IS~インフィニット・ストラトス~  電子の妖精   作:ポコ

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なんか感想にアンケートを書いてもらうのはあまり良くないらしいので、前話のアンケートもどきの質問は削除しました。私のログには何も無いな! …反省してます!案を出してくれた皆さん、ありがとうです。
オモイカネ待機形態は腕時計(コミュニケ)か指輪(簪とお揃い)のどっちかに絞りました。話のネタにしやすそうな指輪かなー。


第8話 お母さんへの近況報告です

 ルリです。今回は少し場面が飛びます。原作とあまり変わらない場面は巻いていくとか。

 え、こういう時はキング・クリムゾンって叫べば大丈夫?そういうのはオモイカネが私の見てないとこでやってます。

 原作と変わらないならアレンジすれば良いのにって思いますけど、そんな器用な事を作者にさせたら意味不明な話になっちゃいそうなので、見逃してあげて下さい。 では、本編です。

 

 

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---side ルリ---

 

 今日の授業も色々と大変でした。あ、授業がじゃなくて周りが大変の間違いですね。

 山田先生はお兄さんがいるのを忘れて例え話に女性用下着の話を出して自爆してましたね。お兄さんは真っ赤になってしまい、それに釣られて山田先生も真っ赤になってました。

 オルコットさんはお兄さんが専用機をもらえるというのを聞いて、また突っかかってましたね。なんであんなに一夏お兄さんを目の敵にするんだろう。

 箒さんは授業中も相変わらず、私やお兄さんをチラチラ見てました。目が合うと顔ごと目を逸らすのも相変わらずです。思い立ったら即行動みたいなイメージだったんですけど、結局何も聞きにきませんでしたし。箒さんは何をしたいのか、本当によく分りません。

 お兄さんは何かと私の世話を焼きたがってました。正確にはお兄さんが私に世話を焼こうとしてるのを、お姉さんが出席簿で粉砕してました。休み時間の度に叩かれてましたけど、何で懲りないのんでしょう。…あれ?そういえば何で休み時間の度に教室にお姉さんがいたんだろ。お姉さんの授業後以外の休み時間は、職員室にいるのが普通なんじゃ…まぁいっか。

 こんな感じの1日で、凄く疲れました。本音さんと話してるときは癒されましたけど。本音さんって、頭を撫でるのが凄く上手いんですよ。クセになっちゃいそうです。

 

 さて、今日はこれから用事も無いですし、お母さんに連絡してみましょう。そう思って部屋に戻ると

 

『お帰りるーちゃん!昨日も今日も色々大変だったみたいだねー』

 

 何故か当の本人が部屋のテレビに映ってました。その気になればいつでも話せるって、こういう事だったんですか。

 

「何やってるんですかお母さん」

『あ、あれあれ?何でるーちゃんはそんな呆れたような顔でこっちを見てるのかな?もっと喜んでもいいんだよ~3日ぶりのお母さんですよ~?』

「呆れてるからです」

『直球すぎる!酷いよるーちゃん!るーちゃんとお話しできなかったこの3日間、お母さんがどれだけ寂しかったか……よよよ』

 

 よよよとか口に出して泣き真似をしないで下さい。

 

『ぶーぶー。本当は昨日もお話したかったのに、いっくんが居たから気を遣って止めといたんだよ?るーちゃんはもっとお母さんを褒めるべきだと思います!』

「…何でお母さんが、昨日お兄さんが私の部屋にいたのを知ってるんですか?」

『あ゛』

「もしかして部屋に盗聴器とか」

『そ、そんなデリカシーのない事してないよ!ただ、ちょ~っと監視カメラをハッキングして覗いてるだけで』

「なんで盗聴器がダメで監視カメラが大丈夫なんですか」

 

 どの口がデリカシーとか言ってるんですか。

 

