それでは我らがリンとみのる君の合格を祝って、乾杯」

(それとお気に入り100突破記念を祝して!!!)

「「「「「「カンパーイ!!」」」」」」カチチーン!!

 

お父さんの音頭で皆が思い思いに飲み、そして豪華な料理達を食らっていく──

 

 

公園での合格発表を皆で見た後、私は見ていた皆にもみくちゃにされながら胴上げをされた後解散した(カメコやオタク組は合格を祝して飲みに行くらしい…だけどその前にマナー違反者を徹底的に指導を施すとか。まあ、頑張れ)

 

だが帰る前、鼻なしお兄さんに呼び止められた。

 

「ハァ…待ってくれ…リンドウ!」

 

「ん?なんでス?」

 

「その…ハァ……改めて合格おめでとう。俺も…ハァ…自分のことのように嬉しく思うぞ…」ニ ニヤア!

 

どうやらお祝いの言葉をかけてきてくれたようだ…笑顔怖いなぁ

 

「ありがとうございマス!!私もそのようニ行っていただけるなんて嬉しイでス!」

 

この人は最初期の等身大紙芝居での仮面ライダー放映時期からいた数人の内の一人だからな!(最初の発表当時、声マネ(激ウマ)と手作りの仮面ライダークウガと昭和ライダー1号2号のスーツ、小道具、そして簡単な効果音(ラジカセ)とライト数本でやっていた)

 

「ハァ……そ、その…あのな…俺、お願いがあって……」モジ~モジモジ

 

ん?なんだろう?お願いって

 

「お、オールマイトの…サインがほしいんです…ハァ…!……もしあの人の都合がよかったらでいいので…ハァ………」モジモジ

 

なんだそんなことか!(…なんだよ敬語なんか使っちゃって…カワイイ…)

そんなの…最初から貴方に渡すために貰うつもりだったよ!毎回オールマイト関連の物見せてくるんだから当然ではないか!

 

「ええ、私にまかせテくださイ!必ず貰ってきて貴方にお渡ししまショウ!」bグッ!

 

「…はぁ!ありがとう…!」パアア!

 

お礼を言った後、鼻なしお兄さんは踊り出しそうなふいんきでバイトに向かっていった。

 

 

そして親に合格したことを母さんに報告し、みのるも泣いて喜びながら合格したことを伝えに来た。

そしたらお母さんは、みのるの家族も巻き込んでの盛大な合格お祝いという名の宴を始めた。

 

「う~ん!まっ!まっ!」パクッパクッ ムシャムシャ

「オ姉ちゃん!コのスイカと生ハムのピンチョスもサい高だよ!」スポポ!

 

私達姉妹の方は基本ジュースは飲まずに食べる頻度が高い。(今日は個性強化のための鉄くずと王水は用意してない。無礼講というやつだ)

ちなみに私が食べているのは大好物のひとつのタマゴサラダ(生ハム付き)とローストビーフだ。

お父さんとみのるのお父様の方では…

 

 

「ングングッ…あ゛~~!」ゲブゥ

「キュゥ~~~…ふぅ」ケップ「…失礼」

 

「いや~、わざわざおいら達まで呼んでいただきすいませんな!それに料理までごちそうになってしまって!」ゲヘー

 

「いえ、こちらこそこんなに多くのお酒やジュースを用意していただきありがとうございます。普段飲むのは僕しかいないので、峰田さんと気兼ねなく飲めて嬉しいです。さっ、グラスを」スッ

 

トクトクトク「おっとと、ありがとう!あっ、折角こんなに持ってきたんだ!どうです天水粘さん…おいらと飲み比べしませんかい?」スッ ニヤリ

 

「ふむ……いいですね。こんなに持ってきていただいたんだ……此方も飲み比べねば…無作法というもの…」トクトクトク

 

「はっはぁ!ノリがよくて結構!パクッん~!このローストビーフうめぇ~!!」ガハー!

 

あちらの方では、飲み比べが始まったようだ。結構ペースが速いけど、みのるのお父様はたしか酒豪じゃなかったっけ。お父さんは普通くらいだから少し立ったら潰れることだろう。嗚呼、お労しや父上…

 

 

母さん達は始まってから少しつまみながらも喋りっぱなしだ。自分も今は女だが、何故女の人ってあんなに喋れるのかね。不思議でならん…

 

「わあー、これも美味しい!あさちゃん料理上手!」

「イや~私ジャなくてリンちゃんが主導デ殆ど作っタんだよね!」ゴポゴポ♪

「え!?これを殆どリンちゃんが?このミートローフとかピンチョスとかも!?」

「コの刺身やユッケもソうだよ~!クゥクゥ!」チョンパクッパクッ!