「ところで何で私の部屋に監視カメラがあるんですか。もしかして全部の部屋に付いてる?」

『いやいや、天下のIS学園でも全部の部屋に監視カメラを付けたりしないよ。カメラがあるのはるーちゃんの部屋と、いっくんの部屋だけだね。2人とも超重要人物だから、警戒されてるんじゃない? あ、るーちゃんの部屋のカメラはお母さん以外は見れないようにしといたからもーまんたいだよ!』

「お母さんも見れないように出来ません?」

『やだ♪』

 

 即答ですか。

 

「部屋まで見られるのは恥ずかしいんですけど」

『5年も一緒に暮らしてたのにすっごい今更だねー。お母さんがるーちゃんの事で知らない事なんて殆ど無いんだよ?』

「まぁ、そうなんですけど」

『はっ!も、もしかしてこれが噂の反抗期!?親元を離れて吹っ切れちゃったのるーちゃん!?』

「反抗期じゃなくて思春期です」

『思春期って、恋に恋するっていう? あ!まさかいっくんに恋しちゃったのるーちゃん!?いっくんだけは駄目だよるーちゃん!いっくんを巡る女共のどろどろねちょねちょの戦争に巻き込まれたら、るーちゃんみたいな可愛い子は真っ先に狙われて一溜りもないんだからー!』

「…思春期でも無いから、もう好きにして」

 

 もう諦めました。なんかいつもに増して暴走してるけど、何かあったのかな。

 

『だってるーちゃんと3日も会えなかったんだよ?心配するに決まってるよ! それで、ほんと~にいっくんは好きじゃないんだね?』

「別に好きじゃないです」

『うわぁバッサリ。じゃあ嫌い?』

「嫌いというか…メンドくさいです。良い人だとは思うけど」

『あ~初対面でいきなり「俺がお兄さんだ!」だもんね。まぁあれがいっくんの良いとこでもあるから、仲よくしたげてね』

「大丈夫です。むしろお兄さんの方が離してくれませんし」

『それもそーだね』

 

 お兄さんもお姉さんも、本当に過保護ですから。

 

「そう言えばお母さん。私の部屋のカメラをハッキングというか貰っちゃったみたいですけど、それって学園に怪しまれません?」

『ちーちゃんに説得をお願いしといたら平気だよ。それでも何かちょっかいかけてくるなら…久しぶりに頑張っちゃおうかな!』

「やりすぎちゃダメですよ」

『だいじょぶだいじょぶ。ちょっと《OHANASHI》するだけだから』

「お話?」

『うん。《OHANASHI》♪』

 

 なんだろ。話が致命的に食い違ってるような。

 

『ちーちゃんが頑張ってくれたら済む話だよ。そう言えばるーちゃん。いっくんだけじゃなくて、ちーちゃんにもすっごい気に入られたみたいだねー』

「えと、まぁ…」

 

 何であんなに気に入られたのか不思議ですけど。

 

『そんなのるーちゃんが可愛いからに決まってるじゃーん』

「別に可愛くないです」

『可愛いよ!るーちゃんが可愛くなかったら、この世に可愛いなんて言葉は存在できないくらいに可愛いよ!るーちゃんの可愛さは世界一、いや宇宙一だね!天使!妖精!るーちゃん!』

「意味分かんないです。私より絶対お母さんの方が可愛いし」

『ぉフッ!?また自然にそんな殺し文句を…!』

 

 お母さんが何でか上を向いて鼻を押さえてます。話が進みません。

 

『あ~やっと止まったよ。 そう言えばるーちゃん。いっくんがバカなイギリス人と模擬戦するんだっけ?』

「成り行きでそうなっちゃいました。お兄さんには対戦相手の機体データを渡しとくくらいで良い?」

『いっくんならそれくらいで充分だと思うよ。お母さんがいっくんの専用機を用意してるし』

「お母さんが?」

 

 確か倉持技研っていうとこが制作してるって、お姉さんが言ってたような。

 

『あーそれね。お母さんが大っぴらに専用機なんか作ったらまた色々とメンドくさい事になりそうだから、あそこの名前を使ったんだよ。あそこには貸しがあるからねー』

 

 それって、私のISは大丈夫なんですか。

 

『るーちゃんに何かしたら束さんが本気出しちゃうよって世界中にお知らせしといたから大丈夫!』

「何やってるんですか…。それで貸しっていうのは?」

『うん。あそこにはちーちゃんが現役時代に使ってた専用機【暮桜】を預けてたんだー』

「何でそんな事を?」

 

 お母さんが自分の造ったものを人任せにするなんて、凄く珍しいですよね。

 

『ちーちゃんが【暮桜】でモンド・グロッソに出た時、あそこに籍を置いてることにしたからね。【暮桜】はあそこに置いておかないと、煩い奴等が余計に煩くなりそうだったからってだけ』

「そうなんですか」

『そしたらあいつら、勝手に暮桜を改造しちゃってさー。なんかちーちゃん以外でも【暮桜】の【単一仕様能力(ワンオフアビリティー】を使えるようにしたかったみたい。まぁ大失敗したわけだけど。それを怒らない代わりに、倉持技研を束さんの好きにしていい事にさせたのでしたー!はいるーちゃん拍手!』

「わー(パチパチ」

『あっはっはー!苦しゅうない苦しゅうないー!』

 

 お母さんの無茶な振りにも慣れちゃいました。

 

『そんなわけで魔改造されてた【暮桜】を更にお母さんが改造改修したのがいっくんの専用機。第3.5世代機【白式】なんだよ!』

「3.5世代機って…」

 

 また世間が発狂しそうなものを。

 

『第4世代機の標準装備になる予定の【展開装甲】を試しに少し付けてみたんだよ。だから3,5世代機って言うよりは試作第4世代機って言った方がしっくりくるかなー』

「そーですか」

 

 こういう時は何も考えずスルーが得策です。するするスルーです。

 

『そんな訳だからいっくんは大丈夫だよ。それでるーちゃん。いっくんじゃなくて、そのー…』

「箒さんですか?」

『……うん。るーちゃんから見て、どんな感じだった?』

「なんて言うか、取りあえず私は好かれてないというか嫌われてるみたいです。最初の挨拶以外は一言も話しかけられてないです」

『やっぱしそうなっちゃったか~…』

「けど、私がお母さんの娘だからという理由だけじゃない気がします。そう言えば、お兄さんと話してると余計に睨まれてるような」

『うわぁ…箒ちゃん、るーちゃんみたいな小さい子にまで嫉妬とか…こりゃ箒ちゃんがいっくんをゲットするのは無理かなー』

 

 お母さんが頭を抱えちゃいました。何で箒さんが私を嫌ってるのか分かったのかな。

 

『うん。分かったけど、これはいっくん以外にはどうしようも無いね!』

「そうなんですか?」

『そうなんです。箒ちゃんの事はいっくんに丸投げして、るーちゃんは様子だけ見といてくれたらいーよ』

「分かりました」

『それじゃあまり長話をしてもあれだし、今日はこれくらいにしとこうかな。おやすみるーちゃん!愛してるよ~♪』

 

 最後に投げキッスをして通信は切れちゃいました。……私も大好きですよお母さん。

 時計を見ると、まだ消灯時間までは時間がありました。整備室でオモイカネとお話しようかな。ISを展開して良いのは基本的には整備の時だけらしいですし。話だけなら展開しなくても出来るけど、やっぱり顔(?)を見て話したいし。

 いざ整備室へ、です。




束さんを出した途端に手が止まらなくなった。まさか4千字超えするとは。
ここまで親馬鹿にするつもりは無かったんだけどね。どうしてこうなった。不思議だね!

明日は夜勤なんで、次の更新は明後日(16日)の晩の予定です。明日に少しは下書きを書き貯めれたら良いけど。ぶっちゃけ、次話でストックが尽きます。
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