 

まあ前世は死ぬまで(クレーンで圧死)調理師やってたからね。和洋中、蕎麦や寿司、スイーツも作れるよ。

 

「ユッケも美味しい~!これ何の肉なの?」

「豚でス。とても元気がよかったようで…うん、とても新鮮でしっかりした歯ごたえダ」モグモグ

 

ちなみにユッケの部位はホーデン(睾丸)小袋(子宮)。湯せんして冷やすことで歯ごたえを残してみた。隣にはキンツル(豚の陰茎)の串焼きもある。商店街の肉屋で心臓(ハツ)と一緒に買った。いやぁ奥さんのお口に合って何よりだ。ニチャア…

 

 

そしてみのるはというと…

 

「フッフッフッ…」チラッ 「…ウヒョフフフハッ」「フハハ…」チラリ

 

「フハハハハーー!!」ゴクゴクゴク!

 

落ち着いた後、投影機を見るたびにあんな感じだ。

態度もや笑い方も某世紀末の聖帝のようになってしまい、完全に調子に乗っている。

 

「オ姉ちゃん。みのるちゃんアんな調子だけどイいの?注意シなくて…」モグモグ

「まあ、数日ハ目を瞑っておクヨ!ここ1週間のみのるの目、死んだカラス見たいになってたからネ。だかラ今は無礼講サ!」

 

「フッフッフッ…ハーレムへの道が確定して心地がよいわ…」ムシャムシャ!

 

あっ、ひき肉料理が食えるようになってる!よかった。みのるのやつってば、アマゾンズ見た後しばらくハンバーグと水を摂取しなかったからね。食わず嫌いがなくなったようでなにより!

ハア~~!今日すっげえ楽し~~~!!

 

 

 

 

───というのが数日前の出来事である。だが今は、

 

「……ふむ」 「ム~」ゴポォ… 「ウ~!」「………ギリィ!」

 

私達家族は、絶賛仲間割れの途中であった!

 

事の発端は30分前のこと。たまたま家族全員が休日の日、私はリビングの方であることについて悩んでいた。

 

「う~ン、どうしようカナ…」ギチ…ギチ…

 

「どうしたんだ?リン…そんなに体をねじ曲げて。悩み事かい?」ギシィッ…

「クゥクゥ!!悩み事ナら私達に相談てみて!力にナるよ!」ウジュルル!

 

私が悩んでいるのを見てソファに座ってたお父さんと、そのお父さんに絡みついて気分が高まってるお母さんが寄ってきた。

 

「実はコスチュームについて悩んでテ…」

 

雄英に入学する際は色々な書類の他、ヒーロー基礎学で使うアイテムやコスチュームを一人一人自由に申請出来るのだ。私はそのコスチュームやアイテムで凄く悩んでいた。

私はもちろん仮面ライダーシリーズのリスペクトしたコスチュームやアイテムを使いたいので考えていたのだが…

 

ぶっちゃけ、仮面ライダーの種類が多すぎて、どうしたらいいか分からなくなっていた。

 

だってしょうがないでしょ!只でさえ仮面ライダーは私が見た中で35シリーズ以上はあるんだよ!?(JやZO、真などのネオライダーやエイプリルフールネタなどを含む)

その中でフォームチェンジや敵ライダー、サブライダーやアイテムも合わせると1000以上はあるんだぞ!ありすぎて思いつかんわ!

 

そういったことをうまく誤魔化しながら伝えると、翡翠色(ヒスイ)の穢れなき天使が提案をしてきた。

 

「ナら皆でいけんを出し合って決メようよ!4人で考えればイイのが出来るよ!」

「ハいハーイ!私同じくー!」ゴポゴポ!

「…まあ一理ある。」

 

そうかな……そう言われてみるとそんな気もしてきた……そうだね……

 

「じゃあ皆!知恵を貸しテくださイ!」───

 

 

 

「まず僕はスーツのギミックで2種類の着脱方法が出来るスーツを推奨したい。ひとつは普通に着脱、もうひとつは瞬間的に着脱する方法、うむ…仮面ライダーカブトのキャストオフ&プットオンみたいなものだ」

 

「ソれはナイスなていあん!ねっ、オ姉ちゃん!」

「うんうん!それいいネ……でも学校の贔屓しているサポート会社が作れるかどウカ…」

 

「問題ないよ。僕の所の会社で作るから。まあ、いつもリンにはモルm……助けて貰ってるからね。入学祝いだと思ってくれ」

 

「…っ!あ、ありがとう」

 

4人による私の仮面ライダーコスチュームの話し合いは、いい滑り出しでスタートした。

 

「へ~!最低300ml以上の液体ヲ携帯出来る頑丈な容器ネェ…クゥ…アッ!なら──はドうかな?」ゴポゴポ

「製作可能だ。更に500mlくらいの液体を───に入れられるように出来るよ。暴射防止に蓋も着けよう」

「ヨさそう!ドうかな、オ姉ちゃん」

「うん!そレ採用!」

 

 

「…ゴポ!ハいはい!武器!武器着けよう!G3のケルベロス(ガトリングガン)とかフォーゼのドリルとか着ケようよ!クゥクゥ!クゥクゥ!」

「いヤ…バイクもないのにそんなにデカいのはちょっト持ち運びにくいカナ…れト私はシンプルなものがいいナ」

「ゴポ…!そうだった!ジャあデカすぎるのは無理だね!」

「だったらリンが一番好きな仮面ライダー○○○○○の───と───はどうかな?あれならシンプルだし僕の開発した収納技術なら動きの邪魔にならないよ」

「うン!それがいイ!」

「でもオ姉ちゃんっテさ、す手で戦うよね?ダったら○○○○○のカッター各種とかどうかな!」

「…(まあアレもあるし、あるに越したことはないな…)うン、それもほしいネ」

「そうか、だったら両方作っておくよ。切れ味も鉄骨を豆腐みたいに切れるものにしてみせよう」

 

 

ここまではスムーズに進んでいった。だがこの後、お母さんの言葉で事態は起きた。

 

「…クゥ?ソウいえば仮面ライダースーツの外見はドうするの?」

 

ピタッ…

 

「………G3Xはどうだい?ちょうど完成してるし…(一番メンテがしやすく、そしてロマンがあるからね。うん、パワースーツって男の子味だよな…)」

なるほど…

 

「ゴポ?イやいや、リンちゃんが新しく書イているゼロワンのバルキリーにシようよ~!オっぱいとおしりをリンちゃん基準ニして!!(そうよ!もっとりんちゃんには仮面ライダーの時でも女の子らしくしてほしいし!)」

いや、バルキリーはヒョウなんだよ!?あのスレンダーさがいいのに…

 

「モう、お母さんたち!オ姉ちゃんは徒手空拳やざんげきがとくいナんだよ!?サっきの武器をふまえたら仮面ライダーアギトのギルスだよ!!ビシィ!!(そしてお姉ちゃんは緑色に。わ、わたし色に身を包まれる!お姉ちゃんは私のだって皆にアピールできる…はっ!これはお姉ちゃんのへやの本であったこうかいプレイというあそびでは?)」…ハァ…ハァ!

確かに私はギルスも好きだけど…ってリンちゃん?どこか具合が悪いの?それともお父さん達に突っかかったからプレッシャー感じてるのかな…いやそれよりも

 

「あの~私は仮面ライダー1号みたいな正統派ガいいんだけド…」オズオズ

「「「えっ、それはもったいなくない?」」」

 

 

 

 

 

 

…ア゛?

 

 

───そこから我々家族の仁義なき主張は始まった。

 

お父さんはG3やニューオメガ、グリス等の機械系ライダーを。

お母さんはファム、なでしこ、鎧武等の女性ライダーやオレンジ色、えっちな女の体付きにする要求を。

ヒーちゃんはオメガ、ZOとJと真、アナザーアギトやアマゾン等と生物系ライダーを多めに。

俺は2号、BLACKやキックホッパー等のバッタモチーフのライダーを推したりと、一人一人が違う主張なせいで中々決まらない。

 

この主張合戦は次の日の昼まで続き、結果は皆の意見をうまく混ぜていくことでひとまず落ち着いたのであった。




昨日は仮面ライダー the Firstを見てとてもライダーパワーを貰いました。次は感想にもあったジオウOQを視聴してみます。

映画は、ネオライダー達以外はZXとアマゾンズ、555のパラダイスロストしか見てなかったので今は視聴しまくってます。おすすめがあったら教えてほしいな…チラ

自由なる雄英にスパイスを。主人公が生徒達に見せるならどれ。

  • 仮面ライダーアギト
  • 仮面ライダー鎧武
  • 仮面ライダーエグゼイド
  • 仮面ライダーアマゾンズ
  • その他
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